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2019年7月29日 (月)

老人の寝言:老人の妄想:身辺雑記:田舎老人徒然草:間之原不動尊の歴史;賽銭を 上げて礼拝 不動尊。20190729。

2019年7月29日(月)
昨日は未明に雨後晴れ一時曇り。ざっそう句;賽銭を 上げて礼拝 不動尊。昨日のアメダス日照時間SN=6.7H。瞬高T=35.6℃、14:41。今年の夏初めての猛暑日だと思う。1月28日と7月28日は地域のお不動様の祭日・縁日だ。昔はお不動様信仰も盛んで参拝者が多かったようだ。当地区のお不動様がある辻は広場になっており、ここでお祭りの神輿や屋台が行われる。一昨日は宅内閑居で外に出なかったので、昨日の昼前に不動尊を参拝した。お不動様の祭典は現在も地区行政区が行っている行事だ。出かける前に、電子辞書・広辞苑で不動尊・不動明王を調べる。梵語の動かざる尊者の五大明王、八大明王の一つという説明がある。起源は仏典にあるのだが、祭典は神職が執り行っている。そこで、今回は賽銭箱の前で仏式の合掌礼拝を行い、パックに盛った赤飯を頂き、家に戻りかみさんと分けて食べた。子供の頃にあった不動堂は高床式で、周辺は薄暗く何となく怖さもあった。床板の下にもぐって蟻地獄を釣って遊んだ記憶が蘇った。

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老人の寝言:老人の妄想:身辺雑記:田舎老人徒然草:間之原不動尊の歴史

当地区は現在三和町と呼ばれ、伊勢崎市が発行した「三和町の民俗」という調査報告書第一号は貴重な歴史資料になっている。その中の信仰・「五 寺院・仏教民俗」の「(四)秋葉宮と正法院」に不動堂の起源が書かれている。その記事によれば、「間之原の不動堂は正法院が衰滅してしまったあと、行者が不在で疫病が発生して困った時に他村から行者を招いて建てたものという。」と書かれている。

Iob_2019_fudouson_saiten_20190728
原ファイル名=「IOB_2019_FUDOUSON_SAITEN_赤飯20190728.jpg」
IOB=IMAGES ON Beloved Ones

「蟻地獄(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2009/05/2009.html)。(2009年5月 1日 (金))」

「ハトよ 鳴いておくれ:波志江町の「薬師如来(間山の薬師様)」を訪問;春眠や 瞼と体 平和惚け。(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2015/03/post-965f.html)。(2015年3月10日 (火))」

「ツルよ 飛んでおくれ;歴史の転換;田舎老人徒然草:藤岡の七興山古墳で見た光景(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2013/08/post-1814.html)。(2013年8月20日 (火))」

「愛しき古里:残照雑記:行者山の祭(改題、改作)と関連資料;難転の 験を担いで 赤い嘘。171213。(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2017/12/post-c6b2.html)。(2017年12月13日 (水))」

間之原不動尊の不動堂ができた時期は明治時代の初め頃だったようだ。その頃は、廃仏毀釈が行われていた。当時は神仏が融合して、祈祷を行う修験も盛んであったようだ。

「老人の寝言:神仏への願い事(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2014/01/2014-246d-1.html)。(2014年1月 2日 (木))」

春祈祷のような民間行事も親の代で姿を消した。現代では、信仰も政治の支配に屈して、神仏に願を掛けるユトリも無い。不動尊で振る舞われる昔の赤飯は、近隣の家の一握りの米等の寄付で作られた。それを素手で受けて食べると御利益があると言われていたようだ。ともかく、昔からの風俗は今でも何とか続いている。

半端道楽:中古楽器で脳トレを検討しているが...;秋の里 世俗を去れば 宝物。20181113。(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2018/11/20181113-1728.html)。(2018年11月13日 (火))」この記事で訪問した場所は、現役時代にたった一度だけ見て、大泉にもこのような行者がいたのかと、記憶に残っていた遺跡である。名前もまったく分からなかった。ようやく場所を探し出して行って見ると、大枝を切った古木とお地蔵さんと記念碑らしい物があった。そこに、「石行様」という絵入りの説明板が立っていた。

「行者山の祭(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2008/12/post-fa45.html)。(2008年12月16日 (火))」当地区にも木食修行を行った仏海上人のような人物がいた可能性があるように感じるが、その手がかりはほとんど無いようだ。当地区は修験道を中心とした山岳信仰との関わりもあるようだが、それもはっきりしない。だが、現在では、行者尊と不動尊が接近して祭られているので、それが地域の歴史を示しているのだろう。

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項目 日積温 残日 通日 通積温 TA TX TN TD WX SN RN 瞬低T 瞬高T 瞬風
DATA 697.4 156 209 70754.1 29.1 35.1 24.8 10.3 3.8 6.7 13.5 24.8 35.6 7.6(東北東)
時刻等℃   D m/s H mm 04:45 14:41 18:55
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  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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    POST IT :ブログ画面への張り紙に使える。
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)