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2012年9月

2012年9月21日 (金)

日々農天気:中国みやげの豆の莢が伸びてきた

2012年9月21日金曜日
昨日は晴れたり曇ったり。夜一時雨。ざっそう句:群れる蚊に 痒さの跡は 瘤の山。最高気温(℃) 31.6 13:44。真夏日が復活。無防備、半袖シャツで畑に出て様子をみる。新しいモグラのトンネルが出来ていた。「モグラ:WIKIPEDIA。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%82%B0%E3%83%A9」によると「綱 : 哺乳綱 Mammalia 」。身近にいる数少ない野生哺乳動物だがその姿を見たことがない。生き残った数本の葉ボタンを大きなポットに移植。「キャベツ。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%99%E3%83%84」によると、葉ボタンはケールの一種とか。雨後で湿度が高いのか原因か、蚊が非常に多い。早々に退散。その後、町内行事。中国みやげの豆は、莢が伸びつつある。種を蒔いて、実を収穫するまでの道のりは長い。蒔かない種は育たない。

2012年9月20日の天気(AMEDAS)

TAVE= 25.4
TMAX= 30.4 最高気温(℃) 31.6 13:44 
TMIN= 22 最低気温(℃) 21.9 23:37 
DIFF= 8.4
WMAX= 4.4 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 10.4(東南東) 17:35 
SUNS= 4.6
RAIN= 6.5

Q
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日々農天気:中国みやげの豆の莢が伸びてきた

今年は日中国交正常化40年を記念すべき年であるが、両国の関係は冷え込んでいる。我が家で育てている中国みやげの豆も、中国旅行が可能だったから出来た事だ。中国各地で起きた反日デモも、当局の圧力で収まったように見える。しかし、中国社会にマグマが渦巻いているが現実の姿だろう。中国各地で起きた反日デモの損害保険支払額も巨大な額になるとテレビが伝えていた。何かの拍子でそのマグマが再度吹き出す可能性は否定できない。その原因が除去されていないのだから。だが、経済的な損失以上に、もっと大きな無形財産の損失はなかった。

現首相も将来有為な政治家を育てようと、経営の神様といわれる名経営者が、設立した塾を卒業した。創塾の精神が塾生に伝わって生きているのだろうか。神様も自分のDNAを担わせるために、塾生を甘やかしすぎたのではないか。古来、日本は中国の周辺国として、中国に朝見した歴史もある。漢字文化を通して中華思想が広がった。その自尊心は日本の比ではないだろう。しかし、近代史の中では、中国社会は停滞し、眠れる獅子となってしまった。中国は、日本や西洋諸国にたたき起こされてようやく近代化の重要性に気付いた面もあるだろう。

日本は、幸い極東という地理的条件に恵まれ、国民の自立・自覚・実力があったので、西洋諸国の植民地化を退ける事ができた。いわば、明治維新で、国内の矛盾や対立を止揚できた事により、近代国家に生まれ変わる事ができたのだ。20世紀初頭の中国にとっては、日本が歩んだ歴史が中国の近代化のモデルの一つであったに違いない。

「孫文。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%AB%E6%96%87。(最終更新 2012年9月19日 (水) 04:07 )」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「孫 文(そん ぶん、1866年11月12日 - 1925年3月12日)は、中国の政治家・革命家。初代中華民国臨時大総統。中国国民党総理。辛亥革命を起こし、「中国革命の父」、中華民国では国父(国家の父)と呼ばれる。また、中華人民共和国でも「近代革命先行者(近代革命の先人)」として近年「国父」と呼ばれる。海峡両岸で尊敬される数少ない人物である。中国では孫文よりも孫中山の名称が一般的であり、孫中山先生と呼ばれている。」

上記、WIKIPEDIAの記事を読むと、孫文が、明治維新を中国革命の先進事例と評価している事が窺える。また、中国と日本をつなぐ大きな人脈があった事も分かる。日中国交正常化前後は、日中は互いに敵対していたが、中国指導者の中には、孫文のDNAを受け継ぎ、日本に対して高い見識を持つ人物もいた。その中国も、一人っ子政策時代の人物が活躍する時代になりつつある。戦争と空腹を知らない世代同志にゲーム感覚で政治遊びされたら困るのは国民だ。日本だけでなく中国も困る。

それにしても、中国豆をまいて、最初この先どうなるか気になっていた。中国豆は豆が、豆のままぶら下がるのかと様子を見ていると、花が咲き、莢が伸び、やっと普通の豆らしさが出てきた。中国豆も日本豆も豆は豆類として同じだ。種を蒔いて、実をが収穫できるのはまだ先だ。ともかく、種を蒔いてから実を収穫できるまでの期間は長い。政治的課題は成果がでるまでの期間がさらに長い。その間に世代が過ぎて行く。日中国交正常化も前々世代が壊した関係の修復だ。それを前世代が手がけて今日に至る。現世代が先代の努力と実績をひっくり返すようだと歴史は混迷を深める方向に向かってしまう。今こそ覚悟する時ナノダ。今日は民主党党首選の日。一国の最高指導者の覚悟とは何かに注目したい。

Mame_saya_cyuugoku_miyage

2012年9月20日 (木)

技術 回顧と展望:目的物(S:signal)と非目的物(N:noise)をより分ける技術

2012年9月20日木曜日
昨日は終日断続的に雨。ざっそう句:一人居て 文字盤たたく 子規忌かな。最高気温(℃) 27.2 15:21 。降雨でようやく真夏日を脱して夏日になった。朝は雨だったが畑の様子を見てきた。大根、蕪は発芽している。自家採種の大根区画は、菜種も同時発芽しており、作物と準作物が区別できない。工学では、目的物(S:signal)と非目的物(N:noise)の比率をS/N比という。我が家の自家採種大根区画は、数では、菜種が圧倒的に多い。大根と菜っ葉の生存競争に任せる以外になさそうだ。

2012年9月19日の天気(AMEDAS)

TAVE= 25.2
TMAX= 26.9 最高気温(℃) 27.2 15:21
TMIN= 23.8 最低気温(℃) 23.8 06:11
DIFF= 3.1
WMAX= 4.6 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 8.7(東南東) 01:54
SUNS= 0
RAIN= 21.5

Q
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技術 回顧と展望:目的物(S:signal)と非目的物(N:noise)をより分ける技術

電気信号は、もともと素材が同じ電子なのだから、目的物(S:signal)と非目的物(N:noise)が混じってしまうとより分ける事ができない。特殊なノイズならば、それを反転して加え合わせたりしてノイズの影響を減らすことは可能だ。ノイズキャンセラーとかノイズ抑圧装置とか呼ばれる。昔のアナログ処理のテレビ映像用集積回路にも画像の安定化のため使われていた。現在のデジタルテレビは高度な信号処理技術が使われているが、ノイズレスの世界も味気ない。

現役時代は、テレビ信号も扱っていたが、画像をきれいに写すためにはS/N比40db以上を確保するという目安があった。このS/N比40dbは電力比で10000対1。10000本の花の中に、1本の雑草なら大抵は見逃してくれる。これが、100本の花に、1本の雑草となると気にする人は気になる。ともかく、純度を高く保つ要求はどこの業界でも同じなのだと思う。

一方、10000本の雑草の中に、1本の花というのも、見方により目立つかもしれない。宇宙探査衛星と通信をするには、極小さな信号を聞き分けなければならない。それなら、雑音の中に信号を埋め込んでしまったどうかという発想で生まれたのがスペクトラム拡散技術。これも軍事技術から生まれたようだ。

「スペクトラム拡散。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%A0%E6%8B%A1%E6%95%A3。(最終更新 2011年10月31日 (月) 10:34 )」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「スペクトラム拡散(スペクトラムかくさん、英語: spread spectrum、SS)は、通信の信号を本来よりも広い帯域に拡散して通信する技術。無線通信に多く用いられる。「スペクトル拡散」、「周波数拡散」とも言う」とある。

S=NでS/N比=0db。いわば、半々の点を座標の原点としても良いだろう。一般にはS≫Nが要求されるが、S≪Nの世界(宇宙通信など)もある。見方によれば、圧倒的に多い、この世の雑音や雑用の中から、自分が求める物を探すのも面白いのではないか。

たまたま、ヒマにまかせて、電子辞書の俳句歳時記をその他の「忌日一覧」を見ていたら、9/19が子規忌とあった。最近の電子辞書はコンテンツが多すぎて困るが暇つぶしには向いている。

WIKIPEDIA「正岡子規http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A3%E5%B2%A1%E5%AD%90%E8%A6%8F」が参考になる。30才半ばの早世だが、その老成ぶりが未だ理解できないでいるが、自分を病床生活に置いてみると、はしゃいではいられないだろう。その身になれば、世間の雑音の奥から聞こえる天の声を聞きたくなると思う。

2012年9月19日 (水)

文化と文明雑感:信頼できるビジネスパートナー(アメリカでは人間も熊のパートナー?)

2012年9月19日水曜日
昨日は晴れたり曇ったり。ざっそう句:田舎ショー 席取り婆が 顎でくれ。最高気温(℃) 33.6 12:09 。真夏日。天気予報では雨がありそうだったので、要所の灌水だけして用事外出。一枚だけショーの入場券を貰ったので用事のついでに見た。全席自由席。既に、ステージ前方のS席相当の部分はほぼ満席。空いている席を探してきょろきょろしていると、おばちゃんらしい人が荷物を除けて、席が空いているという仕草をするので、そこに座らせてもらう。なにやら携帯で連絡をとると、やがて数人の相棒がどやどやとやってきて荷物が置いてある席を占めた。熟女の鉄のチームワークとはこの程度のものなのか。

2012年9月18日の天気(AMEDAS)

TAVE= 27.5
TMAX= 32.5 最高気温(℃) 33.6 12:09 
TMIN= 24.6 最低気温(℃) 24.2 07:18 
DIFF= 7.9
WMAX= 6.1 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 11.6(南東) 13:46 
SUNS= 3.8
RAIN= 1

Q
Q

文化と文明雑感:信頼できるビジネスパートナー(アメリカでは人間も熊のパートナー?)

件のおばちゃんは、自分から一番遠い席を占めた。なんじゃやこりゃ。そんなおばちゃん連中は欲張りバーサンにしてやるゾ。売り込み中の芸人のサービス精神は、大いに無芸大食の老人の勉強になった。それにしても、スポーツ選手が応援してねと言ったり、芸人が拍手を催促するのは本末転倒のように思えてしまう。拍手はその芸相応の物こそ本物ではないか。

十数年前、大阪駐在を機会に、子供達となんばグランド花月(http://www.yoshimoto.co.jp/ngk/)を見物した。大阪のお笑いを体験させたいと思った。丁度、売り出し中の漫才コンビが熱演していた。しかし、なかなか笑いがとれない。これでもか、これでもかと笑いを取ろうとする姿に何か神々しさを感じた。大阪人の笑いの中には妥協を許さない冷酷さもあるのだとつくづく感じた。その拍手の仕方で芸が育つ。「ほんまもん」以外は拍手もせず、結果としてひきずりおろしてしまう。厳しさの中の優しさだ。拍手を控える事は、「おまえはん、はよ、別の世界でメシ食わにゃあかへんで」というような意味もありそうだ。

元技術者でエンジェル投資家の平強氏のブログ「挑戦せよ」は時々拝見させてもらっている。現役時代、それもようやく部下が付いた若い頃一緒に仕事をさせていただいたので、当時としては苦しかったが、今から振り返ると色々なことにチャレンジさせてもらった事を有り難く思い出している。

今回は、「相棒と熊の話(http://tsuyoshitaira.com/)(12/09/17 月曜日22:36:09)」というタイトルで、相性の良いビジネスパートナーの例を紹介している。チームワークと言えば、漫才にこそ、その原型があるように見える。ぼけと突っ込み。両雄並びたずという面があるが、チームワークがなければ漫才は成り立たない。最初は個人で始めたビジネスでも、最初から相棒と一緒に始めたビジネスでも、ビジネスの規模が大きくなれば、一人でビジネス全体を仕切ることが実質不能になるので、ビジネスの規模拡大に際してはビジネスパートナーは不可欠だろう。問題は、そのパートナーとの相性にあるようだ。日本でも、うまく行った相性の例は多々あるようだが、アメリカのベンチャー企業でもその相性があるようなのには驚いた。

その、相性を言葉にすれば、陰と陽、動と静、剛と柔等々補完し合う関係の方が、うまく行くようだ。これも、東西共通な現象なのかも知れない。電気の場合すら、同じプラス同志は反発し、プラスとマイナス同志なら引き合うのだから、ある種の共通性が見られる。

平氏の今回の話題は、ビジネスパートナーにあるが、そのパートナー関係を揺さぶる外乱・危機要因として熊が登場してくる。ビジネスはいつも順風満帆という訳にはゆかない。ビジネスパートナーの間に波風が立つこともある。相棒とキャンプ中に熊が出てきた例でどんなパートナーが良いかを例えている。やはり最終的にビジネスが成功するためには、ビジネスパートナーがお互いを補完し合う事・信頼できる事が大切なようだ。意見や行動が合わなければ関係の分裂以外にない。これは、ビジネスに限った事でもなさそうだ。家庭内の事にでも通用するだろう。我が国の政権与党の有様すらその好例なのかもしれない。

ところで、アメリカでは、熊と遭遇した時、食料等は投げ捨てて死んだふりをした方が助かるらしい。アメリカの大らかさを感じる。現代シリコンバレーの説話のようで興味深い記事であった。ご一読あれ。

2012年9月18日 (火)

会社生活断面記:振り替え休日で失敗

2012年9月18日火曜日
昨日は晴れ時々曇り。風やや強。ざっそう句:雨音に つい気を許し 農休み。最高気温(℃) 33.0 11:46 。真夏日。未明の床の中で、なにやら雨音らしき音が聞こえる。朝、外に出てみると樹木の下を除けば、雨が降った跡が残っている。この雨はAMEDASに記録がなく極小雨だったようだ。「敬老の日」だから、また雨だしと、農作業を休む事にした。暦を見ると、秋彼岸が近い。天気も曇りから晴れになった。それならと墓掃除に出かけた。お盆に掃除をしているので比較的きれいであった。墓石の間が狭いと農具も入らないので雑草除去が大変。そこで墓石の間にタマリュウを少し植えた。手抜きを狙った作戦だが、うまく行くか試してみないと分からない。ところで、今年の彼岸の中日(秋分の日)は、例年の9/23ではなく9/22なのだそうだ。

2012年9月17日の天気(AMEDAS)

TAVE= 27.5
TMAX= 31.7 最高気温(℃) 33.0 11:46 
TMIN= 24.5 最低気温(℃) 24.4 05:55 
DIFF= 7.2
WMAX= 7.5 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 14.5(南東) 16:13 
SUNS= 6.7
RAIN= 0


会社生活断面記:振り替え休日で失敗

入社当時からだったと思うが、勤めた会社は原則土日が休日だった。当時は、土曜出勤の会社が多く、まわりの人からはうらやましがられた。しかし、始業時間は早く、昼休みは短く、しっかり世間並みの労働時間は確保されていた。見方によれば、勤務時間を集中させて、合理化を徹底させたという関西風のコスト感覚が背後にあったのではないか。

その合理的な考えの延長に、休日の振り替えがあった。「国民の祝日」ではあっても、労使合意のもと、休日を振り替えて、本来休日である日を出勤日にして、長期連休を作ったりした。その振り替えの犠牲?になったのが、敬老の日や勤労感謝の日だったりしたのではないかと、昔の事を思い出す。ついつい、世間様と同じように休日と思いこみ出勤を怠ったことが何度かある。あらかじめ、出勤カレンダーが配布されているが、カレンダーをみるより、仕事の都合が優先。残業、休出は当たり前だった。振り替え出勤日に無断で休めば当然ペナルティが生じる。仕方なくありていの理由をつけて有給休暇にしてくれと電話をいれる。有給休暇の取得は事前申告なのだから理由付けが困る。

国立天文台は、「国民の祝日、日曜表  (暦:よくある質問 へ) 。http://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/yoko/index.html。」というタイトルで、「平成25年(2013)|平成24年(2012)| 平成23年(2011)| 法律で具体的に月日が明記されない国民の祝日のうち、春分の日・秋分の日は、 前年の2月の官報に暦要項を掲載することにより発表しています。また、成人の日:1月の第2月曜日、海の日:7月の第3月曜日、敬老の日:9月の第3月曜日、体育の日:10月の第2月曜日と決められています。 これにくわえて、「国民の祝日」が日曜日に当たるときは、その日の後で最も近い「国民の祝日」でない日を休日とします。また、その前日および翌日が「国民の祝日」である日(「国民の祝日」でない日に限る)は、休日とすることになっています。 (参考:  「国民の祝日」についてhttp://www8.cao.go.jp/chosei/shukujitsu/gaiyou.html:内閣府のホームページ)」

国立天文台は、別の記事で「秋分の日が動き出す。http://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/topics/html/topics2012_2.html。(暦象年表2012より)」というタイトルで、「国民の祝日に関する法律では,秋分の日は秋分日となっており,具体的な日付が記されていない.ここでいう秋分日とは二十四節気の秋分を含む日,つまり太陽が秋分点を通過する日のことである.このような定義の仕方は秋季皇霊祭が休暇日に定められた明治11年(1878) 6月5日 太政官達 第23号のころから変わっていない. 変わっていないといえば,秋分の日は長らく9月23日のままであった.平成24年(2012),これがついに9月22日となる.9月23日でなくなるのは昭和54年(1979) 9月24日以来33年ぶり,9月22日になるのは明治29年(1896)以来116年ぶりの出来事である.今回はこのあたりの背景について考えてみよう.」と報じた。

現役時代は、秋分の日も、振り替えで出勤になった事もあったように思う。今年の秋分の日が9/22となって、調子が狂う人はいるのだろうかとふと思った。暦やカレンダーはどのようにして作るのか、ちょっとした疑問があったのだが、「 法律で具体的に月日が明記されない国民の祝日のうち、春分の日・秋分の日は、 前年の2月の官報に暦要項を掲載することにより発表しています。」という記事を見て納得した。時刻、暦を維持管理する事は、国民生活の基本でもある。今年、閏秒が実施されたのも記憶に新しい。現代は秒単位の生活から抜け出せなくなっている。我がXP2パソコンも定期的にどこかのタイムサーバーに接続してパソコン時計時刻を校正しているようだ。電波時計と比較するとほぼ一致している。ME機では分単位の時刻の狂いは当たり前だった。時間に追われないスローライフが理想なのだが。

「閏秒。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%8F%E7%A7%92#.E9.96.8F.E7.A7.92.E3.81.AB.E3.82.88.E3.82.8B.E5.8D.94.E5.AE.9A.E4.B8.96.E7.95.8C.E6.99.82.28UTC.29.E8.AA.BF.E6.95.B4.E3.81.AE.E4.BB.95.E7.B5.84.E3.81.BF。(最終更新 2012年9月1日 (土) 09:32 )」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「閏秒(うるうびょう、英: leap second)は、現行の協定世界時 (UTC) において、UT1との差を調整するために追加または削除される秒である[1][2]。閏秒によるUTCの調整は1972年に始まり、2012年7月1日までに実施された計25回は、いずれも1秒追加による調整であった[3][4][5]。」

2012年9月17日 (月)

花と実を楽しむ:愛しきもの 生き物と花:畑のムクゲとカブトムシ

2012年9月17日月曜日
昨日は晴れたり曇ったり。雑木の歌:食わぬなら 食わせてみよう サツマイモ 賽の目に切り 飯に入れ込む。最高気温(℃) 30.7 11:10 。かろうじて真夏日。いよいよ秋の気配が強まりそうだ。小豆をまいた区画の雑草を退治後、ホムセンで買った赤蕪の種子をまいた。区画位置から東西畝にした。畝は高畝(種子袋推奨)と低畝の二方式。畑土が砂質気味で水位が低そうなので高畝の必要はないかも。雑草退治で小さな虫が移動している。これが作物を荒らすと困る。退治した雑草はシノの上に敷く。雑草がシノ退治に役立つなんてこりゃありがたい(と前向き思考?)。挿し木のミニトマト区画の除草。蚊に食われながら。収穫して食べる時期を逸したようだ。F1か不明だが自家採種しようか。先日、収穫したサツマがみそ汁の具として入っていた。

2012年9月16日の天気(AMEDAS)

TAVE= 26.9
TMAX= 29.9 最高気温(℃) 30.7 11:10
TMIN= 23.1 最低気温(℃) 22.8 05:45
DIFF= 6.8
WMAX= 2.6 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 7.4(東南東) 12:24
SUNS= 5.1
RAIN= 0

以下はWIKIPEDIAで調べた飽和水蒸気量(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%BD%E5%92%8C%E6%B0%B4%E8%92%B8%E6%B0%97%E9%87%8F)。寒暖の変化が大きくなると、空気中に蓄えきれない水分が露となって降りてくる。植物にとっては恵みの水分補給になる。実際に空気中にある水蒸気量は相対湿度(WIKIPEDIA。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B9%BF%E5%BA%A6)により決まる。

気温(℃) 50 40 35 30 25 20 15 10 5 0 -5
飽和水蒸気量(g/m3) 82.8 51.1 39.6 30.3 23 17.2 12.8 9.39 6.79 4.85 3.24

Q
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花と実を楽しむ:愛しきもの 生き物と花:畑のムクゲとカブトムシ

ムクゲとカブトムシの関係については、「炭焼きじいさんhttp://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2009/12/post-9c1d.html(2009年12月31日 (木))」、「みこし:いとしきものhttp://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2010/08/post-a14b.html(2010年8月28日 (土))」の記事に書いた事がある。カブトムシはカミキリムシほど樹木に与える害は大きくないようなので放置している。今年も、畑仕事をしていたら、数匹のカブトムシがムクゲの木に群がっているのを発見。デジカメに収めた。ムクゲの樹皮をかじって樹液を吸っているいるらしいが、大きな被害はなさそうだ。Googleで「ムクゲ カブトムシ」を検索すると「約 26,700 件」ヒット。

ムクゲの木は苗を数種買って植えてある。余り手入れをしないので元気に伸びている。アブラムシが付いたりするが手入れは剪定、枝切り程度。花弁の周辺が白で、中心部が赤の品種を宗旦と呼ぶらしいが、我が家に咲くムクゲは、うすいピンクがかった白に見える。宗旦の一種に日の丸という品種があるので、自分がイメージしている宗旦は日の丸なのか。同じムクゲでもカブトムシが集まる株と集まらない株があるようだ。カブトムシが集まってくるのが、花が白地に赤の株。何か差があるのか。ともかく、カブトムシがこのように集まるのは偶然ではないはずだ。カブトムシの個体どうしで、コミュニケーションを取っているのか。何かの刺激に引かれて来たら、たまたまここに刺激物質があっただけなのか。
L_kabuto_120811_r_mukuge_120908
画像は明るさを強調(ガンマ補正)。画像名に撮影日。

2012年9月16日 (日)

技術 回顧と展望:現役時代によく使ったキルヒホッフの法則

2012年9月16日日曜日
昨日は晴れ時々曇り。ざっそう句:朝露を 読んで水遣り さぼる馬鹿。最高気温(℃) 32.7 13:54 。真夏日。朝飯前に要所の灌水だけ。用事外出。ついでにホームセンターを回る。肥料と野菜種子少々。畑では雑草が背丈ほど伸びるのだから、そこそこ肥料成分はあるのではないか。ある時間Δtの間における、畑への元素の流入(ΔI)と元素流出(ΔO)の総和は一定の筈。これは、自然の保存則だから成立しているのだろう。畑の外に流出させた分だけ補えば、畑は一定の状態を保てる。それなら、過剰な肥料投入は無駄なのかとも考えてしまう。現役時代によく使ったキルヒホッフの法則等を思い出してしまう。

2012年9月15日の天気(AMEDAS)

TAVE= 27.0
TMAX= 32 最高気温(℃) 32.7 13:54 
TMIN= 22.7 最低気温(℃) 22.6 05:22 
DIFF= 9.3
WMAX= 3.3 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 10.3(東南東) 16:24 
SUNS= 5.7
RAIN= 0

Q
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技術 回顧と展望:現役時代によく使ったキルヒホッフの法則

電気を統一的に理解するには何らかの法則として理解するとその応用範囲が広まる。現象の一次近似が線形方程式だ。中学生の時、アマチュア無線技師資格受験の時に、覚えたのがオームの法則(I=V/R)。受験は見事落ちたが、記憶に残る体験になった。ただ、このオームの法則は電気屋としては最もお世話になったと思う。会社の現役時代によく使ったのがキルヒホッフの法則。WIKIPEDIA(キルヒホッフの法則 (電気回路))。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%AB%E3%83%92%E3%83%9B%E3%83%83%E3%83%95%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87_(%E9%9B%BB%E6%B0%97%E5%9B%9E%E8%B7%AF))。に解説がある。

実際に、キルヒホッフの法則を使って回路計算を行うと、素子数が多くなったり、トランジスタやダイオードという非線形素子が入ると、手計算が困難になるほど難しい計算になる。さらに、回路の過渡解析となるとコンピュータを使わなければ実用的な計算は不可能になる。現役時代は、会社のIBM大型コンピュータにSPICEというソフトを乗せて使っていた。CADの先駆けである。回路屋としては、コンピュータを使って回路設計をするのが仕事で、コンピュータシステムの管理・運用は、元回路屋が担当して、専門業務が分化する時代であった。しかし、コンピュータでキルヒホッフの法則を使っている、非線形回路解析や過渡解析を行っているという、コンピュータの裏側を理解している事は大いに仕事に役立った。

それでは、実際の回路ではどうなるかという、回路設計の検証の場面では、ブレッドボードというツールを使った。要は、プリント基板に実際に物理的に存在する素子を実装したハードウェアである。CADの上では、素子はDEVICE MODELとして実装されるので完全にヴァーチャルな世界になる。いわば、回路屋が現実の世界とヴァーチャルな世界をつないで、ヴァーチャルに占う回路の動きと実際の物理回路の動きがつじつまが合うように設計を追いつめてゆくわけだ。その仕事の本質が理解できないと、コンピュータは高価な占い機に過ぎなくなってしまう。

現役を離れて幾年月経ているので、現在の状況は残念ながら皆目分からない。ただ、回路設計も外部委託という流れが、既に現役時代に大きくなりつつあった。人件費が安い海外設計会社に業務委託をして、当面は息はつくだろうが、やがて、海外設計会社が実力を付けて行くのに対して、委託元では、回路の中身も分からなくなり、徐々に技術レベルの低下や技術の遅れは懸念されていた。昨今の、日本の半導体の不振の要因はどこにあるかと考えると、やはり技術への評価の低下もありそうだ。技術など買えばよい。最低でもたたき売りされる技術の内容が評価出来なければもはや先がない。技術の中には、表に現れない・評価しにくいノウハウや技術者の体験、仕事の流儀、組織の文化等も含まれているのだろうが、もはやそんな物は、目前の危機のため・無知な経営者の独断等ですっ飛んでしまうのではないか。

最近は、技術者の転職が目立つようになってきたらしい。会社が危なくなったら、技術者は会社と運命を共にする義理はない。昔なら、個人が修得した技術に会社の寄与分が多く、それを考えると会社に対する義理人情も捨てきれないWETな関係もあったろうが、昨今はDRYでなければ生き残れない。ようやく、日本の技術者も世界標準に近づいたのか。会社から見れば、技術者は消耗品。技術者から見れば会社も消耗品。何となくつれない世の中になってしまいそうだ。その点、外国ではまだ技術者が夢を持って働いているような会社があるように感じるが、それは夢か。

2012年9月15日 (土)

寝言老人が幼少の頃:畑の出土品 これは おもチャカ?

2012年9月15日土曜日
昨日は晴れたり曇ったり。ざっそう句:ダイコンの 役者が揃う 草畑。最高気温(℃) 32.8 14:08 。依然夏日が続く。朝飯前に、ニンジン区画のカンレイシャのベタ掛けを改善し、隙間を作った。灌水、雑草退治。その跡に、例の二袋百五円の別品種であるビタミン大根を蒔いた。その後は、定例の仕事。大根の本によると、野菜の中では、大根は押しも押されぬ大役者の地位を占めている。薬効のある野菜として日本にもたらされた。件のビタミン大根の袋の写真では青首大根のようである。かみさんは、サンマを食べるのに、わざわざ大根の半切りを買ってきて、大根下ろしにした。残りをみそ汁の具にしたが、このみそ汁がノスタルジックで実にうまかった。冒頭のざっそう句は、「ダイコンの 役者が揃う 党首選」が元の句だった。畑の中にいる俺や大根の事等を思いつつ下句を修正。党首選で、各候補はじっくり大役を演じて、大根の味を出してもらいたいところだ。

2012年9月14日の天気(AMEDAS)

TAVE= 27.3
TMAX= 32.2 最高気温(℃) 32.8 14:08
TMIN= 22.7 最低気温(℃) 22.3 05:13
DIFF= 9.5
WMAX= 4 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 7.7(南東) 16:27
SUNS= 4
RAIN= 0

Q
Q

寝言老人が幼少の頃:畑の出土品 これは おもチャカ?

スポニチアネックスは、「尖閣諸島国有化後初めて 中国監視船6隻 領海内に侵入。http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/09/14/kiji/K20120914004111670.html。(2012年9月14日 09:24 )」というタイトルで、「14日早朝、沖縄県・尖閣諸島周辺の日本領海に中国政府の海洋監視船6隻が相次いで侵入したのを海上保安庁の巡視船が確認した。 中国監視船の領海侵入は、日本政府が11日に尖閣諸島を国有化した後、初めて。国有化への対抗措置とみられる。野田佳彦首相は14日朝、官邸で記者団に「警戒監視に万全を期していく」と述べた。政府は首相官邸の危機管理センターに官邸対策室を設置。警察庁も警備局長をトップとする対策本部を設置した。」と報じた。

国が今まで私有地であった尖閣諸島の数島を買い受け国有化した一連の動きは何か唐突な印象を受ける。それ以前に東京都が買い受ける動きがあったがこの動きも唐突だ。唐突の二乗なのだから始末が悪い。国内が、がたがたしている所に、漁夫の利を狙うごとくに中国が動き始めたのが上記のニュースと言えないだろうか。領土問題は実効支配が原則中の原則らしい。領土問題がニュースになったり、ニュースにしたりしてからそれで実績をアピールするような手法は最悪の戦略であり、結果としては、後手にまわってしまうのではないか。要するに、おもちゃのピストル程度の認識で、領土問題を政治のおもちゃにしてしまったところに今回のような無様な失態を招いた要因があるのではないか。おもちゃのように安直に扱うと、危うく実弾が飛び交う危険を招く懸念があるのではないか。日本が領土問題を抱えている相手国は老獪な大国であったり特殊事情のある国だ。党利党略、私利私欲で動けば相手国は200%正確にその下心を読んでしまうのではなかろうか。真の領土問題解決は、相手国民との友好関係を深めることを含む地味な外交実績の積み上げ以外に方法は無いのではないか。何らそのための努力をしないで、スタンドプレーを狙う時、おもちゃが火を噴いてしまうのではないか。

石原裕次郎が砂浜で錆びたナイフを拾い上げるなら様になる。先日、畑でカチンとアゼカキに当たる物があった。錆び付いているが、アルミ製のおもちゃのピストルであった。おもちゃだがかなり重厚感がある。何と、「JAP」の文字が浮き出ている。後半に「AN」があったようだ。自分が子供の頃は、こんな立派なおもちゃを使った覚えがない。飛び道具のおもちゃと言えば、手製の弓、ゴムパチンコ、水鉄砲程度であった。主要材料は身近にあるものを使い、ほとんど手作りだ。

ともかく、水洗いして畑出土品のコレクションに加えた。畑の石はいつまでたっても石。以前就農準備校の先生がそんな冗談を言っていた。圃場の障害物だから見つけ次第排除せよという意味だろう。アゼカキにカチンと当たってもそのままにしていたが、いつからかそれらを畑から拾い集めている。これがオレのコレクションだと言うと子供達は、病気とつれない態度。

おもちゃにしろ、珍しい物なので、子供にこれは何かと聞いた。火薬シートを叩いて、音が出るおもちゃのピストルだという返事があった。やっと、話が通じた。それ以上の事は聞かなかったが、運動会で競走のスターターが打ったピストルと同じだと了解した。いつの間にか、こういうおもちゃも卒業していたのだろう。兄貴、あぶないおもちゃ遊びは早いとこ卒業した方がいいぜという声が聞こえそうだ。
Pistoru_toy

2012年9月14日 (金)

老人の寝言:GoogleのDoodleとは何じゃ

2012年9月14日金曜日
昨日は晴れ。ざっそう句:お買い得 ダイコン種蒔く 雨上がり。最高気温(℃) 33.6 16:12。真夏日。朝飯前に、サツマを掘った区画に、聖護院大根の種を蒔いた。その後葬儀。サツマは掘ったが、全然食卓にあがらない。我が家のサツマはニキビ面のさっちゃん。仕方なく、薄切りにしてトースターで焼いて、甘ポテチップもどきにして食べている。「甘ポテ」とは英語のサツマの笑略訳。「サツマ」の本によると、サツマのお肌のシミ等はセンチュウの被害が原因の場合があるらしい。落花生にはセンチュウが付かないので、落花生の後作にサツマを作るときれいな表皮のサツマになるらしい。転作のノウハウだろう。サツマの後作に聖護院ダイコンでは、ニキビ面のダイコンになる可能性が大きいと気付く。楽しい悩みは尽きない。そのためか、例の二袋百五円の種子を使っている。一粒当たり1円以下で気楽だ。西風対策で南北畝。ペットボトルの尻で蒔き穴を作り、一穴一粒蒔き。ホウキで軽く覆土。鎮圧無し。カンレイシャベタ掛け。ベタ掛けでは、十分な高温対策にはならないようだと気付く。例のニンジンは発芽している様子。

2012年9月13日の天気(AMEDAS)

TAVE= 27.5
TMAX= 33.3 最高気温(℃) 33.6 16:12
TMIN= 21.8 最低気温(℃) 21.3 05:21
DIFF= 11.5
WMAX= 2.9 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 7.3(南東) 18:11
SUNS= 10.4
RAIN= 0

Q
Q

老人の寝言:GoogleのDoodleとは何じゃ

Googleの検索画面に平日版と特別日版があるのには、ウスウス気付いていた。9/13日のTOP画面は女性とそれを取り囲む8人の子供(clara_schuman-2012-hp)が描かれていた(下図:Google TOP PAGEからの引用)。その画像にWIKIPEDIAの「クララ・シューマン - Wikipedia」へのリンクが設定されていた。「いとしきもの」でも何回かそれを取り上げた。
Doodle_sample_120913_s_clara_schuma

Googleの検索画面は簡素なのが好感を与えているらしい。その入り口の画像なのだから、ゴテゴテ飾りたいところだが、やはり統一性があるように感じていた。調べてみると、その画像はDoodleと呼ばれているらしい。何じゃ、GoogleのGをDに置き換えただけじゃないか。一種のお遊びに見える。
そのDoodleを探すサイトは、http://www.google.com/doodles/finder/1998/Globalであり、Doodle
のトップバッターが「Burning Man Festival」で、Aug 30, 1998となっており、そのタグとして、Tags: Pop Culture, Quirky, stick figure, first doodleと出ている。かなり前から、このような企画が実行されていた事が分かった。

Doodleの日本語訳は「ドゥードゥル」だが、これを入力するのが大変だった。「ドゥードゥル」でGoogle検索すると「ヤンキードゥードゥル(Yankee Doodle)」が第二位でヒットする。独立戦争時の愛国歌という事で、語源的にはDoodleの方が古そうだ。Doodleの動詞の意味が、「いたずら書きをする」、「のらくらする」とある。何じゃこれ、「doodle」はGoogleの独占ででもなんでもないではないか。

英語は、字母数が少ないから、大文字にしたり、字体を代えたりして、表現の多様化を図っている。このように表現の可能性が少ないから、逆に広がりは広くなってしまう。通信メディアが普及すると、このデメリットがメリットになっているように感じる。ともかく、検索画面の入り口に、Doodleを配置するのは、アイデアとしては優れているだろう。ここで、一種の画像コミュニケーションが形成されるのではないか。何となく「クララ シューマン 生誕 193 周年」をクリックすると
、「クララ・シューマン - Wikipedia。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3)。」に飛んで、それを一読すると損した気持ちにはならない。クララ・シューマン を聞いて見たい感じになる。Googleとしては、大した金をかけずに、そういう事をしてしまうのがにくいところだ。

ついでに、暇つぶしで、Googleで「Google」を検索すると、英語版「About 13,800,000,000 results (0.14 seconds)」、日本語版「約 13,800,000,000 件 (0.13 秒)」と出た。ちょっとサバを読み過ぎなのか。GoogleでBINGを検索すると「約 513,000,000 件 (0.14 秒)」と出た。一方、bingで「bing」を検索すると「約 140,000,000 件の検索結果」、bingで「Google」を検索すると「約 329,000,000 件の検索結果」と出た。検索の数量的な面は、当てにならない事の反映なのだろうか。「Google」と「bing」の検索では、大体同じ内容がヒットするので、ついつい「Google」を使ってしまう。その点「Baidu 」は傾向が違う。検索エンジンが金太郎飴型になると面白くない。

2012年9月13日 (木)

日々農天気(愛しきもの 生き物):落花生の葉っぱにバッタがいた

2012年9月13日木曜日
昨日は晴れ。夕方雷雨。ざっそう句:物買わぬ 小さな店で 雨宿り。最高気温(℃) 33.6 13:17 。真夏日。雨後なので灌水は休み。用事外出。遠方に暗雲がたれ込めていたが大丈夫だろうと思った。買う当てもなく小さな店にぶらりと入り、店を出ようとしたら外は土砂降り。きまりが悪いが小降りになるまで店内をウロウロ。週刊誌立ち読み。朝、かみさんが話題にした事件が出ていた。死者に口無し。週刊誌がスクープで一本取っただけで終わるのか。後味が悪い。もっと不気味なのが国中いたる所にたれ込めている暗雲だ。終戦後は、バッタ屋さんが活躍した時期があったようだ。企業がバッタバッタと倒産しても、それをチャンスに営業したのなら、そのバイタリティは見習う価値がありそうだ。今、畑にいるバッタは細々と生きているだけのようだが。

2012年9月12日の天気(AMEDAS)

TAVE= 25.3
TMAX= 32.1 最高気温(℃) 33.6 13:17 
TMIN= 20.5 最低気温(℃) 20.8 16:50 
DIFF= 11.6
WMAX= 3.5 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 13.9(南西) 16:44 
SUNS= 10.3
RAIN= 14

注:17時データが不完全。

Q
Q

日々農天気(愛しきもの 生き物):落花生の葉っぱにバッタがいた

今年の菜園作業も後半に入った。今年初めて落花生を栽培。丹波の黒豆が、コガネムシ等の被害で全滅したのに対して、その隣の区画で栽培している落花生の葉はほとんど被害を受けていないように見える。間違って引き抜いた落花生の株に実が付いていたので収穫が楽しみだ。ばったり出会ったのが、落花生の葉っぱの上を這っているバッタ。調べるとオンブバッタのようだ。

よくよく考えると「バッタ」という言葉に不思議な語感を感じる。漢字で「飛蝗」を当てるがこれは中国語との対応。個別に生きているバッタが大群を作って農作物に被害を与える事があると辞書にある。群を作るのも生物の生態の一面か。

撮影画像はメスだけの個体と思われる。コガネムシ等がなぜ落花生を食害しないのか謎だが。落花生は来年の栽培候補で残してみたい。

Batta_120906

2012年9月12日 (水)

がんばれ! ふくしま!:30年後の予測は外れても、朝陽はまた上る

2012年9月12日水曜日
昨日は晴れたり曇ったり。ざっそう句:自家採種 ダイコン蒔けば 雨恵む。最高気温(℃) 33.6 13:17 。真夏日。朝飯前に灌水、草退治と自家採種のダイコンの種まき(三回目)。夕方から夜にかけて雷雨。近くで暴れたので落雷対策。雨量も多いので作物にとっては救いの雨。昨日は東北地方太平洋沖地震から一年半。警察庁によると(url=http://www.npa.go.jp/archive/keibi/biki/higaijokyo.pdf)死者15870人、行方不明2814人、負傷者6114人、建物全壊129423戸、半壊265156戸と発表されている。間接被害は想像を絶する。

2012年9月11日火曜日の天気(AMEDAS)

TAVE= 25.7
TMAX= 32.8 最高気温(℃) 33.6 13:17 
TMIN= 21.2 最低気温(℃) 20.8 16:50 
DIFF= 11.6
WMAX= 4.1 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 13.9(南西) 16:44 
SUNS= 5.1
RAIN= 25

Q
Q

がんばれ! ふくしま!:30年後の予測は外れても、朝陽はまた上る

昨日のNHKTVは、3.11災害を受けた東北地方各県で広汎に人口流出が起こっていると伝えた。

朝日新聞デジタルは、「30年後に4割減も 県人口試算
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001208290010。(2012年08月30日)」というタイトルで、「県内経済の回復にも影響か: 流出が止まらなければ、県の人口は30年後には最大で4割減となる――。県が29日公表した試算は、原発事故で加速した人口減少の深刻さを改めて示した。流出に歯止めがかからないと、県内経済の回復にも大きな影響を与えかねない。」と報じた。

この期に及んで、なぜこのような悲観的情報を中央マスコミが流すのか理解に苦しむ。また、県がなぜ、不確実な前提に基づいたシナリオをオニの首をとったように流すのかも理解に苦しむ。30年後を予測する机上の想定などいくつでも出せるが、その多くが思いつきの範疇を出ないだろう。県や国が、本気で人口流出対策したら、人口流出は抑えられるというもっと前向きなシナリオを発表し直してはいかがか。どうせ当たらないのか、当たってもそれが分かるのは30年後では余りにも情けない。責任逃れとセンセーショナリズムが背後にないか。人口流出を起こさせている原因は、もはや県や国にすがることもできないという県民のやるせない気持ちを表しているのではないか。30年後より、3ヶ月後、3年後を真剣に考えるべきではないか。「県内経済の回復」以前に、「県民の生活再建」が先ではないか。もっと切り込め。ジャーナリズムはいまこそ良い仕事をするチャンスではないか。どこかで拾ったような資料の垂れ流しでは県民も泣けてくる。

毎日jpは、「県外避難者:75%「故郷離れ移住も」 毎日新聞調査
http://mainichi.jp/select/news/20120908k0000m040096000c.html。(2012年09月07日 22時10分(最終更新 09月07日 22時27分))」というタイトルで、「東日本大震災で大きな被害のあった岩手、宮城、福島の3県から全国に避難している県外避難者への毎日新聞のアンケートで、回答者の7割強が「故郷を離れて移住を考えている」と答えた。また、6割弱が将来の家賃負担などを理由に住宅についての不安を抱いていることもわかった。11日で震災発生1年半。原発事故などで避難が長期化する中、生活の苦しさを感じている人も6割にのぼる。」と報じた。

上記記事は、県外避難者へのアンケートで、足で稼いだ記事として説得力がある。県外移住も、県外避難の長期化という様相を示している。ふるさとに戻りたいという強い願望も現実が許さないない苦渋の選択がこのアンケートに現れていると言えないか。人間は感情の動物というが、冷静な理性で物事を見ている面もある。口先だけの、きれい事を信じて行動した結果、とんでもない事態に直面したという苦い経験を持たない人は少ないだろう。疑心暗鬼。それが余りにも長く続くと心身も失調してしまう。経済も政治もそうだろう。自然運行という明日を信じて裏切られる事はないだろう。

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  • 橋本 英文: 刃物雑学事典 図解・刃物のすべて(1986年 株式会社 講談社 ブルーバックス B-659)
    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
  • 沼田 真(編): 07_雑草の科学(研成社1979)
    雑草を多面的に解説し防除の基礎も述べる

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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)