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2013年10月 4日 (金)

田舎老人徒然草:菊の花

2013年10月4日(金)
昨日は晴れ時々雲り。最高気温(℃) 29.1 11:39。最低気温(℃) 17.0 23:54。ざっそう句:物思い 手仕事すれば ボロが出る。宅内閑居。夜会議。資料作成。コンビニプリント(CP)。CPは割高だがプリンタは不要。店員に聞くと最近のCPプリンターの信頼性は相当向上しているようだ。紙詰まりはほとんど無いようだ。在職中、かつては、有名な某外国企業系列の相当大きなコピーマシンが事務所の中央に居座っていた。紙詰まりは当たり前。コピーに行くと、メンテ中で引き返す事も良くあった。プリンタはインクがクセモの。メーカー毎に仕様が異なり互換性がない。プリンタメーカーはインクで稼いでいるようなもの。その点、ワープロの感熱紙は互換品があった。昔の万年筆はスポイト式で、色々なインクが使えた。手間はかかるが、書く楽しみはあった。その後、万年筆は専用カートリッジ式が多くなった。以来万年筆は使わなくなった。紙をとじるホッチキスも普及して、つい百均もので間に合わせてしまう。ホッチキスの針でも一般用は互換品がある。十数枚綴じるのにノーブランドの百均の針を使ったら失敗が多発。綺麗に綴じるにもノウハウがあるようだ。開く側を揃えて、綴じる側の不揃いは我慢。単調な作業をしながら何となく色々考え事をしているので、学習効果が出ない。綴じる針の向きも間違えて一定しない云々。同じ枚数でも、針が綺麗につき抜ける時もあれば、曲がって刺さらない時もある。結果として失敗で曲がった針や折れた針を多数生産した。さて、その原因はどこにあるのか。針の材質か、加工技術か、ホッチキスか、枚数が多すぎるのか、自分の集中不足か。

2013年10月3日の天気(AMEDAS)

TAVE=

22.9

NO DATA

TMAX=

28.4

最高気温(℃) 29.1 11:39

TMIN=

17.2

最低気温(℃) 17.0 23:54

DIFF=

11.2

 

WMAX=

6.4

最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 10.6(北西) 14:20

SUNS=

5.4

NO DATA

RAIN=

0.5

NO DATA

Q
Q

田舎老人徒然草:菊の花

日本を代表する花と言えば桜。こちらは春を象徴する。秋は象徴するのは菊の花。皇室の紋章も菊の花をかたどっている。そうして、思い出すのが、WIKIPEDIA「菊と刀。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8F%8A%E3%81%A8%E5%88%80)」。この場合も、「菊と刀」は日本の象徴として扱われている。

最近、「岐阜大学 応用生物科学部 園芸学研究室の福井博一教授の公式個人サイト(http://www1.gifu-u.ac.jp/~fukui/index.htm)」を覗いた。ここには、花卉生産の情報が多い。葬儀の時に飾られるのも菊の花という固定観念が出来ている。葬儀が盛大になると、菊の花の生産も増大したようだ。大きな花を一個だけ付けさせるには、脇に出る芽を切り取る必要がある。この作業は、人力に頼る以外にない。当然、コストがかかる。かくて、日本で消費する花卉も、輸入物が増大しているようだ。

かつて、当地区は「葬儀」をかしこまって言う時は、「葬式」と言い、日常は「ジャンボン」と言ったとの事だ。葬儀場も少なかったので自宅葬が多かった。葬式は親類や隣組みが中心になって行われた。ここには、お金で買えない何かがあった。幼少時代はまだ土葬が行われており、「ジャンボン」車は庭を三周して墓地に向かった。竹を割って、近所の人が造花のような物を作っていた姿を思い出す。生花を飾る事なぞ当時としては贅沢すぎたのではないか。せいぜい、使い回しされた造花程度ではなかったか。

大輪の菊を作るのには相当の技術が必要なようだ。鑑賞用の菊の品種も多数あるようだ。趣味で菊作りを始めようかとカタログを探した事もあったがあきらめた。花を咲かせるまでの苦労。それも菊作りの醍醐味の一つかも知れないが。かつて、「菊作り経営」と、経営が菊作りに例えられた事もあった。泥臭さを感じるが、綺麗事だけでは済まないのが実社会の姿だ。泥臭ささが、人間らしさに通じるのではないかとも思うが、世の中はその泥臭さを見向きもしないのも実情。

パソコンの中に眠っていた、色々な菊の花を並べて見た。それぞれ趣があり、その菊を作る作る人も様々な思いを菊の花にこめているように感じる。菊は挿し芽で増やせる。葬儀で大輪の菊をもらい、それを何回か挿し芽にした事があるが、なぜか失敗ばかりで一度も成功していない。それで良いのかもしれない。

Iob_kikunohana_5pix




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    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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    POST IT :ブログ画面への張り紙に使える。
  • TYPE LIST事始め
    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)