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2015年7月27日

2015年7月27日 (月)

老人の寝言:歴史の転換:大事故より大戦争がもっと怖い;熱帯夜 汗も吹き止む 地獄風呂。1507。

2015年7月27日(
昨日は晴れ。最高気温(℃) 38.1 16:02。最低気温(℃) 26.3 05:37。ざっそう句;熱帯夜 汗も吹き止む 地獄風呂。当地の過去最高気温は2007年8月15日の39.8℃。昨日はこれよりも1.7℃低いが、余りの暑さに宅内閑居。古本を読んでも集中できない。5人乗りの小型飛行機が墜落し死傷者がでる事故があった。8月12日で、日本航空ジャンボ機墜落事故より30年になる。

2015年7月26日の天気(AMEDAS)

TAVE= 31.9 NO DATA
TMAX= 38 最高気温(℃) 38.1 16:02
TMIN= 26.6 最低気温(℃) 26.3 05:37
DIFF= 11.4 NO DATA
WMAX= 3.8 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 7.4(東南東) 18:32
SUNS= 12.1 NO DATA
RAIN= 0 NO DATA


Q
Q

老人の寝言:歴史の転換:大事故より大戦争がもっと怖い

学生の頃聞いた、ある教授の脱線話を思い出す。戦争はなぜ起こるかと言えば、貯まりすぎた武器を消耗するためだとか。最近読んだ古本で、日本の敗戦時の状況はそれを言い当てていたように感じた。船舶、航空機等の大型武器はほとんど消耗し尽くしてしまった。当時の学生は戦車で上陸する敵軍に爆弾を抱えて飛び込み自爆する国防訓練をさせられたとの事だ。

「歴史の転換:老人の寝言:キャロライン・ケネディ駐日大使の着任と来年の展望(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2013/12/post-971f.html)。(2013年12月28日 (土))」(この記事へのリンク

日本は、最近武器を貯め込んで、それを売ったり、消費したくなったのか。一国の首相がトランジスターラジオのセールスマンならご愛敬で許せるが、武器・原発商人に成り下がるのは余りにも惨めではないか。

「老人の寝言:原発のセールスマンになるよりトランジスタラジオのセールスマンになれ(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2011/09/post-f313.html)。(2011年9月25日 (日))」(この記事へのリンク

教授の話では、日本の戦車はロシアとの実践ではほとんど役立たなかったらしい。日本も本音は重量級の戦車の必要性は認めていたかも知れないが、鉄もガソリンも不足していた。ゼロ戦と同じ発想で使い捨て方式にした。兵士も使い捨てだ。

「技術 回顧と展望:はるかな尾瀬はどうなるか(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2011/06/post-b521.html)。(2011年6月30日 (木))」(この記事へのリンク

最近読んだ古本(国民の知らない昭和史:「ドイツから買ったタイガー戦車」)で、ドイツから重量級戦車を輸入するという計画があったという話を知った。部品に分解して潜水艦で運搬しようと計画されたようだが、結局、日本届かぬうちに終戦になったようだ。ただ、この戦車の運用を支えたのが修理部隊であったと知り興味を覚えた。優秀な武器はそれを支える人材も必要な事が分かる。使い捨てという発想ではなく修理して使うという武器製造・運用のコンセプトも日本と異なる。

最近、上毛新聞記事で日航ジャンボ機墜落事故前に起きた事故の修理が不適切であったと報じられていた。原因をたどると金属疲労が蓄積して部材が破断する現象に行き着くようだ。金属疲労は非常に長い期間をかけて徐々に進む。それがいつ破断するか、実例が少ないだけ、科学・技術的な予想は難しい。だが、いかなる部材も永久に新品のまま機能し続けると断言できないのが今日の科学レベルであろう。数世紀後を悲観的に見ると空恐ろしい。

このような金属素材等の脆弱化は避けようがない。船舶、航空機、原子炉等の大型構造物は修理しつつ寿命が尽きるまで使うことによりより多くの利益が出せる。その利益の裏には巨大なリスクが控えていないか。老朽化が進むとリスクと背中合わせになるようで怖い。後世の国民はそのツケも負担させられる。巨大事故により受ける損害が国民や利用者持ちでは誰も納得できないだろう。

そのような巨大事故よりもっともっと怖いのが戦争だ。最近、戦争による損害賠償という問題が見直されている。問題を突き詰めると現在の国際問題にも過去の戦争で解決されなかった問題も反映していると考えるべきだろう。同じ失敗を、繰り返すには余りにも大きすぎる損害が未解決で眠っているのではないか。その損害には国家レベルのものから個人レベルのものまで広範囲に及ぶ。

特に、何の悪意も無いのに、多大な物質的・精神的損害を受けた人の苦しみはそう簡単に癒やす事はできないだろう。

「老人の寝言:1945年8月15日の天気は日本の未来を語ってくれるか(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2011/08/2011-4.html)。(2011年8月15日 (月))」(この記事へのリンク

Googleにてキーワード「ノモンハン」で本サイト内を検索(https://www.google.co.jp/?gws_rd=ssl#hl=ja&q=%E3%83%8E%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%80%80site:http:%2F%2Faf06.kazelog.jp%2Fitoshikimono%2F)(検索

Googleでキーワード「佐藤幸徳」を検索(https://www.google.co.jp/?hl=ja&gws_rd=ssl#hl=ja&q=%E4%BD%90%E8%97%A4%E5%B9%B8%E5%BE%B3)。(検索

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    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
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    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)