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2023年4月 7日 (金)

身辺雑記:老人の寝言:老人の妄想:夢よもう一度;日本はアメリカ市場を開拓できるのか;;七重八重 首も回らぬ 畑仕事。20230407。

2023(皇紀2683年明治156年大正112年昭和98年平成35年令和5年)年4月7日(金)
昨日の天気は曇り一時晴れ。ざっそう句;七重八重 首も回らぬ 畑仕事。アメダス最高気温TX=22.7℃、15。ノートパソコン2が認知症状態になった。タスクマネジャーも中々起動しない。要約起動してFIRE FOXが1.3Gもメモリーを抱え込んでいるのを確認。そのプロセスを解放。ようやくパソコンらしさが戻って来た。先ず、畑を見る。まだ夏の雑草は生えていない。夏が来ればジャングルが出現する。黄色の蝋梅の花が、菜の花と競っている。そこへ山吹の花も咲き出して参戦してきた。バテ気味だ。雑用も溜まってきた。そこで、思い付きで用事外出をすることにした。午前は用事外出の準備。午後、愛車にて出かける。先ず、コンビニで数件。次に大店街で数件。スマホの販売員に捕まった。宣伝印刷の無い真っ白のポケットティシュを配っていた。話を聞いたが、コリャダメだと諦めの雰囲気。百均店で数点。スーパーで見切り品探し。かくて一日が終わった。気温が上がり、厚着をしていたので少し発汗気味になった。夕食に、茹でたコゴミに胡麻だれをつけて食す。春らしい山菜で歯ごたえが良い。

Iob_20230407_1_year_since_ukraine_r
原ファイル名=「IOB_20230407-思い出の記_1 YEAR SINCE UKRAINE RUSSIA WAR BEGIN_nomask_nowar_nopoverty_PEACE_AND_JUSTICE19.gif」
IOB=IMAGES ON Beloved Ones

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身辺雑記:老人の寝言:老人の妄想:夢よもう一度;日本はアメリカ市場を開拓できるのか;20230407。

1970年代にサラリーマンになり、半導体部門の開発部に配属された。開発とは色々なレベルがあるが、電子機器のシステム開発が主な仕事だった。当時、半導体が主に使われていたのが周波数が低い音響機器であった。回路技術者は、自分の仕事場として小さなシールドルームをあてがわれていた。そこに、測定器等が設置されていて、主にその部屋で仕事をした。その後、シリコンバレーの投資家として活躍したT氏も先輩技術者としてオーディオ関係の開発に従事していたようだがまだ交流は無かったようだ。

現役時代の最初の約10年間は主にテレビ関係の集積回路の開発を担当した。その後、1980年代に担ってから、当時の音声・映像分野から、その他・第三の分野を担当する部署に異動になった。その頃、T氏は販売部門へ異動して、米国市場の開拓に従事していたようだ。米国の半導体市場は日本のように民生品が少なく、ミリタリーや自動車が主要の市場であった。初期のテレビゲームに適するレギュレータを開発したが、市場の激変で全然売れなかった。営業部門も、ゲーム器の市場を予測するのは難しかったと思う。

初期のテレビゲーム(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2009/02/post-c6ec.html)。(2009年2月18日 (水))」で、「かって、アタリのゲーム器向けに、電源のバックアップに使えるレギュレータを開発した事があった。これもゲーム関連の集積回路であったが、ゲームの世界は余りにも変化が早い。集積回路が完成した時には、既に状況は変わっていた。開発の企画は当たったどころか完全に外れであった。アタリがハズレであった。しかし、当時ほとんど汎用のレギュレータしか無い時代に専用のレギュレータを開発したという経験は、後の専用品の開発に非常に役立った。汎用品は物量で価格競争に巻き込まれるのはどこの世界でも同じである。最初に授業料を払ってしまったが、この授業料は無駄ではなかったと思っている。」と書いた。

スープ皿の底(改題):会社生活断面記:一緒に仕事をしたカナダの青年技術者の心意気を思う;ススキ呉れ 饅頭貰う 十三夜。171101。(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2017/11/post-fb1c.html)。(2017年11月 1日 (水))」で、「聞くところによると、欧米では技術者と技能者は格付けが完全に異なり、技術者は技能者の仕事はしないらしい。処遇から言えば技術者の方が数段優遇されているのである。その技術者の青年が本当に質素な仕草をしたのに感銘を覚えた。  きっと、生活、信仰、教育、文化等のしっかりした背景がなければあのような事は出来ないであろうと思う。開発が成功して、その青年から、満足できる製品が出来た事に感謝するというレターを頂いて、自分も良い経験をさせて頂いたことを誇りに思っている。  なにしろ、その製品は-50~+150℃まで動作する途方もない製品であった。誰もやったことの無い仕事。この仕事を上司から命じられたときは雑煮も喉に通らないほど悩みに悩んだ。  若さと退路を断った尻まくり。しかし、なんとかなった。その仕事を成し遂げた達成感は本人と同僚しか分からなかっただろう。今、思うと上司とは部下の責任をとるためにいたのであろう。チャレンジする機会を与えてくれたのだ。きっとあのカナダの青年技術者も重いミッションを背負って日本にやってきたのであろう。」と書いた。

上記製品は、民生用品ではなかったが、T氏によれば、開発した技術を展開すれば、自動車用に使えるので有望な市場が開けるというセールストークがあった。また、T氏はNASAにも売り込みをかけたようだ。我が社の民生用集積回路が宇宙用で使われたと喜んだ事があった。最近の国産人工衛星のコストダウンにも、宇宙用に特別設計された集積回路等の部品は使わずに、自動車用等の汎用部品が使われるとのことだ。

宇宙を飛んだ集積回路(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2009/02/post-5721.html)。(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2009/02/post-5721.html)」で、「。微細化したDRAM等では宇宙を飛び交うα線等の粒子がメモリーの誤動作をさせる事が知られていた。従ってそのようなデバイスを宇宙で使用するには放射線対策をする必要があった。民生用集積回路ではそこまで対策
をしていない。宇宙での具体的な使用条件は皆目分からないので要求されたデータを測定して送った。チームでやった仕事はそこまでであった。実際にカメラを組み立てシステムに組み込むのは更に膨大な作業が必要であったと思う。今言えるのは、きっとあの集積回路は宇宙を飛んだに違いないという事だけである。宇宙で動作させる機器は高度の信頼性を要求される。巨費を投じて打ち上げられる搭載機器は修理して使わないのが原則的である。予定された期間確実に動作することが要求される。国産のH2Aロケットも商用運用されるときはコスト競争にさらされる。どのような集積回路が使われているか興味があるところである。」と書いた。

T氏は、日本の集積回路で米国市場を開拓しようと、米国市場で使われる集積回路の企画から売り込みまで海外営業部門で奮闘していた。それをサポートする国内部門も十分な体制が敷けなかった。三洋の海外営業部門を退職後はエンジェル投資家として活躍して成功したようだ。それを知ったのは、たまたま読んだ「挑戦せよ」という同氏の著書であった。

会社生活断面記:「挑戦せよ!平強氏最新ブログ」を読む。若者よ世界に目を向けよ。(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2011/09/post-a524.html)。(2011年9月 2日 (金))」で、「平強氏はJungleeが起業された当時を振り返っているが、ベンチャー企業が借金を返せるまでに成長させるのは大変だろう。また、当然色々な面で行き詰まる事も多い。そういう場合の適切なアドバイスも成功には不可欠だ。自分も日本のベンチャー企業といくつかお付き合いをした事があるが、色々チャレンジするにも年齢という壁は必ず存在する。一度、チャレンジして失敗しても、再チャレンジができる程度の社会的なバックアップが整っていればチャレンジもしやすいのではないか。米国の場合、チャレンジして成功した人が、次ぎにチャレンジする人を支援しているようで日米の風土の差を感じてしまう。日本の若者も世界に目を向けて欲しいものだ。日本がだめならアメリカ/世界あるのではないか。そう言っても、平強氏の滞米生活と技術的なキャリアーは長い。やはり、外向きのチャレンジ精神も持ち合わせているのだろう。」と書いた。

関西経済同友会ホームページは、「エンジェル投資家 平強 氏 が講演。;url=https://www.kansaidoyukai.or.jp/event/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%AB%E6%8A%95%E8%B3%87%E5%AE%B6-%E5%B9%B3%E5%BC%B7-%E6%B0%8F-%E3%81%8C%E8%AC%9B%E6%BC%94/。(2016年9月29日)」というタイトルで、「本会では、米国在住の日本人ベンチャーキャピタリストとしてご活躍の平 強(たいら・つよし) 氏を講師に、「シリコンバレイの起業家サポートインフラストラクチャー~ベンチャーキャピタリストとエンジェルインヴェスターの活動について~」と題して講演会を開催しました。~。シリコンバレーで、どのように資金やエンジェル投資家が動いているのか、メンターや大学の重要性、また私たちのなすべきことなどについて多くの知見を得ました。」と報じた。

アメリカには巨大な市場があるが、その市場は過酷なようだ。かつての日本人もその市場に挑戦して、成功した人もいれば、失敗した人もいた。アメリカにはベンチャーを育てる風土があるようだ。しかし、企業自体が日々姿を変えているのが実情だ。アメリカで成功した起業家には移民も多いようだ。やはり、日米の企業文化に差があるのか。インテル創業者の一人アンドリュー・グローブもハンガリーからの移民であった。

日本の若者はどこへ向かうのか。

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項目 日積温 残日 通日 通積温 TA TX TN TD WX SN RN
DATA 403.0 269 96 18504.1 16.8 22.7 13 9.7 3.4 4 0
時刻等℃ 15 4 13 28.57 mm
0 1年の 26% 経過       AMEDASへのリンク  
ダブルカウントに注意(2023年1月3日ファイル作成);黄緑はそのデータ発生時刻(MATCH関数20220116)
 


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    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
  • 沼田 真(編): 07_雑草の科学(研成社1979)
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)