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2018年1月 4日 (木)

身辺雑記:田舎老人徒然草:文化と文明雑感:戌年生まれの人口統計と日本の人口予測;新年に 満月欠ける 不安感。180104。

2018年1月4日(木)
昨日は晴れ。ざっそう句;新年に 満月欠ける 不安感。三が日だけでも清々しい気分で過ごしたい。年賀状を書いてない人から年賀状を貰った分に返信を書き投函。たった一枚だが、縁が繋がった。午前、宅内閑居。留守番も兼ねて昼過ぎまで。その後、タウンウォッチングと買い物。大古本市を覗く。給油。@128/Lだったので、幾分値下がりしたのかもしれない。景気の先行きが、ガソリン価格に反映されると考えると景気も楽観できないだろう。最近、筆記用具に関心を持つようになった。今まで、三菱のジェットストリームというボールペン、1㎜芯を主に使っていた。冬場にも、インクの粘度が下がらず、書き味が良いので、やや高めの値段だが、それに変更した。その前は、三菱の楽ボと言うのを使っていた。それなりに、三菱の評価が良かった訳だ。昨年、手帳が水に濡れて、気付いたらインクが滲んで、非常に読みにくくなっていた。マサカと感じた瞬間であった。手帳の用紙にも耐水性を持つような物があるらしいが、百均の手帳を愛用している自分にはミスマッチだ。最近は、百均店にも色々な筆記用具が並ぶ。気長に、筆記用具を試して見ようと、0.5mm芯のシャープペンと2Bの芯を購入した。ボールペンは使わないで放置するとインクが固化して使えなくなる事が多い。ボールペンで書き始める時は、無意識にインクの出具合等をチェックしている。その時間を減らせるだけでも大儲けだ。原始的な鉛筆なら、変な心配は要らないだろう。どうも、老人力付き始めて、脱ハイテクも進みそうだ。まだ、万年筆や毛筆もある。こちらも、面白そうだ。帰宅時には、満月が東の空に昇っていた。月は満れば欠けるのが自然の理である。人間も同様だ。

「半端道楽:老人の寝言:道具あれこれ記:手帳とボールペン;遊ぶなら 金と元気が ある今だ。171112。(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2017/11/post-912a.html)。(2017年11月12日 (日))」(この記事へのリンク

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身辺雑記:田舎老人徒然草:文化と文明雑感:戌年生まれの人口統計と日本の人口予測

たまたま、新年に際して、総務省が発表した戌年生まれの人口統計を目にした。干支という切り口で、人口問題を語るのも、話題としては面白いかも知れない。だが、それを突き詰めてゆくと、人口分布曲線の形とそれが意味する問題では無いか。

Iob_2018_inudosi_jinkou2018 原ファイル名=「IOB_2018_INUDOSI_JINKOU=戌年人口データ2018年.jpg」
IOB=IMAGES ON Beloved Ones

日本の将来人口は減少すると予測されている。だが、その予測の科学的根拠が、今一つはっきりしない。生物学的には、与えられた環境で、生物が生存できる個体数には、上限があると言えそうな事は、直感的に納得できる。

21世紀に入って、科学が(特に生命科学)急速に発展して、ヒトによるヒトの個体数の管理がある程度可能になってきたのだろうか。現在は、倫理問題にとどまっている、ヒトによるヒトの個体数の管理は、今後どのような局面を迎えるのか気がかりである。

有史以来、マクロ的に見た日本の人口は、停滞か増加傾向であり、大幅な減少は無かったようだ。食物生産量を超える人口増加に対しては、間引きという手段がとられてきた時代もあった。多分、このような事は、西洋でも行われてきたのだろう。中国では、人口の急増対策として一人っ子政策がとられてきた。

ともかく、人口数を決めている要因は多数あり、それが国や民族の盛衰と関係しているという見地に立つと、難度と複雑度が際限なく拡大する。先進国は、人口減少の圧力が強まって、それを移民で解決しようとしてきた事もあった。戦後日本でも移民政策がとられた。小学生時代の学友が、親と共にブラジルに移民した体験は忘れられない。今でも、国民をブラジルに移民させて、ブラジルから日本へ出稼ぎに来させるような人生ドラマの脚本を書いたのは誰だと指弾したくなる。

「桑園:いとしきもの(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2010/04/post-8c94.html)。(2010年4月 2日 (金))」(この記事へのリンク

少子高齢化で、労働力が不足するので、外国人の入国・国内労働を緩和するという動きは、既に水面すれすれで行われているのか。それが、当たり前の現実になると、外国人が日本へ移民として入って来るという事態も否定できないであろう。外国からの日本への移民が、日本に活力を与える可能性もあるが、西欧諸国が直面しているのと類似の問題が起こる可能性も否定できない。

総務省統計局は、「統計トピックスNo.107 「戌年生まれ」と「新成人」の人口―平成30年 新年ににちなんで―;url=http://www.stat.go.jp/data/jinsui/topics/pdf/topics107.pdf。(平成 29年 12月 31日 )」(このKWで検索)というニュースを発表した。NHKもそのニュースに準じたらしいニュースを流した。このデータは、大正、昭和、平成という世代を生きてきた、庶民に一つの感慨を与える物と考えられる。だが、平成の次の時代については、はっきりしない。

既に、日本は人口減少社会に突入したと、耳タコが出来るほど聞かされるが、未来は予測通りになるという保証は無い。未来を決めているのは、国民一人一人としか言う事が出来ないのが現実ではないか。

Googleでキーワード「内閣府 少子化社会対策白書  平成29年版」を検索(https://www.google.co.jp/search?hl=ja&ie=UTF-8&oe=UTF-8&num=20&lr=lang_ja&q=%E5%86%85%E9%96%A3%E5%BA%9C%E3%80%80%E5%B0%91%E5%AD%90%E5%8C%96%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E5%AF%BE%E7%AD%96%E7%99%BD%E6%9B%B8%E3%80%80%E3%80%80%E5%B9%B3%E6%88%9029%E5%B9%B4%E7%89%88)。(このKWで検索

内閣府が、少子化社会対策白を出しているようだ。その、第1章に、 少子化の現状はどのようになっているのかと言う部分がある。有史以来の日本の人口推計を見ると、将来起こりうるのは、人口が飽和した状態のように考えられるが、低下するという予測はなぜ可能になるのか。「少子化社会対策白書 平成29年版」の、「第1章 少子化の現状はどのようになっているのか」に掲載されている、明治以降の人口増加のカーブが目を引く。この増加率の大きさは、自然増ではなく、明らかに政策要因による増加ではないか。

Iob_2018_yuusiirai_jinkou 原ファイル名=「IOB_2018_YUUSIIRAI_JINKOU=有史以来の日本の人口の推移(内閣府資料) .jpg」
IOB=IMAGES ON Beloved Ones

「日々農天気:スィートコーンの経年発芽率の低下程度;子沢山 今と無縁の ザクロ花。150612。(この記事へのリンク)。(2015年6月12日 (金))」()

近所のおばさんから聞いた、戦前の多産の話は、まだ耳に残っている。少子高齢化が、自然現象では無く、昔の国家政策への不信が現在も国民の中に沈潜しているからなのだろうと考えるのは、穿ちすぎだろうか。

思うに、富、食料、国土、資産等々が一定という、前提で、国民一人当たり、それが適切に配分されれば、人口が少ないほど、一人当たりの配分量は増大するだろう。それなら、少子化は歓迎すべき事なのか。人口減で、生産量等々が減少すると考えると、少子高齢化は排除すべき事になる。現実が、少子高齢化に向かっているという事は、意識下、無意識下で、少子高齢化を次善の策として認めているとは言えないだろうか。

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DATA 68.1 362 3 330.8 2.8 6.2 0.8 5.4 8.1 8 0 0.7 06:05:00 6.8 11:45:00 15.4(西) 08:39:00
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LibreOffice Calc:フォントサイズ=8P(ブラウザ表示サイズは不変?⇒ドラッグして幅を狭める)
LibreOffice CalcとWEB-EDのミスマッチがある;LibreOffice Calc⇒WEB-ED⇒ブラウザで
表のプロパティの欠落が生じている。
従来の表形式を変更(グラフ化が容易になるよう行と列を入れ替えた。)

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  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
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