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2013年1月 5日 (土)

老人の寝言:日本の家電メーカーよ自国の顧客を見捨てないでくれ

2013年1月5日土曜日
昨日は晴れ。最低気温(℃) -2.0 06:04 。最高気温(℃) 5.1 13:39 。冬日。ざっそう句:初競りの 株高に沸く あぶく銭。用事外出。道路は平常よりやや混んでいた。タウンウォッチング。電気店を一軒回った。フィリップスの直管型のLED灯が店頭に並んでいた。電球型のLED灯は数多く店頭に並んでいるが、蛍光灯を置換できるLED灯が店頭に並んだのを見たのは初めてだ。

2013年1月4日の天気(AMEDAS)

TAVE= 0.8
TMAX= 4.6 最高気温(℃) 5.1 13:39
TMIN= -1.9 最低気温(℃) -2.0 06:04
DIFF= 6.5
WMAX= 8.8 大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 15.2(北西) 14:22
SUNS= 9.2
RAIN= 0

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老人の寝言:日本の家電メーカーよ自国の顧客を見捨てないでくれ

年頭に、「小さな発見・大きな感動」と書いたが、「小さな親切・大きな迷惑」というパロディを思い出した。前者は自分の世界で可能だが、後者は相手が必要だ。

毎日新聞は、「クローズアップ2013:東証大発会、終値1万688円 米欧好転、株高後押し 金融緩和期待で加速。http://mainichi.jp/select/news/20130105ddm003020086000c.html。(2013年01月05日 東京朝刊))」というタイトルで、「今年最初の取引日「大発会」を迎えた4日の東京株式市場で、日経平均株価の終値が東日本大震災前の水準を回復した。投資家の間で「安倍内閣の掲げる大胆な金融緩和で、円安が加速する」「世界経済が回復に向かう」との見通しが増えているためだ。期待先行で株高を呼んでいる安倍政権が、成長につながる政策を本当に実行できるのか。米「財政の崖」や欧州債務危機などの懸念が再燃しないのか。13年の市場で問われることになる。」と報じた。

日本経済新聞は、「信用取引の規制緩和、大和・野村は1月から対応
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDF30008_Q2A231C1NN1000/http://www.nikkei.com/article/DGXNASDF30008_Q2A231C1NN1000/。(2012/12/31 2:00 情報元 日本経済新聞 電子版))」というタイトルで、「全国証券取引所による2013年1月1日付の信用取引の規制緩和への大手証券会社の対応が出そろった。大和証券は4日からインターネット取引全般で始め、野村証券もネットを中心としたサービス「ネット&コール」で1月中に対応する。SMBC日興証券はネット取引全般で2月上旬に始める。」と報じた。

東証大発会の株高の原因に、「信用取引の規制緩和」の影響があるのか気になった。日本経済新聞の上記記事によると、1月4日時点では、「信用取引の規制緩和」実施は部分的のようで、株高とは直接関係なさそうに感じた。やはり、毎日新聞の「期待先行」が株高の要因なのか。

電気店を回るとき、蛍光灯を置換できるLED灯を探す癖がついていた。エネルギー問題を身近に感じるようになったためだろう。照明も昔は、魚油や菜種油等が使われた。その後、ガス灯、アーク灯、電球による照明はエジソンの電球発明以後の事だろう。電球は人類を闇の恐怖から解放し、夜の時間活用を促した人類史上有数の発明であろう。電球を使えば、安定したあかりがスイッチ一つで実現できた。ランプ生活だと、火屋の煤をふき取ったり、給油をしたりと手間も掛かった。

「老人の寝言:人間も道具も生涯現役が望ましいが(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2012/06/post-51ff.html)(2012年6月10日/日曜日)」に互換性、デファクトスタンダードについて書いた。電気器具の口金の構造等の仕様を決めることにより互換性が確保される。その作業の成果がJIS規格等に制定され維持されれば社会全体の効率化に寄与する。

「コンパクトディスク(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2009/11/post-2304.html)(2009/11/5)」音楽用CDも規格を統一することにより、アナログレコードを駆逐してデジタル全盛の時代の先駆けとなった。

「フィリップス。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%97%E3%82%B9url=。(最終更新 2012年10月27日 (土) 10:01 )」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「概要 [編集]1891年に、オランダ、ザルトボメル出身の創業者ヘラルド・フィリップスが従業員20名の電球工場を設立したのが由来である。以後、電球を欧州各地に販売して成功し、その後はラジオ受信機、蓄音機、電気通信装置などに拡大し、総合エレクトロニクスメーカーとなった。第二次世界大戦中、ドイツ軍に工場を接収され、また連合軍の爆撃で大きな被害を受けた。 戦後は一層の多角化をすすめたが、次第に不採算事業の赤字に苦しむようになった。 近年、大胆な選択と集中による事業の再構築によって「4つの重点分野」に経営資源を集中する事業構造への変身を行った。その結果、世界の主要電器メーカーの中で最も利益率が高い企業になっている。」

「パナソニック。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%8A%E3%82%BD%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%AF。(最終更新 2012年12月26日 (水) 14:59 )」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「沿革 [編集]1917年(大正6年)6月 - 松下幸之助が大阪府東成郡(今の大阪市東成区)猪飼野の借家で電球用ソケットの製造販売を始める。当時は松下幸之助の妻“むめの”と妻の弟である井植歳男(後の三洋電機の創業者)の3人で営業していた。」とある。

フィリップスもパナソニックも長い歴史がある優良企業だが、創業時期はフィリップスの方が早い。フィリップスは電球の製造でパナソニックは電球ソケットの製造で創業したが、そこに両者の原点を見るとともに、企業の姿勢まで見えてきそうだ。電球ソケットは電球そのものではない。電球の供給が前提の製品だ。なぜ、家電王国の日本の電気店の店頭にフィリップスの直管型のLED灯が並んでいるのか。やはり、フィリップスには守るべき物があるという企業理念を無言のうちに語っているように見えた。照明は人類の歴史とともにある。毎日夜が訪れて、それが不要になる事はない。照明器具はフィリップスが続く限り提供するのだというようなメッセージを読みとった。

昨年末、環境関係の展示会があった。そこに、直管型のLED灯を展示しているメーカーがあった。説明員に、なぜ蛍光灯互換のLED灯が店頭に並ばないのかとぶしつけに質問を投げかけた。蛍光灯には安定器とかグローランプとか付属装置があり、ごくまれだが単なる差し替えでは点灯しない事があるとの事だ。一般向け店頭販売ではそれがクレームになるので、クレームが出ない新規設置を優先して販売しているのが実状だとの事。LED灯は寿命が長い。先手必勝で、出遅れれば価格競争に巻き込まれる。日本のメーカーは蛍光灯互換のLED灯市場を見捨ててしまったのか。

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  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)