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2018年1月30日 (火)

資源ゴミ(改題):環境雑録:老人の寝言:資源もゴミも人間のエゴから生まれる?;独り居て 氷柱の伸びる 音を聞く。180130。

2018年1月30日(火)
昨日は晴れ。ざっそう句;独り居て 氷柱の伸びる 音を聞く。少しだが、寒気が去り暖かさが戻って来たように感じる。朝、黒電話で起こされる。まだ、まだらに残雪がある。カートリッジ式の安物万年筆を試用中。筆記用具も適材適所なのかも知れない。柔らかく太い芯のシャープペンだと書いた文字が白紙のページに転記して紙面が汚れた。昨日の汁物にサツマイモとトウガンが入っていた。サツマハイモは玄関の籠の中に入っていた物で、腐らずに残っていたそうだ。玄関は日当たりが良く気温も高いので腐りにくいようだ。トウガンは、皮が厚く台所においても保存が出来るようだ。味も香りも、ほとんど無いので食べ方が難しいようだ。ともかく固いので切るのが大変なようだ。カボチャも似たような物。1/31は満月らしい。2/3が節分。豆の手配はこれからだ。

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2008/08/07

資源ゴミ(改題):環境雑録:老人の寝言:資源もゴミも人間のエゴから生まれる?

ゴミ問題は環境問題として重視されるが、どこかに怪しいトリックがあるように感じている。この記事は、BLOGを書き始めた頃の物だ。過去記事の再読を兼ねて、元記事の追記・改造をしておく。

ゴミが出るのは、家庭だけで無く、企業・事業所等から出るも出る。そこで、ゴミ処理のルートも排出元の性格により変わっているが、これがダブルスタンダードの原因になっているのかも知れない。

ゴミも、廃棄物、排出物云々と色々な言葉が使われている。ある物が要る・要らないという基準も曖昧だ。人により異なるし、同一人物でもTPOにより異なる。企業・事業所等はから出るゴミは更に、実体が異なり、広範なゴミが生まれるのだろう。

総論:分別すればゴミも有価物になりリサイクルされる。

この短い命題が、当世のゴミ処理の定理のように言われているが、ゴミが出るのは当然という経済社会を前提にしているように感じる。要するに、この命題を形成している単語が、お金やコストというパラメータを含んでしまうのだ。お金が姿を変えている商品はゴミも一緒に連れてくる。そのゴミも商品の価格の一部を形成する。そうして、ゴミ処理のコストまで、最終消費者が負担するシステムが一般化している。

仮に、生産者・販売者はゴミとして排出される物質をその原価のN倍で買い戻さねばならないという罰則付きの法律が出来れば、ゴミの排出は激減するだろう。一時、資源のリサイクル・ゴミ排出削減という大義名分で、レジ袋の有償化が行われた。レジ袋の有償化として、一枚当たり数円の値段を付けて売ったわけだ。レジ袋の有償化をしたスーパーが、いつの間にか又無償化に戻ってしまった。この現象は、売り手側のエゴなのか、買い手側のエゴなのか。

家庭廃棄物を自治体で処理するのも、どこかに怪しいトリックがあるように感じる。自治体が、生活排出ゴミを無償で回収するという見せかけは、それこそ税金の無駄使いではないか。ゴミ回収袋を実費程度に安く設定しているという説明にもどこかに怪しいトリックがありそうだ。自治体が、ゴミを減らそうとするなら、ゴミをマイナス価格で買い取れば良い。言い換えれば、ゴミ代金を排出者が支払うシステムを採用すれば、ゴミを減らそうとするネガティブフィードバックが働くわけだ。

結論:かくて、分別はますます細分化される。

いつか行き詰まる気配を感じる。現役時代、会社でも環境担当部署が、廃棄物の分別を排出部所に指示していたが、その分類が徐々に細分化して、分別するのが仕事になり、本業に支障が出そうだと感じた事があった。要するに、不要な排出物は、後工程に回せと言う事になると、後工程の負荷が重くなるのである。少子高齢化で、今後、家庭での分別や分別の細分化は、益々困難になりそうだ。

自分的にも、幾つものゴミ袋を用意して、それを細分する作業が苦痛になってきた。これも老人力の発達故だろうが、このゴミ処理は、システムを抜本的に変えない限り、解決しないだろうと見ている。群馬県は一人当たりのゴミの排出量が、全国的にも多い県だと聞いているが、これは群馬県人の問題と言うより、行政の怠慢といった方が正鵠を射ているのではないか。

「始末」という言葉。ゴミ問題は末端(OUTPUT)だけでは済まない。始端(INPUT)がなおざりにされている。末端にあふれ出さないよう始端をコントロールすればゴミ問題の大半が解決される筈だ。

戦後、急激に進歩した学問の一つが自動制御理論だ。要するに、ある量を垂れ流し的に放置・放任して置くだけでは、目標通り制御できないのは当然なのだ。ゴミについては、排出量の統計は見るが、流入量の統計は見た事が無い。現役時代、コピー用紙使用枚数の低減という環境活動があったが、コピー機があり、コピー用紙が山のように積まれていては、削減の意欲が進まない。発想の転換をしない限り、抜本的な改善は達成できないだろう。やや強引だが、コピー用紙を配給制にすれば、ある程度の効果は出るだろう。

ゴミ処理のシステムが巨大化・複雑化して、そこに利権が絡んでくると、ゴミ処理にかかる経費・税金・コスト等は増大する一方だろう。外国は、ゴミ問題をどのように処理しているのか。家庭排出ゴミだけなら、なんとかガマンは出来るが、原子炉廃棄物の処理費用も重大な問題だ。この先、廃炉費用も必要になる。核のゴミこそ、入り口で阻止するのが最も有効な環境対策だ。環境に排出された核のゴミは、エントロピー増大の法則で、地球上に拡散し、それを元の鞘に戻すには、膨大なエネルギーが必要で、最早経済的には対策が不可能になる。

たかがゴミ、されどゴミ。ゴミを軽視するとゴミに泣く事になるのか。

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2008/08/07

資源ゴミ

総論:分別すればゴミも有価物になりリサイクルされる。

結論:かくて、分別はますます細分化される。

いつか行き詰まる気配を感じる。

「始末」という言葉。ゴミ問題は末端(OUTPUT)だけでは済まない。

始端(INPUT)がなおざりにされている。

末端にあふれ出さないよう始端をコントロールすれば

ゴミ問題の大半が解決される筈だ。


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項目 日積温 残日 通日 通積温 TA TX TN TD WX SN RN 瞬低T 瞬高T 瞬風
DATA 92.2 336 29 2705.7 3.8 9.7 -3.1 12.8 4.8 9.3 1 -3.2 9.8 9.4(北西)
時刻等℃   D m/s H mm 07:04 14:00 08:39
2018年01月29日 伊勢崎(イセサキ) AMEDASへのリンク


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    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)