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2017年1月25日 (水)

残照雑記:技術 回顧と展望:ああ東芝!;口笛を 吹けば闇夜の 猫戻る。170125。

2017年1月25日( 水)
昨日は晴れ。ざっそう句;口笛を 吹けば闇夜の 猫戻る。宅内閑居。前回のヤボ用のまとめをして夕方、依頼人宅を訪問。星は出ていたが、月光もなく真っ暗に近い。おまけに、真冬の寒さ。懐中電灯に夜光タスキを着用。さほどの距離はないが、帰宅すると体が冷えていた。暖かい鍋が待っていた。それを頂いていると、かみさんは我が家の猫が遊びに行ったまま帰って来ないと心配そうに言う。真っ暗闇と寒さを実感してきたばかりなので、自分も気になった。そこで、サッシを開けて、口笛でしばらく呼んだが帰らなかった。どこか暖かそうな場所で眠っているのか等と話し合う。そこへひょっこり姿を現したので、家に招き入れた。口笛を聞いて帰ったのか。いい子だネ。口笛と猫さまの帰宅に因果関係があるとは断定できない。偶然の一致かも知れない。天皇退位に関して検討をしてきた有識者会議が、一代限りの特別立方で対応するのが適切との審議結果をまとめたようだ。参考人の意見は、幅があり、憲法問題、皇室典範まで含んでおり、一本化は難しそうだと思っていた。有識者会議は当局のダミーと言うのが、本当の有識者の見方ではないだろうか。国民や民意を無視した政権の姿勢がそのまま現れているのではないか。天皇のビデオメッセージを見て、退位の事を語っているとは思えなかった。それを退位問題と勝手にすり替えてしまう事自体が、天皇の政治利用ではないか。闇夜のカラスが闊歩するような国になっては、この国も終わりではないか。諸君!闇夜のカラスにならず、新しい時を告げる一番鶏になれ。


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残照雑記:技術 回顧と展望:ああ東芝!

一時は、日本の家電メーカーとして輝いていた、東芝の現在の姿を見るにつけ、世の中の無情を感じざるを得ない。収支決算は、会社運営の基本のキなのだろうが、法律に背いた結果、それが企業として心臓部に突き刺さり、瀕死の状況に見える。

Googleにてキーワード「東芝」で本サイト内を検索(https://www.google.co.jp/?gws_rd=ssl#hl=ja&q=%E6%9D%B1%E8%8A%9D%E3%80%80site:http:%2F%2Faf06.kazelog.jp%2Fitoshikimono%2F)(このキーワードで検索

某ホムセンの正月の初売りで、フラシュメモリーを使ったSDカードが割安の価格で売り出された。百均のカードリーダーに付けて使っても、USBメモリーより安そうなので、予備に買い求めた。使わないうちに、価格が下がるのか心配ではある。買った商品のメーカー名は初めて知った。国内メーカーだが、チップ自体はどこかの大メーカーしか作れないだろう。

Iob_maikurosdcard
2017/01/27画像を追加。

現在、東芝の経営の優等生である、フラシュメモリー部門を分社化して、外部資本を導入し、経営強化を図る動きがあるようだ。心配なのはその先だ。製品では無く、工場がXXX...。分社化は、切り売り...?

自分もなりには、社会的・法的に存続させる価値の無い会社は、法律に従い先ず破産させるのがベストの解決策に見える。大企業ではJALの例がある。その趣旨は、企業経営責任者の、経営責任を強く問い、後顧の憂いを早期に始末することである。そうしない限り、利害関係者は、よってたかって、甘い汁を吸い尽くし、最早再生のチャンスを失ってしまうだろう。

半導体の仕事をしていた縁で、東芝深谷工場を一回だけ訪問した記憶がある。カラーテレビが、トランジスタから集積回路に移行する頃の事だ。当時でも、日本の家電メーカーは、部品も自社調達を優先していた。だが、商品の差別化に有利な自社部品に集中して、汎用性のある部品は外部調達でもやむなしという動きも出てきた。

カラーテレビのシェアを上げるためには生産量を増加して、コストを削減するのが常套手段だ。初期のカラーテレビ用半導体は、外国製品の互換品も有り、ひょっとすば、我が社の半導体を使って貰えるかもしれないという期待もあった。ピン数が十数本の小規模の集積回路であった。

商談は進まず、表敬訪問のような形になった。当時の、テレビ、ビデオはアナログ技術全盛の時代であった。回路図と部品表はあったが、なぜ綺麗に写るのかという原理を規定した仕様書は作られていなかったと思う。できあがった製品の仕様書はその製品の設計製造に関与した技術者の頭の中に分散していたのだろう。突き詰めると、職人の腕と勘が物を言った時代でもあったと思う。

Googleにてキーワード「永遠のアナログテレビ」で本サイト内を検索(https://www.google.co.jp/?gws_rd=ssl#hl=ja&q=%E6%B0%B8%E9%81%A0%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93%E3%80%80site:http:%2F%2Faf06.kazelog.jp%2Fitoshikimono%2F)(このキーワードで検索

多分、この世には、自分と同じような、アナログ的な仕事をした人は結構いると思うが、自分の係わってきた事業をどのように感じているのか知りたい物だ。時代は、アナログからデジタルに向かったが、東芝には、そのデジタル分野を引っ張る人材も豊富にいたのだろう。地デジTV全盛の時代に入ったのが、日本のテレビが最も繁栄した時代のように感じる。その繁栄が、恐竜の繁栄と同じように感じてしまうのが現在の心境だ。

かつては、テレビの次の有力商品は何か?が議論され、マルチメディア云々が候補に挙がった。だが、テレビの次もテレビだという議論で落ち着いたように記憶している。ともかく、テレビが無数のコンテントを表示する端末であるという点でテレビは永遠に無くならないだろう。

WEB情報を調べると、既に東芝深谷工場からはテレビの火は消えているようだ。家電各社もテレビに関しては厳しい状況にあるのは東芝と同じだろう。人間の情報は視覚依存性が非常に高い。テレビという商品に真剣に向き合うことが無くなる事により、見えないが大きな資産を失ってしまうのではないかと心配になった。

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2017年01月24日 伊勢崎(イセサキ)
TAVE= 0.7 毎正時のアメダス観測値(気温)の平均値
TMAX= 6.1 毎正時のアメダス観測値(気温)の最大値
TMIN= -2.7 毎正時のアメダス観測値(気温)の最小値
DIFF= 8.8 毎正時のアメダス観測値(気温)の最大値と最小値の差
WMAX= 8.2 毎正時のアメダス観測値(風速)の最大値
SUNS= 9.4 毎正時のアメダス観測値(日射)の合計値
RAIN= 0 毎正時のアメダス観測値(雨量)の合計値
1日の極値 データ 時刻
最低気温(℃) -3.2 6:23
最高気温(℃) 6.5 12:56
出典=気象庁 参照⇒ AMEDASへのリンク
最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 15.2(西北西) 12:43


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  • 橋本 英文: 刃物雑学事典 図解・刃物のすべて(1986年 株式会社 講談社 ブルーバックス B-659)
    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
  • 沼田 真(編): 07_雑草の科学(研成社1979)
    雑草を多面的に解説し防除の基礎も述べる

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    POST IT :ブログ画面への張り紙に使える。
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)