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2021年3月 4日 (木)

歴史の転換:地域の名門企業(サンデン)が中国企業の傘下に入る衝撃;霹靂に またかとぼやく ただの人。20210304。

2021年3月4日(木)
昨日は晴れ。ざっそう句;霹靂に またかとぼやく ただの人。起床が遅く、朝飯を食い、新聞を読むのが午前の日課になった。かみさんがいれてくれるコーヒーが美味い。上毛新聞に地域の名門企業のサンデンが、中国企業ハイセンスの傘下に入るというニュースが出た翌日に特集記事が出た。サンデン株はストップ安になったらしい。売り抜けて胸をなで下ろした投資家もいただろう。その筋のプロにはサンデンがどうなるかはある程度予想が付いていたのだろうと想像した。サンデンの概要は有価証券報告書から把握できるだろ。10年前と現在の経営状況を比較すると、経営幹部は創業者一族が姿を消し、大株主である金融機関派遣の役員が多くなっているようだ。以前は技術系社長もいたようだが、外資の傘下に入るという選択は、経営判断としては最後に近いだろう。シャープは外資に買収され経営再建を進めているが、経営者や従業員にとって厳しい現実が待っているのだろうと妄想されてくる。昼頃、来客。コンビニで二件の用事後、墓参して帰宅。来客と夕方頃まで雑談。

追記(2023/06/22):本日このページにフリーアクセスカウンターを設置。このページへの訪問者数をカウント出来るのかチェック⇒再読み込みでカウント+1。貼り付けたタグ:「<!--タグはここから--><table border="0" cellspacing="0" cellpadding="0"><tr><td align="center"><a href="http://www.rays-counter.com/"><img src="http://www.rays-counter.com/d1266_f4_022/64938a974ef99/" alt="アクセスカウンター" border="0"></a></td></tr><tr><td align="center"><img src="http://www.rays-counter.com/images/counter_01.gif" border="0"><img src="http://www.rays-counter.com/images/counter_02.gif" border="0"><img src="http://www.rays-counter.com/images/counter_03.gif" border="0"><img src="http://www.rays-counter.com/images/counter_04.gif" border="0" ><img src="http://www.rays-counter.com/images/counter_05.gif" border="0"></td></tr></table><!--ここまで-->」

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ロイターは、「経営再建中のサンデン、中国ハイセンスをスポンサーに選定。;url=https://jp.reuters.com/article/sanden-idJPKCN2AT1VI。(2021年3月1日6:47 午後3日前更新)」というタイトルで、「[東京 1日 ロイター] - 私的整理の事業再生ADRで経営再建を目指す自動車部品メーカー、サンデンホールディングスは1日、中国の電機大手ハイセンスグループをスポンサーに選定したと発表した。 ハイセンス・ホーム・アプライアンス・グループが設立する特別目的会社を引き受け先に、214億円の第三者割当増資を実施する。このうち141億円を構造改革費用に充てる。ハイセンスはサンデン株約75%を保有する筆頭株主となる。」と報じた。
   
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2:01 再生中
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カスミの唄 ♪『かえり船』 作詞:清水みのる 作曲:倉若晴生 ♪唄:緑咲香澄 MMDダンス:ヂュランダ Piano by Koo Yatagaws (MX2) ...

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歴史の転換:地域の名門企業(サンデン)が中国企業の傘下に入る衝撃

3月2日の上毛新聞で地域の名門企業のサンデンが、躍進中の中国企業ハイセンスの傘下に入るという記事を見て衝撃を受けた。サンデンの経営状態が良く無さそうなのは何となく感じていたが、マサカという印象であった。

東芝がテレビ部門を中国のハイセンスという企業に売却したということはウスウス知っていたが、地域の名門企業のサンデンがハイセンスの傘下に入るとは寝耳に水であった。3月3日の上毛新聞によるとサンデンの株はストップ安になったらしい。

「インスタントテレビのポンパ(改題):05C_技術 回顧と展望 テレビの時代は終わったのか?090220&171221。(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2017/12/05c_-29ef.html)。(2017年12月21日 (木))」で、「レビの時代は終わったのか?と言う問いに対して、テレビ単独でその機能を果たす時代は曲がり角に来ている言えると時代になってきたのは疑いない事実だろう。だが、人間の基本的感覚である視聴覚に根ざすテレビに関係して蓄積された膨大なハード・ソフトや知識・情報は人類発展の基礎として守るべき人類的財産である筈だ。そう考えると、上記最高裁判決も、時代の流れの一断面を切り取った物に過ぎず、テレビは、総合的なICT技術に即して国民の国民のための情報通信システムとして、今後も発展させなければならないのだろう。その改革をお上に任せてたら、またも暗黒時代が来るだろう。」と書いた。

Iob_sanden_honkanzoukinenhigmap

「ハトよ 鳴いておくれ:伊勢崎の工業をリードしてきたサンデンの発展史を見る。20140524。(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2014/05/post-dbb1.html)。(2014年5月24日 (土))」で、「富岡製糸場と絹産業遺産群がユネスコの世界遺産に登録されるのも、確実になりつつある。絹も自動車もカラーテレビも、日本を支えてきた世界的工業製品だったたが、これらの次に日本を支える産業が見えないのが残念だ。こんな立派な展示室があるのだから、是非公開して下さいとお願いしてしまった。灯台元暗しの好例だ。それにしても群馬県人はPRが下手だネ。」と書いた。

サンデンとサンヨーは、初期の主力製品が発電ランプだったり、コンプレッサーを使う自動販売機等で類似した事業展開をしていた。更に、創業者一族が経営の主流を支配して、それが経営の活力低下の要因になった可能性は無かったのか気になった。どのような名門企業と言え、創業者の影響は計り知れない程大きいと思われる。従って、現代では、どんな名門企業でも創業者一族の経営参画は慎重に扱わないとそれが企業の癌となって最後に崩壊に到る危険性がありそうだ。

TSUNODAの経営・経済つれづれ草で、「地元企業「サンデン」買収防衛策を導入する(https://blog.goo.ne.jp/tunoda003/e/78c5354578bb27eca5532fc6109b4c55)。(2008-05-28 20:16:38 | 地域産業)」で、「サンデンは地元の有力企業です。牛久保海平が創業者で、コンプレッサーの輸送用機械器具と、冷凍ショーケースの製造が主な製品です。牛久保一族が経営者層に名をつなれるいわば同族企業です。だから今回の買収防衛策なのでしょう。下の写真のように本社は質素です。創業者牛久保海平はすでに亡くなっていますがサンデンの求心力の源泉はこの創業者の存在があったからです。」と書かれている記事は、今日を予言しているようにすら感じた。

やはり、同族経営は、どこかに企業体としての弱点が生まれてしまう可能性がありそうだ。

日本経済新聞は、「サンデン「支援に10社程度名乗り」 初の債権者会議。;url=https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61494920U0A710C2916M00/。(2020年7月14日 16:45)」というタイトルで、「私的整理の一つである事業再生ADR(裁判以外の紛争解決)による経営再建をめざす自動車向け空調部品のサンデンホールディングス(HD)は14日、都内で第1回の債権者会議を開いた。銀行団からの約800億円の借入金について、返済の一時停止の承認を得た。投資ファンドなど10社程度が出資による支援の候補者になっていることも明かした。」と報じた。

時事通信は、「中国ハイセンスがスポンサーに 再建中のサンデンHD。;url=https://www.jiji.com/jc/article?k=2021030101200&g=eco。(2021年03月01日22時13分)」というタイトルで、「経営再建中の自動車向け空調部品メーカー、サンデンホールディングス(HD)は1日、中国電機大手の海信集団(ハイセンス)傘下企業を支援スポンサーに選定したと発表した。サンデンHDが実施する214億円の第三者割当増資を引き受け、74.88%を保有する筆頭株主として再建を主導。5月7日に開く臨時株主総会で承認を求める。
 スポンサーとなるのは家電製品を手掛ける「ハイセンス・ホーム・アプライアンス・グループ」。空調機器関連でサンデンHDとシナジー(相乗効果)が期待できるという。」と報じた。

追記(2024/05/16):タイトルの一部を下記の通り修正。
地域の名門企業地域の名門企業(サンデン)。

関連記事へのリンクを下記に設定。

ハトよ 鳴いておくれ:伊勢崎の工業をリードしてきたサンデンの発展史(SMI:サンデン経営研究所)を見る。20140524。(この記事へのリンク)

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項目 日積温 残日 通日 通積温 TA TX TN TD WX SN RN
DATA 144.7 302 63 8331.4 6.0 11.1 2.2 8.9 9.8 10.9 0
時刻等℃ m/s H mm
伊勢崎 2021年3月3日(1時間ごとの値) 1年の 17% 経過       AMEDASへのリンク  
アメダスシステム変更(2021年2月24日より:エクセル処理は暫定)


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    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)