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2015年3月 6日 (金)

ツルよ 飛んでおくれ:県庁探訪記:展望台から見える直線水路は何か?;啓蟄や 枯葉まとった 雨蛙。

2015年3月6日(金)
昨日は晴れ。最高気温(℃) 12.2 13:40。最低気温(℃) 4.8 06:26。ざっそう句;啓蟄や 枯葉まとった 雨蛙。満天雲一つ無い晴天。風も無く穏やかだ。いざ、農作業。麦が青々と育っている。やるべき事は無数にある。ダイダイが豊作だ。ぽつりぽつりと実が落ちている。今年の実と昨年の実が同居する目出度い果樹だ。出番は正月のお飾り程度。ダイダイを救うため使わぬ実を採る。次はジャガイモ植えだ。昨年繁茂した雑草を片付ける。昨年の怠慢のツケだ。へとへとになって枯れ草を刈る。やっと綺麗になってからいざ耕起。テンガを振っている所に褐色の雨蛙が飛び出す。ほっとする瞬間だ。ポケットからポンコツデジカメを出して雨蛙を追いかける。やっと撮れたぞ。今度は雨蛙を捕らえて枯れ草の山に放つ。あの無人機のように、ステルス機のようにモズが獲物を狙っている。モズも宮本武蔵も群れたがらないようだ。夕方、シタケ(東風)が吹く。そろそろ切り上げようか。畝作りで終わりにした。お土産は、白菜と大根だ。洗う水も心なしか温かい。今朝、カレンダーを見たら啓蟄だった。

キーワード「オタマジャクシ」でGoogleサイト内検索(https://www.google.co.jp/webhp?tab=ww#q=%E3%82%AA%E3%82%BF%E3%83%9E%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%80%80site:http:%2F%2Faf06.kazelog.jp%2F)。

キーワード「宮本武蔵」でGoogleサイト内検索(https://www.google.co.jp/webhp?tab=ww#q=%E5%AE%AE%E6%9C%AC%E6%AD%A6%E8%94%B5%E3%80%80site:http:%2F%2Faf06.kazelog.jp%2F)。

キーワード「啓蟄」でGoogleサイト内検索(https://www.google.co.jp/webhp?tab=ww#q=%E5%95%93%E8%9F%84%E3%80%80site:http:%2F%2Faf06.kazelog.jp%2F)。

2015年3月5日の天気(AMEDAS)

TAVE= 7.4 NO DATA
TMAX= 11.3 最高気温(℃) 12.2 13:40
TMIN= 5 最低気温(℃) 4.8 06:26
DIFF= 6.3
WMAX= 8.5 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 14.5(北北西) 15:11
SUNS= 10.8 NO DATA
RAIN= 0

Q
Q

ツルよ 飛んでおくれ:県庁探訪記:展望台から見える直線水路は何か?

先日、やんごとなき用事で県庁を訪問した。某○燃~ドラマ館が見たい言うのが一つの理由。県庁が観光スポットになっているようで、ぐぐっと群馬の観光PRに絶好の企画か。こう言う機会はできるだけ利用した方がよさそうだ。

先ず、昼休みが終わる頃を狙って、地下食堂で腹ごしらえ。今日は、豪華に行こうと特別セットメニュウを注文。普通のランチセットのようだが、場所が場所だ。客も減ってゆったりと食べる。これだけで、豪華さ満点。次に、壁面を飾っている絵画を見る。竹下夢二等の絵も展示され、これも無料で見られる。何とそれには値札が付いていた。大きな油絵もあった。これは高額な値札が付いていた。

さあ、次は展望台だ。その前にトイレだ。省エネのため、トイレは消灯。トイレに飛び込んだが、電源スイッチが見つからない。手探りで探したが見つからず、頭をゴツンと壁にぶつけた。そこへ、職員らしい人がSWを押し電灯を付けて、歯ブラシをくわえて入って来た。助かった~。偉く親切な人がいるもんだ。普通、省エネはセンサーライト程度までだろう。センサーライトを付ける工事をすれば金が掛かる。手があるんだから手を使えという発想だろうか。すばらしい、さすがにグンマけんらしいサービスだ。トイレが済んで、スイッチの位置を確認したら、トイレの入り口とは思えない廊下寄りに付いていた。

さあ、次は展望台だ。エレベータホールでぶらぶら考えて、高階まで直通のエレベータに乗ったが、展望台に行けそうがないので、下まで降りてもう一度展望台行きに乗り直した。この展望台は、さすがに無料。展望レストランは一生何回使えるやら。そん事は、考えずに先ず見物。案内係の人が居たので、ここからスカイツリーは見えるか聞いたら、条件が良ければ見えると、見える場所を示しつつ説明してくれた。光の反射と地平線の関係で、地上の見通しが良く、西から日が当たる晴れた日の午後が最適との事だ。

Iob_hirosegawabunryuu 
当日、撮影したデジカメ画像を見直した。利根川や幸の池、グリンドームが写っている。今回はその中間にある直線水路に目が向いた。この水路を国土地理院の地図で遡ると、水力発電所の記号があり、その先が広瀬川本流につながっていた。

Googleでキーワード「群馬県 広瀬川 発電所」を画像検索(https://www.google.co.jp/search?hl=ja&site=imghp&tbm=isch&source=hp&biw=846&bih=445&q=%E7%BE%A4%E9%A6%AC%E7%9C%8C%E3%80%80%E5%BA%83%E7%80%AC%E5%B7%9D%E3%80%80%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80&oq=%E7%BE%A4%E9%A6%AC%E7%9C%8C%E3%80%80%E5%BA%83%E7%80%AC%E5%B7%9D%E3%80%80%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80)。

前橋市ホームページ内でGoogleでキーワード「広瀬川」を検索(https://www.google.co.jp/search?q=%E5%BA%83%E7%80%AC%E5%B7%9D&ie=utf8&oe=utf8&hl=ja&domains=www.city.maebashi.gunma.jp&sitesearch=www.city.maebashi.gunma.jp&x=33&y=22&gws_rd=ssl)。

「ハトよ 鳴いておくれ:愛しき古里:目に留まった風景:広瀬川のせせらぎに新生伊勢崎市10周年の産声を聞く(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2014/01/10-3b49.html)。(2014年1月29日 (水))」

萩原朔太郎作品中のキーワード「廣瀬川」をGoogleで青空文庫サイト内検索(https://www.google.com/webhp?hl=ja&gws_rd=ssl#safe=off&hl=ja&q=%E5%BB%A3%E7%80%AC%E5%B7%9D%E3%80%80site:http:%2F%2Fwww.aozora.gr.jp%2Fcards%2F000067%2F)。

「宿命(http://www.aozora.gr.jp/cards/000067/files/1790.html)」の中の一節、「久しぶりで故郷へ歸り、廣瀬川の河畔を逍遙しながら、私はさびしくこの詩を誦した。 物みなは歳日(としひ)と共に亡び行く――郷土望景詩に歌つたすべての古蹟が、殆んど皆跡方もなく廢滅して、再度(ふたたび)また若かつた日の記憶を、郷土に見ることができないので、心寂寞の情にさしぐんだのである。   全く何もかも變つてしまつた。昔ながらに變らぬものは、廣瀬川の白い流れと、利根川の速い川瀬と、昔、國定忠治が立て籠つた、赤城山とがあるばかりだ。」   萩原朔太郎作品中にも旧字を使った「廣瀬川」は出てくるが、青空文庫では「広瀬川」はヒットしなかった。萩原朔太郎にとっても、広瀬川は記憶の底に残る古里の風景だったようだ。当然、昭和初期は今の高層建築の群馬県庁もなく、前橋の風景も都市と農村が共存していたのであろう。萩原朔太郎が現在の展望台に登ったと仮定するとどんな印象を持ったろうか。また、広瀬川が農業と密接に関係していると知っていたらどんな詩を作ったかと興味を持つ。   群馬県庁展望台からは、「 鶴舞う形の群馬県」を表す幸の池、「理想の電化に 電源群馬」と関係が深い広瀬川分流、「利根は坂東一の川」の利根川等々上毛かるたの読み札の関係句を幾つも見る事ができる。写真中央のに見える直線水路は、広瀬川の水を分流し、低落差発電をした後の水を西側の利根川に流す水路のようだ。

群馬県ホームページ=「坂東発電事務所管内(1)(http://www.pref.gunma.jp/06/q1310006.html)。」の「柳原発電所(【最大出力】7,500kW)」がその水路の先にあるのだろう。

最近、農業用水の事が気になってきた。水田がある所には必ず水路がある。瑞穂の国日本で水田や稲作については、その重要性は誰でも認識しているだろう。だが、農業用水は忘れられやすい。

WIKIPEDIA「広瀬川 (群馬県)。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BA%83%E7%80%AC%E5%B7%9D_(%E7%BE%A4%E9%A6%AC%E7%9C%8C))」

はっきりした年代は不明のようだが、江戸時代以前の利根川は、現在の広瀬川と桃木川の流域を流れていたと言われ、利根川が流路を変えてから、広瀬川と桃木川は農業用水としても活用されるようになってきたと言われている。江戸時代に入り、大規模な土木工事、水田開発、が行われるようになったようだ。広瀬川を見ると、普通の自然河川のようにみえるが、古来農業用水としての重要な役割を持っていたようだ。

「ハトよ 鳴いておくれ:宮子公園(いせさきオートレース場近く)に立つ「題名の無い」記念碑は何を語る?;花粉症 ミニ変身の マスク顔。(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2015/03/post-0c34.html)。(2015年3月 3日 (火))」

農業用水は、都市が開発されれば生活用水に転用され、工場ができれば工業用水にもなる。最近は、過度の都市化により、その水路が三面コンクリート化されるだけでなく、さらにその上がコンクリートで蓋をされ、そこに水路があると 実感できないと思われる例が多くなっているようだ。見慣れた広瀬川だが、色々な事を教えてくれる。

その点、前橋市の「緑の基本計画」で「水と緑の前橋らしさの継承と創造(http://www.city.maebashi.gunma.jp/kurashi/143/177/186/p002823_d/fil/gaiyouban.pdf)。」というキャッチフレーズを県庁展望台からも色々感じる事ができる。その『「水のまち」を育んできた豊かな水環境』という項目の中で、「前橋の代表的な河川である利根川・広瀬川、赤城山麓の田畑を潤しながら流れる桃ノ木川・赤城白川・粕川・荒砥川、歴史的な農業用水である天狗岩用水・五千石用水・大正用水等、前橋市には豊かな水環境があります。」と述べられている。河川の水に関しては伊勢崎市も上流の前橋市のお世話になっているのを改めて感じた。

最後が、当日の主たるお目当ての展示会。入館料500円。えっ、タダジャナカッタ?当日は、平日で入館者が少なかったようで、説明員を独り占めできそうな状態で、充実した見学ができて満足だった。だが、館内の写真撮影は禁止のようす。一つだけ、楫取素彦の執務室は館内撮影ができた。何と、シルクハット?をかぶり、椅子に座わった姿を自分のデジカメに納めてくれるサービスのようだ。これじゃ、XXに自信と度胸が無い人は遠慮してしまいそうだ。館外でも良いから、あれを見たよ言えるような、自由に記念撮影ができるスポットが欲しいと思った人もいるのではないか。

明治時代の前橋の絵地図の拡大展示は圧巻だった。その絵地図の複製を入館者に安価に頒布すれば、お土産にもなるし、前橋の宣伝にもなるのではないかと思った。周辺がざわざわしてきたと思ったら、もう閉館間近だった。

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追記(2015/3/9):広瀬川の分流を発電に使った後、再度利根川に合流する部分の画像を撮影したので追加する。利根川と比較しても合流地点での広瀬川の水量はかなり多いように見える。

Iob_hirosegawabunryuu2

追記2(2015/7/11):蛙と言えば、草野心平を思い出す。WIKIPEDIA(上毛新聞)によれば、草野心平は上毛新聞のOBとの事だ。福島県出身。本日で東北三大災害より4年と四ヶ月目となる。Googleで「がんばれ! ふくしま」を検索すると、最近はヒット件数が減少しているように感じる。暇なとき、読む本で、お薦めはあるかと聞かれて、草野心平の詩集はどうかねと話した。ケロケロ、コロコロ、グェコグェコ、下戸下戸。まだ蛙語には馴染めていないようだ。

WIKIPEDIA「草野心平。(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8D%89%E9%87%8E%E5%BF%83%E5%B9%B3)」(この記事へのリンク)

01BC_愛しきもの 雨蛙 コレクション(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/01BC_AMAHAERU_CLCTN.html)(この記事へのリンク)
 

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    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
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    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
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    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
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