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2013年1月19日 (土)

技術 回顧と展望(会社生活断面記):CCD デジタルカメラ

2013年1月19日土曜日
昨日は晴れ。最高気温(℃) 5.0 13:28 。ざっそう句:山の神 食おうともせぬ 我が痩せ菜。久しぶりに木工DIY。用事外出。DIYも資材と道具が揃っているとやろうとする気持ちになる。また、一度始めると面白くなるようだ。もと会社の同僚は趣味で自宅のリフォームをしていると年賀状にあった。

2013年1月18日の天気(AMEDAS)

TAVE= 1.3
TMAX= 4.5 最高気温(℃) 5.0 13:28 
TMIN= -1.5 最低気温(℃) -2.0 05:33 
DIFF= 6
WMAX= 9.9 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 16.1(北西) 13:57 
SUNS= 9.2
RAIN= 0

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技術 回顧と展望(会社生活断面記):CCD デジタルカメラ

先日、雪が降った翌日の畑の様子を予備のデジカメで撮影した。記録メディアがCFメモリーだったので、手持ちのメモリーリダーでは読めなかった。仕方なく、リーダーを購入してデータをパソコンに取り込んだ。デジカメ本体が約11年前の物。画質云々と言う前に、よぼよぼなデジカメで撮影できただけでも感動物だ。

自分が、現役時代にCCD デジタルカメラと接点が出来たのも偶然のたまものかもしれない。TV関係の集積回路の次に、ドライバーアレーやレギュレータ関係の仕事をする事になった。ドライバーアレーは、初期の頃はワイヤドットプリンターの駆動等に使われていた。いわば、メカトロニクスの領域で、駆動スピードは遅かった。当時、研究所でCCDの開発をしていたが、CCDを駆動するドライバーを開発するユトリがないので、開発して欲しいという要望があった。CCDのクロックドライバーという物であった。CCDには垂直と水平の2組のドライバーが必要になる。最高スピードは10Mを下らない。その性能を出せるプロセスもなかった。研究所から若い技術者を派遣して貰い、自部署の技術者と一緒に開発させる事になった。試行錯誤はあったが、CCDと組み合わせて目的の性能が出せた。当時はまだデジカメという程のデジカメは市場に出ていなかった。CCDは監視用のモニター等に使われていた程度であった。その後、CCDムービー等に使われるようになった。

「デジタルカメラ。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A9#.E6.AD.B4.E5.8F.B2。(最終更新 2013年1月7日 (月) 13:57 )」『ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に、「デジタルカメラ (digital camera) とは、撮像素子で撮影した画像をデジタルデータとして記録するカメラである。世界で初めてコダックが開発した。 一般に「デジタルカメラ」といえば静止画を撮影する「デジタルスチルカメラ」を指し、動画を撮影する「デジタルビデオカメラ」は含めない。現在では静止画撮影が可能なデジタルビデオカメラや、動画撮影が可能なデジタルスチルカメラが一般的になっており、双方の性能の向上もあってその境界線が徐々になくなりつつあるが、デジタルカメラはその中でも静止画の撮影に重点を置いたモデルを指す。 通常「デジカメ」と略称されるが、「デジカメ」は、日本国内では三洋電機や、他業種各社の登録商標である(2010年4月現在)[1]。三洋は「『デジカメ』単体での使用は不問だが、『XXのデジカメ』(XXはメーカー名)のような記述は認めない」、と表明している[要出典]。 本項で特にことわらない限りは、一眼レフカメラはデジタル一眼レフカメラを、コンパクトカメラはデジタルコンパクトカメラを指す。」とある。

当時は、まだ白黒の時代であった、CCDにも幾つか方式があり、当時としては性能的に他方式より優れていたので、NASAのスペースシャトルに採用されたという話を聞いた記憶がある。当初、ドライバーはバイポーラプロセスが使われたが、CMOSの性能が向上して、バイポーラのCCDドライバーは一代だけで終わってしまった。

上記WIKIPEDIA「デジカメ」項に、デジカメが本格的に普及を初めた頃の様子が以下のように記述されている。デジカメがパソコンと相性が良く、Windows95ブームにうまく乗れた事によりデジカメの時代が到来した。同時に銀塩カメラは没落して行く。

「1994年発表1995年3月発売のカシオ計算機のデジタルカメラ「QV-10」は、デジタルカメラの存在と利便性を広く一般に認知させた製品である。外部記録装置なしで96枚撮影ができ、本体定価6万5,000円を実現して好評だった。一番のメリットは、液晶パネルを搭載し、撮影画像をその場で確認できることである。また当時はWindows95ブームで一般家庭にパソコンが普及し始めた時期であったため、パソコンに画像を取り込むことが広く認知された。この機種はNHKの番組「プロジェクトX?挑戦者たち?」090回「男たちの復活戦 デジタルカメラに賭ける」において、あたかも世界初のデジタルカメラのように紹介された。 QV-10の成功を皮切りに多くの電機企業が一般消費者向けデジタルカメラの開発・製造を始めた。QV-10発売の2か月後にリコーから発売されたDC-1にはカメラとしては初めての動画記録機能がある。その記録方法としてJPEGの連続画像(後にMotion JPEGと呼ばれる方式)を採用した。 この頃の製品はまだ画質も電池寿命もそれほど良くなく、存在が認知されたとは言え購入層もその使われ方も限定的で、性能もしばらくフィルムカメラを追い越すことはないと思われていた。1997年末頃から始まった高画素数化競争や小型化競争など、市場拡大を伴った熾烈な競争により性能は上昇、価格も下がり利便性も受けて、2005年頃にはフィルムカメラとデジタルカメラの販売台数が逆転、フィルムカメラからデジタルカメラへと市場が置き換わった。」と。

WIKIPEDIA「コダック(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%80%E3%83%83%E3%82%AF#.E6.AD.B4.E5.8F.B2)」によれば、フィルムの名門企業も「2012年(平成24年)1月19日 - 連邦破産法第11章の適用をニューヨークの裁判所に申請[3]。」し、経営破綻してしまった。

先日、家電量販店へ行ってデジカメ売場を見たが、デジカメとムービーのメーカーがまだ相当数ある、各メーカー毎に得意な分野があるので生き残っているのだと思うが、その得意分野が何なのか分からなかった。ムービーも手頃になってきた。最新のムービーも使ってみたいが、気がかりなのは昔のフィルムネガやムービーテープ資産を活用することだ。
Yukigesiki_yasai_130115

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  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
  • 沼田 真(編): 07_雑草の科学(研成社1979)
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)