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2013年1月18日 (金)

技術 回顧と展望(会社生活断面記):理想の高密度リチウムイオン電池と安全技術

2013年1月18日金曜日
昨日は晴れ。最低気温(℃) -1.1 02:48 。ざっそう句:思い出す 阪神淡路 人の縁。用事外出。町内行事は欠席。昨日で阪神淡路大震災も18年目を迎えた。先日、中谷宇吉郎と「天災は忘れた頃来る」という言葉について書いたが、阪神淡路大震災後18年目というのは、トイレの暦を何となくながめていて気付いた。父と共に思い出すのが阪神淡路大震災と父の戦友だった新井正明氏の事だ。更に、現役時代に電池管理用の集積回路開発で、淡路島の洲本市にある電池事業部門を訪問した事も思い出した。

2013年1月17日の天気(AMEDAS)

TAVE= 2.8
TMAX= 8 最高気温(℃) 8.4 12:05
TMIN= -0.7 最低気温(℃) -1.1 02:48
DIFF= 8.7
WMAX= 6.1 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 10.7(北北西) 14:27
SUNS= 8
RAIN= 0

Q
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技術 回顧と展望(会社生活断面記):理想の高密度リチウムイオン電池と安全技術

「新井正明。http://ja.wikipedia.org/wiki/新井正明。WIKIPEDIA新井正明の項(最終更新 2012年6月9日 (土) 07:19 )」『ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に、「新井正明(あらい まさあき、1912年(大正元年)12月1日-2003年(平成15年) 11月27日)は、住友生命中興の祖にして社長・会長。松下政経塾理事長、関西師友協会会長を歴任した。」とある。

WIKIPEDIAで新井正明を調べると、簡単な経歴と短い記事が掲載されていた。阪神淡路大震災の時の記憶が下記の記事になていた。

「かみつけ女流歌人 雅:絆(きづな)。
http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2011/03/post-5171.html。(2011年3月19日 (土)
)」

「ざっそう句:天地人。http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2012/01/post-ac6f.html。()(2012年1月18日 (水))」

「阪神・淡路大震災。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%AA%E7%A5%9E%E3%83%BB%E6%B7%A1%E8%B7%AF%E5%A4%A7%E9%9C%87%E7%81%BD。(最終更新 2013年1月17日 (木) 09:20 )」『ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に、「阪神・淡路大震災(はんしん・あわじだいしんさい)は、1995年(平成7年)1月17日(火)に発生した兵庫県南部地震による大規模地震災害である。」とある。

大災害でも、時が経るに従い、その呼び方により災害のイメージ・連想作用が変わってしまう。上記WIKIPEDIA記事でも呼称の問題が述べられている。東日本大震災という呼称に関しても同じ問題を感じる。大災害の教訓は世代を越えて継承される必要があるだろう。

NHKは、「B787トラブル その原因は。http://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/0117.html。(2013年(平成25年)1月18日[金曜日]1月17日 22時20分))」というタイトルで、「16日、全日空のボーイング787型機が高松空港に緊急着陸したトラブルで、国の運輸安全委員会は17日から本格的な調査を開始しました。 トラブルの原因はどこまで判明したのか。社会部の喜多祐介記者が解説します。バッテリー中心に調査このトラブルは、16日、山口宇部発羽田行きの全日空のボーイング787型機が、飛行中、操縦室のディスプレーにバッテリーの不具合や煙を感知したことを示す表示が出て高松空港に緊急着陸し、乗客が緊急脱出したものです。17日は午前8時すぎ、国の運輸安全委員会の事故調査官5人が高松空港を訪れ、本格的な調査を開始しました。」と報じた。

「ボーイング787。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B0787。(最終更新 2013年1月17日 (木) 11:52)」『ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に、「ボーイング787ドリームライナー(Boeing 787 Dreamliner)は、ボーイング社が開発・製造する次世代中型ジェット旅客機。ボーイング757、ボーイング767およびボーイング777の一部の後継となる。中型機としては航続距離が長く、今までは大型機でないと飛行できなかった距離もボーイング787シリーズを使うことにより直行が可能になる。これにより、需要があまり多くなく大型機では採算ベースに乗りにくい長距離航空路線の開設も可能となった。」とある。

電池は、電気の歴史と共に進歩してきた。大まかには、使い捨てする電池と充電して再利用する充電池に分類される。コストとメンテナンスと大電力を考えると充電池が重要になる。車には鉛電池が使われる。コストと性能で長い実績がある。車の電池が故障すれば、エンジンもかからず車の機能に致命的な影響を与える。電池の開発目標は、小型、高密度、高性能、大電力と用途が拡大する事に高度なものになってきたと思う。リチウムイオン電池も、パソコンの起動を陰で支えている。ちいさなリチウムイオン電池コイン電池が消耗するとパソコンの起動ができなくなる。リチウムイオン電池も最初は補助電池的な用途であったが、その後機器の主電源に採用されるようになった。それと共に、パソコンでの事故やリコールが目立ってきたのも事実である。

リチウムイオン電池はエネルギー密度が高く、不適切な使い方、故障等々で事故や損害の発生に繋がる。そのため、リチウムイオン電池の状態を監視し、安全に制御する回路が不可欠になった。リチウムイオン電池の市場が拡大するにつれて、リチウムイオン電池用の集積回路の需要も増大が予想された。そこで、リチウムイオン電池用集積回路開発の市場調査をかねて、淡路島の洲本市にあるある電池事業部門を訪問した。仕様を聞くと、消費電力が低い、高精度である等々当時としては厳しい要求があった。

昨晩のNHKニュースで全日空のボーイング787型機が高松空港に緊急着陸したトラブルについて報道され、リチウムイオン電池が航空機の設計コンセプトを変えるような時代になったのかと感慨を新たにした。ボーイング787型は、燃費の良さがそのセールスポイントとの事。それを実現するために、従来技術を電気系で実現したようだが、結果として電池や電源系統への負担が増大し、それがトラブルの原因になっているのではないかと指摘されているようだ。当然事故の真相は、専門家により解明されるべきではあるが、安全については総合的な判断が重要だと認識させた事故でもあるようだ。一例として、電池容器から発煙して、煙が充満して操縦士が計器を見ることが出来なくなれば重大な事故につながるのは素人でも分かる。ただ、事故が起こってからでは遅すぎる。一方、発煙や液漏れを無くすためには、容器を強化すれば良いだろうが、重量が重くなる。これは、原子炉の格納容器にも関係し、技術上必然的に生じるトレードオフの問題にも通じるだろう。もうひとつ、技術上フェールセーフという基本的な考え方がある(配電盤や機器に取り付けるフューズもその例だろう)。万一、機器や部品が破壊したときシステムが安全側となる状態で停止するような設計である。今回の事故で、フェールセーフが働いたのかはっきりしないが興味ある事だ。

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  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
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MEMO 海外の博物館・美術館

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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)