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2020年3月11日 (水)

老人の寝言:老人の妄想:身辺雑記:田舎老人徒然草:過去記事を読む;東日本大震災・東北三大災害より9年目;世界の三流国以下に沈没を続ける日本を憂える;嗚呼嫌だ あいつ等の欲 人を食う。20200311。

2020年3月11日(水)
昨日は雨。ざっそう句;嗚呼嫌だ あいつ等の欲 人を食う。アメダス瞬高T(℃)=15.1、
16:31。雨だが意外に気温が高かった。それでも気分は冴えない。宅内閑居。Meryで駄文の編集。いつ終わるか当ても無い作業だ。少しずつ形にしよう。ジャンクデジカメをいじってみた。画像は出るが設定・シャッターがNG。ミニUSBケーブルで練習用の中古スマホとノートパソコンを接続。PDFファイルを転送。スマホから読み出せた。テキスト書き込みも出来るので電子手帳並みに使えそうだ。百均店の本物の手帳の方が便利だが...。遊びや惚け防止にはなりそうだ。MP3で音楽ファイルを入れておけば暇な時に聞けそうだ。自分のガラケーには青空文庫からDLした銀河鉄道の夜を小分けにしたテキストファイルが入っている。暇つぶしに読むには重宝する。今日で東日本大震災・東北三大災害より9年目となった。福島原発事故と同じパターンの新型肺炎・新型コロナウイルスの人災が広がりつつある。隙あらば、自分の欲を実現する最大のチャンス到来と悪行を画策中の連中も少なからずいるだろう。日本人がマスクに親しむのはあの能面を被った心理状態になれるからなのだろうか。

Iob_2020_jizou__20200311
原ファイル名=「IOB_2020_JIZOU_地蔵_20200311.jpg」
IOB=IMAGES ON Beloved Ones

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老人の寝言:老人の妄想:身辺雑記:田舎老人徒然草:過去記事を読む;東日本大震災・東北三大災害より9年目;世界の三流国以下に沈没を続ける日本を憂える

今日で東日本大震災・東北三大災害より9年目となったが、2011年3月過去記事を10日から時系列で読んで見る。10日は何事も無く過ぎた平凡な日であった。平凡さが何よりも貴重なのだ。

「技術断想:感性を見直す(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2011/03/post-b4a2.html)。(2011年3月10日 (木))」で、「ところが、日本の場合、お題目では個性の尊重を唱えるが、常識に反するような言動はそれとなく常識寄りに誘導されてしまうような雰囲気が至る所にあるように思われる。感性という言葉自身が既に日本では酷使されすぎてその意味が希薄化しているようだが、その点感性を情意と読み替えると、更に大きな意味があるように感じる。感性は主に感じる能力だろうが、何をどのように感じるか、それをどのような行動として出力するかが情意の部分であろう。いわば、感性を行動に変換するエンジンが情意のように感じる。」と書いた。

「雑草句録:紅みつまた(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2011/03/post-03df.html)。(2011年3月11日 (金))」で、「朝はまだ寒い。今朝6時の気温;アメダス:-1.3℃、我が家の外気:-3.6℃。明け烏の声が朝一番に聞こえてくる。この季節のこの寒さに何となく合うような感じがする。」と書いた。

この日は、東日本大震災が発災した日であったが、BLOGは投稿済みで、何事も無く、芭蕉句の観賞等を取り上げていた。「朝はまだ寒い」と書いていたが、被災地では、暖を取るのが大変な事態になっていた。地震とそれを追いかけるように津波が襲ってきた。更に、福島原発事故が追い打ちを掛けてきた。この寒さの中で、放射能を避けて逃げ迷った被災者が多数いたのだ。

福島原発事故の原因は、津波による電源喪失だと言われているが、地震の一撃で老朽化した配管が破壊したのが第一原因であると言うのが、暗黙の了解であったようだが、それは見事に隠蔽されてしまった。原発は老朽化で破壊する。これこそが、福島原発事故が示した歴史的公理である。

WIKIPEDIA「日本の原子力発電所。(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80)」:「運用中(33基);廃止・解体中(26基)~。現在と今後:福島第一原子力発電所事故の約1ヶ月前に、既存の原子力発電所の延命方針が打ち出された。老朽化で運転を終える原子力発電所の廃炉処置の困難さに加えて、二酸化炭素排出削減策としてである。2010年(平成22年)3月に、営業運転期間が40年以上に達した敦賀発電所1号機を始めとして、長期運転を行う原子炉が増加する見込みであることから、これらの長期稼働原子炉の安全性が議論となった[14]。
2011年(平成23年)3月11日に、東日本大震災の津波で、福島第一原子力発電所が全電源喪失によって炉心溶融と原子炉建屋の水素爆発が発生し、放射能汚染を東北・関東地方に及ぼした。その影響により、原子力発電所の増設計画の是非や、点検などによって停止した、原子力発電所の再稼働の是非などが焦点となり、今後の日本の原子力政策をどうしていくのかという議論が、日本国政府や国会やマスメディアなどに、大きく取り上げられるようになった。なお、福島第一原子力発電所の原子炉は、2011年3月11日の東日本大震災の被害で、4基が2012年(平成24年)4月20日に廃止され、残る2基も2014年(平成26年)1月31日に廃止となった[15]。 」

「身辺雑記:東北地方太平洋沖巨大地震の脅威にふるえる(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2011/03/post-69ee.html)。(2011年3月12日 (土))」で、「この巨大地震の被害の全貌はまだ見えていない。残念だったのは、一国の総理が、この最大の国難に際して、TVに映ったのが地震発生から数時間経てからであった事。危機管理は初動の良さが後半の良さを決めるのではなかろうか。

地震予知については、2010/3/24の以下の記事に書いた。
http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2010/03/post-cbf0.html

地震大国である事は日本の宿命である。それならば百年ではなく千年の大計としてでも、その予知と予防に取り組むべきではないか。」と書いた。

この記事を書いている時点では、災害情報は集まらず、災害も刻々と拡大していたのである。東日本大震災が起こらなければ、北関東自動車道の全線開通祝いが行われる予定であったが、北関東自動車道は東北方面への補給道路として活躍する事になったのを思い出す。だが、車を走らせるガソリンも買い占めで逼迫した。トラクターのタンクから軽油を抜き出して使ったという話しも聞いた。ガソリンスタンドには長蛇の列が出来た。

新型肺炎・新型コロナウイルスも東日本大震災と同じようなパニックや生活必需品の買い占め・売り惜しみが一部で行われているようだ。今後の成り行きが気に掛かる。先日、某ホムセンでトイレットペーパーを買った。一人一個だけの販売制限をしていたので、何とか買う事が出来た。百均店ではマスクは売り切れが続いていた。

「環境雑録:巨大地震による原子力発電所の事故(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2011/03/2011.html)。(2011年3月13日 (日))」で、「特に原子力発電と巨大地震の関係が心配になった。3/12午前、首相は東京電力福島原子力発電所を視察した。その後になって、炉心の冷却水の水位が低下し、放射能を含んだ物質が排出される危険があるとして、福島第一原子力発電所周辺半径10Km以内の住民の避難命令が出された。更に、それに続いて爆発が起こり、建屋の外壁が飛散したのを受けて避難命令は半径20Km以内に拡大された。爆発の原因は発生した水素と空中の酸素が反応した事とされている。原子炉格納容器は破損していないと説明されているが、核分裂物質が検出されている事も発表している。現在、異例の海水注入と中性子を減速させて核反応の進行を抑えるホウ素を使用した対策が採られている。この対策がうまくゆく事を願うばかりだ。今回の福島第一原子力発電所の事故はJCOの臨界事故と同じレベルの4(最高レベルは7だったと思う)であると朝のNHKラジオニュースが伝えた。」と書いた。

当時は、原子炉は五重の壁に守られているから絶対に安全だという宣伝が、専門家等から盛んに流されていた。しかし、原発の爆発や放射能の飛散が現実の物になり専門家等の正体が白日の下に晒された。最早、専門家面をしてテレビにでも出よう物なら危険を感じるような雰囲気だったろう。新型肺炎・新型コロナウイルスでも、まだ専門家が跋扈できる空間はあるようだが、今後の姿が注目だ。ともかく、危機的状況に対応が出来ない時に、エセ専門家が跋扈する。

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5重の壁 - Wikipedia

ja.wikipedia.org › wiki › 5重の壁
5重の壁(ごじゅうのかべ)とは、原子炉からの放射性物質漏洩を防ぐ為に設けられた5つの障壁のことで、原子炉の安全設計の「多重防護」のうちの一つである。 概要[編集]. 設けられた障壁が「燃料ペレット」、「燃料被覆管」、「原子炉圧力容器」、「原子炉格納 ...

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福島原発事故発生当時、破壊した原発の放射能対策として、水棺、石棺が議論されていた。どちらの方式を採用するにしても巨大な費用がかかる。チェルノブイリ原発事故では、石棺方式が採用され、原子炉はコンクリートで密閉されている。東京電力福島原発事故では、中途半端な廃液垂れ流し水冷方式を採用した結果、冷却後の放射能汚染水を海洋に流す事も出来ず、放射能汚染水は貯まる一方である。ここに、目先だけの金勘定優先政策がはっきり現れている。安全のためのコストは電力使用者にツケを回すシステムが暗黙裏に存在しているのだ。そのシステムを握った物はドラキュラの如く国民の血を吸い尽くす事が出来るのだ。

「身辺雑記:東北地方太平洋沖地震から東北・関東超巨大地震へ(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2011/03/post-2052.html)。(2011年3月14日 (月))」で、「本日から輪番(計画)停電が実施される。朝日、毎日のNETニュースでは「東日本大震災」という言葉が出現。「東北・関東超巨大地震」という呼び名も出てきた。超巨大地震地震とその余波を受けた原子力発電所の事故という重圧ものしかかっている。ガソリンもパンや牛乳等も店頭から姿を消したようだ。売り惜しみ、便乗値上げが被災地以外も直撃しそうな気配だ。耐えるしかない。~。ところが、今回の対応はオオカミ少年になりかけてしまったようで、当局の腹のすわらない態度が透けてみえてしまったように感じる。一般市民も、正確で信頼できる情報を適時に知ることができれば正しい判断ができる筈だ。一般市民は報道を信じて、不便や危険を覚悟してまで実施当日の行動を計画した筈だ。原発の事故はいくら弁明してもその責任は当局にあるのである。それを自分の不利にならないような情報の二次的な操作で眩まそうとした低意はなかったか。疑問なのは、電力量という数値で電力の需要と供給能力は定量的に表せるのであるが、その数値が一切公表されていない事だ。この数値が公表されれば、小学生でも停電や節電の意義が判断できる事だ。思うに、計画停電の実施の予告無しの唐突な実施は、企業のエゴに基づき、二次災害を引き起こすことが明確になり、企業責任を果たせなくなると言う認識が明確になったからではないか。」と書いた。

東日本大震災の被害の概要が見え始めてきた。東京電力が追い打ちを掛けてきたのが、唐突な輪番停電を実施するというパフォーマンスであった。万一、一斉停電が起こった時、責任を利用者・国民に押しつける布石であった。東京電力は契約上電力の安定供給は死守する義務があるのだ。輪番停電はその義務を反故にする布石であると見通した。要するに、東京電力の経営者はその程度の器量しか無かったと歴史により証明されたのである。

政府は、新型肺炎・新型コロナウイルスの流行と不手際隠しの糊塗策として、特措法を制定するらしい。まさに、濡れ手で粟どころか、毒を食らわば皿までのようで、日本は戦前まで、歴史が逆回転を続けるのか...。緊急宣言の裏で好き勝手をされては、国民は泣くにも泣けなくなる。

東京新聞は、「<新型コロナ>特措法案決定 私権制限 緊急宣言可能に。;url=https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/202003/CK2020031002000278.html。(2020年3月10日 夕刊)」というタイトルで、「政府は十日の閣議で、新型コロナウイルスの急拡大に備える新型インフルエンザ等対策特別措置法改正案を決定した。改正案は十三日に成立する見通し。施行後は新型コロナ感染症にも私権制限を伴う緊急事態宣言を出すことができる。野党は発令前の国会の事前承認手続きなど、要件の厳格化を求めている。 (後藤孝好) 改正案は、二〇一二年に民主党政権で成立した特措法の適用対象に新型コロナウイルス感染症を加える内容。全国的な流行のさらなる拡大で、国民生活に甚大な影響を及ぼす恐れがある場合、首相は緊急事態を宣言できる。宣言を受け、都道府県知事は外出の自粛や学校の休校、興行施設の利用制限などを要請できる。」と報じた。

「雑草句録:かじかむ手(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2011/03/post-9bb8.html)。(2011年3月15日 (火))」で、「■退職のアイサツメールかじかむ手

一回だけの記念すべきメール。自宅で寒さにこらえて打った。」と書いた。

「身辺雑記:東北関東大震災雑感;計画停電に関して、東京電力は短時間の内に二転三転する記者発表で大きな混乱を招き、かつ世間の不信を買ったかのような動きを示した。しかし、それは福島第一原子力発電所の事故を隠す煙幕にはならなかった。むしろ、その事故を際だたせたのではなかったか。asahi.com(2011年3月14日15時34分)の「14日の東京株式市場で、大震災の影響で原子力発電所の事故対応に追われる東京電力の株価が前週末終値比500円安の1621円でストップ安となった。」という、株価の反応が東京電力の現状を余すことなく語っているようでもある。東京電力福島第一原子力発電所1号機から3号機まで、同じような冷却系の事故が生じている事は何か構造的な重大な欠陥があるように感じる。」とも書いている。

「環境雑録:東京電力福島第一原子力発電所の事故(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2011/03/post-a9ee.html)。(2011年3月16日 (水))」で、「放射能に関しては、その怖さは誰もが知っている。しかし、一般人には、見えない、知らないという点で大きな不安を誰もが抱えている。自由空間に放出された放射能は集めることも処分する事も困難になる。放射能を出さない他の物質に崩壊するまで長い期間待つ以外に処置のしようがない。」と書いた。

東京電力福島原発事故がその後も、次々に問題を提起して現在に至っている。未だ廃炉までの見通しははっきりせず、その予定はその都度理由を付けて延ばされている。時間が延びるだけ資金が投入されるのだ。廃炉に掛かる金も無制限に増大する。この非生産的な原子炉産業が日本を支えられるのか疑問に思わざるを得ない。

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項目 日積温 残日 通日 通積温 TA TX TN TD WX SN RN 瞬低T 瞬高T 瞬風
DATA 336.6 294 71 11789.5 14.0 15.1 12.6 2.5 3.8 0 11.5 12.5 15.1 7.9(南東)
時刻等℃ m/s H mm 07:55 16:31 15:43
2020年03月10日 伊勢崎(イセサキ) 1年の 19% 経過       AMEDASへのリンク


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  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
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    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)