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2010年2月15日

2010年2月15日 (月)

宮仕え

2010/2/15

宮仕え

立派な所に伺候すれば、それを誇りに感じるのは人情かも知れない。威光の効用もあろう。

学歴なども同様な効果があるようだ。ともかく、人が見る目と自分が感じる事にはギャップが

あるのは不可避なのだろう。サラリーマンも役人も宮仕えの一種と言えるだろう。異動や業務

命令にはなかなか逆らいがたい。組織という物が一種の機械の如く動くのは、組織独特の

DNAが支配しているからなのだろう。自分も組織の異動命令を受けて、話を聞くと自分にとっ

ては新しい分野の仕事で、興味もあったので、それに同意した。しばらくは、当初通りの仕事

に従事した。しかし、その仕事もやがて終息に向かった。そうして、ある日、こういう仕事があ

るからやってくれないかと言われた。どうも、色々課題があり、棚上げされていた仕事が復活

して、そのおはちが自分にまわって来たようなのだった。この時はすまじきものは宮仕えとい

う言葉がこたえた。YESと言っても自分にできる仕事か、NOと言ったらどうなるのか。しばら

く、考える時間を頂きいやいやながらやりますと返事した。清水の舞台から飛び降りるような

悲壮感があった。正月頃の話で、ご馳走も喉を通らないような気分で相当に悩んだ末の結論

であった。当然、その後から、その仕事の経緯や詳細を知る事になるのだが、すでにその仕

事はやらざるを得ない状況になっていたようであった。結果から言うと、そのプロジェクトは成

功して、海外の顧客の若いエンジニアから望外の感謝のレターを頂いた。お互い若いエンジ

ニアとして大きな課題にチャレンジさせて頂き、その成功を分かち合えたのであった。時々、

あの時の異動の本命はこの店晒しされた仕事の処理にあったのだろうかと思うことがある。

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  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
  • 沼田 真(編): 07_雑草の科学(研成社1979)
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    POST IT :ブログ画面への張り紙に使える。
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)