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2018年3月31日 (土)

頭は手足の召使い?(改題):技術 回顧と展望:老人の寝言:組織の頭の痛さは何が捉えるのか?;気がつけば 我が世の春は 昨日まで。180331。

2018年3月31日(土)
昨日は晴れ。ざっそう句;気がつけば 我が世の春は 昨日まで。午前、LibreOffice Writerで作成した資料を見直し。同じ画像が二枚入っていた。挿入ミスだったので入れ替える。そのファイルをメディアにコピーして、午後用事外出。配り物、コンビニプリントの次に主たる用事を足す。コンビニプリントの時、店員を呼んで下さいという表示が出た。用紙切れであった。店員が用紙を追加したが、また同じ表示が出た。今度は、トレーセンサーの誤動作だったようで、トレーを入れ直すと正常に動作した。少し、時間があったので車中で、プリントしたA3の用紙をA4の袋綴じ用に折った。LibreOffice Writerの袋綴じ設定は、一枚の用紙に入れるページ数で指定するようだ。手間はかかるが、コストダウンには有効だ。桜の花は既に満開。散り始めた木もある。あと一日で年度末から新年度に変わる。4月1日はエイプリルフールで、実害の無い嘘も公認される風習のようだが、最近はフェイクニュースが多く、毎日がエイプリルフールに近くなったのか。昨日は、外出時にマスク着用を忘れた。杉花粉の飛散は数百個/㎥程度だったようだ。今朝、鼻がムズムズしてきた。現在の室温は12℃程度。少し寒く感じる。この寒さの感じ方にも花粉症の影響が出ているのか。

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2008/9/29

頭は手足の召使い?(改題):技術 回顧と展望:老人の寝言:組織の頭の痛さは何が捉えるのか?

「追記(2018//):この過去記事は、ほぼ10年前に書いたが、読みにくさがあるので、読み易く整形、再読して、印象・コメント等を追記して再利用。どうも、この記事は情報化時代の申し子のコンピュータを想定して書いたようだ。確かに、コンピュータは人間の頭脳に類似した働きをしているが、コンピュータだけで、外界とのやりとりが出来なければ、コンピュータが何をしているか知る事はできない。ただの、石ころと同じでは無いかという極論のように見えた。

それでは、ここから旧記事の改造を始めよう。

現代は情報化時代のまっただ中のようだ。情報が安価に潤沢に供給されているためだろう。これも、いろいろな情報素材をメディアに乗せやすくなったというIT技術のおかげもある。結局、情報の出入り口は首から上に局在しているかのようだ。

ここで、現在日本のまっただ中で、行われている、言った言わない論争・議論を眺めてみると、まさに、口だけは活発に動いているのだが、頭脳の方は思考停止しているかのような光景が目立つ。責任は組織の長である私にありますと言っても、それは、こういう場合、こう言えば良い逃げが出来るという、馬鹿の一つ覚えに近く、そういうご本人の知能は全く見えてこない。

物の影が物自体の束縛から解放されて情報になり身軽な動きを獲得した。コンピュータでも人間の頭脳でも社会的な組織の頭脳でも情報を集めて処理するだけの仕事しかしない。手足の部分が無いのだ。

この一節が、具体的に何を言いたかったのか、いまでははっきり思い出せない。要するに、情報は空気の振動で運んで貰うだけなのが、金も掛からず、証拠も残らないので、情報のみで、利益を得たり・金儲けをしようとするのは、それなりに合理性はある。だが、人間の信頼性は情報のみでは担保できないというのが、この世の公理と言えるだろう。

「人間の信頼性(改題):技術 回顧と展望:老人の寝言:信頼されるより悪事を働いて逃げ切った方が儲かるのが現代か!?;九弁の 朴の花散り 庭閑か。180325。(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2018/03/post-c8c1.html)。(2018年3月25日 (日))」(この記事へのリンク

今日の情報戦争は、まさにピンキリまで拡大して、お互いに仮想敵を欺いて、目先の勝利を得る事に汲々としている。思うに、こいう情報戦争のど真ん中で、英雄になった人物も、20年、30年後には、世代が変わり、新しい英雄が出て、昔と同じような事をしているかも知れないのだ。まさに、擬似的な輪廻が繰り返されている可能性もある。

「あげはの幼虫(改題):半端道楽:輪廻のトンネル:アゲハの幼虫の怪奇さとアゲハチョウの優雅さのギャップが説明できない!;大悪党 大往生の 大地震。180313。(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2018/03/post-2eb6.html)。(2018年3月13日 (火))」(この記事へのリンク

進化の歴史を見ると外界との交渉の機能を持つ手足が先にできたようにも見える。手足が自分の能力の足らない部分を頭脳に下請けさせているようでもある。

ところが、現代は何でもかんでも頭頭である。頭は手足の召使いであると考えると自分ながら何とか納得する。そういえばオリンピックも手足の祭典と言い直せる。これも納得だ。頭より先ず手足を使おう。

この記事では、頭脳と手足を単純化して考えたが、要は、システム的思考が不可欠なのであろう。システム論で、最も基本的な原則は、存在する物には必ず意味があるという事であろう。組織の長が、俺が俺がとわめいても、部下がいなければ自分だけでは何も出来ないのが実態ではないか。特に、大きな組織はそうなってしまう。それが、最高権力になると、もはや俺は専制君主並みと錯覚するようでは、その頭脳の質が疑われる。組織が大きくなれば、自立的な性質が高まり、変な頭脳の必要性も無くなる。

言わば、その組織には、過去の歴史・教訓というノウハウも蓄積されているのだ。そのような、自立した組織に突然変異的に、異様な頭脳を有する長が付いても、しばらくは、自立運動を続行させる事は可能であろう。だが、余りにも長期に異常な状態が続けば、組織の正常運転はされずに、回復不可能な状況に陥るのではないだろうか。

最近、このような、当世風の社会的・組織論的異常現象が、あちこちから発覚してくるのを見るに付け、このままじゃ、他国より少しはましだと思っていた日本も終わりだと憂慮されてくる。

思うに、組織を人間の体に例えた時、組織の頭脳は、その組織の要員が感じた頭痛を自分に引き寄せて感じる事が出来るのだろうか。子供の頃、カナヘビ等を捕まえて遊んだ事がある。そのカナヘビ等が、敵・人間等から逃げる時、自ら尻尾を切り捨てる。そうして、切り捨てられた尻尾は、しばらく地面でぴょんぴょん動いているのだ。どうか、オレの尻尾は餌として与えるから食べても良いが、オレを逃げさせてくれと言っているように感じる。これは、トカゲの尻尾切りと呼ばれているようだが、その実相を見ると、生物の生き残るための知恵のようにも見える。

所が、人間社会で、トカゲの尻尾切りと呼ばれている現象は、トカゲ等の場合と全く別物だ。本来、組織目標達成上必要な部下を、己の生存のために切り捨てるという、生物界では最も忌むべき行為を、優秀な頭脳が行っているのだ。組織としての頭痛は組織の長たる物が率先して感じ取るべきではないか。それができないような組織の長は組織の長としての存在価値があるのだろうか。

突き詰めると、人類史上、人類の頭脳も手足も共同して一つのシステムとして進歩してきたのだろう。勿論、頭脳・手足だけで身体は形成できない。今ある、身体の各パーツは進化上、然るべき役割を持っていた筈だ。

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2008/9/29

頭は手足の召使い?

現代は情報化時代のまっただ中のようだ。

情報が安価に潤沢に供給されているためだろう。

これも、いろいろな情報素材をメディアに乗せやすくなったという

IT技術のおかげもある。

結局、情報の出入り口は首から上に局在しているかのようだ。

物の影が物自体の束縛から解放されて情報になり身軽な動きを獲得した。

コンピュータでも人間の頭脳でも社会的な組織の頭脳でも

情報を集めて処理するだけの仕事しかしない。

手足の部分が無いのだ。

進化の歴史を見ると外界との交渉の機能を持つ

手足が先にできたようにも見える。

手足が自分の能力の足らない部分を頭脳に下請けさせているようでもある。

ところが、現代は何でもかんでも頭頭である。

頭は手足の召使いであると考えると自分ながら何とか納得する。

そういえばオリンピックも手足の祭典と言い直せる。

これも納得だ。

頭より先ず手足を使おう。
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項目 日積温 残日 通日 通積温 TA TX TN TD WX SN RN 瞬低T 瞬高T 瞬風
DATA 295.1 275 90 13238.8 12.3 17.5 7.5 10 9.8 11.9 0 7.1 17.9 14.8(北西)
時刻等℃   D m/s H mm 23:26 15:09 00:07
2018年03月30日 伊勢崎(イセサキ) AMEDASへのリンク


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  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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