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2023年6月 8日 (木)

身辺雑記:老人の寝言:老人の妄想:近世群馬の人々(1):須永 好;「日本は田舎の名士が支配しているのか、都会人はもっとガンバレ~」:;好き嫌い 言える贅沢 イワシ食う。20230608。

2023(皇紀2683年明治156年大正112年昭和98年平成35年令和5年)年6月8日(木)
昨日は晴れで、アメダス最高気温TX=30,6℃、14時で真夏日であった。
ざっそう句;好き嫌い 言える贅沢 イワシ食う。
CHAT GPTは使わないことに決めている。残り少ない人生はへそ曲がりで楽しむつもりだ。そこで、Googleでキーワード「コロナ 五類になってから 幾日」と検索してみた。WEB情報(https://www.asahi.com/relife/article/14830996)によると、「政府は、新型コロナウイルスの感染法上の分類を5月8日から、季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げることを、4月27日に正式に決定しました。」との事だ。そうか、今日でコロナが5類になってから一ヶ月なのだ。Google検索もまだAIを取り込んでいない。オレ様の質問を正しく理解して回答していないのは明らかだ。このサイトにこう言う情報があると応答しているだけだ。オレ様的には5月8日のずっと前から現在と同じような生活をして来た。外出時は無精髭隠しでマスク着用。在宅時はノーマスク。花粉症シーズンは症状に応じてマスク着用。本日早朝、WEB情報(【ライブカメラ】渋谷 NOW Shibuya Scramble Crossing Tokyo, Japan――LIVE CAMERA(Nippon Television News LIVE)=https://www.youtube.com/watch?v=5doBysKHoYc )を見ると、依然「マスク着用派」の方が多そうだ。宅内閑居。あさを社発行の古い雑誌:月刊上州路を拾い読み。

Iob_20230608_
原ファイル名=「IOB_20230608_好き嫌い 言える贅沢 イワシ食う.gif」

CEEK.JPのワンタッチキーワード検索:「ホット検索ワード:本日: 警視庁 自衛隊 大阪 熊本 北朝鮮 NHK 海上保安 ガーシー 福岡 解散;昨日:警視庁 自衛隊 熊本 ガーシー 海上保安 福岡 北朝鮮 ウクライナ 解散 大阪」(順番が変わっているので順番に意味がありそうだ。検索ランキングか。)

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身辺雑記:老人の寝言:老人の妄想:近世群馬の人々(1):須永 好;「日本は田舎の名士が支配しているのか、都会人はもっとガンバレ~」:20230608。

処分すると言うので、貰ってきた古本の一冊に「近世群馬の人々(1)」(三山文庫9:昭和38年刊)(本書)があった。その人名を目次から引用すると以下の通り。聞いたような名前もあるが、良く知っている名前はほとんどない。そこで当ブログ内での引用件数を調べて見た。今回は佐藤次郎からの妄想を綴る。

内田粂太郎(0)
江口きち(0)
金井之恭(4)
桑島定助(0)
佐藤次郎(0)
須永 好(0)
住谷天来(0)
角田金五郎(0)
角田柳作(15)
村上随憲(7)
湯浅一郎(2)

須永 好の章の執筆者は明治39年生まれの菊池光好で農業、著書「強戸農民運動史」とある。WEB情報によると、「https://blog.goo.ne.jp › ikatsu2006 › d › 20120805;2012年8月5日のブログ記事一覧-ポポロ通信舎;しかし1930年頃になると官憲の監視が次第に厳しくなり、農会技術員だった菊池光好の話では「須永さんの講話の後に麦の黒穂病予防について講義しに行ったら生徒13人であったのに警官が8人も臨席していたのには驚いた」という。」との事だ。本書の執筆者・菊池光好の記述がしっかりしていて、著書もあると知って、並みの農家で無いと感じた。WEB情報で菊池光好が農会技術員らしいと分かった。

WEB情報(https://ja.wikipedia.org/wiki/農会)によると、その発生は「1883年(明治16年)の農学校通則の布達もあり、この頃には新潟、石川、岐阜、広島、福島、福岡、鳥取、山梨に農業学校が設立された[1]。しかし、農学校の卒業生達には農学校で学ぶ欧米農法と現実の農業改良の遊離が明らかになり、「老農」と呼ばれる在村の農業指導者の人々が評価された[1]。このような背景から明治10年頃から明治23年頃にかけて老農による農業改良が進められ、農談会や農事会と呼ばれる講習会や研修会の組織が各地に結成された[1]。 」との事だ。言わば、国や地方自治体の肝煎りで生まれた農業近代化の組織のようだ。地域の農地開拓記念碑に農会技師の名前が村長、開拓組合役員と並んで刻まれているのを見たことがある。当時の農業近代化の専門家として知識・経験に秀でた人材だったようだ。

WEB情報(https://ja.wikipedia.org/wiki/須永好)によると、「須永 好(すなが こう、1894年6月13日 - 1946年9月11日)は、日本の農民運動家。衆議院議員。香川県の「伏石事件」、新潟県の「木崎争議」とともに日本三大小作争議の1つとして有名な「強戸争議」を主導した。経歴:群馬県新田郡成塚村(現太田市)出身。群馬県立太田中学校を中退し、農業に従事。1920年に近隣の強戸村で小作人組合(農民組合)を結成し、小作争議を指導。1922年から1924年にかけ、農会・村議会]の多数派更には村長までも組合側から送り出す「無産強戸村」の成立にまで至った。 」との事だ。

当地区は、戦前・戦後とも農業地帯で、農家戸数が圧倒的に多い住民構成だったが、地主VS小作農の対立という農民運動が起こった話は聞いていない。地主と小作農の利害が対立するという農地の集約化が進む程の耕作規模拡大問題が社会を動かす程先鋭化しなかったと想像される。当地の昔の農家は、米麦、養蚕、雑穀が主体で、商品経済も発展せず、自給自足に近かったように思う。終戦後は、町内に農事組合が出来て、モーター、脱穀機等の共同購入をしたようだ。その流れの中で稚蚕飼育組合もできて、稚蚕飼育所を建設して、養蚕の合理化を図った。昔は地域農民結束の要となっていた農事組合も現在は目立った事業は行っていない。このような現状を見ると、群馬県強戸村に起きた地主と小作農が対立した農民運動が何となく輝いて見えてきた。

当地では、大正用水土地改良事業で、水田の区画整理等が行われ、農地利用が近代化された。国定忠治が活躍した江戸末期に農業用の溜池八幡沼が開削された。

八幡沼開鑿と川端宇兵衛翁(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2008/11/post-d6f7.html)。(2008年11月25日 (火))」で、「華蔵寺公園の北東県道462の東側に八幡沼(新沼)がある。沼の南岸にこの沼の由来を刻んだかなり大きな石碑が建っている。八幡沼の開鑿開始から51年後の大正2年に建立された「八幡沼の碑」がそれである。八幡沼は粕川から取水した灌漑用水を貯水する人工沼であり、まさに一銭たりとも出費をしたくない文久二年の大旱魃の年に、村民の心の拠り所である八幡宮、村社大明神さえも潰して、農民125名が大刑覚悟のうえ連印して藩主に陳情し、発起人・世話人等は総額500両以上の資金を投じ、3年間の期間をかけてこの大工事をやりとげた事が記録に残っている。  大工事を先頭に立ってやり遂げたのが川端宇兵衛翁であった。奇しくも川端宇兵衛は国定忠次の隣村で同じような境遇に生まれ同じような事をして同じ時代を生きていた。国定忠次より1年先輩であったが、国定忠次が大戸の関で磔で処刑されて12年後即ち忠次の13回忌の文久2年(1862)に八幡沼の開鑿を始めたのである。」と書いた。

須永好について書かれた本書を読むと小作農民の組合と地主組合が団体交渉しているような構図があったようだ。明治維新後の四民平等という流れの中で、国民集団が組合という名前で組織化されてきたようだ。現代の会社にも通じるコンセプトだったようだ。八幡沼の開削にも多くの農民が出資してその事業に参加した。須永好の農民運動には西欧の社会主義という流れが見え、戦後社会・政治運動に繋がっているようだが、その現在がどうなっているのか知りたくなる。

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項目 日積温 残日 通日 通積温 TA TX TN TD WX SN RN
DATA 562.7 208 157 44025.0 23.4 30.6 18.3 12.3 4.3 10.7 0
時刻等℃ 14 4 19 71.33 mm
        1年の 43% 経過       AMEDASへのリンク  
ダブルカウントに注意(2023年1月3日ファイル作成);黄緑はそのデータ発生時刻(MATCH関数20220116)
伊勢崎 2023年6月7日(1時間ごとの値)


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    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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