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2016年2月14日

2016年2月14日 (日)

身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(16):J.Ohga という人物が活躍したニューヨークで何があったのか?;チョコで釣る 人の心の ほろ苦さ。1602。

2016年2月14日(日)
昨日は晴れ。ざっそう句;チョコで釣る 人の心の ほろ苦さ。宅内閑居。W-作業。部屋の整理。部屋が物置状態で捜し物も大変だ。来客。雑談。株価続落で下手に手を出すと火傷の心配がありそう。金利も株価も下がり円が上がると、ダブツいた金はどこに向かうのか。そりゃ騰貴でしょうという話になった。バブルが膨らみ、儲けたと思った瞬間にはじけてしまう。バブルは悪夢だが、当局がなるようにしかならないという場当たり・尻まくり的対応しかできていない以上、全てが悪い方向に流れる予感がしないでもない。庶民はバブルに備える事もまなならない。まさか、女性にモテモテで銭形チョコで蔵が建つ男性もこの世にはいるのだろうか。庶民は小さくても本物のチョコで我慢して明るくつつましく世渡りをしたいものだ。

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身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(16):J.Ohga という人物が活躍したニューヨークで何があったのか?

米じいさんが使った特製の便箋に謎を解く幾つかのキーワードが印刷されていた。
その一つが、The Japanese Christian Institute, Inc.という組織で、当時ニューヨークにあった、日本人キリスト教会だろうという推測だ。調べて見ると、この教会は、ニューヨークにあった幾つかの日本人教会が合併し、その歴史の流れは今日まで続いているらしい事が見えてきた。

その二つ目は、「Rev. SOJIRO SHIMIZU, MINISTER」という人物である。Rev.=Reverend 《宗教》師、牧師の意味であり、MINISTERも聖職者、牧師の意味がある。ローマ字表記では、漢字氏名と不一致が生じる可能性があるが、日本語で検索すると「清水宗次郎」がヒットする。その肩書きも牧師なので、「The Japanese Christian Institute, Inc.の清水宗次郎牧師」と判断できそうだ。

その三つ目は、「J.OHGA, EXC.SECRETARY」という人物である。WEB検索で、J.OHGAを調べて見たが、The Japanese Christian Institute, Inc.と関係する人物は探し出せなかった。キリスト教徒で、明治、大正時代の有名な人物には、「大賀壽吉(民間のダンテ研究者)」、「大賀一郎(古代蓮の研究者)」がいた。現代では、ソニーの「大賀 典雄」がヒットした。

たまたま、「Ml THE BROOKLYN DAILY EAGLE. NEW YORK. TUESDAY. SEPTEMBER 4. 1923.」という当時の新聞記事を掲載するサイトがあり(https://www.newspapers.com/newspage/58029620/)、この記事の一部に、「J. Ohga」という日本人名を発見。「secretary」という肩書きも一致するので、「J.Ohga 」という人物も実在したと推測される。だが、日本語の氏名は依然特定出来ていない。

新聞記事は、OCRでスキャンしたデータが掲載され、認識ミス(「ralstng」もそうらしい)がかなりあるようだ。以下に、「J.Ohga 」が登場する部分を引用する。

「JAPANESE INSTITUTE MEMBERS ARE ANXIOUS The Japanese Christian Institute, whoso headquarters are at 330 E. 57th St., Manhattan, will take Immediate steps toward ralstng a relief fund for their stricken countrymen, it was announced by J. Ohga, the organization secretary, today. The institute Is one of the factors among the Japanese of the Metropolitan District. .Mr. Ohga said that there probably is not one of his national who has not been affected the disaster. All have members their families, friends and business connections In the wrecked districts.」

その内容を大雑把に意訳すると、「本日、マンハッタンの330 E. 57th St.に本部がある、The Japanese Christian InstituteのJ. Ohga secretary(秘書)は、悲惨な状況に陥った同胞(stricken countrymen)に対して、直ちに救済基金を創設する(will take Immediate steps toward ralstng(?) a relief fund)と表明した。教会のメンバーは、メトロポリタン地区の日本人の一部である(?)Mr. Ohgaは、その災難で影響を受けなかった日本人はおそらく一人もいないだろうと言った。その被害区域には、誰にも、家族や、友人や、職場関係の仲間がいる。」

ともかく、ニューヨークのメトロポリタン地区で、起きた大災害に際して、The Japanese Christian Instituteの秘書(スポークスマン)である、J.Ohga という人物が、被害者の救済に動き出すと新聞社に語ったのが、この記事ではないか。J.Ohga という人物の行動が教会の事業と一致しているので、J.Ohga の実在も間違い無いだろう。一体当時のニューヨークで何が起きたのか興味は尽きない。

ここで「the disaster」とは何かさっぱり予想が付かなかった。だが、東京電力 福島第一原発事故を思い出す。その英語訳に「Fukushima Daiichi Nuclear Disaster 」が使われる例もあった。「Fukushima Accident」と使われる場合があるが、「disaster」と「accident」では、少し感じが異なる。やはり、「disaster」は事故という側面より、大災害の側面を強く感じるのだ。The Japanese Christian Institute, Inc.のJ.Ohgaが乗り出した救済事業は何を目的にしているのか。

追記(2019/02/21):BLOG記事で移民と海外への出稼ぎを話題にした。そこで、下記記事にリンクを設定してアクセスしやすくした。    
検索結果    
「炬燵で聞いた遠い遠い昔話」で検索した結果、以下の記事/ウェブページが見つかりました。    
タイトル 投稿日 タイプ
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(24):J.Ohga はJunji Ohgaらしい!;春霞 秘書は金持ち 雲霞。1602。 16/02/24 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(23):広島の女と群馬の男;重力波 捕らえた如し 猫の髭。1602。 16/02/23 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(22):米じいさんの手紙に残されたキーワード;タコ銀が 食い詰めて食う 自他の足。1602。 16/02/22 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(21):米じいさんの奥さんの面影を求めて;雨水かな そぼ降る雨は 憎からず。1602。 16/02/21 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(20):米じいさんが娘に付けた名前;起きて見りゃ 夢物語も 夢の中。1602。 16/02/20 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(19):米じいさんの恋人の手紙の一節を読む;立ち話 行き着く先は 墓の事。1602。 16/02/19 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(18):米じいさんの伝説:閑話休題;後ろ指 指されて燃える アホもアホ。1602。 16/02/16 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(17):関東大震災がニューヨークまで影響した!;春一番 吹けどお寒い このお国。1602。 16/02/15 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(16):J.Ohga という人物が活躍したニューヨークで何があったのか?;チョコで釣る 人の心の ほろ苦さ。1602。 16/02/14 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(15):米じいさんが貿易に挑戦;裏の顔 知って納得 スキャンダル。1602。 16/02/11 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(14):米じいさんが隣町のビジネスマンに遭遇;スクープを 打てずに放つ サルダマシ。1602。 16/02/10 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(13):米じいさんに逆風が吹いたのか;尋ね人 ぽっと出てくる 貰い本。1602。 16/02/09 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(12):米じいさんの同僚達;老醜を 写す鏡は 日々曇る。1602。 16/02/08 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(11):米じいさんが米国で出会った女性の謎;立春の 薄暮に大根 抜いてやる。1602。 16/02/07 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(10):海を渡る風(海風);世も末だ 借りて利子取る エゲツ無さ。1602。 16/02/03 記事
     
0B1_炬燵で聞いた遠い遠い昔話(目次) 16/02/01 ウェブページ
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(9):米じいさんの初恋は?;盆栽狂 咲いた椿の 腕自慢。1602。 16/02/01 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(8):The Japanese Christian Institute, Inc.とは何か;雪融けて 畑が恋いし 黒い土。1601。 2016-01-31 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(7):母から渡された玉手箱を開く;雪溶けて キケン・キタナイ ウラの道。1601。 16/01/27 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(6):米じいさんの奥さんの謎;きけよきけ わだつみのこえ いまこそは。1601。 16/01/24 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(5):米じいさんの娘の訃報に仰天;アンマリだ ブルータスかよ あのTPP。1601。 16/01/21 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(4):米じいさんの先輩の矢嶋昇という人物;大雪の 注意伝える 黒電話。160118。 16/01/18 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(3):米じいさんの葬式;大砲の 音よりましな 落雪だ。1601。 16/01/20 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(2):米じいさんの帰国;事故初め 地獄に向かう スキーバス。1601。 16/01/16 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(1):米じいさんの伝説;そこにある 道も歩けば 古道かな。1601。 16/01/12 記事
     

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2016年02月13日 伊勢崎(イセサキ)
TAVE= 10.0 毎正時のアメダス観測値(気温)の平均値
TMAX= 15.1 毎正時のアメダス観測値(気温)の最大値
TMIN= 4.3 毎正時のアメダス観測値(気温)の最小値
DIFF= 10.8 毎正時のアメダス観測値(気温)の最大値と最小値の差
WMAX= 1.5 毎正時のアメダス観測値(風速)の最大値
SUNS= 3.5 毎正時のアメダス観測値(日射)の合計値
RAIN= 0 毎正時のアメダス観測値(雨量)の合計値
1日の極値 データ 時刻
最低気温(℃) 4 6:18
最高気温(℃) 16.2 15:22
出典=気象庁 参照⇒ AMEDASへのリンク
最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 3.1(南西) 2:32


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    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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