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2012年2月23日

2012年2月23日 (木)

技術 回顧と展望:Googleのトップ画面に「ハインリヒ ヘルツ 生誕 155 周年」と出た!

2012/2/23(木)
昨日は晴れ。暖かい天気だった。宅内で整理。庭に出てみると万年青の赤い実が無い!。実は落ちていないが、実が付いていた跡が残っていた。鳥が食べてしまったようだ。秋から冬、春へと、鳥は柿⇒ピラカンサ⇒ミカン等と食べ進んでいるようだ。ナンテンの実は遅くまで残っている。いよいよ食べ物が無くなると野菜を食べ始める。食べる場所は止まって羽を休める枝等を選ぶようだ。

2012/2/22(水)の天気

TAVE= 7.0
TMAX= 11.5 最高気温(℃)  12.1  14:32
TMIN= 2.1 最低気温(℃)  1.3  06:29
DIFF= 9.4
WMAX= 4.6 最大瞬間風速(m/s)  9.4(東南東)  16:06
SUNS= 9.3
RAIN= 0

技術 回顧と展望:Googleのトップ画面に「ハインリヒ ヘルツ 生誕 155 周年」と出た!

Googleのトップ画面は簡潔だ。その時々に合わせた画像が表示されている。2012/2/22(水)の画面にはオシロスコープの疑似正弦波のような画像が流れていた。そこにカーソルを合わせると「ハインリヒ ヘルツ 生誕 155 周年」と表示された。ついでに、その画面をクリックするとGoogleで「ハインリヒ ヘルツ」を検索し、WIKIPEDIAの「ハインリヒ・ヘルツ - Wikipedia」が第一位に検索された。遊び心があるニクイ仕掛けである。何と誕生日その日の事だ。

「ハインリヒ・ヘルツ;。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%AA%E3%83%92%E3%83%BB%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%84。(最終更新 2012年2月22日 (水) 09:08 )」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「ハインリヒ・ルドルフ・ヘルツ(Heinrich Rudolf Hertz, 1857年2月22日 - 1894年1月1日)は、ドイツの物理学者。マックスウェルの電磁気理論をさらに明確化し発展させた。1888年に電磁波の放射の存在を、それを生成・検出する機械の構築によって初めて実証した。」とある。

WIKIPEDIAの「前半生 [編集]:ドイツのハンブルクで、裕福な文化的階級の家に生まれた。父は弁護士としてハンブルクの顧問を歴任し、後に政治家となった。母は医者の娘だった。3歳年下の弟と妹がいた[1]。 学校においては、アラビア語とサンスクリット語の語学と同じように、科学への適性も見せた。ドイツのドレスデン、ミュンヘン、ベルリン市で科学と工学を学んだ。キルヒホッフとヘルムホルツの指導学生として、1880年にベルリン大学にて博士号を取得。その後もヘルムホルツの下に研究生として残った。 1883年、キール大学(ドイツ語版)の理論物理の講師となった。1885年には、カールスルーエ大学の教授となり、そこで電磁波を発見した。」にも興味がある。

「キルヒホッフ」の法則は電気回路の基礎方程式としてお世話になった。マックスウェルの方程式は有名だったが理解できなかった。それを導くときには色々梯子があったが、最終的にはその梯子を外して美しい方程式にしたと講義の中での話を思い出す。ヘルツはマックスウェルの予言を実証したわけだが、WIKIPEDIAの記事のように、今日ほど電磁波が使われるとは予想できなかったのは無理もないだろう。しかし、昔のラジオ少年が鉱石ラジオを作り、理工学に目覚めた例は多いだろう。自分にとってもヘルツは恩人だ。

ヘルツに名をとった周波数の単位はWIKIPEDIAによれば、「サイクル毎秒(サイクル)は、1960年に国際度量衡総会が制定したSIには採用されず、同じ量を表すヘルツ (Hz) を使うようになった。 日本の計量法では、1995年9月30日まで使用が認められていた。単位名は「サイクル又はサイクル毎秒」、単位記号は「c、?又はc/s」だった。 サイクル毎分 (c/min, cpm)、サイクル毎時 (c/h, cph) も使われる。SIに対応する単位はなく、換算が必要である。文脈によってはこれらも単にサイクルと呼ばれることもある。」とある。

青少年時代は周波数の単位はサイクルを使い、社会人になってからはヘルツを使った。所で、今から155年前は、安政(あんせい)4年(西暦1857年)になる。日本で電気と言えばエレキテル。「エレキテル;。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%AC%E3%82%AD%E3%83%86%E3%83%AB。(最終更新 2012年1月20日 (金) 10:00)」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「概要 [編集]:オランダで発明され、宮廷での見世物や医療器具として用いられていた。日本へは江戸時代に持ち込まれ、1751年(宝暦1)ごろオランダ人が幕府に献上したとの文献がある。後の1765年(明和2)に後藤利春の『紅毛談(おらんだばなし)』で紹介され、それを読んだ平賀源内が長崎滞在中の1770年(明和7)に破損したエレキテルを古道具屋、あるいはオランダ通詞の西善三郎から入手し、工人の弥七らとともに1776年(安永5)に江戸で模造製作に成功した。」とある。日本にエレキテルが伝わった頃からほぼ100年後にヘルツが生まれた訳だ。

当地では1864年元治元年に八幡沼開鑿が完工している。国定忠次が処刑されたのが1850年、嘉永3年である。江戸末期の日本の科学水準と当時の西洋科学の水準の差を考えてしまう。八幡沼開鑿にどのような技術が使われたかほとんど分かっていないらしい。ともかく日本にも、平賀源内のような変人?がいたから、科学への関心が途切れなかったのではないかと思う。

Googleのトップ画面の「ハインリヒ ヘルツ 生誕 155 周年」から色々な連想ができた。とりあえず、この画面の作者に拍手。遂に日本の稼働中の原発は2基のみとなった。関西の交流電力周波数60ヘルツと関東の50ヘルツの壁は依然険しい。交流発電機関西1888年、関東1893年導入。何と120年ほどこの周波数の壁は続いている。脱原発を進めるためには、日本中の発電機を連結した巨大なスマートグリッドを実現し、システムの安定化、効率化、電力の低価格化を進める必要がある。その第一歩は周波数の壁の突破だだろう。

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    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)