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2020年10月10日 (土)

老人の寝言:老人の妄想:身辺雑記:田舎老人徒然草:過去記事を読む;テレビの過去現在未来;茹で栗を 剥いて食ったぞ 一個だけ。20201010。

2020年10月10日(土)
昨日は終日雨。ざっそう句;茹で栗を 剥いて食ったぞ 一個だけ。肌寒い一日だった。宅内閑居してワープロ作業を続行。思うように進まない。秋の味覚、茹で栗やポポーを少量食す。栗の木は、ポロタンという品種を接ぎ木しようと実生苗を育てたが、ポロタンが枯れてしまい実生のまま育った物だ。品種名不明だが、品種名はある筈。栗はイガで守られているが落果すると虫が侵入して食べられなくなる。子供の頃は、台風で大風が吹くと良く落ちるので、子供達が先を争って拾ったのを覚えている。生で食べたのだろうか。場所は忘れたが、誰かに山栗を拾いに連れて行ってもらった記憶がある。粒は小さかったが味は良かったようだ。縄文時代から食用とされた栽培品種の原種との事である。生栗の食べ方は、鬼皮は歯で剥いて、渋皮は爪でこすって剥いた。剥けたら口の中に放り込み、コリコリとかむ。ともかく、栗を食すのも手間がかかり、現代人はほとんど見向きしないだろう。本日のシカゴ美術館の作品鑑賞は「Title=The Dead, Steered by the Dumb, Swept Upward with the Flood」というタイトルの物だ。何か特別な意味があるのか不明。流れに向かって唖が船を漕いでおり、乗って者は死者だ。大統領選挙で戦った後の両雄の姿かも知れないと妄想できそうだ。絵の中にある「Salt Creek (Des Plaines River tributary)」(https://en.wikipedia.org/wiki/Salt_Creek_(Des_Plaines_River_tributary))は実在する。10月10日は目の愛護デーとの事である。

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原ファイル名=「IOB_2020S_Title=The Dead, Steered by the Dumb, Swept Upward with the Flood=default.jpg」
IOB=IMAGES ON Beloved Ones

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老人の寝言:老人の妄想:身辺雑記:田舎老人徒然草:過去記事を読む;テレビの過去現在未来

「五感(ごかん)とは、動物やヒトが外界を感知するための多種類の感覚機能のうち、古来の分類による5種類、すなわち視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚をさす。」(WIKIPEDIA)

科学技術が進歩して視覚、聴覚に関してはその情報処理が自由に行える時代になった。その技術者樹の成果を示す機器がテレビと言えよう。一方、触覚、味覚、嗅覚を扱う技術は、まだ十分に利用される段階に至っていないようだ。見方によれば、人間の全ての感覚が自由に制御されない方が、人間は幸せなのかも知れない。だが、触覚、味覚、嗅覚に訴える商品やサービスも知らぬ間に生活の中に忍び寄っているのが現代だ。

「パナソニックのTVが3億台達成(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2008/10/tv-848d.html)。(2008年10月11日 (土))」で、「いずれ、日本のメーカーもブラウン管テレビから撤退せざるを得ない時が来るかもしれない。この技術的に偉大な遺産を次の技術の創造に生かさない限り、技術も産業も衰退してしまう心配がある。意欲的な世界の国々は日本の技術に追いつき追い越すことを目標にしているのであるから。」と書いた。

味覚、嗅覚は化学物質が感覚器に捉えられて近くされるのでケミカル感覚だろう。触覚は機械的刺激が中心だろう。聴覚も音の振動の近くなので物理感覚と言えるだろう。
従って、人間の感覚はケミカル感覚(味覚、嗅覚)、フィジカル感覚(視覚、聴覚、触覚)に大別されそうだ。人間の五感は、フィジカル感覚の内、視覚は特殊なのでオプティカル感覚とすれば、ケミカル感覚(味覚、嗅覚)系、フィジカル感覚(聴覚、触覚)系、オプティカル感覚(視覚)系と三系統に分類されそうだ。

そもそも、テレビの語源は遠方の物を見るという意味である。初期のテレビはオプティカル感覚(視覚)系のみであった。撮像と受像の二つの装置と伝送路が必要になる。これが可能になれば音声もチャンネルを増やせば送れる。未来のテレビはケミカル感覚(味覚、嗅覚)の送受になるが、ここが最難関になるだろう。だが、AI画像処理で、画像から味覚、嗅覚の情報を抽出する事も可能だろう。問題は、それを受信者の頭脳にいかに再現するかである。将来的には脳内に信号変換器を埋め込み受信したケミカル感覚を大脳に送り込む事も不可能では無いだろう。

だが、ここで疑問が生まれる。味覚、嗅覚の信号のみ受けても学習・記憶情報が無ければつまらない物で終わるのでは無いか。

WEB情報によると、パナソニックのテレビ「生産台数は、1985年に1億、1998年に2億を突破し、56年目の今年10月7日に3億台を達成した。」との事だ。

パナソニックは、「世界の映像文化の進展に寄与;世界初 テレビ生産累計「3億台」を達成;Nationalで1億台/Panasonicで2億台。;url=https://news.panasonic.com/jp/press/data/jn081007-3/jn081007-3.html。(プレスリリース;2008年10月7日)」というタイトルで、「パナソニック株式会社は1952年の生産開始から56年目にあたる本年10月7日に、テレビ生産累計「3億台」を、世界のテレビメーカーで初めて達成します。
 1985年に生産累計1億台を達成した後、1988年には国内向けテレビの全機種に「Panasonic」ブランドを採用※2し、10年後の1998年に生産累計2億台を達成しました。
 そしてこの度、社名と全てのブランドをPanasonicに統一する記念すべき2008年10月、テレビ生産累計3億台を達成します。Nationalで約1億台、Panasonicで約2億台のテレビが、世界のお客様の映像空間を演出してきたと言えます。」と報じた。

埼玉新聞は、「東芝、深谷事業所を閉鎖 1965年に日本初カラーテレビ専門工場として操業開始 跡地を有効活用へ。;url=https://www.saitama-np.co.jp/news/2020/10/01/11_.html。(2020年10月1日(木))」というタイトルで、「東芝は30日、深谷事業所(深谷市)を2021年9月末に閉鎖すると発表した。 同事業所は、1965年に日本初のカラーテレビ専門工場として操業を開始。69年からはブラウン管工場が操業を始めた。同社の映像、電子デバイス事業の中核拠点として、テレビを軸に映像製品などの部品を生産してきた。 勤務するグループ会社の従業員はグループ内の他拠点に配置転換する予定。建物は解体し、跡地の活用は今後決める。敷地面積は約29万平方メートル。」と報じた。

現役時代の東芝は、テレビ用の集積回路を一式生産しており、ほぼ自社テレビ用半導体のみで外部調達せずにまかなえた。当時も、テレビ工場があった深谷事業所へ、自社のテレビ用の集積回路の拡販と表敬訪問を兼ねて訪問した事がある。代理店としては、売り込めるチャンスが掴めれば良かったのだろう。東芝のテレビ技術者と貴重な意見交換が出来た事を思い出した。東芝は儲け頭のフラシュメモリーに特化した半導体部門も売却してしまった。東芝深谷工場の門をくぐったのはたった一回だけだが、その工場が完全閉鎖されるというニュースを知って時代の流れを感じる。敷地は駅から近かったので有効利用は可能だろう。

テレビから生み出された技術は姿を変えてあらゆる電子機器分野のインフラとして生き残っているはずだ。そうして、人間の味覚、嗅覚と言うケミカル感覚を共有する技術は未来の宿題として残されている。しかし、この技術は人間自身の価値を問う物でもある。大々的に普及しない方が幸せなのかも知れない。

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項目 日積温 残日 通日 通積温 TA TX TN TD WX SN RN 瞬低T 瞬高t 瞬風
DATA 352.6 81 284 119234.6 14.7 15.5 14 1.5 2.3 0 45.5 14 15.7 4.2(南南西)
時刻等℃ m/s H mm 24:00 08:26 13:03
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  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)