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2012年9月 4日 (火)

日々農天気(愛しきもの 道具達):首がクラクラの鎌に鉄のクサビ

2012年9月4日火曜日
昨日は晴れ時々曇り。ざっそう句:狂か喜か 夏虫騒ぐ 夜明けまで。最高気温(℃) 32.5 14:54 。夏日。少ししのぎやすくなった。朝飯前、雨後で土が湿っているので、草むしりと種まき。品種は黄からし菜とタアサイで、二回目。最初に蒔いた種は未だ発芽していない。乾燥による水分不足が原因。一回目と二回目の発芽時期の差を比較してみたい。「ノモンハン事件」(越智晴海著)を拾い読み。ノモンハンにおける国境紛争がその後の戦争へのトリガーになった。私有地の尖閣諸島の国有化で国と都がつばぜり合いをしている。国有化しなければ国土が守れないのか。国有化はあくまで手段に過ぎない。国内の内紛がみすぼらしい。論理の飛躍、党利党略、個利個略ではないか。内紛で相手国に塩を送っているようでは付け入るすきを与え、ノモンハン事件の二の舞のようにならないか。戦略無き農天気国家では国民が困る。

2012年9月3日の天気(AMEDAS)

TAVE= 26.3
TMAX= 31.9 最高気温(℃) 32.5 14:54 
TMIN= 22.3 最低気温(℃) 22.2 02:26 
DIFF= 9.6
WMAX= 4 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 10.7(南東) 15:58 
SUNS= 6.9
RAIN= 8

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日々農天気(愛しきもの 道具達):首がクラクラの鎌に鉄のクサビ

首がクラクラの鎌にクサビを打った。これだけで、仕事に集中できる。「鎌首」とは、まさに鎌が鎌として機能しようとしている姿を活写している言葉ではないか。鎌の首がクラクラしていると仕事にならない。鎌首を支えているのは、たった一個の鉄製の輪である。それに貫通する柄の太さと柄を作る木材の水分吸収状態で鎌首の安定度、即ち鎌の使い勝手が決まる。いくら鋭利な刃が付いていようと鎌首がしっかりしていないとまともな仕事ができない。思うに、日本の鎌は、鎌の刃を支える鉄輪が華奢すぎる。ダメになったら買い換えさせようとする魂胆も透けて見える。

「鎌首」がしっかりしていれば、それを立てただけで臨戦態勢に入る。百姓然り。国家や企業でも然りではないか。その一個の鉄輪は、たとえれば国家や企業のトップリーダーだろう。いくら、近代兵器や近代設備をかき集めても、鎌首がしっかりしなければ、まともな役割が果たせない。そんなダラ幹に鉄のクサビを打ち込んでやりたい気持ちになっている昨今だ。
Kama_ni_kusabi_120825

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    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)