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2014年10月21日 (火)

ハトよ 鳴いておくれ愛しき古里:再開された鯉沼堰堤の護岸工事

2014年10月21日(火)
昨日は一時晴れ後曇りから雨。最高気温(℃) 20.7 10:46。最低気温(℃) 11.6 06:10。ざっそう句:秋雨や あって嬉しい 古着かな。宅内閑居。気温が低く運動もほとんどしないので身体が冷える。シャツもズボンも汗で重くなったのが嘘のように感じる。こんな時、柱に掛かっている一枚の古着も有り難い。昨日は二名の女性閣僚が首を並べて辞任した。後任が即日決定した。早指し縁台将棋のような気楽さに見える。閣僚人事は、人事の中でも最重要な案件だろう。辞表が出されたら待ってましたと任命者がほいほいと辞表を受理する姿も異様だ。まさに軽者同士という印象だ。武士の情けで数日、最低でも一日位は預かり処分扱いされると思った。こんな光景を見ると辞任閣僚も後任閣僚も将棋の歩程度の重さに感じざるを得ない。戦国時代なら人こそ城なのだ。当世の科学兵器万能の時代でも、その兵器によりかかり人を軽視すれば、優秀な兵器も何の役にも立たないのだ。プロの棋士なら、歩の交換だけでも、重要局面では長考するのではないか。場当たりの手を指し続けると詰んでしまうのが勝負の世界ではないか。国民も岡目八目で冷静に事態を見守っている。それ以上に、世界の政治プロが政権の動きを冷徹に観察・解析している。下手な政権運営を行えば国益を損なう。国政は待った有りの縁台将棋ではない筈だ。

2014年10月20日の天気(AMEDAS)

TAVE= 15.7 NO DATA
TMAX= 20 最高気温(℃) 20.7 10:46
TMIN= 12 最低気温(℃) 11.6 06:10
DIFF= 8
WMAX= 2.8 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 5.1(北西) 15:42
SUNS= 3.8 NO DATA
RAIN= 4.5

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ハトよ 鳴いておくれ愛しき古里:再開された鯉沼堰堤の護岸工事

コンビニの帰りに鯉沼の様子を見た。田圃の稲の刈り取りはほとんど終わっていた。最近のコンバインの性能はすばらしく、落ち穂拾いは昔話になりそうだ。

Iob_koinuma_kouji2014aki

沼への引水は停止されているようで、沼底はぬかるみになっていたが、全面姿を現していた。遠方に白鷺の群れが見えた。白鷺にとっては最高のえさ場になっているようだ。

大雪で倒れた老木は撤去され、一本の老木が頑張っている。いよいよ、この老木が切り倒される時が来るのか。半世紀以上、この老木を見ながらこの地に生活してきた。堰堤の樹木が、堰堤を強化するのか脆弱化するのか自分も判断できない。

しかし、全国至る所、堰堤に植栽が行われ、それが根を張り、堤防の強化と環境や景観の向上に役立っているのも無視できないように思う。ともかく、樹木が生きて根を張っている以上害は少ないのかも知れない。

四方から風を受けるので、その風に鍛えられた樹形を保っているように見える。倒れた老木は、枯れて出来た空洞と巻き付いたツタに、ごうせつと強風が作用して倒れたようだ。残った一本は、その悪条件を克服している。今後、50年は元気でいる事ができるのではないか。さあ、自信を持って切るなら切ってみよ。この老木が何を語っているのか我々は理解できない。でも、なにかそんな天の声が聞こえてくるように感じるのだ。

切る場合、根を掘り上げるのだろうか。予算が少ないという理由で、根を掘り上げずに残せば、それが腐って堰堤の脆弱化が進む可能性もある。それなら、あと50年間老木に頑張ってもらう方法もある。費用対効用(コストベネフィット)を考えると、老木の観察を続けつつ残すのが、最適のように見える。

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  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)