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2023年6月 6日 (火)

身辺雑記:老人の寝言:老人の妄想:近世群馬の人々(1):桑島定助;「百姓が本気で政治をしていたら、作物は育たないダンベェ~」:;嗚呼卑弥呼 出るか出まいか 迷います。20230606。

2023(皇紀2683年明治156年大正112年昭和98年平成35年令和5年)年6月6日(火)
昨日は晴れで、アメダス最高気温TX=30℃、13時で真夏日であった。
ざっそう句;嗚呼卑弥呼 出るか出まいか 迷います。
ダイソーの運勢暦を見ると、今日は芒種である。芒のある作物・稲の植え付け時。道路をコンバインが重低音をまき散らしながら通過した。ガーシー前参院議員はニュース通り、逮捕されたようだ。予報通り気温が上がり、夕方回覧板を回しに行った。ビヨウヤナギの黄色い花と白っぽいが薄緑色がかった栗の花が咲いている。栗のイガは何が変形してできるのか。

Iob_20230606_
原ファイル名=「IOB_20230606_嗚呼卑弥呼 出るか出まいか 迷います.gif」

読売新聞オンラインは、「吉野ヶ里「石棺墓」の主、邪馬台国と同時代の有力者か…石蓋を外し骨・副葬品調査 。;url=https://www.yomiuri.co.jp/culture/20230605-OYT1T50116/。(2023/06/05 15:15)」というタイトルで、「佐賀県は5日、弥生時代の大規模 環濠 集落で国指定特別史跡の吉野ヶ里遺跡(佐賀県神埼市、吉野ヶ里町)で出土した 石棺墓 の内部の調査を始めた。石棺墓の位置などから、邪馬台国が存在した弥生時代後期(2世紀後半~3世紀中頃)に作られた有力者の墓の可能性があるという。  石棺墓は板状の石蓋4枚で閉じられており、石蓋の幅は最大65センチ、厚さは同17センチ、4枚がつながった長さは約2・3メートル。石蓋の表面には「×」などの線刻がある。   この日は午前10時に作業を始め、重機を使って約20分で石蓋を外した。中は土が詰まった状態で、今後、土を取り除き、埋葬された人の骨や副葬品について調べる。1週間ほどで全容が判明する見通し。  石棺墓が見つかった場所は、弥生時代中期の王たちが埋葬された「北 墳丘墓 」の西側。神社があり、発掘作業が行われずにきたが、2022年2月に神社が移転したのを機に、佐賀県が調査している。 」と報じた。

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身辺雑記:老人の寝言:老人の妄想:近世群馬の人々(1):桑島定助;「百姓が本気で政治をしていたら、作物は育たないダンベェ~」:20230606。

処分すると言うので、貰ってきた古本の一冊に「近世群馬の人々(1)」(三山文庫9:昭和38年刊)(本書)があった。その人名を目次から引用すると以下の通り。聞いたような名前もあるが、良く知っている名前はほとんどない。そこで当ブログ内での引用件数を調べて見た。今回は桑島定助からの妄想を綴る。

内田粂太郎(0)
江口きち(0)
金井之恭(4)
桑島定助(0)
佐藤次郎(0)
須永 好(0)
住谷天来(0)
角田金五郎(0)
角田柳作(15)
村上随憲(7)
湯浅一郎(2)

桑島定助の章の執筆者は明治36年生まれの古屋栄吉で群馬県議会議員とある。WEB情報(群馬県議会ホームページ:https://www.pref.gunma.jp/site/gikai/25083.html)によると、古屋栄吉は「45代;昭和47年6月3日;古屋 栄吉;勢多郡富士見村」との事だ。WEB情報(赤城国際カントリークラブホームページ)によると、「1961年(昭和36年);山内直美氏、清宮龍氏、小口義郎氏、古屋栄吉氏が発起人となり、赤城山麓の75万坪の広大な敷地に、赤城国際カントリークラブの開場を準備。」との事だ。

WEB情報([富士見かるた]へ:平和論者の桑島定助;http://fujimikaruta.web.fc2.com/karuta_he.html)によると、「原之郷品川家に生まれ、桑島家の養子となる。蚕種製造業を始め、蚕品種の改良、蚕養技術者の養成につとめた。県会議員に当選三回、県政にも貢献したが、徹底したキリスト教徒であり、平和論者、禁酒主義者であった。昭和二十三年卒去、八十三歳 (村誌 335)」との事だ。桑島定助は、勢多郡富士見村大字原之郷にて慶応3年・1867年に生まれた。国定忠治の「死没:嘉永3年12月21日(1851年1月22日)」であり、忠治歴を使えば忠治の没後16年と言う事になる。

本文中には、桑島定助の言葉:「私は赤城山麓の一農民として生まれた事に誇りを感ずるものであります。即ち、日本三老農の随一、船津伝次平翁の隣家に成長し、朝夕其の教導を受けた事です。」がある。桑島定助が郷土の偉大な先人に私淑していたことが窺える。本文中、桑島定助と須永好は交流があったように書かれている。群馬県の農業界にも社会主義の風が吹いてきたのか。だが、江戸時代末期から明治時代初期頃までは、まだまだ社会の隅々に博奕が蔓延っていた。博奕で負けて田畑を失った農民もいたようだ。須永好(こう)は小作人を組織して社会を動かしたようだ。だが、敗戦で農地解放が行われて農業社会の風景も様変わりしたようだ。

桑島定助は、蚕種の生産・改良・教育等で島村の田島弥平と共通点が多いように感じる。そのバックボーンとして、当時の新思潮としてのキリスト教の受容があると思われる。江戸時代は、キリスト教は禁教であった。明治維新で、キリスト教が受容されたり組合方式の会社が普及したのだ。キリスト教は見方によれば、従来日本の世界観と馴染まない。日本は黒船と大砲で目を覚まさせられた。以来、和魂洋才で時代の激変を乗り越えようとしてきた。

明治時代に、当地区から海外へ出て活躍した人物がいた。矢島保治郎は当時殆ど未知の国・チベットで活躍した。矢島保治郎がチベット行きを決行するにはキリスト教に関する知識や信仰があったと思われる。矢島保治郎の墓の墓碑にはヨセフ矢島保治郎とキリスト教風の名前が記されている。群馬師範を卒業して渡米した重田善蔵という人物はキリスト教徒になって紐育日本人教会で働いていたと分かった。死亡した日本の郷里では仏教徒として埋葬されている。一方、日本文化を米国に紹介して日米の架け橋として多大な業績を残した角田柳作は仏教系文化を背景にして主に米国で活躍した。

水利科学1958年10月号論文「土地改良事業と地方政治一一県議会議事録よりみた大正用水一一佐藤勝雄」は、「桑島定助議員(出身勢多郡富士見村,党派中立のち実業派,蚕種業を主業とし直接国税21円〕は雑穀と養蚕の村の出身で大正用水上程の際は唯一人の反対者と目され注目を浴びた人である。」と述べている。この論文の著者は議員として党派に捕らわれない議論をしている桑島定助の姿勢を評価しているようだ。

最近、「平家・海軍・国際派」という言葉に遭遇した。近世群馬の人々の中にも直接・間接的に外国との交流があった人物がいるようだ。人物論を国際派か否かで一瞥するとどうも国際派は傍流のように見えてしまう。明治維新の開国後、外貨を稼げる産品の筆頭が絹糸であった。日本は必然的に海外貿易に頼らざるを得なくなる。今後の群馬県は何で飯を食って行くのか。

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項目 日積温 残日 通日 通積温 TA TX TN TD WX SN RN
DATA 553.6 210 155 42951.2 23.1 30 18.1 11.9 3.8 9.2 0
時刻等℃ 13 4 16 61.33 mm
        1年の 42% 経過       AMEDASへのリンク  
ダブルカウントに注意(2023年1月3日ファイル作成);黄緑はそのデータ発生時刻(MATCH関数20220116)
伊勢崎 2023年6月5日(1時間ごとの値)


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    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
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    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
  • 沼田 真(編): 07_雑草の科学(研成社1979)
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