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2016年1月18日 (月)

身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(4):米じいさんの先輩の矢嶋昇という人物;大雪の 注意伝える 黒電話。160118。

2016年1月18日(月)
昨日は晴れ後曇り。ざっそう句;大雪の 注意伝える 黒電話。宅内閑居。パソコンに向かい調べ事をしつつ物書き。翌日の用事の準備を始めるが、うまく進まない。粘ってようやく半分が済む。「 大雪に対する国土交通省緊急発表:平成28年1月17日」が出た模様。当局より、ビニールハウス等の倒壊に注意と連絡が入った。我が家では、以前倒伏した物置ハウスをつっかい棒で支えている。さあ、どうするか。早起きをして外に出て様子を見る。降雪は10-15㎝程度か。5時AMで雪はまだ降っている。

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身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(4):米じいさんの先輩の矢嶋昇という人物

日本人が海外で活動し、その子女が海外で教育を受けて帰国すると、日本国内と海外での教育格差などが問題となり、帰国子女への関心が高まった時代があった。当時、そう言えば、米じいさんの娘も帰国子女の走りだったのかも知れないと思った事があった。米じいさんの死亡後は、その奥さん(仮名志津香)とはほとんどつきあいも無く、消息も分からなかったようだ。断片的に聞いた話では、実母と生活していたようだ。実母は、防府の学校の前で、文房具等を売る店を開いていたという話も聞いた。多分それは戦前の事と思われる。

終戦後、志津香さんかその母から便りがあったが、落ち着いて付き合いができる状況ではなかったようだ。もしも、米じいさんの事などを聞ければ良かったと思ったが時代がそれを許さなかった。だが、大志を抱いて米国に渡った人物が近くにいる事は、周辺に色々な刺激を与えてくれる。米じいさんと近い年齢の地域の人物には矢島保治郎がいる。米じいさんは矢島保治郎より、何歳か先に生まれているようだ。米じいさんと矢島保次郎との間で何か交渉や影響があったかはっきりしないが、年齢、地域を考えると、その可能性も排除できない。昨年、偶然に近くの墓地で矢嶋昇の墓碑に出会った。

米じいさんは自分にとっては幼少時代から、立派だが謎の人物でもあった。矢島保治郎を知ったのもここ数年の事であった。矢嶋昇(文久3年:1863-明治33年:1900)昨年、偶然にも近くの墓碑をデジカメで撮影して初めて知った所だ。既に、この墓碑に注目して、調査をされた方がいる。その記事がGO! 伊勢崎に「矢島昇君墓碣之銘」として掲載されている(http://www.go-isesaki.com/hist/syosi/hibun/30syakai/37/37-3yazima/37-3-yazima.htm)。その墓碑は、ここ十数年の間に移設されたようだ。写真を比較すると、背景がすっかり変わっている。(このサイトへのリンク

Iob_yajimanoborubohi
地域の矢島保治郎や米じいさんが、明治の中頃から後半にかけて、海外渡航を志した背景に何があったのか興味を覚えた。調べると、その頃一種の渡米熱が盛んになっていたようだ。今まで、矢嶋昇という人物が、地域にいたとは全く知らなかった。「矢島昇君墓碣之銘」によると、佐波郡東村に生まれ、殖蓮邨の矢嶋家を嗣ぐ身分になったようだ。学問を好み群馬師範学校を出て、教職に就き、殖蓮尋常小学校の校長になったが、若くして37才で病死したようだ。

佐波郡 殖蓮村郷土誌(明治43年稿 伊勢崎郷土文化協会 昭和57年発行)によれば、矢嶋昇は殖蓮尋常小学校に明治二十年九月に就職、仝三十三年十二月十八日退職(死亡)とある。矢島保治郎や米じいさんの少年時代が丁度、矢嶋昇の教員としての在職時代に重なるのではないかと思われる。矢島保治郎や米じいさんは、まだ若い矢嶋先生から、外国の話を目を輝かせて聞いのではないかと想像されてくる。そうして、二人は後に外国渡航を果たしたのである。

追記(2017/11/28):記事整形、過去BLOG再読、印象・コメント等
タイトルに投稿期日追記。下記記事へリンク設定。

愛しき古里:地域の教育力:明治中期の地域小学校校長だった矢島昇を知る(1):墓碑を通して地域の歴史を知る試み;霜柱 ザクザク踏んで 畑に出る。171126。 を読む


追記(2019/02/21):BLOG記事で移民と海外への出稼ぎを話題にした。そこで、下記記事にリンクを設定してアクセスしやすくした。    
検索結果    
「炬燵で聞いた遠い遠い昔話」で検索した結果、以下の記事/ウェブページが見つかりました。    
タイトル 投稿日 タイプ
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(24):J.Ohga はJunji Ohgaらしい!;春霞 秘書は金持ち 雲霞。1602。 16/02/24 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(23):広島の女と群馬の男;重力波 捕らえた如し 猫の髭。1602。 16/02/23 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(22):米じいさんの手紙に残されたキーワード;タコ銀が 食い詰めて食う 自他の足。1602。 16/02/22 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(21):米じいさんの奥さんの面影を求めて;雨水かな そぼ降る雨は 憎からず。1602。 16/02/21 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(20):米じいさんが娘に付けた名前;起きて見りゃ 夢物語も 夢の中。1602。 16/02/20 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(19):米じいさんの恋人の手紙の一節を読む;立ち話 行き着く先は 墓の事。1602。 16/02/19 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(18):米じいさんの伝説:閑話休題;後ろ指 指されて燃える アホもアホ。1602。 16/02/16 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(17):関東大震災がニューヨークまで影響した!;春一番 吹けどお寒い このお国。1602。 16/02/15 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(16):J.Ohga という人物が活躍したニューヨークで何があったのか?;チョコで釣る 人の心の ほろ苦さ。1602。 16/02/14 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(15):米じいさんが貿易に挑戦;裏の顔 知って納得 スキャンダル。1602。 16/02/11 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(14):米じいさんが隣町のビジネスマンに遭遇;スクープを 打てずに放つ サルダマシ。1602。 16/02/10 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(13):米じいさんに逆風が吹いたのか;尋ね人 ぽっと出てくる 貰い本。1602。 16/02/09 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(12):米じいさんの同僚達;老醜を 写す鏡は 日々曇る。1602。 16/02/08 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(11):米じいさんが米国で出会った女性の謎;立春の 薄暮に大根 抜いてやる。1602。 16/02/07 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(10):海を渡る風(海風);世も末だ 借りて利子取る エゲツ無さ。1602。 16/02/03 記事
     
0B1_炬燵で聞いた遠い遠い昔話(目次) 16/02/01 ウェブページ
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(9):米じいさんの初恋は?;盆栽狂 咲いた椿の 腕自慢。1602。 16/02/01 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(8):The Japanese Christian Institute, Inc.とは何か;雪融けて 畑が恋いし 黒い土。1601。 2016-01-31 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(7):母から渡された玉手箱を開く;雪溶けて キケン・キタナイ ウラの道。1601。 16/01/27 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(6):米じいさんの奥さんの謎;きけよきけ わだつみのこえ いまこそは。1601。 16/01/24 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(5):米じいさんの娘の訃報に仰天;アンマリだ ブルータスかよ あのTPP。1601。 16/01/21 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(4):米じいさんの先輩の矢嶋昇という人物;大雪の 注意伝える 黒電話。160118。 16/01/18 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(3):米じいさんの葬式;大砲の 音よりましな 落雪だ。1601。 16/01/20 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(2):米じいさんの帰国;事故初め 地獄に向かう スキーバス。1601。 16/01/16 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(1):米じいさんの伝説;そこにある 道も歩けば 古道かな。1601。 16/01/12 記事
     

2016年01月17日 伊勢崎(イセサキ)
TAVE= 3.9 毎正時のアメダス観測値(気温)の平均値
TMAX= 7.8 毎正時のアメダス観測値(気温)の最大値
TMIN= -1.9 毎正時のアメダス観測値(気温)の最小値
DIFF= 9.7 毎正時のアメダス観測値(気温)の最大値と最小値の差
WMAX= 3 毎正時のアメダス観測値(風速)の最大値
SUNS= 4.6 毎正時のアメダス観測値(日射)の合計値
RAIN= 2 毎正時のアメダス観測値(雨量)の合計値
1日の極値 データ 時刻
最低気温(℃) -2.2 6:53
最高気温(℃) 8.2 14:37
NO DATA NO DATA NO DATA
最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 6.1(東南東) 21:18


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  • 橋本 英文: 刃物雑学事典 図解・刃物のすべて(1986年 株式会社 講談社 ブルーバックス B-659)
    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
  • 沼田 真(編): 07_雑草の科学(研成社1979)
    雑草を多面的に解説し防除の基礎も述べる

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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)