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2013年7月27日 (土)

残照雑記;愛しき古里:かつて子供達が通園した「あづま保育園」はどうなった?

2013年7月27日(土)
昨日は曇り時々晴れ。最高気温(℃) 32.8 16:01。ざっそう句:ネット切れ 早寝楽しむ 夜の雷。朝方の定例の仕事は休み。宅内閑居。夕食後子供屋台の練習応援。無事終了。夜遅く遠方で雷鳴。落雷は心配ないだろうとNET接続を続行したが、やがて途切れた。その後コンセントを抜いて読書。雷はかなり接近したが停電はなし。今朝は正常に接続。一時的なNET接続不通は落雷の影響なのかはっきりしないがNETから解放された。

2013年7月26日の天気(AMEDAS)

TAVE= 27.1 NO DATA
TMAX= 32.7 最高気温(℃) 32.8 16:01
TMIN= 22.1 最低気温(℃) 21.9 23:52
DIFF= 10.6  
WMAX= 3.4 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 7.6(北北西) 22:25
SUNS= 4.1 NO DATA
RAIN= 13 NO DATA

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Q
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残照雑記;愛しき古里:かつて子供達が通園した「あづま保育園」はどうなった?

昨年末、子供達が通園した「あづま保育園」の姿を見た。既に抜け殻のようになっていた。つい最近、もう一度見たら、今度は更地になって、その旧敷地の一部にポーチュラカが植えられていた。

何かの縁で、「あづま保育園」を紹介され、子供達は「あづま保育園」に通う事になった。自分が幼少の頃は、まだ保育園は整備されていなかったと思う。記憶として辿れるのが、幼稚園からだ。ともかく、当時の幼児教育は、幼稚園さえも不十分だったと思う。小学校のクラスが6クラスもあったのに、幼稚園のクラスは2~3クラス程度ではなかったかと思う。幼稚園に通えたのも児童全体の多くて50%程度だったろう。家庭の事情もあり、子供が多い農家は手間のかかる育児を幼稚園に任せられて助かったのでのではないかと思う。

子供達も既に成人し、自分たちの幼少時代をどのように振り返るのだろうか。保育園まで記憶が遡れるのか。ともかく、世代間の意志疎通や会話の材料として何らかの形で記憶を取り戻せるものがあると役立つのではないかと思う。そんな気持ちで、WEB上で「あづま保育園」を探していたが、具体的にどうなったか手がかりがほとんど掴めていない。

「あま保育園」でGoogle検索すると、「あま保育園(http://www.wakakusa-kai.jp/azuma)」がヒットする、「沿革:平成23年4月 あずま保育園開園(民営化)」とある。

伊勢崎市のホームページを調べると、市立保育園を民営化する動きもあるようだ。上記、「あずま保育園」は「社会福祉法人 若草会」が運営しているようだ。

伊勢崎市発行の子育て支援ノートブック(H20年9月1日改訂版)には、公立として:「あずま保育所 ☆ 130 田部井町1-1092-1」が掲載されている。同時に、「《認可外保育施設》市立保育所・私立保育園の他に、認可外保育施設(児童福祉法第59 条の2 による届出のあったもの)として、お子さんを保育する施設があります。詳しくは各施設にお問い合わせください。」として、「あづま保育園 三和町1431」が掲載されている。子育て支援ノートブック(平成25年4月改訂)には、《認可外保育施設》としての「あづま保育園 三和町1431」は掲載されていない。

「あずま保育所 」と「あづま保育園 」の関係は定かではないが、平成20年~平成25年の間に、我が子供達が通った「あづま保育園」に何らかの変化が起こったようだ。

WIKIPEDIA「東村 (群馬県佐波郡)。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E6%9D%91_(%E7%BE%A4%E9%A6%AC%E7%9C%8C%E4%BD%90%E6%B3%A2%E9%83%A1)」によると「幼稚園:あずま幼稚園(東小保方)、田部井幼稚園(田部井)。保育園:若竹保育園(東小保方)、むつみ保育園(西小保方)、あずま保育園(国定)」があった事が分かる。

更に、国立国会図書館の旧群馬県佐波郡東村のホームページのアーカイブカーブ記事(http://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/260130/www.vill.sawa-azuma.gunma.jp/hoiku/index.htm)に、「村内には公立の保育所(園)と私立の保育所(園)があり、仕事や病気などでお子さんの保育ができない人に代わって保育を行います。」として、「東保育園 (公立):住所:東村大字田部井1092-1」を記載している。

以上で、旧「東保育園(公立)」は合併で「あずま育園(伊勢崎市立)」になったようだ。それが更に、民営化されて「私立あずま育園:『子育て支援ノートブック(平成25年4月改訂)』」になったようだ。なお、この資料によると「第二保育所、第三保育所、第四保育所、境いよく保育所、境ひので保育所」は公立として残っているが、H20年版より数が減少している。

自分が求めているのは「あづま保育園」だが、《認可外保育施設》だったと知って複雑な思いがした。子供達は、保育園の事など何とも思っていないかもしれないが。ともかく、市町村合併が、企業の吸収合併のような側面があり、それが幼児教育の保育園まで及んでいるようで愕然とした。

制度的には、「あづま保育園」が《認可外保育施設》と言うことで、更に不安定な立場にあったようで、つい昨年までは敷地に門や看板が残っていたが、現在は更地となり、ポーチュラカが咲いているのを見るにつけ何となく侘びしさを感じる。結局、子供達が通園した「あづま保育園」の消息は謎として残った。最初は「あずま保育所 」と「あづま保育園 」で「ズ」と「ヅ」の違いは無頓着であったが、違いがあったようだ。残された看板では確かに「あづま保育園」だった。

少子高齢化で、保育園だけでなく、幼稚園、学校や公民館等地域の中核施設さえもが統廃合されて縮小し、消滅し、元の姿を変えてゆくのは残念だ。

「読みかじりの記:私のポーチュラカ 魅せられた十年(2004年 瀧島英策 著)(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2011/01/2011.html)。(2011/1/27)」

ともかく、跡形無く消えた旧「あづま保育園」の跡地にポーチュラカが咲いていたのは救いでもあった。これからの盛夏も頑張って咲き通すのではないか。
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IOB=IMAGES ON Beloved Ones

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    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
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    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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