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2018年1月 5日 (金)

愛しき古里:上樹神社の初詣(裏方修行)と本屋台を出すゾという法螺話:夢は見なけりゃ実現しない!;鼻水を 垂らして遊ぶ 阿呆な趣味。180105。

2018年1月5日(金)
昨日は晴れ。ざっそう句;鼻水を 垂らして遊ぶ 阿呆な趣味。アメダス最低気温(℃)=-0.8、00:29:00。
最高気温(℃) =7.5、13:01:00。晴天だが、底冷えのする寒い日だった。宅内閑居。外に出たのは、新聞・郵便物を取りに行った時のみ。古雑誌拾い読み。某古墳・神社で拾った真空管をキッカケに真空管へのあこがれが募ってきた。そこで、その真空管が生きているか調べたくなった。ヒーターピン間の導通はあった。真空管が動作するためには、球の中が真空でカソードから電子が放出される必要がある。動作確認にも色々な資材が必要だ。それは、別途、気長に揃えよう。安直な確認法としては、双三極管を作ったアンプの真空管を挿し替える事だ。そこで、ジャンクアンプを入手。わくわくして、裏蓋を開き、回路基板が入っている金属ケースを引き出した。搭載されていた、能動部品はオペアンプとトランジスタであった。ジャンクスペックがボリュームのガリ音。潤滑剤のCRCを吹き付けるとガリ音は改善した。そこで、YouTubeのカラオケ曲を探して、ヒマツブシ。実は、アンプの筐体が重いので、大きなトランスが入っていると期待していたのだ。トランスが入っていれば、真空管アンプだろうと思ってしまった。筐体が重いのは、スピーカら出る音で筐体が震えて雑音を出さない工夫だったようだ。大昔、なけなしの金を叩いてトリオ(ケンウッド)の通信型受信機を買ったが、スピーカーまで金が回らなかった。そこで、松下のスピーカーを買って、その段ボール箱をケースとして使った。計算では真空管は2W程度のヒーター電力を食う。厄介だが、それが愛すべき無駄・贅沢なのか。実は、半導体はその動作部分は完全にブラックボックスなのだ。真空管なら、電極が見えて、色々な空想が楽しめそうなのだ。

Googleでキーワード「9R-59 受信機」を画像検索(https://www.google.co.jp/search?q=9R-59%E3%80%80%E5%8F%97%E4%BF%A1%E6%A9%9F&hl=ja&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0)。(このKWで検索)

「身辺雑記:田舎老人徒然草:幼少の頃:学生時代追想:ああ真空管が欲しい!神のお恵みで一個拾う!!;母に聞く サンタの謎は 夢の中。171225。(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2017/12/post-fb71.html)。(2017年12月25日 (月))」(この記事へのリンク)

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愛しき古里:上樹神社の初詣(裏方修行)と本屋台を出すゾという法螺話:夢は見なけりゃ実現しない!

地区神社の行事にも、色々なしきたりがあるようだ。行事は、義務のような感覚で行うと、何となく活気も無くなり、無事終わって当たり前というつまらないものになってしまうのかも知れない。平成30年の初詣は、当行政区が幹事区なのだそうだ。そこで、当地区から、準備や片付けをする裏方・助っ人を出すのがしきたりらしい。区は、その下部組織の組に分けられる。その組毎に要員を出すよう指令が出た。

Iob_2018_hatumoude_kamiki_s_3
原ファイル名=「IOB_2018_HATUMOUDE_KAMIKI_S=上樹神社初詣風景.jpg」
IOB=IMAGES ON Beloved Ones

このような場合、人選が難しい。ともかく、年齢や状況を勘案して、候補者を探したが、取りあえず、一人しか候補者を上げることができなかった。そこで、何かのついでに、それとなく頼んだが、色々な用事が重なっているので、勘弁して欲しいという話であった。しょうがねえ~ナ。と言いつつ、自分と息子の二人が出ることにした。

村落も町内も家庭も、見方に寄れば一つの共同体だ。その共同体が、ズタズタに分断されてしまったのが、現代なのかも知れない。自分と無縁なお隣さんとは、お付き合いも不要と考えれば、それが通るのも現代だ。自分も、一面そのような個人主義的な主張には、強く引かれる。さらに、頑固爺というような悪態を付かれる。

実は、自分が他人をご指名しようとしたのは、家に閉じこもらず、隣りの人と付き合いが生まれれば、共同体の中で孤立することも無かろうと忖度してやった部分もあった。そんなわけで、裏方の仕事を始めると、何らかのコミュニケーションが生まれてくる。中には、父がお付き合いをした人もいて、昔話も聞けた。中学時代の旧友には、地域や人の様子が聞けた。消防団の青年に知り合いがいて声をかけてくれた。もう入団して4年経ったのか。しっかりやってくれヨ。そんな言葉も交わせた。

照明は、玉垣の灯籠と境内を照らすハロゲンランプの設置、参道の灯籠の設置という分担があった。参道の灯籠の設置だけで1つの班だった。電球の数が半分位しか無い。あちこち探して、ようやく前回使ったが、保管場所が違っていたとの事で、なんとか点灯試験が終わった。ハロゲンランプの電源は二台のガソリン発電機で対応。これも、起動OK。但し、途中でガス欠があっりして、点灯していた照明が消えたが本番前で、支障は無かった。

交通誘導の班は、暖房も無く大変だったようだ。参拝客の車を臨時駐車場に誘導した。参拝者数は、大体何人くらいだったか。氏子が拝殿に入り、神事が行われていたようだ。各地区の氏子代表が、氏子総代といわれて、神社の運営に係わるようだ。新年が明ける、午前零時に神事が終わり、初詣が始まるようだ。

太鼓の、ドンドンという単調な音が続き、それに合わせて参拝客が拝殿の前でお祈りをする。こちらは、たき火に当たり、目がとろんとしてくる。はっきり覚えていないが、単調な太鼓の音が、乱打して止まった。並んだ参拝客の列が無くなり、初詣終了の合図のようであった。その後も、断続的に礼拝する人はいたが、一応の区切りになっているようだ。多分、太鼓の音は1時間以上続いたような印象がした。一分間に、何人礼拝するか確認しなかった、大雑把に見積もると、数百人を下らない人数だったと推測できそうだ。

境内では、たき火、お焚き上げ、甘酒・豚汁のサービス、福引き、おみくじ、御神輿の展示・礼拝等が一緒に行われていた。裏方と参拝者と役員・来賓等が境内で一緒になり、新年の一時を祝いあって、やがて初詣も終わりに近づく。たき火の火が小さくなり後始末の準備が始まる。各自勝手に動いているようだが、どことなく協調している部分もある。人数が多いと、後片付けも進む。午前1:30頃から、始まった後片付けも2時過ぎ頃には大方終了し、流れ解散となった。

空き椅子に、霜が降りていると誰かが指さした。風がほとんど無く、満月が高く上がっている。まさに、降霜の条件が整っていた。そんな夜道を、月影を踏んでとぼとぼと家に向かう。先日、ある会合で、俺が画策している事があると、秘密情報を打ち明けられた。それは、上樹神社に地域の本屋台を総出動させて、長年実現していない、本屋台を復活させる事だと言った。

もう、上樹神社に本屋台が出でてから、数十年が経っている。社務所には、それらの記録が残されているようだ。本屋台を出すには、多大な費用や労力を要する。従って、歴史に残るような大きな記念事業と重ねるのが今までの慣例である。その候補になる記念事業も幾つか考えられる。思い付きで出来る事業でも無い。入念な計画も必要だ。だが、今なら、本屋台を出した祭典を経験した人もノウハウも残っている。本屋台を復活できるチャンスは今しか無いと呟いた。それは、地域の人なら誰も、感じている事でもある。確かにデカい夢だ。男のロマンだよナ。

Iob_2018hounougaku_kamiki_s58
たまたま、上樹神社の神楽殿の屋根の脇に掲げられた奉納額をデジカメ撮影した。その消えかけた額には「58国体記念屋台祭」と書かれていた。子供の頃は、秋祭りには、この神楽殿で太々神楽が演じられて、その仕草を不思議そうに見入っていたのを思い出す。今は、この神楽殿の一、二階とも倉庫になっているのを知った所だ。屋台を出すなら、昭和58年頃の地域力を復活する必要がありそうだ。

Googleにてキーワード「曙屋台」で本サイト内を検索(https://www.google.co.jp/search?hl=ja&ie=UTF-8&oe=UTF-8&num=20&lr=lang_ja&q=%E6%9B%99%E5%B1%8B%E5%8F%B0%E3%80%80site%3Ahttp%3A%2F%2Faf06.kazelog.jp%2F)(この記事へのリンク

曙屋台を作った時の記録や情報はほとんど伝えられていない。しかし、残された伝承から、屋台を作った事や作った時の様子は辛うじて推測できるようだ。農家の最大の願い事である雨乞いがその背後にあるようだ。屋台を作り、それを神に奉納する事も、男の大仕事だったのだろう。それを、成し遂げた先人達がいたのも疑いない事実であろう。寒い夜道をとぼとぼ歩いて帰ると、漠然と浮かんできた本屋台復活の夢も萎んでしまいそうだ。現代人は、大きな夢を見るのが怖すぎるのだ。

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2018年01月04日 伊勢崎(イセサキ) 日積温 残日 通日 通積温 TA TX TN TD WX SN RN 瞬低T 瞬高T 瞬風
DATA 78.6 361 4 409.4 3.3 7.5 0.1 7.4 5.2 8.8 0 -0.8 7.5 10.2(北北西)
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    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)