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2018年8月15日 (水)

老人の寝言:老人の妄想:憲法も種子と同様国民の財産だ;国民が安心できる種子法を作れ!;総懺悔 涙の味を 忘れるな。180815。

2018年8月15日(水)
昨日は晴れ。ざっそう句;総懺悔 涙の味を 忘れるな。また暑さが戻ってきた。昨年は、黒皮赤身の小玉スイカを作ったが破裂して食べ損ねた。だが、種を採種して今年蒔いた。その苗数本を知人に呉れたら、立派な実を付け二代目のスイカを頂いた。皮が薄く甘かった。我が家のスイカは草の中だ。ともかく貰って食べたスイカから三代目の種子を採種した。全て命ある物の命は有限である。種子にはその品種が獲得した歴史情報がDNAで記録されている。その記録を伝えなければその品種は幻になってしまう。政府は種子法を廃止したとの事だ。今更、老人の寝言では間に合わないか。今日は8月15日の敗戦記念日。古本を拾い読みしていると、戦前は銃弾・軍用品を作る資源不足で、金物は蚊帳の吊り輪まで供出されたとあった。最後の伊勢崎町町長であった石川泰三の銅像も供出されて、今は石像になっている。ともかく、苦く辛い記憶は早く忘れようと無意識が働く。忘れてしまえば、同じ事を繰り返す。戦争は東の空から陽が昇るような自然現象ではない。宣戦布告と敗戦受け入れをした責任者がいる。歴史をごまかしたり、ごまかされたりすれば、それこそ悲劇の元ではないか。

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老人の寝言:老人の妄想:憲法も種子と同様国民の財産だ;国民が安心できる種子法を作れ!

物事は、小さな原子やその集合体の分子、更に分子の集合体等々と単純で安定なものから、複雑で不安定なものまで、多数の階層構造で成立している。

家庭菜園で使っている種子も、そのビジネス規模はそれほど大きくは無いと思うが、ビジネスの基本である特許・知的所有権まで遡ればその重要性が明らかになる。

考え方の基本は、新品種開発も新小説の著作も知的所有権という観点からは同じで、創作者に一定・限定的な権利を与えるだけで、一般国民もその創作物を一定・限定的に利用する権利があるのだ。

個別法の源泉である憲法は国民の物であり、政府が勝手に改悪できる存在ではない。

これを言い換えるならば、この世の中に全く新しい物は無く、その前駆体が必ず存在するのだ。個々の作物や小説を賞味しても、この命題は正しいと感じるだろう。

現行の日本国憲法も、その前駆体である、明治憲法の改良品なのである。日本国憲法の改良を論じるなら明治憲法との対比でおこなうべきである。

話を種子法に戻す。種子法に付いては良く知らないが、ともかく、種子の取り扱いを規定する法律らしいことは推測できる。地方自治体がその地方に適合した種苗の開発を行う事は地方の発展の為にも推奨されるべき事であろう。

種子法の廃止により、国や地方自治体が独自の品種開発を行いにくくなると懸念されている。その懸念は種子法の跡地利用を考えるとはっきりするのではないか。そこに、外国の種苗資本が入り込む余地を与えるという見方が一般的だ。

品種は英語で▼variety=
[C](同種の物の中の)種類という。色々な個性を持った変種の集合が、その種の有用性の基礎になる。種子法の規定により、地方自治体はその地方に合った作物の品種改良等を行ってきた。群馬の米、ごろぴかりやブルーベリーのおおつぶぼしもその一例である。今後は地方ブランドが育つのか心配される事態が起きたのだ。

品種改良には膨大な費用と開発期間がかかる。更に、優秀な人材も必要だ。寡占化された種苗会社がきめ細かな農作物の品種改良ができるのだろうか。

今日の種苗開発は遺伝子組み替え・バイテクが当たり前に使われる。新しい技術は全て知的所有権として発明者の権利になり独占化される。この独占化の範囲が広いほど有利なビジネスが展開できる。

TPPの知的所有権が農産物だけでなく、最先端の医薬分野も影響するのだ。無制限な知的所有権を認めれば国が滅びるのだ。

日本の種苗メーカーは数社の大企業と多数の中小企業が乱立しているようだ。このような市場に、技術力・資本力が巨大な外国メーカーが乗り込んでくれば、日本の種苗産業は壊滅の心配もあるだろう。

株で支配されれば、日本の有力種苗メーカーは、外国資本の言うままにならざるを得ない。

安倍政権は、種子の世界市場を牛耳る外国巨大資本に、日本の種子市場を解放し・独占を許し、巨大資本の手先になって、国民の苦しみは一顧もせず、バックマージンをもらうだけの闇商社に成り下がるのか。

F1から採種したF2スイカを味わったが、意外にに甘く美味かった。でも、最安値で売られている、遺伝子組み替えではないと表示されている納豆を食べる毎に、その原料大豆の生産地が気になる。

既に、種子戦争では日本は、見えざる宣戦布告を受けている。その敵の下手人が分かった時点で、既に種子戦争の勝負は付いているのかも知れない。

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項目 日積温 残日 通日 通積温 TA TX TN TD WX SN RN 瞬低T 瞬高T 瞬風
DATA 718.5 138 227 88277.5 29.9 35.6 24.4 11.2 2.8 10.8 0 24.1 35.9 7.0(南東)
時刻等℃   D m/s H mm 04:24 14:48 17:13
2018年08月14日 伊勢崎(イセサキ) AMEDASへのリンク


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    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)