菜の花:いとしきもの
2010/4/22
雑草句録:菜の花
■菜の花の匂いの中で深呼吸
昔は菜種油をとるために田んぼで菜の花を作った。今は景観・防草用に作っている。風の少
ない晴天にはほのかに花の香りが漂う。
2010/4/22
雑草句録:菜の花
■菜の花の匂いの中で深呼吸
昔は菜種油をとるために田んぼで菜の花を作った。今は景観・防草用に作っている。風の少
ない晴天にはほのかに花の香りが漂う。
2010/4/21
2010/6/11 English Version
雑草句録(Weedy Haiku Records):古城(ruined castle)
■一人行く古城の森のすみれ花
●Hitori yuku kojyou no mori no sumire-bana
▲A violet appears
Among the woods of ruined castle
Lonly walking.
**************************************A violet is inconspicuous flower. The image of a violet overlaps with the ruined castle.
2010/4/21
雑草句録:古城
■一人行く古城の森のすみれ花
最近は余りすみれも見かけない。自己主張の強い、色鮮やかな花に気を取られているのも
一因か。ほっ、咲いているなという程度で通り過ぎてしまう花だが...
2010/4/20
2010/6/11 English Version
雑草句録(Weedy Haiku Records):モズ(Shrike)
■モズの狩り畑仕事についてくる
●Mozu no kari hatake-shigoto ni tuitekuru
▲A shirike hunts
Follwing
My trace of plow.
**************************************The shirikes are cautious wild birds. Yet,they approach to farmers.
No battle between them.
2010/4/20
雑草句録:モズ
■モズの狩り畑仕事についてくる
野鳥も利口である。耕耘機をかけたり、土を耕すときにその後を追ってくる。ムクドリ、キジ鳩
が多い。モズは警戒心が強く、人間に近づく時間も少ない。狩の時は鳴かないようだ。
2010/4/19
男はつらいよ
■寅さんの一作を見る春の宵
2010年の干支は寅で、寅さんも少し話題になった。残念だが寅さんの新作は一度も見た事
がない。数年前、NHK BSで全作が放映された。それならばと、ビデオにとり始めたが途中で
挫折した。ビデオには留守録機能が付いているはずだがほとんど使った事がない。そのビデ
オも過去の物になりつつある。
2010/4/18
アナログいろはカルタ
ろ :
■論より証拠、クレーム解析
議論に終止符をうつには行動以外にない。いろはカルタには、○ 論より証拠 ○六十の三つ
子○ 論語読みの論語知らず等があるようだ。技術の現場では、技術者同志では不具合は
起こりうるという暗黙の了解はある。人間のやる事は神の仕業ではない。しかし、クレームが
議論になってしまうと収集がつかなくなる。そんな時の最後の決め手はクレーム解析。思うに
地道なクレーム解析が技術の進歩を後押ししていたと思う。本気にやると勉強にもなる。顧
客と徹夜で立ち合い試験などを行うと妙に同じ運命の下にいるのだという連帯感も生まれ
る。一番困るのが再現性のないクレームである。ともかく異常があったという前提からクレー
ム解析は始まるが、原因不明で終息する場合もある。
2010/4/17
アナログいろはカルタ:ANALOGY
いろはカルタにこじつけてあなろぐなアナログいろはカルタを作った事があった。アナログ技
術者の体験や失敗談もいわく語りがたい部分がある。現役を離れて今は農と工の
ANALOGYにうつつを抜かしている。こじつけ力も時には役にたつかもしれない。
い:
■一を聞いて十を知る類推勘(アナログ感覚)
ANALOGYは機械に代え難い人間の高度な能力。いろはかるたの先頭には、○一を聞いて
十を知る○ 石の上にも三年○一寸先闇の夜○いやいや三杯等があるようだ。所で、一と十
は数字だから計数量/デジタルと考えるのも律儀で結構だ。何か問題に直面すると「あれがク
サイ」と表現する上司がいた。何よりも大切なのがセンシング能力なのである。問題はその
信号の大小にかかわらず検知することである。一を聞いて十を知るには、それだけのダイナ
ミックレンジが必要なのだ。後で読み直したら「一(マイナス)を聞いて十(プラス)を知る」とも
読める。REVOLUTION ! これがアナログ感覚の極致かもしれない。
2010/4/16
■つたなしやウグイスの声朝寝坊 照緑
春の朝には色々な鳥が鳴く。相手のウグイスは鳴き留まってはくれない。鳴く鳥には人間は
邪魔者なのかもしれない。
2010/4/15
箱庭療法
湯川博士の箱庭から、心理分析に箱庭を使う云々という事例を思い出した。箱庭&心理分
析というキーワードで検索したら箱庭療法が出てきた。大脳の働く様子を言葉ではなく箱庭を
作るプロセスに投影しようとする手法であるようだ。しかし、所詮非自己が他者の心理過程を
推測するに過ぎない。心理学者があたかも公式から結論を導くような風潮をふと疑問に思う
事がある。最高の自己分析者でもある自己を越える分析はあるのか。結局、湯川博士以外
に湯川博士の○や箱庭をイメージ出来ないのではないか。箱庭は自分だけが自由に遊べる
世界である。何の制約もない。それは子供の特権でもあるようだ。自由に箱庭を作る。そこ
に想像とデザインが生まれる。現実には無いかも知れないが一つのモデルが生まれる。そ
れを通して現実を見ると理解が進む。モデルは簡単なほど役立つ。そんな事を考えている
と、集積回路が簡単に破壊したり予期しない特性を示したりするトラブルで大きな問題を起こ
した事を思い出した。回路上に無い素子が、何らかの要因でチップ上に形成されることがあ
る。これを寄生素子と呼んでいた。問題の部分に抵抗やトランジスタというモデルをあてがう
とすっきり現象が理解できる。そうすればしめた物である。その構造を探して潰す。モデルの
有り難さを実感する瞬間である。湯川博士が荘子に親しんだのは知られている。混沌から秩
序が生まれる。自己もそこまで辿りたい。幼少時の箱庭遊びには深い意味がありそうだ。