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2012年10月

2012年10月21日 (日)

技術 回顧と展望(老人の寝言):デジカメの汎用電池採用のありがたさ

2012年10月21日日曜日
昨日は終日晴れ。最低気温(℃) 6.5 06:13。ついに最低気温が10℃を切った。ざっそう句:ぐっすりと 二万歩の夢 綿布団。昨日は朝から用事外出。最近は老人モードの外出が多い。自転車でデジカメ撮影をしながら駅に向かう。伊勢崎駅前は再開発で整備中であった。駐輪場の近くから、同聚院の大カヤ(市指定天然記念物)を撮影(参考:伊勢崎市HP。http://www.city.isesaki.lg.jp/pcp_portal/PortalServlet;jsessionid=F58C3F2DA3D8A52C2F93E4500C1B0EED?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=8024)。)その後、電池切れで、デジカメが動かなくなった。駅の売店でアルカリ単三電池2本を購入。

2012年10月21日の天気(AMEDAS)

TAVE= 14.5
TMAX= 20.4 最高気温(℃) 20.8 14:29 
TMIN= 7.2 最低気温(℃) 6.5 06:13 
DIFF= 13.2
WMAX= 2.7 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 5.3(南東) 13:13 
SUNS= 10.2
RAIN= 0

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技術 回顧と展望(老人の寝言):デジカメの汎用電池採用のありがたさ

同聚院の大カヤは伊勢崎駅のプラットホームからも良く見えるので、これを撮影しようと早速充電池とアルカリ電池を交換。その時、電池を落としてご婦人の足下に転がってしまった。失礼。老人に免じてご容赦を。そして、あの大カヤを写そうとしたがカメラが動かない。P社製で320円もするが動かない!これにはショック。目的地に着いて最初に探したのがコンビニ。ここではF社製の4本入りが300円弱。この電池だと何とか動いたので安堵した。節電のため液晶画面をOFFにして撮影。シャッターを押す回数も減らした。これで、何とかお出かけの記録が残った。念のため、最後にP社製に入れ替えたら、動いた!キツネにつままれた感じだ。

なぜ、こんな事が起こったか。デジカメは、電池が完全にへたる前に、電池消耗の表示や、レンズやシャッターの本体収納の作業を行う。電池が完全にへたるまで動作させると、電池の持ち時間は伸びるが、不確定動作が発生し、トラブルが多くなる。結局安全に余裕を持って設計すると電池の持ち時間は短くなるだろう。また、一般的に電池能力は低温で低下する。電池電圧を検出する基準電圧も温度変化がある。昨日のトラブルは、最低気温が朝に発生しており、電池やカメラの電源系が低温動作に耐えられなくなったっのが原因だと推定した。いつもは、充電した予備電池も携帯しているが、ポケットに入っていたのは放電後のものだった。こちらは準備不足が原因。ともかく、10年位前のデジカメで、出費が重なったが、汎用電池が使えるカメラは有り難い。それにしても、百均店で4本105円のアルカリ電池と駅の2本320円の価格差もショックだった。
Doujyuinn_ookayanoki_y121020
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2012年10月20日 (土)

愛しき古里(目に留まった風景):陸橋から眺める新前橋駅操車場風景

2012年10月20日土曜日
昨日は晴れ。最低気温(℃) 10.1 24:00 。最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 15.7(北西) 11:45 。朝鮮半島に高気圧、太平洋側に台風21号の低気圧があり、昼頃は西風が強かった。駐輪中の自転車が風で倒れ、帽子が吹き飛ばされた。ざっそう句:風に乗り カラス群飛ぶ 里の秋。下仁田ネギが播種後5日で発芽していた。二年子大根の二回目の播種をした。種袋には蒔き時は11月中頃までと表示されている。残りは11月に蒔いてみようと思う。午後、用事外出。稲刈りも終盤に入っている。赤城山をバックに稲刈り風景をデジカメに収めた。

2012年10月19日の天気(AMEDAS)

TAVE= 15.2
TMAX= 20 最高気温(℃) 20.2 13:08
TMIN= 10.1 最低気温(℃) 10.1 24:00
DIFF= 9.9
WMAX= 7.4 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 15.7(北西) 11:45
SUNS= 9.1
RAIN= 0.5

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愛しき古里(目に留まった風景):陸橋から眺める新前橋駅操車場風景

新前橋駅はいつもは通過駅である。たまたま用事で下車した。相変わらずの子供老人は先ず、高いところを探し陸橋の階段を上った。眼下に操車場の風景、遠方に群馬県庁が見えて子供の気分に浸る。デジカメでその風景を撮影したが、金網が画面に入ってほとんどがボツ。あの群馬県庁の偉容を眺めると問わず語りに官高民低を象徴しているかのようだ。平民を威圧する代表的な高層建築はなんと言っても東京都庁だろう。最近、大阪方面の鼻息が荒いがそれも結構ではないか。でも、大阪都では遠慮しすぎではないか。このさい、東京に対して西京なんかに名称変更したらどうなのか。大阪が第二東京のようでは面白くない。東京のマネはしない方がよいのかもしれない。そういえば、新前橋、新大阪等々駅名もその場しのぎのようで、没個性的だ。高層建築はランドマークの役程度は果たすだろうが他にどんな利点があるのか。操車場にレールが集まるのは当然だが、架線の多さにも驚く。運良くSLに遭遇してデジカメに収めた。電化前の操車場の風景は相当すっきりしていて旅情を誘うだろうと想像した。
Shinmaebashieki_view_121006
shinmaebashieki_view_121006.jpg
Shinmaebashi_sl_y121006
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2012年10月19日 (金)

身辺雑記(愛しきもの 花と実):引き抜かれ路上に咲いた朝顔

2012年10月19日金曜日
昨日は曇り、夕方より降雨。昼過ぎ雨量にならない微雨もあった。不安定な天気。台風21号の余波か。最低気温(℃) 13.7 23:54 。ざっそう句:雨受けて 赤く垂れたる ザクロの実。町内行事。その後、微雨の降らない間は山東菜の間引きと移植の続き。ビオラとキンセンカの苗箱の除草。培土に畑土を使っているので、ホトケノザ、カタバミ、アメリカフウロ、ヒユ、ハコベ等が一緒に発芽している。発芽直後だと雑草と苗の区別が付きにくい。何とか雑草らしい若苗を除草した。

2012年10月18日の天気(AMEDAS)

TAVE= 16.9
TMAX= 19.5 最高気温(℃) 19.6 11:24
TMIN= 13.8 最低気温(℃) 13.7 23:54
DIFF= 5.7
WMAX= 3.4 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 6.8(西北西) 03:02
SUNS= 0
RAIN= 11

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身辺雑記(愛しきもの 花と実):引き抜かれ路上に咲いた朝顔

いつか用事で徒歩にて外出。ふと路面を見ると朝顔が咲いていた。畑の雑草と一緒に路上に投げ出された。恵みの雨を受けて一所懸命咲いている。根を抜かれた朝顔。枯れるのは分かっている。朝顔はそんな事はかまわない。咲けるとき咲くのだ。
Asagao_rojyou_121007

2012年10月18日 (木)

文化と文明雑感(技術 回顧と展望):「Dynamic Obsolescence」は積極的陳腐化か?

2012年10月18日木曜日
昨日は晴れから曇り雨へと目まぐるしく天気が変わった。最低気温(℃) 10.7 04:44 。ざっそう句:柿熟し イラガは殻に はや籠もる。種子採種用を除いてモロヘイヤの株を全て抜いた。ヤブガラシの根を堀上げ。葉が見える時がそのチャンス。山東菜を間引き、間引き株を移植。途中で雨になり中断。キンモクセイの香りが漂い始めた。その木の下を通ると気付くがすぐ忘れてしまう。嗅覚はそれとなく意識せずに働いているのだろう。畑の柿をもいで食べる。柿の枝の股の部分にイラガの殻を何個も発見。畑の隅に植えた極早稲ミカン「日南の姫」が色づいていた。二三個試食。酸味は抜けたがまだ甘みは少ない。2007年頃の閉業前に、桝井農場から取り寄せた苗だ(桝井農場の果樹苗
http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2008/09/post-355e.html)。最初に結実したのが2010年だった。サービスとして一年物の苗の代わりに二年物の苗を送ってもらった記憶に残るミカン樹だ。逆算すると接ぎ木後5年で結実した事になる。
追記(2012/10/19):「日南の姫」のDSCを以下に追加。
Hionanohime_121017
hionanohime_121017.jpg

2012年10月17日の天気(AMEDAS)

TAVE= 15.3
TMAX= 20.9 最高気温(℃) 22.2 12:30 
TMIN= 10.9 最低気温(℃) 10.7 04:44 
DIFF= 10
WMAX= 3.3 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 6.6(西北西) 17:18 
SUNS= 5.4
RAIN= 9.5

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文化と文明雑感(技術 回顧と展望):「Dynamic Obsolescence」は積極的陳腐化か?

平強氏のブログ(http://tsuyoshitaira.com/)が更新され、今回のタイトルは「Dynamic Obsolescence」であった。このブログの基本的な姿勢は「挑戦せよ!」であり、現役を離れても、興味をひかれる話題が多い。今回のタイトルも、日本の産業界や政界の閉塞感が背景にあるように感じた。要するに、生産能力や技術が向上すれば、コストも下がり、信頼性も向上するので、市場の現用品は増える一方で、新製品もすぐに飽和してしまう。従って、市場をリードするには、現用品を陳腐化して、新製品を押し込むマーケット戦略が必要だという内容に理解した。

アップルやインテルが、「Dynamic Obsolescence」という戦略をとったのに対して、平氏は、日本の企業のとった対応を以下のように述べている。「しかし企業としては自ら自分の新製品を置き換えてくような開発をしていかなければ企業の生き残りはできなくなります。 ですから自分で作りだした市場を自分でうちこわしていくことです。 ソニーはオークマン を早めに殺していくべきだったのです。 シャープはザウルスを早めに殺していけばもしかするとiPad に行きつぃたのではないでしょうか。ここらに日本のEngineer の開発に対する取り組みを改めて行かないといけないのでは, 新製品を自分でObsolete いくことです。 日本ではちょうとした成功に必要以上に長くぶら下がってしまいます。或いは現状を変えることをいやがっています。世界の競争相手から殺される前に自分で新しい物を作り自分の商品をObsoleteしていくことです。」と。

結果論としては、アップルやインテルは「Dynamic Obsolescence」で成功したが、ソニーやシャープは「Dynamic Obsolescence」が欠如して失敗したとも読める。現実の市場は、その市場が有望であれば、多くのライバルが生まれて、市場の争奪戦が始まる。「Dynamic Obsolescence」という戦略を仕掛けるにも、知力(技術力)、体力(資金力)等々が不可欠だ。有力な現行商品を陳腐化させた時、次々投入できる有力新商品を開発するのは非常に大きなリスクを伴う。リスクに立ち向かえる経営体制も「Dynamic Obsolescence」を成功させる要件のように見える。

EE Times Japan の「iPhone 5を分解、新型プロセッサ「A6」の謎に迫る(http://eetimes.jp/ee/articles/1209/23/news005.html)」という記事によれば、アップルは依然、スマートフォン市場で、特許紛争を続けているサムソンのファウンドリで生産したチップを使っているらしい。スマートフォンの市場では、「Dynamic Obsolescence」以上の激烈な競争が現実のようだ。

尚、平氏のページには、日本語でかかれたBLOGをGoogle翻訳で英語に翻訳された例が掲載されている。Google翻訳の性能はかなりの出来具合らしい。陳腐化の技術も結構だが、陳腐化しない技術の方が環境には良いだろう。文部科学省によれば、「平成23年度より、小学校において新学習指導要領が全面実施され、第5・第6学年で年間35単位時間の「外国語活動」が必修化されました。(http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/gaikokugo/index.htm)」との事。我々戦後世代が学校でアルファベットを習ったのは、小学校4年だった。WEB情報を調べると現在も変わっていないようだ。戦前は英語は敵国語で英語の使用が排斥され代用語が作られた。戦後は漢字改革で漢字の使用制限が進んだ。ローマ字、ひらがな表記運動もあった。一層のこと国語を英語にしてしまえという極論もあった。パソコンの普及で日本語の扱いも少し楽になった。しかし、日本語の場合かな漢字変換という作業が不可欠で思考の連続性が損なわれている。

思うに、日本人がカタカナ書きの外来語を好んで使うのは、一種の逃げの姿勢ではないか。外来語を使うのに、その国の辞書で語源を調べて使う人は極少ないだろう。外来語の一つの意味だけをつまみ食いして、使い捨てにしているのが現状ではないか。そんなようでは、その外来語を母語とする民族の精神や歴史は到底理解できないし、その民族の尊厳すら損なわないか。かつてはの日本人は文字を持たない民族だった。漢字から仮名文字、カタカナ文字を作り表記の合理化を進めてきた。義務教育で英語だけを必修とするのは何となく日本人の貧困な精神を表しているように思う。大義名分が何もない。実利だけ。隣国の中国語、韓国語、国連公用語等から選択させたらどうか。中国や韓国で日本語学習が盛んなようだが、日本では中国や韓国への関心はどうか。選択どころか、これからの言語教育は、多言語教育が必須ではないか。我が電子辞書にすら主要国の会話が入っている。児童に電子辞書を一台持たせるだけで可能ではないか。パソコンもソフト一つで言語学習機に変身する時代だ。

Google翻訳は、並列コンピュータで翻訳性能を上げているのか。携帯の性能が上がると音声通訳で外国人と会話が出来る時代も間近かもしれない。こういう技術は絶対に陳腐化しないだろう。外国語コンプレックスの日本人向きな技術をアップルに先行して開発できないか。陳腐化しない技術で特許をとれば最強の特許になり、その製品の市場支配も確実になるのではないか。

ガジェット通信(東京産業新聞社)は、「2011年度の国内携帯電話出荷台数のメーカー別シェアで富士通がトップに、スマートフォンではAppleがトップに(MM総研調査)
http://getnews.jp/archives/208385。(2012.05.11 00:30:43))」というタイトルで、「携帯電話出荷台数のメーカー別シェアは、富士通がシャープを抜いてトップに。出荷台数は766万台でシェアは17.9%になる。2位はApple、3位はシャープ、4位はパナソニック、5位はソニー、6位は京セラ、7位はNECカシオ。」と報じた。

以下は特許電子図書館による携帯メーカー各社の特許・実新の件数(2012/10/18)。

「携帯電話 富士通」に関する技術が 1019件 見つかりました。
● 特許  ・・・  1018件
● 実用新案  ・・・  1件

「携帯電話 アップル」に関する技術が 40件 見つかりました。
● 特許  ・・・  40件
● 実用新案  ・・・  0件

「携帯電話 シャープ」に関する技術が 1470件 見つかりました。
● 特許  ・・・  1462件
● 実用新案  ・・・  8件

「携帯電話 松下電器産業」に関する技術が 2222件 見つかりました。
● 特許  ・・・  2219件
● 実用新案  ・・・  3件
「携帯電話 パナソニック」に関する技術が 337件 見つかりました。
● 特許  ・・・  337件
● 実用新案  ・・・  0件

「携帯電話 ソニー」に関する技術が 1819件 見つかりました。
● 特許  ・・・  1816件
● 実用新案  ・・・  3件

「携帯電話 三星」に関する技術が 98件 見つかりました。
● 特許  ・・・  98件
● 実用新案  ・・・  0件
「携帯電話 サムスン」に関する技術が 20件 見つかりました。
● 特許  ・・・  20件
● 実用新案  ・・・  0件

2012年10月17日 (水)

技術 回顧と展望:日本のロボットのルーツはからくり人形?

2012年10月17日水曜日
昨日は晴れ。最低気温(℃) 11.9 23:36。好天であったが宅内で資料整理等。ざっそう句:人恋し つれづれ時に 用事人。ジャンク箱の整理中、電池切れの万歩計が出てきた。取り付け具がやや不調だが、電池を交換すると動作した。体重管理で使っていたモノ。一日装着してみたが、トホホの歩数。書類を分類してファイリング。ついつい読み始めてしまい思うように進まない。懐かしいラジオ付きのボールペンも出てきた。

昨日のGoogleDoodleは「田中久重 生誕 213 周年」であった。田中久重の「からくり人形」は日本のロボットのルーツの一つのように感じる。そのロボットが福島原発事故により損壊した原子炉を廃炉にする作業の切り札になるとは、田中久重も夢にも思わなかったに違いない。日本の少年達はロボットに親しみを感じている。老境に入りつつある昔の少年も鉄腕アトム等には親しんだ。現代の子供達にも田中久重の事を知って貰いたい気がする。

2012年10月16日の天気(AMEDAS)

TAVE= 16.9
TMAX= 22.7 最高気温(℃) 23.2 14:19 
TMIN= 12.2 最低気温(℃) 11.9 23:36 
DIFF= 10.5
WMAX= 4.1 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 7.3(西北西) 02:21 
SUNS= 10.3
RAIN= 0

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技術 回顧と展望:日本のロボットのルーツはからくり人形?

2012年10月16日火曜日のGoogleDoodleは「田中久重 生誕 213 周年」であった。田中久重は、現在の東芝の創業者。お茶くみをするからくり人形を作成したことで有名だ(と思っていたが、実は勘違いだった。注追記参照)。このDoodleはIE8では動かないが、FireFox15では動いた!ところが、自動的にFireFox16にverupしたという表示が出た。ドイツ版Google(http://www.google.de/)では、通常の表示なので、今回のDoodleは日本向けのローカル色があるようだ。田中久重の時代では、「からくり人形」を作り、人の真似をさせることによる、技術の訴求効果は抜群だったろう。その流れは、ロボットとして今日まで続いているのだろう。今回のDoodleは人形が筆をとり、文字をパネルに書き、書き終わるとパネルを回転させGの文字を表示させ、Googleという語の全体が完成するまでの動作をさせている。歯車も回転していおり、「からくり人形」の雰囲気は出ていた。GoogleがそのDoodleを動かして田中久重よろしく「からくり人形」に人の動作の真似をさせたのは現代のパロディのようで面白い。福島原発の廃炉には、ロボットの活用が不可欠になる。以下の関連記事があった。

産経新聞は、「「東芝10年半、日立30年」廃炉計画なぜこんなに違う?。http://www.sankeibiz.jp/business/news/110415/bsc1104152014021-n1.htm。(2011.4.15 20:12))」というタイトルで、「福島第1原発1~4号機の原子炉を製造した2大電機メーカーが東京電力や経済産業省に提案した廃炉計画が話題となっている。東芝が解体して更地にするまで「10年半」という期間を提示したのに対し、日立製作所について報じられた数字は「30年」。なんでこんなに違うのか。話を聞いてみると…。(夕刊フジ) 福島第1原発の主契約メーカーは1号機が米GE、2号機がGEと東芝、3号機が東芝、4号機は日立が手がけた。 このうち東芝が提出した廃炉計画では、事故から半年後に原子炉が冷却状態になることを前提に、圧力容器内の燃料棒や貯蔵プール内の使用済み核燃料をそれぞれ取り出して別の容器に密閉する作業に約5年、そしてすべての機器や設備を撤去し、土壌を改良して更地にするのが約5年、しめて約10年半というシナリオだ。~ 東芝の計画では燃料の取り出しが5年間短縮されているのだが、東芝広報室はその理由について「年数は目安にすぎないが、ロボットを使った遠隔操作による作業やヘリコプターによる運搬など技術の進歩で作業効率が上がっている。スリーマイルなどの経験も積み重なっている」と説明する。」と報じた。

放射能強度が極度に高い原子炉を解体するので、ロボットを使った遠隔操作が、不可欠なのは分かるが、現場の放射能強度に耐えるロボットの開発も大変だろう。東芝の技術陣等の脳裏に田中久重の姿があったのだろうか。ともかく、福島原発の廃炉が完了するまでには、「田中久重 生誕 220 周年」が巡って来るのは確実そうだ。更に、ロボット開発に関しては、以下の最新ニュースがある。

NHK NEWS WEBは、「廃炉作業へ新ロボット公開。http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121016/k10015785871000.html。(10月16日 17時43分)」というタイトルで、「東京電力福島第一原子力発電所の廃炉に向けた作業で使われる新たなロボットを千葉工業大学が開発し16日、報道関係者に公開されました。 福島第一原発では現在、千葉工業大学などが開発した「Quince」というロボットが使われていますが、狭い階段を通ることができず、原子炉建屋の地下に降りることができないなどの難点がありました。 今回、新たに開発された「Sakura」というロボットは、全長50センチと、従来の3分の2程度のサイズで、建屋の地下の撮影や放射線量の計測などが期待されています。」と報じた。

現在、福島原発事故処理で必要なのは、原子炉の建屋内部を詳細に調査する探査ロボットの類だろう。強力な放射能を帯びた瓦礫を処理するためには知能+行動力だけでなく腕力が必要になる。廃炉の進展は、ロボット開発の進展無くしては実現しないのかもしれない。

注追記:WIKIPEDIA(田中久重の項:最終更新 2012年10月16日 (火) 00:03 )(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E4%B8%AD%E4%B9%85%E9%87%8D)を見ると、「からくり人形:「弓射り童子」は1990年代に東野進と九代玉屋庄兵衛によって修復・復元された。一方、幕末に海外に流出していた「寿」「松」「竹」「梅」の4文字が書ける「文字書き人形」も、平成5年(1993年)に東野進がアメリカで発見し、12年間の交渉の末、平成16年(2004年)に日本に持ち帰られ、修復が施された上で、翌年の愛・地球博で展示された[2]。」とある。「からくり人形」はお茶くみ程度と思っていたが、田中久重の「からくり人形」は文字まで書いたとは知らなかった。GoogleのDoodleはそれを模していたわけだろう。
Radioball_pen_3pix_2
radioball_pen_3pix_2.jpg(ラジオ付きボールペン:上のT字部分がアンテナコイル)

2012年10月16日 (火)

環境雑録(老人の寝言):たかがレジ袋されどレジ袋

2012年10月16日火曜日
昨日は晴れ。最高気温(℃) 26.8 14:11 。最低気温(℃) 12.1 05:04 。夏日になった。最高気温と最低気温の差が14.7℃と大きい。体調管理が必要だ。ざっそう句:三重に 食わせぬ工夫 クリを食う。苗の灌水。宅内の整理。当面必要がないものを物置に移動。何もない空間は貴重だ。しかし、その空間を狙ってモノが進入してくる。「自然は真空を嫌う」と言ったのはアリストテレスだとか。畑や花壇の空きスペースがあると雑草が進入する。雑草から見れば天国なのかもしれない。ともかく、作業に必要な空間と作業に必要なモノは確保しておく必要がある。秋の味覚のクリを今年初めて食べた。ゆでたのをもらった。我が家のクリは誰が拾うのか。

2012年10月15日の天気(AMEDAS)

TAVE= 19.2
TMAX= 26.6 最高気温(℃) 26.8 14:11
TMIN= 12.1 最低気温(℃) 12.1 05:04
DIFF= 14.5
WMAX= 3.9 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 9.0(北西) 14:13
SUNS= 10.3
RAIN= 0

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環境雑録(老人の寝言):たかがレジ袋されどレジ袋

最近、買い物をして店側のレジ袋の対応に違いがあるのに気付いた。外出ついでの一~二点の買い物では、レジ袋も不要なので、レジ袋は要りませんと言うと1円値引きしてくれる店があった。別の店では、マイバッグはありますかと聞く。無いと答えるとレジ袋は2円ですという。当然、レジ袋がタダという事はないだろうが、レジ袋のコストをどのように位置付けるか店のポリシーの差が出ているようだ。「2円です」と言われるとテープを貼って下さいと頼む。この場合は、手間はかかるが、まだレジ袋代金を請求された事はない。何個までテープを貼ってくれるか。レジが混むとき意地悪爺がと憎まれるかもしれないが、社会実験をしてみたい気持ちもある。マイバック云々という動きもあるが、万引き防止のため店内で大きなバッグを持ち歩く場合はバッグの中を改めさせてもらいますという表示も見た事がある。レジ袋が多用されるのは価格の安い日用品が多いが、客だけでなく店側の都合もあるわけで、扱いを統一するのは難しそうだ。

環境省によると、「レジ袋は1年間に約300億枚(1人1日約1枚)がごみになっています。」との事だが、一概にレジ袋を悪人には出来ないのではないか。レジ袋を有料化したら、使用枚数が減少するのかも疑問だ。レジ袋を有料化したら、当然レジ袋も商品となるわけだ。商品とレジ袋の抱き合わせ販売はまさに独禁法違反の部類。優越的地位の濫用にはならないか。消費者はレジ袋を買わない権利を持つ。しかし、モノの販売を社会的な使命としている業者は売らない権利は持っていないだろう。店は丁寧にも、精算済みのレジ袋の口をテープでふさぐ。レジ袋の再利用をする時、袋の耳が切れて非常に使いにくくなる。それよりもそういう対応は、買い手が疑われたり、信用されていないようで不愉快になる。マイバッグを持って、店のハシゴをするにも度胸が要る。マイバックを用意するにはレジ袋以上の費用がかかる。なぜマイバックかと考えるとこれにも疑問がある。買い手不信がある限り、たかがレジ袋されどレジ袋という状態が続くのではないか。その点、レジ袋のリユースは納得できる現実的な解決法の一つかもしれない。安くてかさばらないので、一枚程度ならポケットに入りそうだ。他店のレジ袋を堂々と使ってみたくなる。

かつて、レジ袋を苗の霜よけに使った事がある。密閉性が良いので内部が結露して苗を傷める結果になって失敗だった。長靴を履くとき、靴下の上にレジ袋を履いた事がある。かみさんのマネだが、場合によって使い心地が良くなる。レジ袋をプラごみの一時保管に使うと一杯になったらレジ袋ごと指定袋に入れられるのに便利だ。レジ袋を敷いたポットに土を入れて植物の栽培するとポットの防水対策となりポットを建物の床に置いても安心して水遣りができる。余り耐久性が良くないので冬場をしのぐため一冬屋内栽培する程度なら問題ない。願わくば、レジ袋の素材を工夫して、屋外で自然分解するようにしてもらいたい所だ。同様に、資源回収で雑紙の回収があまり進まず、可燃ごみとして出されてしまう。現役時代、環境マネージメントの仕事をした事があるが、その時、雑紙で出せる紙の大きさの目安があったと記憶している。WEB情報では名刺大というのがあった。要するに、小さすぎて散乱しなければ良いのだから、雑紙回収に積極的にレジ袋を使わせたらどうか。当然、レジ袋を分離する工程は必要だが、可燃ごみは確実に削減でき、レジ袋も資源として回収できる筈だ。多分、レジ袋を色々便利に使っている例が多いと思う。たかがレジ袋されどレジ袋。

2012年10月15日 (月)

半端道楽:信頼できるデータ保存の方法は?

2012年10月15日月曜日
昨日は晴れ。最低気温(℃) 11.6 04:50 。朝夕の寒さに体調が追いつかない。風邪気味。ざっそう句:秋野菜 蒔き遅れだが 懲りず蒔く。町内行事。朝一番呼び出しの携帯。押っ取り刀で駆けつける。無事終了。二年子大根、ビタミン大根、赤蕪の間引き。二年子大根は発芽率良好。本葉が出かけているところだが本数が多いので間引いた。ビタミン大根、赤蕪は昆虫の食害が多い。バッタがいた。これもいたずらしていそうだ。薄暗くなって赤丸二十日大根を播種。トノサマガエルに遭遇。夕方なのですぐに姿が消えた。

XP2号機で、OSが深刻なエラー云々というメッセージを出した。最近、RAMを1Gに増設して動作が安定してきてほっとしていたところだが。HDDの代用として主に使っているUSBメモリーが認識不能になった。データ損失かとぞとっした。

2012年10月14日の天気(AMEDAS)

TAVE= 16.8
TMAX= 21.4 最高気温(℃) 22.3 13:25 
TMIN= 11.8 最低気温(℃) 11.6 04:50 
DIFF= 9.6
WMAX= 3.4 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 7.2(北西) 02:33 
SUNS= 6.1
RAIN= 0

Q
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半端道楽:信頼できるデータ保存の方法は?

パソコンのデータ損失で困るのは、自分が時間をかけて蓄積してきたデータを一瞬にして失うことだろう。このデータを資料と理解すれば、その対象範囲は広い。今回遭遇した、メモリー認識をしなくなった問題は、メモリーを抜いてPC再起動後に、メモリーを挿入したら回復した。問題は再発の有無と致命的な故障につながるかという事。16Gのメモリーで発生。それ以下の容量では起こっていないが、原因はなにか気になる。

念のため、OSの「管理ツール」を覗いてみた。イベントビュアー(システム)の記録=「遅延書き込みデータの紛失} ファイル  のためのデータを一部保存できませんでした。データを損失しました。 このエラーは、コンピュータのハードウェアまたはネットワーク接続の障害によって発生した可能性があります。このファイルをどこか別の所に保存してください。」とあった。

フラシュメモリーも完全に信頼できるとは思っていなかったが、それが現実になるとやはりバックアップが必要になる。HDDがクラシュするよりましだろうとフラシュメモリーをデータ保存に使ってきたが。最近、SSD【Solid State Drive】(フラッシュメモリドライブ)が普及してきた。パソコンショップに立ち寄った時に、その信頼性について聞いたら、やはり万一のバックアップは必要との話だった。何らかの原因でデータが蒸発する事もあるらしかった。

メモリーデバイスの信頼性と言う問題では、その初期にアルファ線によるソフトエラーが問題になった。微細化の進展に従い、情報として蓄積される電荷が少なくなると、自然発生したアルファ線が、メモリーセルに衝突すると蓄積電荷を乱して、記録されたデータにエラーが生じるという現象が出てきた。当時、そのソフトエラーの発生対策を施した半導体は共産圏への輸出規制の対象になっていた。東西冷戦が深刻であった時代の事だが、これはその本質から言えば、原発の放射性物質対策と全く同じ事である。

半導体デバイス開発という現場にいて、ある程度不良解析、クレーム解析という仕事にも関与した。その場合、不良症状が起こるのが、温度や電圧というある特殊な条件だけでおこる場合もある。症状が再現しない場合もある。症状が顕著に・確実に起こる場合は、チップ上に物理的な欠陥が発見される可能性が高い。症状を再現させにくい例としては、不規則に発生する外乱ノイズや電源ラインから進入するサージ等がある。また、デバイスの中途半端な損傷、破壊の場合も確実な再現性がない場合が多いようだ。ともかくデバイスの微細化は信頼性の実現無しには不可能な筈だ。

PC本体に、何本か装着しているUSBメモリーの特定の一本が何度か同じ症状を示しているので要注意ではある。USBメモリーはメーカーが永久保証をうたっている場合があるが、データを失ってからの代替え品かその相当価格の保証を求める気にもならない。とりあえず、容量の少ないメモリーの方が安全かもしれないので、メモリーの使い分けするのはどうか。

追記:デスクトップのリンク先(USBメモリーに設定)が以下のように変わっていた:"C:\Documents and Settings\UESR\デスクトップ"。USBメモリーの不調なのかOSの動作エラーなのか?

2012年10月14日 (日)

環境雑録:足長バチの巣を駆除

2012年10月14日日曜日
昨日は晴れ。最低気温(℃) 11.5 04:46 。最高気温(℃) 23.0 14:23 。最低気温が低くなった。ざっそう句:芋掘れば 一緒にとれる ヤブガラシ。物置の整理。買い置きの下仁田ネギの種子袋が出てきた。蒔き時が遅いかも知れないが苗箱に蒔いた。圃場に垣根用の古いコン柱を一本立てた。サツマイモを収穫。芋の表面に色々な傷があり、品質が良くない。病虫害が原因らしい。地中に生息するセンチュウやコガネムシ、ウガネブイブイの幼虫の食害が多いようだ。オクラや丹波黒豆がコガネムシの食害を受けているので地中に幼虫がいてもおかしくない。WEB情報では、「昆虫の雌が分泌する種特有の性フェロモンを利用した誘引フェロモン剤」があるようだ。「誘引される個体数を測定することにより、発生量や時期の予察が可能」にするらしい。最終的には薬剤防除か。昼頃10m/s程度のやや強い風。赤トンボがその風を受けて鉄パイプに止まっていた。WIKIPEDIAによると、「アキアカネの赤い体色は気温と関係があり、体温調節昆虫と呼ばれる場合がある。通常アキアカネのメスはオスに比べて赤色が淡いが、寒冷地では雌の赤い比率が高くなる。」との事。昨日みた赤トンボの胴体色は以前より赤かった。気温が下がってきた事を告げているようだ。

2012年10月13日の天気(AMEDAS)

TAVE= 17.5
TMAX= 22.8 最高気温(℃) 23.0 14:23
TMIN= 12 最低気温(℃) 11.5 04:46
DIFF= 10.8
WMAX= 5.7 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 11.8(北西) 11:36
SUNS= 9.5
RAIN= 0

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環境雑録:足長バチの巣を駆除

先日、足長バチの巣を駆除した。蜂が巣を作った場所が、公共建物の低所と高所。低所は建物壁面に設置されたベンチ板の下。高所は屋外の雨除けの下。危険予知の観点からは前者は、ベンチに座った時に不用意に巣に接近しすぎて蜂の攻撃を受ける可能性が大きい。後者は危険度は前者より低いと思われる。一方、近隣で蜂アレルギー騒が起きた例があったようで、「蜂」を見ただけでアレルギー的に嫌がる雰囲気もあるとの話。結局、高所と低所の両方を駆除した。蜂が刺すのは、与えられた攻撃に対する防御なのだろうが、刺される前に予防的に殺してしまうのも過剰防御に思えないこともない。ロッキード事件の時「ハチの一刺し」が話題になった。この「ハチの一刺し」こそ、弱い立場の者が命がけで反撃した例として世の喝采を受けたのだと思う。普通のハチも刺したら、叩き落とされる事もあるのだから、刺すのも命がけなのだろう。
Hachinosu_kujyo_121002
hachinosu_kujyo_121002.jpg

2012年10月13日 (土)

日々農天気(愛しきもの 根っ子):ミニトマトとオクラの根っこ

2012年10月13日土曜日
昨日は晴れ。最高気温(℃) 22.6 11:56 。秋らしい天気だった。ざっそう句:コスモスよ 赤白ピンクで なぜ咲くの。朝方は定例の仕事。葬儀。葉ボタンの苗を改植。苗の手入れ。第三者のパソコンを遠隔操作して犯罪予告をHPに書き込む犯行が関心を集めている。WEBやNETWORKそのものがパソコンの集合体であり、それに接続すれば、パソコンが出来ることは大体出来てしまうのではないか。仮想のサイバースペースの中の情報と実在の犯行者を結び付ける難しさを改めて示した問題だろう。まかり間違えば、魔女狩りはしたい放題になる危険性もある。昨日久しぶりに、コンビニで買った朝日新聞(45418号13判)の第一面に関連報道があった。その見出しが「ウィルス 日本人作成か」とややセンセーショナル。スクープの積もりなのか。見方によれば取材先から入手した情報の垂れ流し。良識と批判精神は当然だが、犯行の誘発を阻止しつつ、犯行の動機に迫る等、週刊誌以上を期待しているのだが。40ページで@150円。

2012年10月12日の天気(AMEDAS)

TAVE= 18.1
TMAX= 22.3 最高気温(℃) 22.6 11:56 
TMIN= 14.2 最低気温(℃) 14.0 23:58 
DIFF= 8.1
WMAX= 6.9 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 14.5(北) 11:12 
SUNS= 10.5
RAIN= 0.5

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日々農天気(愛しきもの 根っ子):ミニトマトとオクラの根っこ

今年はミニトマトを4本栽培した。10月に入ると元気がなくなった。花や実も少なくなる。ミニトマトを片づける時、根の様子をデジカメに収めた。ともかく、根と茎の相関関係はあり、しっかりした根を育てるのが栽培の基本だろう。引き抜いた根の量は多いのか少ないのか。細根は切れていて分からないが、根の張り具合はどうだったのか。最初側枝を挿し木にして、その後側枝の手入れを怠ったので、収拾がつかなくなった。根が瘤状になっており、病変なのか。ともかく、ミニトマトは露地栽培でもなんとかできるので、課題や疑問とともに来年も続けるつもり。
Mini_tomato_roots
DSC=2012/10/5

Okura_roots_121005
okura_roots_121005.jpg
今年はオクラの葉を収穫毎に切り落とした。草丈と根は小ぶりになったようだ。コガネムシの食害を受けたが農薬は使用しなかった。来年用に一莢分自家採種した。

2012年10月12日 (金)

食べて生きる:オニの居ぬ間にキッチンハイジャック(畑の白キャビア入り野菜炒め)

2012年10月12日金曜日
昨日は晴れ。最高気温(℃) 27.3 14:05。夏日だが過ごしやすい。前橋の最低湿度が37%(14:00)。ざっそう句:夏過ぎて 我が菜園も 衣替え。予定をキャンセルして在宅。圃場の草かき。夏草が引退するとすぐその後から秋草が生えてくる。黄カラシナが発芽していないので、残りの種子をまいた。タアサイの種まきをしたが、雑草の中に数株見つけただけ。猛暑の中の種まき・育苗には工夫が必要だ。畑で仕事をしていると色々な業者が声をかける。我が家の植木を持ち上げてくれた人は、その服装から植木屋らしかった。手入れをすればもっと良くなると言われたが、全部切ってから死んでくれと言われていると話すと立ち去った。

2012年10月11日の天気(AMEDAS)

TAVE= 20.7
TMAX= 27 最高気温(℃) 27.3 14:05 
TMIN= 16.2 最低気温(℃) 15.9 23:42 
DIFF= 10.8
WMAX= 4.6 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 9.6(南東) 18:10 
SUNS= 9
RAIN= 10

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食べて生きる:オニの居ぬ間にキッチンハイジャック(畑の白キャビア入り5色野菜炒め)

以前、料理が好きな夫婦が別々のキッチンを作った話を聞いた記憶がある。朝のトイレの奪い合いのような事があったのだろうか。世間の亭主から見れば、別世界のような話題だ。その料理生活を覗いて見たい気がする。自分が作った野菜が食卓に上がらない場合は、何とか自前でしてみようと思う時があるが、勝手が分からないので、ついつい実現できない。

最近、オクラとミニトマトを片づけた。オクラには固くなった実が、ミニトマトには未だ青い実が付いている。一応、実までつけたのだから、その最後の実を賞味してやりたくなった。我が家は亭主は台所に立たずで何とか事が治まっている。それで、かみさんのグチは止むことはない。でも、グチが言えるのも、ストレス解消にも結構ではないか。自炊位できないとよく言われるが、その経験がほとんどない。単身赴任を1年間した事があるが、その時も自炊の記憶がほとんどない。もっとも、聞くところでは洗濯物も宅配で自宅まで送っていた人もいたらしいので、その愛妻ぶりには苦笑する。

そこで、かみさんの目を盗んで、フライパンだけで出来る野菜炒めにしてみた。ピーマン、タマネギ、ニンジンも追加。オクラの莢は歯が立たないないので実だけを、畑の白キャビアに見立てて利用。ミニトマトは半分に切る。最初に、フライパンに多少水をいれ、油を少量たらしてから、固いオクラの実と青ミニトマトを先に炒める。食べた実績がないものは十分加熱する。次に、日常生食するピーマン、タマネギ、ニンジンをどばっと入れてかき回すだけ。味付けはなし。必要に応じて食べる時に調味料を加える。どうだ、畑の白キャビア入り5色野菜炒めだと残しておいたが、結局一人で食べるハメになった。白キャビアが多くプチプチ感もあり、見た目もきれいで贅沢すぎる?のだが。

オクラの種子も熟すのに従い、渋味・苦味が出てくる。これも生物が子孫を守るための自然の知恵のように思われる。この最後の残り物はいつでも食べられるものではない。
Yasai_itame_final

追記:ノーベル化学賞関係のURLを以下にメモしておく。
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=gPyo7k9E_-w。2012年ノーベル化学賞受賞者の講義。英語だがタダ!

http://www.chem-station.com/blog/2012/10/2012g.html。2012年ノーベル化学賞の解説。化学分野の専門家の記事らしいので参考になる。

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  • 橋本 英文: 刃物雑学事典 図解・刃物のすべて(1986年 株式会社 講談社 ブルーバックス B-659)
    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
  • 沼田 真(編): 07_雑草の科学(研成社1979)
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)