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2010年7月

2010年7月21日 (水)

マニュアル:いとしきもの

2010/7/21

アナログいろはカルタ:マニュアル

ま:

■ 負けるは勝ちは通用しないマニュアルつくれ

マニュアルはいわば許される下限を決めたルール書で常に限界がある。 いろはカルタに○

負けるは勝ち ○待てば甘露の日和あり○ まかぬ種ははえぬ 等があるようだ。マニュアル

人間云々と揶揄するする人がいるがどうだろうか。戦わずに勝つ事が究極的な武術かもしれ

ない。宮本武蔵の五輪書は武蔵が自分のために作ったマニュアルのようにも見える。マニュ

アル人間云々と揶揄するする人が自分のためのマニュアルを作ったらどのようなマニュアル

になるか想像するだけで愉快である。門外不出のノウハウの缶詰になるかもしれない。その

ようなマニュアルに出合った人は幸せかもしれない。しかし、そこで満足しては終わりだ。仕

事はそれから始まる。マニュアルを足場にして自分のノウハウをこつこつ積み上げる以外に

ない。

2010年7月20日 (火)

蛙声:いとしきもの

2010/7/20

雑草句録:蛙声

■田植え済み夜の田んぼの蛙声

田んぼの蛙声や庭のコウロギの鳴き声に季節の移ろいを感じる。この一句は数年前のもの

である。これを時を移して比較するとまた新しい発見がある。今年は蛙の声に気付かない。

窓を閉め切っているのか、聞くゆとりもなく眠り込んでしまうのか。ところで、田んぼの蛙は雨

蛙と違うだろう。雨蛙には畑仕事で良く会うが、大人になってから久しく田んぼの蛙を見てい

ない。田んぼが遠くなったのだろう。

2010年7月19日 (月)

ザクロ花:いとしきもの

2010/7/19

雑草句録:ザクロ花

■入梅の雨間に光るザクロ花

我が家のザクロの木は二代目である。初代が枯れて倒れた後に残っていた数本のひこばえ

を育てて花を咲かせるまでになった。初代ザクロは数十年生きてきたが、相当前に枯れてし

まった。それを誰が植えたのかも今は分からない。ともかく自分が育てたザクロは、花の少な

い梅雨時に赤い花を開くとなにかと無聊をなぐさめてくれる。

2010年7月18日 (日)

やみに鉄砲:いとしきもの

2010/7/18

アナログいろはカルタ: やみに鉄砲

や:

■ やみに鉄砲より明鏡止水の心眼を研け

手当たり次第より対象を描き出すイマジネーションが設計と製作を結びつける 。いろはカル

タに○安物買いの銭失い ○やみに鉄砲  等があるようだ。明鏡止水の心眼も やみに鉄砲と

いうような試行錯誤の後に開けるものかもしれない。何事も やみに鉄砲でも始めなければ次

がない。誰もやったことがない事は やみに鉄砲でも獲物にあたる確率が高いのではない

か。エジソンが言った99%のperspirationは本当は謙遜で言った事ではなかったか。 やみに

鉄砲でも99発撃つ前に新しい有用な情報が手に入る事が多いだろう。後ろ向きの事を やみ

に鉄砲式でやったら無駄の一言で済むが。闇で視覚情報が使えなくても残された感覚は使

える。全ての感覚を対象に向けて総動員する事が心眼かもしれない。

2010年7月17日 (土)

臭いもの:いとしきもの

2010/7/17

アナログいろはカルタ:臭いもの

く :

■臭いものに蓋不要、悪さ退治は根本を絶て

雑草(悪さ)退治ではつい表面ばかり見がち。しかし(雑草でも)根本をつかむと容易に抜け

る。いろはカルタに○ 臭いものに蓋 ○果報寝て待て○ 臭いものに蠅がたかる 等があるよう

だ。最近はトイレ技術もめざましく発展した。しかし、水で流すという基本の部分は変わってい

ない。核兵器製造のキー装置は遠心分離器。排便を遠心分離器にかければ水分と固形物

に分離出来るのでは。宇宙での排便処理は?つい臭いものが気になる。

2010年7月16日 (金)

小雀:いとしきもの

2010/7/16

雑草句録:小雀

■家猫は子雀捕らえ見せに来る

我が家の猫も既にオールドミスとなり、今では小雀を捕らえる元気も無いようだ。元気盛んな

頃の一こま。最近は庭でバッタ等を追っている。かつての我が家の猫はちゃんとネズミを捕っ

て見せにきたものだ。子供の頃、朝起きて朦朧としている時に枕元に何かあるのに気付いて

つまみ上げたらそれがネズミであった。今なら、おれはお前の仕事ぶりを査定していないよ。

かーちゃんの所へ持って行けと言いたいところであるが、さすがに飛び起きてしまった。

2010年7月15日 (木)

竹ヤブ:いとしきもの

2010/7/15

雑草句録:竹ヤブ

■竹ヤブは竹の子だけで残りおり

マダケの竹の子が出るのが6月頃。これが毎年食卓に上がるのも天の恵みという以外にな

い。雨後の竹の子というコトバがあるが、成長が早い。この梅雨時に今まで根に蓄えてきた

栄養分を一気に成長に振り絞る。先ず伸びよというDNAの命令に忠実に従う。その竹の子

もようやく成長の限界を迎えるのが7月中の今頃である。この背の高さも根が支える能力で

決まるようだ。風が吹けば風圧も受ける。高さも合理的に決まっている。これから枝が出て、

葉が開き、光合成を始める。それを許せば竹藪はどんどん広がってしまう。竹藪を決まった

範囲に維持するためには竹藪の外に根を張らせてはならない。しかし、現実はそれが難し

い。竹藪の外に取り残して大きくなった竹の子を必死に切り倒す。

2010年7月14日 (水)

鬼に金棒:いとしきもの

2010/7/14

アナログいろはカルタ:鬼に金棒

お:

■鬼に金棒回路屋にCADと半田ごて

CADは抽象世界で半田ごては現実世界。回路屋はこの二つの世界を融合する天使か。い

ろはカルタに○ 鬼に金棒○ 陰陽師身の上知らず○ 負ふた子に教へられ浅瀬を渡る 等が

あるようだ。鬼に金棒とは腕力にかなった道具という意味であろう。当世の回路屋は腕力と

は縁が遠くなったようだ。CAD等のツールを使いこなす知力も必要だが、半田ごて で実際の

回路をいじる職人的な感覚・技量も必要だ。昔の電気少年ならば、CADはテスターに相当し

たかもしれない。その後はテスターの延長がオシロ・シンクロスコープetc。今や電卓と半田ご

てで回路設計は不可能でCADは不可欠。しかし万能ではない。

2010年7月13日 (火)

熱さ:いとしきもの

2010/7/13

アナログいろはカルタ:熱さ

の :

■のど元すぐれば熱さ忘るる再発防止を忘れるな

お義理の防止策では役立たぬ人間の性。心の中で指差し確認等自覚骨肉化して防止する

以外にない。いろはカルタに○ のど元すぐれば熱さ忘るる○ 野良の節句働き○ のみといは

ば槌 等があるようだ。熱い、痛いという皮膚感覚は刺激が無くなればその感覚も弱まる。こ

のような一過性は感覚一般的な特性のようだ。料理の温度は自ずから上限があるので大事

に至らないで済んでいるのであろう。しかし、仕事上の失敗は小さければお目こぼしという場

合も多いが、そういう体質が大きな失敗の温床にもなり易い。

2010年7月12日 (月)

嘘:いとしきもの

2010/7/12

参議院選挙の結果に対する人々の感想はどうだろうかと気になる。ともかく、以下は相当前

の書きだめ記事ではある。人間は色々な情報に反応する。選挙の結果もその一つではあろ

う。余り信号強度が大きすぎる場合は減衰器を使った事を思い出した。時には鈍感も良し。

アナログいろはカルタ:嘘

う :

■嘘からでたまこと虚をつくイメージ信号

不用意の信号のお化けはあちこち出没する。いろはカルタに○嘘からでたまこと ○牛を馬

にする○ 氏よりは育ち 等があるようだ。信号が非線形回路を通ると色々な信号成分が発生

してしまう。この現象を積極的に使う場合もあるが、イメージ信号が出ては困る場合もある。

イメージ信号は本物の成分を含むので尻尾を掴みやすいが、嘘からでたまことはどのように

判断するのか。一番ドキットするのは本人かもしれない。

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  • SCIENCE IS FUN in the Lab of Shakhashiri
    University of Wisconsin-Madison Chemistry Professor Bassam Z. Shakhashiri のサイト

みかん栽培関係情報

ISESAKI  有情2

ISESAKI  有情1

嗚呼 伊勢崎 非情

BOOKS

  • 橋本 英文: 刃物雑学事典 図解・刃物のすべて(1986年 株式会社 講談社 ブルーバックス B-659)
    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
  • 沼田 真(編): 07_雑草の科学(研成社1979)
    雑草を多面的に解説し防除の基礎も述べる

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MEMO 海外の博物館・美術館

  • https://www.artic.edu/collection?place_ids=Japan&page=6
  • 項目のタイトル2
    POST IT :ブログ画面への張り紙に使える。
  • TYPE LIST事始め
    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)