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2018年2月 6日 (火)

老農の話(改題):日々農天気:身辺雑記:田舎老人徒然草:老人の寝言:老農不在の、現代稲作農家は生き残れるのか?;店の梅 蕾一輪 笑い出す。180206。

2018年2月6日(火)
昨日は晴れ。ざっそう句;店の梅 蕾一輪 笑い出す。午前:宅内閑居。外出準備。昼頃、黒電話。配り物を輪ゴムで巻いて食卓に置く。いざ、コピー原紙の入った鞄を持って車のエンジンを掛ける。目的地までの半分ほど走って配り物を忘れた事に気付き、取りに帰る。トホホな現実。配り物が済んでから、配達先近くのミニストップへ。B4以下なら5円コピーができる。インターネットで調べて初めて使ったコンビニだ。その店の機械はリコー製で、メディアからのプリントも出来る多機能機。大型のタッチディスプレーが付いている。初めてなのでメディアプリントは店員に操作をして貰った。次に、ホムセンのタウンウォッチング。やや小振りな種ジャガが店頭に並んでいた。切る手間が省けそうなので購入。まだ降霜があり寒すぎるだろうが、今年は早植えに挑戦しよう。昨年は脇芽(挿し芽と呼んでいる例もある)栽培で上手く行った。他に結束バンド。これは、以前ゴミステーションの補修に使って便利さを実感した。夕食後、B5原稿二枚をB4にコピーした用紙を半分に折りたたんだ。かみさんが用意してくれたペットボトル湯たんぽの心地よさでついついぐっすり寝込んでしまった。目が覚めたのが丑三つ時。

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2008/8/27

老農の話(改題):日々農天気:身辺雑記:田舎老人徒然草:老人の寝言:老農不在の、現代稲作農家は生き残れるのか?

追記(2018//):過去記事を読み易く整形、過去BLOG再読、印象・コメント等を追記して再利用。この記事を収納したカテゴリは「日々が農好天気」だった。その前が「日々農天気」だった。実は、このキーワードで「日々農天気」でGoogle検索を行うと「日々の天気?」と聞いてきたので、で少し変更した。

実は、上毛カルタに、以下の札がある。子供の頃、この札の意味を正確に理解していたか分からない。多分、「年とった農民 」と理解した可能性が高い。

ろ:老農船津傳次平

「老農」とは、と気になってWEB辞書で調べると「年とった農民 」 と出てきた。ちょっとがっかりする。見識と技術と経験と...ともかく人並み以上に優れた農業指導者・実践家を尊敬と親しみをこめてそう言っているのだろう。漢字の「老」にも、愛称・敬称、経験者とか、高齢者の知識やノウハウを正しく評価する意味もある。

現在の農法は、科学的過ぎて、高齢者の知識やノウハウは、必要どころか、無用さらには有害と言われるような状況になっている。その背景に、農業が完全に、経済社会の歯車に組み込まれてしまった事があるかも知れない。だが、自分の位置を、その老農達が苦戦した時代に置いて、お前ならどうするという質問・疑問をしてみれば、初めて老農の苦労や研究の目的が理解できるようになるのだろう。

要するに、現在ある文明の利器や資材がほとんど無く、労力や資材も自給自足に近い時に、考える事すら忘れて、その日暮らしに明け暮れていたのが、一般農民だったのだろう。

時にそういう人の話を聞くことがある。アゼカキで草をかくときは地際すれすれが良い等。道具一つ、動作一つにも経験と理論があり敬服する。何事も漫然と仕事をしていてはそれ以上の上達はない。それにしても、農業の世界はハイテクとローテクが同居する不思議な世界だ。

「読みかじりの記:二宮尊徳の仕法と仕分(http://af06.kazelog.jp/.s/itoshikimono/2010/11/post-37c9.html)。(2010/11/5)」(この記事へのリンク

民主党政権の時、「仕分け」がブームになった。その成果がどれほどあたのかは、定かではないが、二宮尊徳の仕法に関する本を読んで、仕分け以上に、現在の財政状況に合致した、基本的な政策だと思った。

二宮金次郎の、薪を背負った石像等やその逸話は、嫌と言うほど見聞きするが、二宮尊徳の実像は、現在でも無視されているように感じる。二宮尊徳は、老農と呼ばれたのを聞いた事が無い。老農以上の存在であると無意識に信じられていたのだろう。二宮尊徳の偉大さは、当局の無能により完全に食いつぶされてしまったのか。

WIKIPEDIA「二宮尊徳。(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%8C%E5%AE%AE%E5%B0%8A%E5%BE%B3)」(このサイトへのリンク

「日々農天気:捨てない「捨て苗」(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2012/07/2012-6bf4.html)。(2012年7月 7日 (土))」(この記事へのリンク

船津傳次平も二宮尊徳も、日本の稲作と深い関係があった。米は、善し悪しは別として、日本の食料の主食の位置を保ち、それ故、政治とも深い関わりがあった。2018年・平成30年から、国は米の生産に関して、生産量・作付面積等の制限を撤廃して、完全な米作自由化を行うと言う。これから、日本の稲作がどのように展開するのか。不吉な予感もする。農家がJAを当てにしなくなれば、商社が米の流通に介入してくる可能性は無いのか。米国がTPPに色目を使い始めたようだ。

船津傳次平も二宮尊徳も、本当の国難に際して、お化け・怨霊になっても出て貰いたい。

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2008/8/27

老農の話

「老農」とはと気になってWEB辞書で調べると

「年とった農民 」 と出てきた。

ちょっとがっかりする。

見識と技術と経験と...ともかく人並み以上に

優れた農業指導者・実践家を尊敬と親しみを

こめてそう言っているのだろう。

時にそういう人の話を聞くことがある。

アゼカキで草をかくときは地際すれすれが良い等。

道具一つ、動作一つにも経験と理論があり敬服する。

何事も漫然と仕事をしていてはそれ以上の上達はない。

それにしても、農業の世界はハイテクとローテクが

同居する不思議な世界だ。
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項目 日積温 残日 通日 通積温 TA TX TN TD WX SN RN 瞬低T 瞬高T 瞬風
DATA 70.3 329 36 3158.9 2.9 6.8 -0.7 7.5 4.7 6.8 0 -0.8 7.8 9.1(西北西)
時刻等℃   D m/s H mm 07:03 12:30 12:41
2018年02月05日 伊勢崎(イセサキ) AMEDASへのリンク


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  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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    POST IT :ブログ画面への張り紙に使える。
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)