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2015年6月29日

2015年6月29日 (月)

日々農天気:粒ぞろいの良いコーンを作るにはしっかり受粉させる?!;夏草や 強者おらぬ 夢心地。1506。

2015年6月29日(月)
昨日は晴れ。最高気温(℃) 29.0 13:13。最低気温(℃) 18.1 23:57。ざっそう句;夏草や 強者おらぬ 夢心地。。昼前はやや風が強く畑仕事も心地よかった。サツマ、コーン、オクラ区画の草掻き。スイカの後発組を定植。成長が遅い二級苗だ。本葉3枚程度。ヤグルマギク、雑菜の茎、雑草をなぎ倒して、植え場所を作る。スカイの蔓が雑草にのしかかってくれれば有り難いが、それは夢のまた夢。雑草に覆われないよう、初期成長を手伝う必要がある。バイカラーのコーンをセルトレーに蒔いた。10X20穴なので20mL分の種子には多すぎる。逆に、セルの培土は少なくなる。雑草の勢いを見ると、直蒔きは心配だ。種子のヘソの緒部分を下にして、セルに差し込むのが良いらしいが、表皮がしわくちゃでヘソの緒部分が良く分からない。今まで使っていたデジカメのレンズが出なくなった。薄型で使いやすかったが、レンズを出すという機能で、構造が複雑になり故障しやすくなる。農作業の現場で使うと汚れた手で操作するので伸縮する鏡胴に埃が入ってしまう。レンズエラーという表示が出るので、設計時にレンズが出なくなる故障は予想されていたのだろう。使い慣れた機器が使えなくなるとそれなりに不便だ。オフィスソフトをインスト。メールもOK。白紙のパソコンがようやくパソコンらしくなった。

2015年6月28日の天気(AMEDAS)

TAVE= 23.5 NO DATA
TMAX= 28.8 最高気温(℃) 29.0 13:13
TMIN= 18.2 最低気温(℃) 18.1 23:57
DIFF= 10.6 NO DATA
WMAX= 8.5 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 15.8(北北西) 14:55
SUNS= 11.1 NO DATA
RAIN= 0 NO DATA

Q
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日々農天気:粒ぞろいの良いコーンを作るにはしっかり受粉させる?!

今年は、コーンを三回蒔いた。百均の苗は数本しか育っていない。別区画の灌水実験の苗は、ようやく開花時期を迎えている。突風で、傾いたが、直後に立て直したので、このまま順調に育てば、収穫可能だろう。

コーンの粒の付き具合も、色々な条件が支配するようだ。コーンは雌雄異株間で受粉させる必要があるようだ。従って、飛散した花粉を効率よく他の株の雌穗が受け取れるようにするよう、株の植え方も工夫が必要らしい。

丁寧に灌水をした列は、その甲斐あってか、最初に雄穂が出て、それに続いて雌穗も伸びてきた。雌穗の先端から出る、毛が受粉に役立っているらしいが、それを実感できなかった。

Iob_cornsihoyuuho2015
先日、デジカメのマクロ機能で、毛・絹糸の部分を拡大して写していた。今まで、毛は糸のように見えるだけだったが、今回は糸の周辺に更に小さな毛のような物が白く光っていた。この、小さな白い毛の先端で捕獲された花粉が、あの長い糸の中を通って行くのだろうと想像をたくましくした。

「まちのみどりと園芸の相談Q&A(http://www.h.chiba-u.jp/soudan/sosai/sweetcorn.htm)(リンクサイト)」の記事に、「絹糸は、雌穂内の種子1粒から1本ずつ抽出してきており、絹糸上に落ちた花粉が発芽し、絹糸の中の組織に花粉管を伸ばして胚珠内に入り受精が行われるのです。絹糸は雌穂の基部付近の種子からのものが先に抽出し、先端の種子の絹糸が抽出するには数日かかります。
 受粉は、風媒による他花受粉が主ですが、絹糸は抽出後2週間は受精能力を有しているので、一般的な栽培では、同一圃場内の受粉・受精が完了するにはおよそ7日~10日間を要すると言われています。」とある。

「花粉が発芽」するとは、良く分からないが、あの絹糸の中を、「花粉管を伸ばして胚珠内に入り」という風に、花粉が活発に動いて、受精が行われ初めて粒ができるのが、より具体的に想像出来た。ともかく、絹糸がツルツルでは花粉が滑ってしまうのか。絹糸の周囲に極微の毛を生やすことにより、花粉を捕獲できる面積が増大するのだろう。自然の進化には驚かされる。

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  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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    POST IT :ブログ画面への張り紙に使える。
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)