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2012年10月

2012年10月31日 (水)

環境雑録(愛しきもの 生き物):冬眠に向かう?トカゲ(実はカナヘビ!)

2012年10月31日水曜日
昨日は曇り一時晴れ。最低気温(℃) 8.7 05:21 。寒くなってきた。ざっそう句:野良仕事 汽笛の音を 懐かしむ。ジャングル化したミカン樹区画の手入れ。ウメとムクゲを縮伐。ミカン樹は、日陰に弱く、蔓草や雑草に埋まっているが、何とか頑張っている。遠く東の方角からSLの汽笛の音が聞こえる。空耳かと疑う。しばらくするともう一度南から聞こえた。確かにSLが走っている。最後に、渋柿のハチヤを収穫。今年はずっしりと重い物が数個あった。SLの汽笛の音が気になったのでWEB検索。11/3が運転日で、10/30に試運転をしたようだ。その様子が早くもYOUTUBEに出ていた。不思議にその動画に汽笛の音も入っている。さすがマニア、汽笛の音がする撮影場所を選んでいるのか。昨年の今頃を振り返ると同じような仕事中、同じようにSL体験をしていた。進歩がないな~。

2012年10月30日の天気(AMEDAS)

TAVE= 12.2
TMAX= 16.6 最高気温(℃) 16.8 13:33
TMIN= 9.1 最低気温(℃) 8.7 05:21
DIFF= 7.5
WMAX= 4.7 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 8.0(西北西) 01:45
SUNS= 4.3
RAIN= 0

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境雑録(愛しきもの 生き物):冬眠に向かう?トカゲ(実はカナヘビ!)

農作業中、苗箱を覗いたらトカゲがいた。デジカメを持っていなかったので、じっとしていろよと言いつつ取りに行った。幸い、苗箱の中でじっとしていた。人間の言葉が分かったか疑問だが、冬眠前に、日向ぼこしていたのかもしれない。動作も夏のように俊敏ではなかったので、尻尾の先をさわると色々なポーズをとってくれた。横顔はなかなかの面構えだ。冬眠前に餌を沢山食べて太るのか。体型はスマートに見える。じっくり足を見ていると、龍の足のようにも見えてくる。トカゲやヘビは時々畑で見るが、カナヘビは余り見た記憶がない。

ここまで書いて、トカゲとカナヘビの違いが気になった。WIKIPEDIAで調べると、「ニホンカナヘビ(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%8A%E3%83%98%E3%83%93)」の項に、「尾は全体の2/3を占め、ニホントカゲより相対的に長い尾をもつ。」~「四肢はよく発達してそれぞれ5本の指をもち、後肢の第4指は特に長い。」とある。たまたま後肢が写っている画像があったので、確認。「後肢の第4指が長い!」。今まで、トカゲと思っていたのは実はカナヘビだった。
Kanahebi_121025_5pix_2
kanahebi_121025_5pix_2.jpg

2012年10月30日 (火)

会社生活断面記:オンリーワンという呪文と呪縛

2012年10月30日火曜日
昨日は晴れ。最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 16.5(北西) 10:57 。帽子が飛ばされる位のかなり強い西風が吹いた。ざっそう句:焼き芋を 食って仕事だ 胸焼けだ。シークァーサの不要枝を剪定。接ぎ木苗だが今年初めて結実。ビオラとキンセンカの苗をポットに移植。本葉2~3葉程度か。播種から1ヶ月余だが、マラソンと同じように、苗の育ちに差が出ている。苗が小さいときは葉が丸みをおびて、雑草の苗と区別が難しい。本葉2~3葉程度になるとようやく雑草と区別できる姿になる。個性の発現には遺伝的な要因が大きく作用するだろうが、時間をかけて歴史的に形成される環境も無視できない。新聞の集金員が苗箱を見て、これネギでしょうという。自分もネギの種を蒔いたとの事。これからどうすれば良いか聞かれてとまどった。こちらも初めて。枯れないように手入れをして冬越しさせ、春畑に植えるだけで、苗は弱いので子育てと同じでいいんじゃねんと言ってしまい、後でテレている。

2012年10月29日の天気(AMEDAS)

TAVE= 15.9
TMAX= 20.9 最高気温(℃) 21.1 13:46 
TMIN= 11.2 最低気温(℃) 10.9 23:55 
DIFF= 9.7
WMAX= 10.9 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 16.5(北西) 10:57 
SUNS= 9.6
RAIN= 0


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会社生活断面記:オンリーワンという呪文と呪縛

現役時代を振り返ると、普通のサラリーマンは、何らかの能力を時間で切り売りしている職業のように感じた。女性の社会進出が盛んな頃は、総合職・一般職が注目を浴びた。何でもこなせるのが理想だが、広く浅くというのでは、役人の世界等を除くと、中途半端なのが現実だ。そこで、専門家やプロがもてはやされるが、その世界も必ずしも住み心地が良いとは限らない。

最近、日本の家電業界の元気がない。高度経済成長時代に3Cと呼ばれ、何とかして買おうとした、カー、カラーテレビ、クーラーも今では日用品となった。最初は、これらの製品も米国メーカーが作っていたが、日本が追いつき追い越した。そうして、現在は日本が追いつかれ、追い越されるかという厳しい状況に立たされている。工業製品は、一次産業と異なり、産地は動きやすい。

家電メーカーにとって、カラーテレビは看板商品。カラーテレビのキーデバイスといえば、昔はブラウン管だったが、現在は液晶かプラズマの平面表示装置がそのキーデバイスだ。自社にこのキーデバイスが無い場合は、外部調達という事になるが、ここで大きな差がついてしまう。その、キーデバイスである液晶パネルを内作して、液晶テレビで快進撃してきたのがシャープだろう。こつこつと積み上げてきた液晶技術の集大成とも言えるだろう。最近、シャープの経営が危機的状況になっているが、どこまで回復できるのか気になる。

テレビ用集積回路を担当して現役時代に、売り込みでシャープ矢板工場を訪問した事があった。シャープ資料によると、1968年(昭和43年)にカラーテレビ専門工場として操業を開始とある。自分が営業マンと同行したのは、ビデオが普及した1980年代だったと思う。商談は順調ではなかったが、腹蔵なく技術的な話をした事、技術者がまじめに対応してくれた事は記憶に残っている。工場は新しかったと記憶している。WEB情報によると、その矢板工場も経営再建のため縮小中だが、完全閉鎖は無いと伝えている。更に、担当が変わってから、シャープ奈良新庄工場とも関係があた。こちらには、オプトエレクトロニクス関係の工場があったと記憶している。シャープは優れたリモコン受光用デバイスを保有しており、他社を寄せ付けない程だった。かつては、シャープ以上の物を作れと尻を叩かれたがついに未達に終わった苦い経験があるだけ、シャープの技術へのこだわりを実感した。リモコンモジュールは小さな部品なので、単価は高くても二桁台だったろう。そのようなニッチな分野で地味な技術であるが市場を確実に掴んでいた。何しろ、高価なテレビでもリモコンが動かなければまともな操作もできないのだ。

それが、液晶パネルになれば、3~4桁台の単価になる。シャープが液晶テレビで快進撃をした背景には、ブラウン管テレビの生産を止め、全数液晶テレビにするという経営的な判断があったのであろう。ところが、液晶パネルの製造は集積回路と同じような装置産業としての側面を持つ。巨大な設備投資が必要になる。シャープのアニュアルレポートの設備投資の時系列動向を見るとある時期をピークに低下を始めている。今となり、シャープの経営理念「いたずらに規模のみを追わず、誠意と独自の技術をもって、広く世界の文化と福祉の向上に貢献する。」は、現実の企業運営の中でどうだったのかという事が気になった。

そこで、シャープのホームページに掲載されているアニュアルレポートの中のキーワード数を調査してみた。経営理念は、企業の運営の基本になる。一般的には、文書の冒頭部分に経営理念が出るのだが、データを見ると、それがある時から一歩後退しているようにも見える。規模の拡大に踏み込んだのか。シャープの経営理念の中の、「いたずらに規模のみを追わず」という部分に、シャープのDNAが盛り込まれているように思われるのだが。それが具体的にどんな事を意味しているかは別として、シャープマンは、歴史を通して、経営者も従業員もその意味する事を常々考えていたのではないか。それが、いつの間にか、オンリーワン=テレビ=液晶に変わってしまったのだろうか。自分から見ると、例えれば一個数十円に満たない、リモコンモジュールの中にこそ、シャープの経営理念が生きているように感じるのだ。経営者が経営理念を忘れては元も子もないが、従業員のほとんどはそれを忘れていないのではないか。シャープ従業員にとっては経営危機は想定外だったかもしれない。世間もそう思っていただろう。オンリーワンという悪夢の呪縛から解放されれば元の姿に戻れるのだろうか。ともかく、経営者がオンリーワン云々と言い出す時は要注意かもしれない。自画自賛、井の中の蛙から破綻へ向かう信号のように見えてしまう。語呂合わせのような、「ナンバーワンよりオンリーワン」という台詞も罪なものだ。シャープのアニュアルレポートannual_2004の第一ページは液晶カラーテレビの画像、第二ページに経営理念と経営信条が掲げられている。経営信条は「二意専心 誠意と創意」である。再起復活を願う。
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2012年10月29日 (月)

ツルよ 飛んでおくれ:榛名山を遠望する保渡田古墳群周辺の田園風景

2012年10月29日月曜日
昨日は終日しとしとと降雨。最低気温(℃) 11.5 00:21 。温度差も少なく寒い一日だった。ざっそう句:秋の蚊や 忍者もどきの 羽音かな。昨日10月28日は群馬県民の日。農業技術センターでも見学しようかと思ったが、宅内閑居。

群馬県のホームページによると、「群馬県民の日は「郷土の歴史を知り、郷土についての理解と関心を深め、自治の意識を高めるとともに、より豊かな郷土を築きあげることを期する日」として昭和60年に制定されました。平成24年で28回目の県民の日を迎えます。 10月28日が県民の日とされたのは、明治4年のこの日、廃藩置県によって設置された八県が統合され、初めて「群馬県」の名称が使用されたことにちなんでいます。」との事。

富岡製糸場・世界遺産推進ホームページ(http://www.tomioka-silk.jp/hp/index.html)によると、富岡製糸場の「工場建設は明治4年(1871年)から始まり、翌年の明治5年(1872年)7月に完成、10月4日には歴史的な 操業(そうぎょう)が開始されました。」とある。

富岡製糸場建設が群馬県の発足と同時に始まっていた事は興味深い。今年が富岡製糸場操業開始以来140年の節目の年だが、絹産業の衰退には一抹の寂しさを感じる。尚、「農業技術センターは工事中のため、今年度の公開は行いません。」との事。

2012年10月28日の天気(AMEDAS)

TAVE= 13.1
TMAX= 13.9 最高気温(℃) 14.2 10:45
TMIN= 12 最低気温(℃) 11.5 00:21
DIFF= 1.9
WMAX= 2.4 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 4.6(西北西) 08:07
SUNS= 0
RAIN= 14

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ツルよ 飛んでおくれ:榛名山を遠望する保渡田古墳群周辺の田園風景

先日、古代東国文化サミット見学のため、会場に向かう途中で、予想もしない田園風景に出会った。市街地を一歩踏み出すと、田圃が広がり視界が開けた遠方に榛名山が見えた。田圃の稲は刈り取りが終わり、藁ぼっちが一列だけ並んでいた。空には雲一つもなく、心和ませる田園風景である。古代の人々も同じような風景をみて、同じような感傷に浸ったのか。改めて、そのデジカメ画像の様子を眺めると、地面が黒く浮き上がって見える部分があるのに気付いた。その部分は発掘の跡なのか。それとも地下に何かが眠っているのか気になった。以前読んだ古代道路に関する本に、道路遺跡の存在が地表からも推測される場合があると述べられていたのを思い出した。
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2012年10月28日 (日)

日々農天気(縮伐カット&トライ):縮伐後に2012年の猛暑で枯れた多行松

2012年10月28日日曜日
昨日は曇り一時晴れ。最低気温(℃) 11.6 24:00 。ざっそう句:富岡の 工女も見たり 十三夜。朝キャベツやネギ苗に灌水後用事外出。帰路いくつか買い物。来年の日付入り手帳を購入した。表紙の色は今年のと色違いの赤を選ぶ。出先で靴を履くとき前屈みとなり、ポケットのデジカメをコンクリート上にドンと落としてしまった。旧型でずっしり重いが無事動いた。畑等で使っているので埃がレンズの可動部に進入しているようで、電源を切るときレンズが引っ込まない事がある。充電池がへたりかけるとその症状がでる。仕方なく後半は携帯のカメラを使用。十三夜だったが夜の月は見ず。セルフスタンドで給油したら、釣りは初めてなので女性店員が、その取り方を教えてくれた。機械の前でレシートのバーコードをセンサーにかざすと釣り銭がでた。今使ったカードが無い!テレ隠しで、美人なのでとまどっちゃたと言うとニコニコして頭を下げた。

2012年10月27日の天気(AMEDAS)

TAVE= 16.2
TMAX= 19.4 最高気温(℃) 20.4 12:16
TMIN= 11.6 最低気温(℃) 11.6 24:00
DIFF= 7.8
WMAX= 3.5 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 6.9(東南東) 18:50
SUNS= 1.8
RAIN= 0

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日々農天気(縮伐カット&トライ):縮伐後に2012年の猛暑で枯れた多行松

2011年10月に畑の多行松縮伐実験を行った。枯れるのは覚悟で、思い切って太い枝から切り落として枝を大幅に間引いた。一冬は無事越えて、春には新芽が出て、縮伐は成功したと思った。しかし、夏の猛暑で、葉が枯れ始め、一年後は葉が全部枯れて、株全体が枯死したようだ。今年は、猛暑で枯れた植木もあるという話を聞いた。なぜ枯れたのか原因を特定する事は難しいが、猛暑に耐えきれなかったのだろう。植え場所が相対的に高いので根からの水分吸収が足らなかった可能性もある。松蛇の目松は何とか縮伐に耐えている。植物は水分を蒸散させて、気化熱で夏の暑さをしのいでいると思うが、松のような針葉樹でも気孔があるのか。ともかく、太枝を落としたのは、葉を大量に落とした事でもあり、水分蒸散量も減少したのではないか。やはり、過度の縮伐と想定外の暑さと植え場所といういくつかの要因を枯死の原因と見なせるだろう。手入れの手間を省くのが究極的な目的だが、枯れた株の始末が残った。一本だけしかなく大切な樹木は過度の縮伐は避けるべきだというのが今回の実験の教訓だ。
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関連記事:「04C_縮伐カット&トライ。http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/04c_syukubatu_cut_and_try.html。」

2012年10月27日 (土)

愛しき古里(古代の地域:上野国佐位郡):三軒屋遺跡周辺の風景

2012年10月27日土曜日
昨日は晴れ。最低気温(℃) 9.3 01:55 。ざっそう句:温水器 原発思い 品定め。朝晩の寒さが気になる季節になった。電気か石油か検討中。早急に発注しなければと思うが、拙速で後悔しもしたくない。昔の事を思い出すと不便ながら、生活の中で色々工夫して過ごしてきたのだが。朝方は定例の仕事。玄関の15Wの蛍光灯が点滅しているので交換。ついでにカバーを清掃した。高所にあるので脚立で作業。適価な直管型LED灯があれば蛍光灯と交換したいと思っているが、まだ店頭で見た事がない。WEB上では数千円のものがあった。いつ頃、値段がこなれてくるだろうか。

2012年10月26日の天気(AMEDAS)

TAVE= 17.1
TMAX= 23.2 最高気温(℃) 23.9 13:28 
TMIN= 9.6 最低気温(℃) 9.3 01:55 
DIFF= 13.6
WMAX= 3.7 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 7.8(東) 15:07 
SUNS= 9.3
RAIN= 0

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愛しき古里(古代の地域:上野国佐位郡):三軒屋遺跡周辺の風景

先日、出かけたついでに、三軒屋遺跡周辺の田園風景を眺めた。三軒屋遺跡の西側にかなり広く水田が開けている。稲の取り入れも終盤を迎えていて、何台かのコンバインが稼働していた。水路の土手にススキが生えていて、ススキの穂が夕陽に白く輝いていたので、それをデジカメに収めた。夕方の逆光を通して見る風景だが、イメージの通り写すのは難しいようだ。三軒屋遺跡は埋め戻されており、そこに遺跡があるとは見えない。あぜ道に入ると、邪魔な電柱等が写らない、赤城山撮影に最適な場所もあった。
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2012年10月26日 (金)

環境雑録(愛しきもの 生き物):地中に生息するコガネムシ類の幼虫

2012年10月26日金曜日
昨日は穏やかな晴天。最低気温(℃) 10.4 24:00 。ざっそう句:日向ぼこ トカゲが夢見る 十三夜。ポット苗の手入れ。夕方までかかる。丸い月が昇って来るのを見上げながら作業。10/27が十三夜、10/30が満月との事だ。十三夜の月の形もほぼ満月に近い。太陰暦に従った生活がほとんどなくなり、お月様の事にも余り関心が無いのが当世だ。10/30の天気予報は晴時々曇。スローライフにはお月様の復活・活用も面白そうだ。石原慎太郎東京都知事が唐突に記者会見を開催して、同日都知事辞任届けを提出し、国政に復帰すると表明した。すべての政治家は、任期途中で公職を投げ出す位なら、選挙に出馬すべきではないと覚悟すべきではなかろうか。首長不在になれば、選挙まで行政の空白が生じる。首長不在期間に、大地震も起こりうるのだ。リスク管理という見地からも見過ごせない。

2012年10月25日の天気(AMEDAS)

TAVE= 14.4
TMAX= 19.6 最高気温(℃) 20.4 13:39
TMIN= 10.4 最低気温(℃) 10.4 24:00
DIFF= 9.2
WMAX= 3.6 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 5.7(北西) 02:02
SUNS= 8.9
RAIN= 0

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環境雑録(愛しきもの 生き物):地中に生息するコガネムシ類の幼虫

最近、畑土を20㎝前後堀上げた所から出てきたコガネムシ類の幼虫らしき物を二種見つけた。地中で腐敗した植物体等や植物の根を餌にしているようだ。堀上げた時は、丸くなり死んだマネをして動かない。しかし、動き出すとコガネムシの成虫のように元気良く動きまわっていた。イネの苗箱の穴に頭を突っ込む姿は、頭隠して知り隠さずという所作の通り。幼虫の大きさは、成虫の大きさに対応しているようだ。カブトムシの幼虫が最大の部類だろう。今年はコガネムシ類の被害が目に付いた。丹波の黒豆はその代表。早蒔きしたのも失敗の原因か。
Koganemushi_rui_youcyuu_y121019_2pi
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2012年10月25日 (木)

環境雑録(愛しきもの 生き物):イラガの繭はなぜ固い?

2012年10月25日木曜日
昨日は晴れ。農作業日和だった。最低気温(℃) 10.0 06:01。ざっそう句:幼虫の 仇が怖し イラガ繭。山東菜・大根少量を移植。キャベツが本葉三葉程度になりをセルトレーからポットに移植。細根がトレーの壁面まで伸びている。移植は細根を切り成長が一時止まり、手間もかかる。直播きが理想だが、キャベツの種子は高い。ニンニク苗植え付け。播種適期から遅れているが、蒔かないで無駄にするよりマシだろう。自然発芽したミニトマト苗が育っていた。ポット移植して日当たりの良いところに置いた。キュウリの棚撤去。手間をかけたが収穫はわずか。イチジクノ木にとまっていたカミキリムシ一匹を捕獲。柿の木の枝には既にイラガの繭が出来ている。キンモクセイの花が散り、地面がオレンジ色。ザクロが口を開いていた。庭木が落葉開始。秋の風情が見えてきた。

2012年10月24日の天気(AMEDAS)

TAVE= 14.4
TMAX= 19 最高気温(℃) 19.2 12:02
TMIN= 10 最低気温(℃) 10.0 06:01
DIFF= 9
WMAX= 7.6 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 14.0(北西) 00:21
SUNS= 9.8
RAIN= 0

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環境雑録(愛しきもの 生き物):イラガの繭はなぜ固い?

WIKIPEDIA(イラガ。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%AC。)によると、イラガの幼虫が外敵を刺す場合、毒毛の先端から毒液が出ているとの事だ。イラガの場合、蚕の繭に相当するのが、あの卵のように固い殻だと思うが、なぜそれほどの固さが必要か疑問に思った。まさか、幼虫の時外敵に危害を与えたので、外敵から仕返しをされないためというわけではないだろう。殻を破って見ると、幼虫の時の毒針はかなり減少している。しかし、蚕の蛹ほど固い表皮ではなさそうだ。蚕の蛹も繭と蛹の外殻により二重に守られているようだが、イラガの場合は繭の部分が固く、蛹の外殻部分は軟弱のように見える。いわば、外部環境から蛹を守るためのシェルターの設計思想が、蚕とイラガでは違うのかも知れない。イラガの場合は、繭を強固にしたので、蛹の外殻部分は手抜きで間に合わせているのだろうか。羽化する時、あの固い繭を食い破って出てくるのだろうがそれがなぜできるのかも謎だ。昆虫が進化の中で学んだ適応だろうが、なぜかと考えると興味が尽きない。
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2012年10月24日 (水)

身辺雑記(愛しきもの 花と実):密かに咲き密かに消えるナツズイセンの花

2012年10月24日水曜日
昨日は終日曇り。気温が上がらず肌寒い。ざっそう句:温水器 寿命が尽きる 時雨かな。暦をみると昨日は二十四節季の「降霜」。いよいよ寒くなる。昨日は寒冷前線が日本列島を西から東に横断して、全国的に荒天だったようだ。宅内閑居。電気温水器が故障したので、業者に点検してもらった。本体が漏水して修理不可との事。電気と石油の二方式の選択になりそうだ。今なら、温水が出なくとも何とか我慢できるが、厳冬だったら大変だ。日本はエネルギーの大半を輸入に頼っている。世界情勢の不安定化、各国のエネルギー争奪戦の激化、日本経済の弱体化等々、光熱費が上昇する要因が多くある。更に、原子力発の問題も大きい。色々なコストがエネルギー価格に上乗せされるとその影響は経済にも波及するだろう。悩ましい問題だ。

2012年10月23日の天気(AMEDAS)

TAVE= 16.1
TMAX= 19.8 最高気温(℃) 20.0 13:07 
TMIN= 13.8 最低気温(℃) 13.7 03:04 
DIFF= 6
WMAX= 7.3 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 14.0(北西) 13:16 
SUNS= 0
RAIN= 0

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身辺雑記(愛しきもの 花と実):密かに咲き密かに消えるナツズイセンの花

あまり目立たない庭の片隅に植えられている。母がどこかでもらって植えたのかもしれない。調べてみると曼珠沙華と同類らしく、花と葉を同時に見ることはない。花弁は6枚。日陰なので、色がWEB上の写真よりやや薄いように感じる。今年は咲くのが遅かったようだ。猛暑と関係があるのか。何時咲くかデータもとるつもりもないが。小さな庭の隠れた役者のようだ。この花の次に咲くべく、ツワブキが花茎を伸ばしている。

念のため、「曼珠沙華 開花 遅れ 猛暑」のキーワードでGoogle検索すると約 43,700 件 (0.26 秒)と出た。更に、「2012年」のキーワードを加えると約 25,400 件 (0.11 秒)。

WIKIPEDIA「ナツズイセン」の項目(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%83%84%E3%82%BA%E3%82%A4%E3%82%BB%E3%83%B3

Natuzuisen_y121011
natuzuisen_y121011.jpg(後方の葉はツワブキのもの)

2012年10月23日 (火)

日々農天気(愛しきもの 植物):小さくとも一斉に穂を付けるカヤツリグサ

2012年10月23日火曜日
昨日は晴れたり曇ったり。最低気温(℃) 11.5 06:29 。ざっそう句:身が氷る 畑でニアミス スズメバチ。生け垣の手入れ。昨日は、刈払機でできない細部の剪定や刈りごみの片づけ。背が高くなったツバキ等は先端を切りつめた。たっぷり仕事をしたが、まだ不十分のように感じる。手入れも細部を気にすると際限がなくなる。先日、畑で仕事をしていると、菜と大根が生えている区画にモンシロチョウが数匹飛び交っていた。のどかな春の風景に見えたが、異様な羽音が聞こえる。よく見ると大きなスズメバチだったのでゾットした。餌探しのようで、活発に飛び回っていた。アメリカセンダングサやセイタカアワダチソウの黄色い花が咲いている。ゆでた落花生を貰って賞味。ウマかった。

2012年10月22日の天気(AMEDAS)

TAVE= 16.9
TMAX= 22.5 最高気温(℃) 22.5 15:01 
TMIN= 11.7 最低気温(℃) 11.5 06:29 
DIFF= 10.8
WMAX= 3.2 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 6.5(西北西) 04:27 
SUNS= 5.7
RAIN= 0

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日々農天気(愛しきもの 植物):小さくとも一斉に穂を付けるカヤツリグサ

秋になり、メヒシバ等の夏草の元気がなくなる頃、カヤツリグサが盛んに生えてくる。大きい株は1m弱、小さい株は数㎝。小さくても、穂を付ける。種子が付くか分からないが、大小のカヤツリグサが生産する種子の数量は半端ではなさそうだ。根は細く根張りは余り強くない。WIKIPEDIA「カヤツリグサ」の項。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%A4%E3%83%84%E3%83%AA%E3%82%B0%E3%82%B5
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大小のカヤツリグサ。
kayaturigusa_daisyou.jpg(DSC=Y121011)。

2012年10月22日 (月)

日々農天気(愛しきもの 生き物):畑で見つけた赤トンボの色

2012年10月22日月曜日
昨日は晴れ。最低気温(℃) 11.2 04:46 。最高気温(℃) 26.3 14:28 。夏日となり気温差が大きい。ざっそう句:注連作り 新藁一把 貰いたり。苗灌水。移植した山東菜の苗の様子をみる。元気がなく、活着するか心配だ。堀上げが良くなく細根が少ないようだ。刈払機で生け垣沿いと生け垣の刈払い。今年の夏は手抜きをしたので雑草や木の枝が伸び放題。生け垣も省力型に改造したいところだ。午後、用事外出。夕方、百姓先生夫婦とお茶。皆で極早稲ミカン「日南の姫」を試食。新藁を貰うことなった。知り合いから貰ってくる予定。最近は、新藁を確保するのも難しくなったので有り難い。調べると注連縄は左縒りが定式との事だが、左縒りの縄を綯った事がない。

2012年10月21日の天気(AMEDAS)

TAVE= 18.2
TMAX= 25.9 最高気温(℃) 26.3 14:28
TMIN= 11.3 最低気温(℃) 11.2 04:46
DIFF= 14.6
WMAX= 3.9 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 8.3(北西) 10:41
SUNS= 10.3
RAIN= 0

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日々農天気(愛しきもの 生き物):畑で見つけた赤トンボの色

赤トンボ(秋アカネ)は気温でその赤色が変化するそうだ。同一個体で比較すれば正確に確認出来るだろう。たまたま、9月下旬と10月上旬のデジカメ画像があった。それを並べてみた。比較が一例だけで何とも言えないが10月上旬の赤トンボの方が赤かった。

以下はWIKIPEDIAの「赤トンボ」の関連記事

○赤とんぼ (童謡)
(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%A4%E3%81%A8%E3%82%93%E3%81%BC_(%E7%AB%A5%E8%AC%A1))

○「三木露風(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E6%9C%A8%E9%9C%B2%E9%A2%A8)」

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「赤トンボ」 三木露風作詞・山田耕筰作曲

夕焼小焼の、赤とんぼ
負われて見たのは、いつの日か

山の畑の、桑(くわ)の実を
小籠(こかご)に摘んだは、まぼろしか

十五で姐(ねえ)やは、嫁に行き
お里のたよりも、絶えはてた

夕焼小焼の、赤とんぼ
とまっているよ、竿(さお)の先

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懐かしい童謡だ。歌詞を読んで、「おわれて見たのは」に「負われて見たのは」という漢字が当てられており改めて不思議な印象に浸った。「おんぶ」という意味は、うすうす分かるが、トンボになった積もりで、歌を唄うとついつい「追われて見たのは」とトンボの方に感情移入をしてしまう。この童謡は、人生の過半を「追われて見たのは」と思いこんで歌っていたように感じる。トンボ取りで遊んだ記憶はあるが、「姐(ねえ)や」の背中で子守をして貰った記憶がないので仕方ないのか。子供の遊びとして、トンボ取りがあったが、この「赤トンボ」の童謡では、赤トンボを通して、子守をしてくれた「姐(ねえ)や」への慕情が詠われているのだろう。このような情感は、子供の頃には沸いてこないかもしれない。歌詞も曲もなじみ深くかつ長寿である。こういう童謡は聴く時々に多くの思い出を呼び戻してくれるようだ。
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  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
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    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)