半端道楽:身辺雑記:田舎老人徒然草:全国的に暑かった館林に異変が発生か!?(測定サイト移設前後の比較);熊谷で 出たぞ高温 新記録。180724。
2018年7月24日(火)
昨日は晴れ。ざっそう句;熊谷で 出たぞ高温 新記録。昨日は二十四節気の大暑であった。熊谷で観測史上の高温新記録が出たとの事だ。暦の予言が当たったのか。偶然の一致なのか。庭先水田の容器に給水。畑は見ずに宅内閑居。夏安居、一種の修業のような熱さ凌ぎの毎日。冷蔵庫で冷やしたローテククーラーを息子が、これを使えと持ってきた。それを首に巻いてノートパソコンに向かったが、最初は気持ちが良かったが、徐々に感覚がおかしくなったように感じて、着用中止。その日その日を遣り繰りすれば、やがて苦行の山は越えるだろう。高温のニュースと言えば、館林が全国的に有名だったが、アメダス測定局の移設でちょっとした異変が生じているようだ。体感温度で1℃を識別するのは結構難しい。我が家の百均店温度計は一目盛り2℃だ。目盛りの1/4位なら何とか読める。これがアナログ的な感覚だろう。デジタルなら0.1も数字で出る。その点便利ではある。数値化されたデータは一人歩きする。気象庁が館林のアメダス測定局移設前後のデータを公開している。そのデータを比較してみた。
アメダス伊勢崎のデータによると、日最高気温の高い方から (℃): 39.8 (2007/8/15)、 39.2 (2018/7/23)であり、昨日の最高気温は歴代2位であった。
半端道楽:体感温度を測定してみた;北風に チャリ押し歩きゃ 雪赤城。 :2015年1月18日 (日)の記事へのリンク
気象庁は、「7月中旬以降の記録的高温と今後の見通しについて ;url=http://www.jma.go.jp/jma/press/1807/23a/20180723_kouon.html(報道発表日平成30年7月23日 )」(このサイトへのリンク)というタイトルで、以下の本文通り報じた。
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本文
○7月中旬以降、東日本と西日本では、太平洋高気圧に覆われて、晴れて気温のかなり高い日が続いています。7月中旬の平均気温は、関東甲信地方は平年差+4.1℃、東海地方は+3.6℃、近畿地方は+3.4℃、中国地方は+3.1℃と1961年の統計開始以来、7月中旬としては最も高くなりました。
○本日(23日)には、埼玉県の熊谷市で国内の観測史上最高となる41.1℃の気温を記録しました。
○東日本と西日本では、気温の高い状態は8月上旬にかけて続き、最高気温が35度以上の猛暑日が続く所もある見込みです。(以下略)
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半端道楽:身辺雑記:田舎老人徒然草:全国的に暑かった館林に異変が発生か!?(測定サイト移設前後の比較)
Qちゃんの質問:僕の体温は何度?
体温を測っても、体温計や計る時間、場所、計る人によってもバラバラな値が出るのは常識かも知れない。だが、気象庁が発表する気温データに一喜一憂してきた例があったのも事実。
原ファイル名=「IOB_2018_AMEDAS_TATEBAYASI_HIKAKU_館林アメダス館林移設前後の比較201807.jpg」
IOB=IMAGES ON Beloved Ones
その典型が、全国一の高温記録を出してきた館林の測定局。その測定局が移設され、高温記録が出るのは、測定局の位置関係・周辺条件等が原因だったのかが注目を集めているようだ。
たまたま、アメダスを使っていると、館林測定局の移設前後のデータを気象庁が提供している事を発見(https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/tatebayashi/index.html)(このサイトへのリンク)。早速、新旧データをグラフにしてみた。提供されているデータは最高気温とその発生時刻のみ。大雑把な観察では、確かに移設後の気温の方が低いようだ。だが、必ずしも厳密な相関は無さそうだ。その理由を挙げれば、気温はその場所固有の物理量であるという事に尽きるのではないか。
我が家の菜園にも百均店の温度計を設置して、アメダス伊勢崎との温度比較を行ったが、元々厳密さは追求しない事にしている。
Qちゃんの質問:地球の平均温度とは何度?
多分、この質問に正確に答えられる人は皆無ではないかと思う。言葉として使う「温度」という単語は同じでも、その計り方、定義等はそれぞれ違うし、使われ方も違うだろう。
そう考えると、個々のデータに一喜一憂する必要も無いと楽観する事が出来る。暑い寒いを商売に結びつけるのも、それでイベントを行うにも、当然、天気情報を使うと言うだけなので、目くじらを立てる必要も無いと思う。もう少し客観的に地域の寒暖を知ろうとするのなら、地球の平均温度と同じように、測定点を増やせば良いだろう。
測定サイト移設前後の測定温度の比較結果としては、差があるように見えるが、その差がどれ程有意なのか、何が原因になっているのかは皆目分からない。当然、新旧の気温のどちらが正しいかという質問も、突き詰めれば愚問になるだろう。強いて言えば、その両者の気温は両方正しいと言う他は無いだろう。
ここまで書いて、館林の新旧アメダス測定局地点の航空写真をGoogleMAPで調べた。旧地点は建物が混み合って樹木が少ないように見える。新地点は、広い校庭があり風通しが良く、樹木もある。素人見には、新地点の方が涼しそうに感じるが、気候条件を構成する要因はもっと沢山あるのかも知れない。詳細は気象庁の観測終了時の観測結果とそのレポートを待とう。
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項目 | 日積温 | 残日 | 通日 | 通積温 | TA | TX | TN | TD | WX | SN | RN | 瞬低T | 瞬高T | 瞬風 |
DATA | 799.4 | 160 | 205 | 72964.4 | 33.3 | 38.5 | 27.7 | 10.8 | 6.2 | 11.3 | 0 | 27.4 | 39.2 | 12.5(北) |
時刻等℃ | 日 | D | ℃ | ℃ | ℃ | ℃ | ℃ | m/s | H | mm | 05:45 | 14:43 | 13:00 | |
2018年07月23日 伊勢崎(イセサキ) | AMEDASへのリンク |
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