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2019年3月21日 (木)

東北の海よ:双葉郡ライブカメラで復興状態を垣間見る:大熊町野上簡易郵便局交差点の様子;威勢良く 葉っぱ膨れて 葱坊主。20190321。

2019年3月21日(木)
昨日は晴れ。ざっそう句;威勢良く 葉っぱ膨れて 葱坊主。新聞を取りに外に出たついでに、雑菜の蕾を摘む。午前、宅内閑居。午後、ミカンの接ぎ木苗を畑に仮植え。畑の中で雑草として育っているカモミールの株を掘り上げ畑の隅に移植。これで雑草が有益植物に変身する。冬を乗り越えたネギの葉が太り始めて葱坊主を付け出した。二本、掘り上げて収穫した。夕食の汁物として出てきた。畑の表土は乾燥しているが、直下には、まだ水分がある。はやぶさ2の観測でリュウグウには岩石中に水分成分が化合物の形で存在している事が分かったとの事だ。生命の起源解明に一歩近づいたか...。本日は春分で彼岸の中日、望・満月でもある。いよいよ、春本番の家庭菜園シーズンになる。

上毛新聞は、「出産祝い金廃止案否決 伊勢崎市議会;url=https://www.jomo-news.co.jp/news/gunma/politics/119383([2019/03/20])」というタイトルで、「群馬県伊勢崎市議会は19日、本会議を開き、出産祝い金条例を廃止する条例案を賛成少数で否決した。議会事務局によると、市長提出議案が否決されるのは、2005年1月に4市町村合併で新市が誕生して以降初めて。 出産祝い金は第3子以降の出産に対し、一人につき10万円を支給する。市は3月末で廃止する条例案を2月19日の本会議で提案。3月7日の文教福祉委員会では可決されていた。」と報じた。

我々、団塊の世代が子育て中は、少子高齢化の問題は現在程顕著ではなかったと思う。団塊の世代から生まれる第二次団塊の世代が話題になった程だ。自分的には、少子高齢化の問題は、生物学的問題では無く、明らかに政治の無策・怠慢が原因だと信じている。そう考えない限り、戦後の人口増加が合理的に説明できない。終戦直後は、政治に人生は託せない、頼りになるのは家族だけだ。家族は一人より二人、二人より三人と大家族の方が安心だという実感があった筈だ。当局は、人口増加が政策上好ましくないので避妊を推奨した程だ。伊勢崎市議会の判断は人口問題に対する一つの見識を示したと言えそうだ。伊勢崎市は数少ない人口増加地方都市だと胸を張るが、それは無策の成果なのかも知れない。伊勢崎市の人口増加を牽引しているのは合併前の東村・赤堀町地区であり、旧伊勢崎市地区と旧境町地区の人口は減少しているのだ。伊勢崎市内全域で人口増加を実現させれば、勲章物だろう。その切り札の一つが教育と育児だ。

Iob_2019_isesaki_p_
原ファイル名=「IOB_2019_ISESAKI_P_地区別人口の増減.jpg」
IOB=IMAGES ON Beloved Ones

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東北の海よ:双葉郡ライブカメラで復興状態を垣間見る:大熊町野上簡易郵便局交差点の様子

双葉郡のライブカメラの公開が3月31日で終了する。人間の記憶は儚く、忘れ去られるのが運命だ。でも、忘れてはならない事もある。それは、人毎にに違うが、忘れまいという気持ちを保持する事でも、結果が違ってくる。記憶を思い出す、現実的な方法は、忘れる前に、思い出す以外に良い方法は無い。5ボタンマウスの設定が不調になり、3ボタンマウスの機能のみになった。ドライバーを再インスト。設定はコピペ機能だが、これが使えないと作業効率が激減する。

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原ファイル名=「IOB_2019_FUTABA_OOKUMA_T_&_GoogleMAPS_S.jpg」
IOB=IMAGES ON Beloved Ones

とりあえず、過去記事を読んでみる。福島原発事故事故から12日目の記事だが、まだ福島原発事故の先行きは分からなかった。だが、気温が下がって、仮設住宅に避難した被害者が、寒さに苦しんでいることだろうと想像していた。その被害が大きかった地域は、福島第一原子力発電所に近い双葉郡の町であり、被災した町民の数は、今日でも多数いて、復興が終わったとは言えない状況だろう。被害は、物質的な物かから、精神的・人間的な物まで広がっているのだ。

かみつけ女流歌人 雅:陶の鉢(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2011/03/post-970a.html)。(2011年3月23日 (水))」

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大熊町のホームページによると、現在でも避難者の数が圧倒的に多いようだ(http://www.futabagun.jp/futaba_camera/camera?observationPointId=168)。

2. 避難先の状況(平成31年3月1日現在)
福島県内の主な避難先地域

浜通り地方 5,192人(いわき市 4,650人、南相馬市 281人)
中通り地方 1,790人(郡山市 1,073人、福島市 206人)
会津地方 885人(会津若松市 782人)

福島県外の主な避難先都道府県

茨城県 478人、埼玉県 360人、東京都 255人


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今回は、双葉郡大熊町に設置されたライブカメラで復興の様子を見た。トラックが動いているのは確認出来たが、一般住民の生活の姿の様には見えなかった。多分、業務用のトラックだろう。上記、大熊町のホームページのように、町民の多くがまだ、福島県内の市や他県で避難生活をしているので、故郷の町へ戻れるのかまだ先が見えにくい状況と思われる。避難先での、新しい生活が軌道に乗れば乗る程、帰宅は遠のく心配もある。

WEB上には、「東京電力の鼓(つづみ)紀男副社長の避難住民の謝罪(https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1058381920)。(2011/3/2309:03:10)」という情報があった。奇しくも、記事と同じ日付である。「東京電力の鼓(つづみ)紀男副社長は22日、福島県田村市の市総合体育館に避難している同県大熊町の住民(約640人)を訪ね、福島第1原発の放射能漏れを謝罪しました。」との事である。

追記(2019/03/31):下記のニュースがあった。復興は加速されるのか。まだ、除洗が終わっていない高濃度の放射線が、復興の障害になっている事が分かる。

デイリースポーツONLINEは、「福島・大熊町で常磐道IC開通 復興に弾み期待。;url=https://www.daily.co.jp/society/human_interest/2019/03/31/0012198703.shtml。(2019.03.31)」というタイトルで、「東京電力福島第1原発事故で全町避難が続く福島県大熊町で31日、常磐自動車道に新設された大熊インターチェンジ(IC)の開通を祝う式典が開かれた。町の全域に出ている避難指示が一部で4月10日に解除されることから、復興に向け弾みがつくことが期待されている。 式典には国や町などの関係者約80人が出席した。大熊ICは放射線量が高い帰還困難区域にあるため、料金所に人を配置せず、料金精算機と自動料金収受システム(ETC)で対応する。IC開通で、除染に伴い発生した汚染土を保管する中間貯蔵施設(同県双葉町、大熊町)への輸送力向上などが見込まれる。」と報じた。

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追記(2019/04/10):大熊町のニュース。古里への帰還を諦めた人の例も、記事中にあり、今後も辛い決断を迫られる町民が多くなると感じる。

NHKは、「福島 大熊町 一部で避難指示解除 戻る人わずか 暮らしどうなる;url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190410/k10011879681000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_012(2019年4月10日 19時50分)」というタイトルで、「東京電力福島第一原発の事故のあと、福島県大熊町の全域に出されていた避難指示が10日、一部の地域で解除されました。福島第一原発が立地する自治体で避難指示が解除されたのは初めてですが、町に戻る人は一部にとどまっていて、生活環境の整備などが課題となります。10日午前0時に避難指示が解除されたのは、福島第一原発から南西に7キロほど離れた大熊町の大川原地区と中屋敷地区です。 面積は合わせておよそ30平方キロメートルと町全体の40%ほどに当たります。 除染などによって放射線量が下がったため、原発事故から8年がたって避難指示が解除されました。 町民はこれまで自宅に宿泊する際、国に登録が必要でしたが、10日からは宿泊する際にも登録の必要がなくなります。~ 双葉町 来春の避難指示解除目指す:福島第一原発が立地するもう一つの自治体、福島県双葉町は、いまも町の全域で避難指示が続いていて、来年春に町の北東部とJR双葉駅周辺の一部で、避難指示の解除を目指しています。 双葉町は大熊町の北側にあり、町の面積の96%は「帰還困難区域」に指定され立ち入りが厳しく制限されています。 残る4%にあたる町の北東部は、放射線量が比較的低い「避難指示解除準備区域」になっていて、除染は完了し、来年春の避難指示の解除を目指しています。」と報じた。

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項目 日積温 残日 通日 通積温 TA TX TN TD WX SN RN 瞬低T 瞬高T 瞬風
DATA 318.6 286 79 11446.3 13.3 21.2 3.7 17.5 4 10.4 0 3.4 21.6 8.0(東南東)
時刻等℃   D m/s H mm 05:04 15:17 15:38
2019年03月20日 伊勢崎(イセサキ) 1年の 22% 経過       AMEDASへのリンク


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    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
  • 沼田 真(編): 07_雑草の科学(研成社1979)
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