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2015年6月12日

2015年6月12日 (金)

日々農天気:スィートコーンの経年発芽率の低下程度;子沢山(近所三軒の合計で子供が30人、一軒で10人平均の子供) 今と無縁の ザクロ花。150612。

2015年6月12日(金)
昨日は晴れ時々曇り。最高気温(℃) 29.7 14:34。最低気温(℃) 19.2 02:17。ざっそう句;子沢山 今と無縁の ザクロ花。朝方、幼苗だけに灌水。手伝い。以前、近所のおばさんとした雑談の録音を聞き直した。生まれは昭和の初め頃。当時は実家の近所三軒の合計で子供が30人、一軒で10人平均の子供がいたとの事だ。旦那が子を取り上げたそうだ。戦前は、出産の関する仕事は産婆さんが主に行ったようだ。戦後、助産婦と呼ばれるようになり、出産のイメージが変わった。生まれるのも死ぬのも病院ではなく自宅がほとんどだったと思う。昔は、社会保障も不十分で、老後の世話は子供に頼らざるを得ないという考えがあったのだろう。現在では、少子高齢化が問題とされているが、今一つその問題の本質が見えない。当地には、開墾記念碑が三基あり、大正末から昭和十年代に山林の開拓が盛んに行われたという記録を語っている。その背景に富国強兵、生めよ増やせよという国策があったのも歴史的事実だろう。出生率を決める要因も数多くあり、今後人口が減り続けるという理論や議論も疑わしい。社会が個人の欲望を最大化する方向に向かうなら人口が減る方向に向かうのではないか。敗戦後、飯も満足に食えない時代になぜ人口が増えたのか。思うに、これ以上悪くなることは無い、まともに稼げば食って行けるという将来への安心感が人口増大を支えたのではないか。案ずるより生むが易しとは意味深長な諺だ。今年はザクロの花の咲き具合が良いように見える。ザクロは子宝の多さを象徴するが、良い実が沢山収穫できるか。人間は自縄自縛に陥りやすい動物のようだが、それを解く呪文もあるのではないか。

追記(2018/09/15):検索で探せるようにタイトル変更:子沢山⇒子沢山(近所三軒の合計で子供が30人、一軒で10人平均の子供)


2015年6月11日の天気(AMEDAS)

TAVE= 24.4 NO DATA
TMAX= 28.9 最高気温(℃) 29.7 14:34 
TMIN= 19.7 最低気温(℃) 19.2 02:17 
DIFF= 9.2  
WMAX= 3.1 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 7.3(南東)   12:35 
SUNS= 5.3 NO DATA
RAIN= 0  

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日々農天気:スィートコーンの経年発芽率の低下程度

たまたま2007年用の袋入りスィートコーン種子が出てきた。保存状況がはっきりしていないが、発芽するのかしないのか実験して見る事にした。容器の水に浸した実験は失敗。十分手間を掛ける積もりはないので、畑の隅にバラ蒔きして、軽く覆土。灌水は比較的しっかりした。

Iob_cornfuruitane_2 
比較のため、別の場所に2015年用スィートコーンを同じように蒔いた。こちらは、苗に使うので種子間の間隔を10㎝程度にした。新しい種子の方が発芽が早く、揃いも良いようだ。

大まかな結果は、発芽したが、発芽率は10%台でかなり低かった。種子袋に発芽率の標準値が記されているが、手元に無いので、85%と仮定して、今回の結果と合わせてグラフにしてみた。中間のデータは単なる数学上の中間値。以上の三点を通る近似曲線を描いた。これが、学術論文なら捏造!かもしれないが、実用的には、グラフにして視覚に訴える効果は大きい。

乾燥防止に、蒔き床の上に菜の花の枯れた茎等を置いたので、ゴミの散乱が写っている。また、灌水により、小さな雑草も発芽している。種子数の計数はデジカメ画像で調べたので、判別に疑問もあり、あくまで大体の傾向である。

ところで、現時点で発芽していない種子が多数あるのだが、それは既に種子が死滅しているのか。種子の活性度が低下して発芽に到らないだけなのか。生死の中間の過程の中に、色々な神秘が潜んでいるように感じる。

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  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)