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2012年8月23日 (木)

技術 回顧と展望:10年前20万円もした512Mメモリーは現在ゴミ同然?。20120823。

2012年8月23日木曜日
昨日は晴れ。ざっそう句:命かけ 仕上げに入る 秋の虫。最高気温(℃) 36.6 14:54 。猛暑日が連続中。朝飯前に灌水と草むしり。葉牡丹のポットを見ると3日目に発芽している。自家採取のダイコンも発芽。楽しみが増えた。日中は宅内で懸案のパソコンのメモリー増設。なんとか順調に動いているが、体感的な性能向上の確認はこれからだ。たまたま見た、10年前の512Mの純正品DDR SDRAMの価格が、なんと20万円だった。

2012年8月22日の天気

TAVE= 29.8  
TMAX= 35.8 最高気温(℃) 36.6 14:54
TMIN= 24.4 最低気温(℃) 23.8 04:56
DIFF= 11.4  
WMAX= 3.8 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 8.0(東南東) 17:29
SUNS= 10.8  
RAIN= 0  

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技術 回顧と展望:10年前20万円もした512Mメモリーは現在ゴミ同然?

WIKIPEDIAによると、WIN XPは、「リリース日 2001年10月25日 (OEM)、2001年11月16日(リテール)」との事。今年で、11年目になる。

OS毎のシェアを調べると、「Windows 7が成長、Mountain Lionも登場 - 7月デスクトップOSシェア
後藤大地 http://news.mynavi.jp/news/2012/08/03/016/ [2012/08/03]」という記事があった。
それによると、
「順位 バージョン別OS シェア 推移 備考
1 Windows XP 42.86% ↓ 下落傾向
2 Windows 7 41.59% ↑ 強く成長傾向
3 Windows Vista 6.60% ↓ 減少傾向
4 Mac OS X 10.7 3.27% ↑ 成長傾向
5 Mac OS X 10.6 2.48% ↓ 減少傾向
6 Linux 1.02% - 
7 Mac OS X 10.5 0.73% - 
8 Mac OS X 10.8 0.28% ↑ 成長傾向 」となっている。

マイクロソフトはXPを切り捨てようと躍起になっているが、その思惑通りに進むか注目だ。マイクロソフトはビジネス判断で、XPを延長してきた。見方を変えれば、マイクロソフトとて、稼ぎの良いXPを切り捨てできなかった。強引に切り捨てた場合、ユーザの動きはどうなるか。パソコンを止めて、スマホに向かってしまうのではないか。

自分が、XPを使い始めたのが丁度昨年から。十年遅れのSLOWパソコンライフだが、大した不満はない。余り期待もしていないので。アプリもOSも外見に資源をかけすぎているように見える。所詮パソコンが行っている事は、十年前も二十年前も余り変わっていない。

今回、「10年前20万円もした512Mメモリー」の価格を知ってびっくりした。自動車一台分程度の金額をパソコンにつぎ込んだ人も多いと思う。パソコンメーカーは、元々純正品は売りたがっていないようで、出来るだけ売らないような値付けをしているように見える。本体を売る以上、その周辺装置や部品の在庫は必要だ。デッドストックになっても赤字を出さない程度の数と値段を設定しているようだ。ともかく、そういう傾向があるから、何とかサードパーティもメシを食える。

今回、差し替えた512M DRR SDRAMは二枚ともノーブランド品。一枚はSAMUSUNGのチップを使用、もう一枚はチップメーカーも不詳。追い出された、256MのDRR SDRAMはマイクロン製であった。

「エルピーダメモリ。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%94%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%A1%E3%83%A2%E3%83%AA。(最終更新 2012年8月11日 (土) 02:21 )」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「エルピーダメモリ株式会社(英訳名:Elpida Memory, Inc.)は、東京都中央区に本社を置くDRAMの開発・設計、製造、販売及び半導体製品のファンダリー受託を事業内容とする会社。日本における唯一のDRAM(ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリー)専業メーカー。 日立製作所と日本電気のDRAM事業部門の統合により設立されたNEC日立メモリが前身。現在の日立製作所と日本電気の出資比率はそれぞれ9.87%と5.97%(2008年(平成20年)3月26日現在)[1]。DRAMのうち、価格変動が激しいパソコン用については、大半のDRAM製品の生産を、台湾の力晶半導体(Powerchip)社や中国の中芯国際(SMIC)社に委託している。マイクロン・テクノロジーが約2000億円で買収し、今後の設備投資などを含めた支援総額は約3000億円となる見通し。DRAMのシェアは約25%となる。」とある。

台湾の力晶半導体(Powerchip)社の工場。http://www.psc.com.tw/english/about/company_2.html
中芯国際(SMIC)社の工場。http://www.smics.com/eng/foundry/fab_info.php

競争が最も激しい分野が標準品の世界。すべての能力が試される。その点はオリンピックと同じだ。パソコンやメモリーという部品が最早、日本メーカーにとって稼ぎ頭どころか、金遣いだけが荒く、利益を出さない道楽息子になってしまったという事か。10年前20万円もした512Mメモリーの輝きを眩しく感じる。

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追記(2023/08/05):タイトルの後に投稿期日を追加。本日ランキング8位。

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  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
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