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2013年2月 3日 (日)

技術 回顧と展望(会社生活断面記):ついに見付けた幻のタイピン

2013年2月3日日曜日
昨日は晴れ。最高気温(℃) 18.3 15:52。この季節、最高気温は高くても10℃前後なので、それより8℃も高い。仕事中汗が滲んだ。ざっそう句:落ち葉着て 雛の如咲く 福寿草。山東菜を収穫。半結球だが、結球まで進んでいない。境界木のツバキを縮伐。蕾があめ玉ほどに膨らんでいた。ナツミカンを収穫、剪定。枯れて、果樹等を覆っている蔓草を除去。夏の手抜きを冬に挽回している格好だ。蝋梅は蕾が膨らんだママ。咲き時を考えているようだ。生け垣のアオキに赤い実が付いていた。辛夷(こぶし)の蕾も膨らんでいる。この「辛夷(こぶし)」という名前がパット出てこない。春になると、我が家では日当たりの良い場所にあるホウの白い花が目立ってしまい、生け垣の
辛夷(こぶし)には気付かない。「技術 回顧と展望:「知の信頼性」はどこへ向かうか(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2012/03/16/)。(2012/3/16(金))」に花暦を作っていたとある程度。開花は3/中頃か。「白樺 青空 南風 こぶし咲くあの丘 北国の ああ 北国の春」と「北国の春」を連想するようにしよう。今日が節分。明日立春。

2013年2月2日の天気(AMEDAS)

TAVE= 10.0
TMAX= 18 最高気温(℃) 18.3 15:52
TMIN= 2.9 最低気温(℃) 2.6 06:16
DIFF= 15.1
WMAX= 9.2 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 16.0(西北西) 22:35
SUNS= 8.1
RAIN= 0

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技術 回顧と展望(会社生活断面記):ついに見付けた幻のタイピン

ビジネスマンにとって背広とネクタイは手放せない。ネクタイの小道具としてタイピンがある。自分も一度だけ、記念品としてタイピンをもらった事がある。そのタイピンはやや長く、何かの拍子で曲がってしまい、やがてジャンク箱に入り紛失してしまった。

集積回路はチップサイズが大きいと、その中に含まれる欠陥が多くなり、不良品となる。技術者はその不良率を下げてコストダウンをするのが常套手段であった。最終製品まで組み上げてから歩留まりが低いと採算が合わなくなる。従って、不良品は出来るだけ前の工程で除去するのが普通である。そのため、一般的にはウェーハ段階で各種の試験が行われるようになった。

大抵、そのようなウェーハ上の不良品には赤色インク等でマーキングをして組立から除外した。中には、ウェーハ全部が不良の場合がある。そんなウェーハを見て、技術者達は何か使い道はないかと考えるのが一般的だ。冗談に、そいつをネクタイピンにしたら売れるかも知れないと慰め合う事もあった。このような話は、日本だけではなく、外国の技術者との会話でもあった。歩留まりは、どこでも頭が痛む問題であった。

しかし、半導体メーカーは自社のチップが外部に流出する事は、技術情報やノウハウが流出する原因になるのでチップを出したがらない。まして、不良チップを世の中に出すのは気まづずい思いがするだろう。在職中はその冗談が実現した例を一度も見たことがなかった。先日、リサイクルショップで、装飾品コーナーを覗いた。最早、背広を着て、ネクタイを締めるような事はほとんどないだろうと思っていたが、なにかの拍子で、ネクタイピンに手が向いた。

最初に取り上げたのが、やや特長があるデザインのもの。その近くに、四角の形が見えたごく普通のタイピンがあった。もしや、と思いつまみ上げてみるとどうもLSIチップが入っているようだった。おまけに、某半導体メーカーのイニシアルが入っていた。これこそ、その会社の何かの記念品ではないかと思った。勿論、関心の無い人にとってはほとんど価値がないだろう。それ相当の値段だったので、購入して珍品コレクションに加えた。ともかく、面白そうだと考えただけでなく、それが実行されていたのは驚きだ。
Lsi_chip_tie_pin_130129

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  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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    POST IT :ブログ画面への張り紙に使える。
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)