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2008年9月

2008年9月 4日 (木)

ちゃどくが

2008/9/4

ちゃどくが

生垣のツバキの葉に小さな毛虫が頭を揃えて並んでいた。

これがチャドクガだと見当がついていたので駆除しようとした。

枝を剪定ばさみでチョキンと切ると一斉に糸にぶら下がって降り始めた。

強風が吹いてもこういう事は起こらないだろう。

それなら、こういう行動は本能として何万年もかけて学習したのであろうか。

そういえば他の毛虫でも同じような事があったと思い出す。

ともかく駆除は不徹底に終わった。

しばらくして腕が痒くなったのでシャツをまくり上げると

点々と赤い腫れ物ができていた。

小さな動物が集団で生活するのは万一の場合、

全滅せずに生き残るものに未来を託すという意味があるのだろうか。

2008年9月 3日 (水)

桝井農場の果樹苗。20080903。

2008年9月 3日 (水)


桝井農場の果樹苗

2007/6月昨年の事、桝井農場から1通のお知らせがきた。

果樹苗の営業を中止するという通知であった。

秋口にカタログを見て数本の果樹苗を注文するのが楽しみであった。

桝井農場はイチジクの桝井ドーフィンで知られる明治時代に創業された

果樹業者の老舗で創業100年を数年後に迎える直前であった。

書状には当主は原爆に会い病も得て

今となっては気力・体力も限界になったというような

ことが記されていたような気がする。

事業も人も有限の命しかない。

しかし、優れた果樹は育成に長い期間を要するが増殖され永い寿命を得る。

営業中止の決断には万感の思いがあったろう。

書状外で、自信と誇りをもって生産してきた苗が

果樹生産者の圃場で永い生命を得て活躍している事を

自負していると語っているように感じられた。

桝井農場の最後の苗を頂いたのだ。

大切に育てたい。

追記(202/04/25):ランキング3位に入った。タイトルと文頭に投稿日付を追記。外部サイトからのアクセスだろう。読者に感謝。ホムセンの果樹売り場を見るとイチジクの苗(勿論ドーフィンも)が並んでいた。かつて桝井農場で扱っていたイチジクの高級品種も店頭に並んでいた。果樹の手入れが大変になり、買いたい気持ちもあったが見送った。

 

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2008年9月 2日 (火)

とらうま

2008/9/2

とらうま

トラウマと聞くとなにかマイナスの気分がする。

しかし、大抵のひとにはとらうまが住んでいるような気がする。

何かに引っかかって思うように進まない場合もあろう。

そういう時は一歩引き下がるに限る。

世の中にカギ状の者が沢山ある。

引っかかるという現象は動く方向と逆に

90度以上曲がった物に遭遇すると起こりやすいようだ。

よく引っかかってくるという人物もいる。

何かの共通性があるのだろうか。

ひっかけるという点で木の股、釣り針など

人類が発見した偉大な道具であったかもしれない。

トラウマもそういう点でPOSITIVEの面を評価したい。

自分の人に見えない遺産なのだ。

2008年9月 1日 (月)

いとしきもの

2008/9/1

いとしきもの

早朝に目をさます。

秋の虫の音はまだ力強い。

9月になった。

BLOGのタイトルをDOKODARからITOSHIKIMONOに変更した。

ぼけ防止のような作業だ。

サブタイトルも変更した。

「捨てるより残そうといつもとまどう人はいませんか」と。

ともかくこの世は何事もほっておいても去って行く。

自分の回りにとどまっているもの...それがいとしきものかもしれない。

畑でコチンと農具の刃先にあたるものが時々ある。

ある時、同じ石は二度拾うまいと決意して刃先に当たった石を集め始めた。

集まったのは石だけでなかった。

石器らしい石、土器の破片、瀬戸物、キセルの頭、鉄片、

自分が遊んだかもしれない火打ち石...。

時間をこえて自分で勝手に生き残った面々である。

思えば貴重な存在である。

よく見ると石ころもあちこち傷があり

歴史を語ってくる。

何となく、いとしきものの発見であった。

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    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
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    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)