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2014年4月

2014年4月 1日 (火)

科学ニュースに独り言:老人の寝言:STAP細胞で馬鹿にされたのは誰か

2014年4月1日(火)
昨日は晴れ。ざっそう句:ジャガイモを 植えりゃ浮き世の 憂さも晴れ。宅内閑居。宿題モドキを提出。本日より消費税が8%に値上げされる。APRIL FOOLだが新年度でこれは仕方ないか。消費税が8%に値上げは誤報ですというようなAPRIL FOOLの嘘はインパクトがなさそうだ。かなり強風が吹いたが、昼過ぎ畑に出てジャガイモを植えた。最初にアゼカキで除草。雑草の根がしっかり張っていた。鍬が使えないので、シャベルで植え穴を掘る。実験で、切り口を上と下に半々ずつ植えた。強風で砂埃がが舞っていたが余り寒さは感じない。下仁田ネギ三本と菜花を収穫。野菜スープにして食す。畑の桜とバイオチェリーが満開。バイオチェリーはスモモのような白い花を着けている。WEB情報にろれば、理化学研究所が4/1にSTAP細胞に関する最終調査報告書を発表するとの事だ。選りに選ってよ、なぜAPRIL FOOLの日を選んだのか。毒を食らわば皿までと開き直ったのか。

2014年3月31の天気(AMEDAS)

TAVE= 13.1 NO DATA
TMAX= 17.4 最高気温(℃) 17.6 14:28
TMIN= 10.8 最低気温(℃) 10.6 03:43
DIFF= 6.6
WMAX= 9.6 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 17.9(北北西) 09:05
SUNS= 10.2 NO DATA(17時:データ不備?)
RAIN= 0 NO DATA

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科学ニュースに独り言:老人の寝言:STAP細胞で馬鹿にされたのは誰か

STAP細胞が華々しく脚光を浴びたのも束の間、今まさに奈落の底に落ちようとしている。科学の世界は独創性と一番乗りが最も重視される。科学の世界の掟はオリンピックとどこか似ている所がある。主役は科学の世界では学者、オリンピックの世界では選手。その、戦場は学者の場合、学会や学会誌等々。世界の著名機関で発表するか否かで、その論文の評価も変わるようだ。

NATUREはまさに常設のオリンピックスタジアム。STAP細胞研究チームもそこへ出場して脚光を浴びた。理化学研究所は当初、論文発表のお膳立てや、報道陣対応等々のバックアップをしていたようだが、問題が発覚してから、事態の前面に立つようになったようだ。そのためか、論文著者の姿が見えない。なぜこんな事態になったのか。

ともかく、研究者・論文著者と理化学研究所が、味噌糞一緒の事をしていては、事態の解明にはつながらないだろう。ものの真偽は、当事者に語らせるのが原則だ。そこに、理化学研究所がしゃしゃり出るという構図は何かおかしいような印象を受ける。

WIKIPEDIA「理化学研究所。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%90%86%E5%8C%96%E5%AD%A6%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80)」によれば、「概要[編集]:鈴木梅太郎、寺田寅彦、中谷宇吉郎、長岡半太郎、嵯峨根遼吉、池田菊苗、本多光太郎、湯川秀樹、朝永振一郎、仁科芳雄、菊池正士など多くの優秀な科学者を輩出した。 後に理研コンツェルンと呼ばれる企業グループ(十五大財閥の一つ)を形成したが、太平洋戦争の終結と共に解体された。1958年(昭和33年)に特殊法人「理化学研究所」として再出発し、2003年(平成15年)10月に文部科学省所管の独立行政法人「独立行政法人理化学研究所」に改組されて今日に至る。」とある。

今回の事態は、まだ全貌が解明されてはいないが、トカゲのしっぽ切り程度の対応で終わらせては、現在の理化学研究所の基礎を築いてきた多数の科学者の精神と理想を毀損する結果にならないか。科学者にはスポーツマンと同様に各自が自己の良心に基づく科学者精神を持っているいるだろう。そのような科学者精神を引き出し、成果に結びつけるのが、理化学研究所という組織の最大の役割ではないか。

朝日新聞デジタルは、「STAP細胞論文、1日に最終報告書 理研が公表へ。;http://www.asahi.com/articles/ASG30470PG30ULBJ010.html。(2014年3月31日13時27分))」というタイトルで、「新しい万能細胞「STAP細胞」の論文問題で、理化学研究所は、4月1日に記者会見を開き、調査委員会による最終報告書を公表すると31日明らかにした。午前中に理研上席研究員の石井俊輔・調査委員長らが調査報告について説明し、午後には野依良治理事長らがこの報告を受けた対応などについて語る。 理研広報室によると、小保方(おぼかた)晴子ユニットリーダーら論文の著者は出席する予定はないという。」と報じた。

上記、朝日新聞記事によると、理化学研究所が、社会への対応の前面に出るという事のようだが、本筋から言えば、STAP細胞論文著者自らが、弁明するべきではないか。研究者が、良いようにもてはやされ、良いように切り捨てられるような社会になったら、学問の自由などはお題目に過ぎなくなる。ひょっとして、馬鹿にされているのは俺たちか。そりゃ嘘でしょう。

今回の理研の対応で、事態の幕引きは終わらないだろう。まだまだ、激震は続くのではないか。ここで、冤罪のような事態を絶対に起こさないように釘を刺しておきたい。そんな事態になれば、理化学研究所は解体的出直しを迫られるのではないか。

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  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)