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2014年6月10日 (火)

田舎老人徒然草;老人の寝言:時の記念日 時を刻む最高のデバイスは?

2014年6月10日(火)
昨日は曇り時々雨。最高気温(℃) 28.5 15:23。最低気温(℃) 19.2 02:01。ざっそう句:鍬を振り 雨間に植える サツマイモ。宅内閑居。雨が止んだので畑に出てサツマ苗を植え始めた。苗は何日かプラ容器に水刺し発根させていた。強い苗は発根し弱い苗は細菌に食われた。腐敗してとろけていた。品種は太白。植え場所は昨年と同じ場所。今回は農林五号と太白を植えている。サツマイモの種類により耐センチュウ強度が違うようだ。表皮の綺麗さで比較ができるかも知れない。連作の問題も分かるだろう。天気が不安定で半分くらい植えたところで雨が降り出し退散。雨が降ると鍬が重くなるのだが苗植にはウレシイと思うべきか。田植えが終わったのか夜になる田圃の方からカエルの鳴き声が聞こえる。姿を見たことは無いがダルマガエルか。

2014年6月9日の天気(AMEDAS)

TAVE= 21.9 NO DATA
TMAX= 27.8 最高気温(℃) 28.5 15:23
TMIN= 19.2 最低気温(℃) 19.2 02:01
DIFF= 8.6
WMAX= 4.4 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 11.4(東南東) 15:25
SUNS= 1.7 NO DATA
RAIN= 9 NO DATA

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田舎老人徒然草;老人の寝言:時の記念日 時を刻む最高のデバイスは?

6月10日は時の記念日。腕時計の秒針の動きを見ていると一秒の長さの感じ方に大きな違いがあると感じる事がある。一般に使われている物理学の単位系はMKSだと思う。長さ、重さ、時間で物理現象を記述できるというのが古典物理学の基礎的な仮定のようだ。尺貫法が使われていた頃も時間の単位は現在と同じだったように思う。日常生活では時刻と時間を混用し時刻より時間を使う場合が多いような気がする。時の記念日が制定されたのが1920(大正9)年との事。時刻の刻み方が統一されていないと、社会生活でも他人との話が合わなくなり問題が起きる。時間と暦は生活の基本だ。

我が家では終戦後から昭和30年頃まではまだ柱時計が現役で動いていたように思う。ゼンマイ式なのでゼンマイを巻いた経験がある。正確な時刻はラジオ・テレビの時報や正午のサイレンが頼りだった。柱時計の後は目覚まし時計や腕時計を使った。まだゼンマイを使ったメカ式の時計だ。その次が電池を使ったモーター式。その次がクォーツ式。最近になって電波時計になっている。時を刻む装置の変化も結構あったものだ。

パソコンの内部時計の精度は水晶式であっても、あまり精度が良くなかった。時々時刻を修正する必要があった。WINXPでは自動的にタイムサバーに接続して内部時計を校正しているので高い精度が保てるようになっているようだ。今、WIN7パソコンの内部時計と電波時計の時刻差異を調べると3秒前後。一方、アナログテレビが2011年に終焉して、テレビの時報がなくなった。是非、新しい技術開発で時報を復活して貰いたいものだ。また当地区では正午のサイレンが日曜の正午だけになったようだ。聞くところによるとやかましいというクレームがあったためだとか。消防用のサイレンで動作チェックも兼ねていたと思うが、屋外で畑仕事をしているとサイレンの時報も便利である。正午のサイレンも防災機能を付加して復活して貰いたいものだ。分散式にして最大音量を下げれば実現できるだろう。最近は携帯の時計で、腕時計を持たない人もいる。腕時計の中に携帯機能が入る時代も来るのか。

Googleでキーワード「腕時計型ORウェアラブル  端末OR携帯ORスマホ」を検索(https://www.google.com/?hl=ja&gws_rd=ssl#hl=ja&q=%E8%85%95%E6%99%82%E8%A8%88%E5%9E%8BOR%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%96%E3%83%AB%E3%80%80%E3%80%80%E7%AB%AF%E6%9C%ABOR%E6%90%BA%E5%B8%AFOR%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%9B)。

時を刻む最高のデバイスは結局生命そのものかも知れない。iPS細胞もSTAP細胞も、その技術の発想は細胞の時計を巻き戻そうとするものだろう。時の流れるままが自然で良さそうだ。

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  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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    POST IT :ブログ画面への張り紙に使える。
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)