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2022年11月 4日 (金)

身辺雑記:老人の寝言:老人の妄想:米作りの回顧。;胸の内 空疎を隠す 赤い羽根。20221104。

2022(皇紀2682年明治155年大正111年昭和97年平成34年令和4年)年11月4日(金)
昨日は晴れ。ざっそう句;胸の内 空疎を隠す 赤い羽根。日向ぼこ新聞。意識して空を見上げる。青空が木々や建物の間に開けている。もうじき落葉が始まるだろう。ダイソーの運勢暦を見ると、7日は立冬で8日は皆既月食である。天気は期待できそう。読み終わってから宅内閑居。資料整理。某県産の新米か、炊きあがった白い飯をおかず無しで食す。これも人の縁で有り難い。角川の歳時記・秋編を拾い読み。昭和53年第一刷発行。歳時記の秋は立秋から立冬の前日までと書かれている。季節感が暦通りに綺麗に割り切れることはないが、歳時記も冬編へ移行する時期だ。一冊百円の古本で、昔の季語の缶詰のようだ。ほぼ半世紀前で死語に近い季語も含まれており懐かしい。季節と共に、人間も動物も植物も天体も巡っており、俳句は運動している自然界の変化を捉えようとする。WEB情報によると、最新版は、「 出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA (2022/8/31);発売日 ‏ : ‎ 2022/8/31;圧倒的な季語数・例句数を誇る歳時記の最高峰 15年振りの大改訂;●見出し・傍題合わせて1万8000季語以上。 」との事だ。「団栗や 似て声たかき 母と妻    白岩三郎」

Iob_20221104_aki_fukaki_
原ファイル名=「IOB_20221104_AKI_FUKAKI_隣は何を.jpg」
IOB=IMAGES ON Beloved Ones

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身辺雑記:老人の寝言:老人の妄想:米作りの回顧。20221104。

今年の米作は平年並みであったが、米の消費量が減少して米価は低下傾向であったが、転作により上昇傾向だったようだ。

JAcomは、「【本紙独自調査】22年産米の作況見込み 全国「99」 200JAの米担当者に聞く。;url=https://www.jacom.or.jp/kome/closeup/2022/220921-61688.php。(2022年9月21日)」というタイトルで、「JAcom・農業協同組合新聞が毎年実施しているJAの米担当者に聞いた2022年産米の作柄見込みなどについての調査結果がこのほどまとまった。それによると調査時点での作況見込みは全国で「99」となった。調査期間は台風被害もなく順調に生育してきたという地域が多かったが、9月18日に鹿児島県に上陸し、日本列島を北上した台風14号の影響は織り込まれていない。刈り取り前の地域での被害が懸念される。調査では米生産や水田農業への課題も聞いているが、「米価が上がらなければ見通しが立たない」との声に加えて、「肥料高騰で令和5(2023)年産がどうなるか心配」との先行きへの不安を指摘する声は多い。」と報じた。 

農家に生まれたが、土作り、種蒔き、収穫、販売という一連の仕事を自分の裁量で行い、収入を得るという経験はゼロに等しかった。一時期、大根とナツミカンを直売所で抱き合わせ販売したことがあった。キウイフルーツも売った。ライバルと価格競争になって、直売所への出荷も止めてしまった。

「雑草句録:大根サラダ(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2010/12/post-d6b4.html)。(2010年12月 9日 (木))」で、「■売る前に大根サラダを試食する;中身が紅色の大根を作った。色が新鮮であった。そこで、それを生食サラダ用として売ってみようという気になった。しかし、レシピがなければ漬け物程度かもしれないとレシピを考えた。味付けには夏みかんの果汁がよかろうと考えて、大根サラダを作り試食した。店頭にはレシピを付けて大根と夏みかんを抱き合わせで並べた。単品売りはやはり差別化が困難だ。そこそこ売れたように思う。発売当時ネットで調べてみたら、Q何とかという大きな食品会社が同じような物を売り出していた。アイデアとしては先行性もあり面白いと感じた。しかし、レシピが無いと何もできないと言うのには疑問を感じる。加工品を買って食べるのも自分の腕試し程度でよいのでは。食べ物も材料を縦横無尽に使えるようになると作る喜び、食べる喜び、食べさせる喜びが生まれてくるのではないか。」と書いた。

kewpie食品ホームページに「大根サラダのレシピ41件(https://www.kewpie.co.jp/recipes/genre/1/111/)。()」が紹介されている。白身の大根を使っているようだが、紅芯大根を使うと彩りが鮮やかになる。

直売所で売るにも、栽培履歴の提出が必要になり、直売所出荷も断念してしまった。それでも、自分で一環栽培をした米を少しでも食べて見たいという農家魂は捨てきれなかった。そこで、ハッピーヒルという稲のバケツ栽培をした。種子を採種したが、蒔き忘れて大方鼠に食われてしまった。残った種籾を今年蒔いたが発芽しなかった。ハッピーヒルは自然農法実践家の福岡正信氏が育成した水陸両用の稲の品種で、固定種の野口種苗から調達した。

「日々が農好天気:初めての米作り実験3:落ち穂種籾=X号とハッピーヒルを育苗箱に播種;記憶術 タフでなければ 嘘付けぬ。180511。(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2018/05/post-9534.html)。(2018年5月11日 (金))」で、「落ち穂から採種した品種不明のXとハッピーヒルの二品種の種籾を育苗箱と畑の一角に蒔いた。今まで浸種していたが、催芽を省略して発芽しかけた段階で播種した。」と書いた。

農作物は、栽培・飼育する生物の系統維持が不可欠だ。ハッピーヒルは採種が出来たが、米を食べずに終わってしまった。当地区の農事組合では、種籾消毒を協働で行って来たが、苗から稲作を行う農家は減って、種籾消毒の協働作業は終了しそうだ。時代の変化を痛感する。

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項目 日積温 残日 通日 通積温 TA TX TN TD WX SN RN
DATA 389.0 59 306 389.0 16.2 22.4 10.7 11.7 3.9 10 0
時刻等℃ 15 5 21 90.91 mm
伊勢崎 2022年11月3日(1時間ごとの値) 1年の 84% 経過       AMEDASへのリンク  
ダブルカウントに注意(2022年1月2日ファイル作成);黄緑はそのデータ発生時刻(MATCH関数20220116)
熱中症反対!


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    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
  • 沼田 真(編): 07_雑草の科学(研成社1979)
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    POST IT :ブログ画面への張り紙に使える。
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)