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2019年9月24日 (火)

愛しき古里:追悼 刀刻作家 伊藤正義氏:一期一会の思いで;スタミナだ ニンニク植える 秋彼岸。20190924。

2019年9月24日(火)
昨日は曇り一時晴れ。ざっそう句;スタミナだ ニンニク植える 秋彼岸。一昨日はニンニクの植え場作りで草刈りに汗を流した。昨日は、植え場を整地して、種ニンニク植えで汗を流した。昨年は、ハッピーヒル等の稲作を我が人生で初めて行い、収穫した籾を今年も蒔いた。だが、熱中症が心配で、手入れが疎かになり、昨日退治したメヒシバ等の雑草に紛れて処分してしまった。新天皇は、田植えも稲刈りも無事に引き継いだようだ。我が家の稲作は実質絶滅してしまった。トホホ、泣けてくる。キジバトがよく鳴いている。雨蛙は断続的に鳴いていた。時には、百舌の高鳴きも聞こえる。キンカンのプチマルに実が生り太り始めている。柿の実が色付き始めた。今日午後は関係者で墓参の予定。曇り後晴れの天気予報だ。秋の菜園シーズンも始まる。

Iob_2019ninniku_20190923
原ファイル名=「IOB_2019NINNIKU_ニンニク植え付け20190923.jpg」
IOB=IMAGES ON Beloved Ones

天皇陛下は21日、皇居内の生物学研究所脇にある水田で、恒例の稲刈りをされた。この日は、春に自ら田植えしたもち米の「マンゲツモチ」を50株刈り取られた。今後数回に分け、うるち米の「ニホンマサリ」と合わせ、計200株を収穫される。」(https://www.sankei.com/premium/news/160924/prm1609240018-n1.html)

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愛しき古里:追悼 刀刻作家 伊藤正義氏:一期一会の思いで

昨年、2018年秋彼岸の時、たまたま、「第五回伊勢崎市選抜作家秀作展」を見学した。その時、偶然にも刀刻作家伊藤正義氏とお話をさせて頂いた。

半端道楽:身辺雑記:田舎老人徒然草:第五回伊勢崎市選抜作家秀作展を見学;懲りもせず 私人公費で フルムーン。20180926。(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2018/09/20180926-7e4e.html)。(2018年9月26日 (水))」

しばらく前に、上毛新聞のお悔やみ欄で、「伊藤正義」という名前を見つけて、もしやと気になっていた。以前、いせさき明治館を見学した時、「伊藤正義氏」の刀刻の実演を拝見した事がある。その時は、仕事の邪魔になりそうで、話しかける事が出来なかった。

Googleでキーワード「いせさき明治館 伊藤正義 実演」を検索(https://www.google.co.jp/search?hl=ja&ie=UTF-8&oe=UTF-8&num=20&lr=lang_ja&q=%E3%81%84%E3%81%9B%E3%81%95%E3%81%8D%E6%98%8E%E6%B2%BB%E9%A4%A8%E3%80%80%E4%BC%8A%E8%97%A4%E6%AD%A3%E7%BE%A9%E3%80%80%E5%AE%9F%E6%BC%94)。

上毛新聞は、「伊勢崎銘仙の技術で切り絵「刀刻」 故・伊藤正義さん個展始まる。;url=https://www.jomo-news.co.jp/news/gunma/culture/161376。([2019/09/21])」というタイトルで、「伊勢崎銘仙の型紙を彫る技術を生かし、緻密な切り絵の制作に取り組んできた「刀刻」作家の故・伊藤正義さん(享年80歳)の個展が21~29日、群馬県伊勢崎市中央町のベイシアIS伊勢崎店で開かれる。今月4日の突然の訃報にファンから惜しむ声が上がる一方、遺族は「故人が心待ちにしていた久しぶりの発表の場。多くの人に足を運んでほしい」と話している。」と報じた。

あのお悔やみ欄を見た時の心配が現実の物になった。BLOGの日付は2018年9月26日(水)。従って、刀刻作家 伊藤正義氏とお話をしたのは9月25日の筈だ。明日で丁度一年になる。あの時、お話が出来たのも一期一会のように思えてきた。故・伊藤正義のご冥福を祈り、当時の記事を以下に再録したい。

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ともかくISベイシア内のカインズホームを時間潰しでウォッチングしようとエレベータに向かった。そこで出合ったのが、「第五回伊勢崎市選抜作家秀作展」の掲示であった。4階のイベントホールであるようで、25日が初日であった。これを見ない手も無かろうと4階へ直行した。

http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/files/iob_2018_poster__senbatusakka2.pdf

iob_2018_poster__senbatusakka2.pdfをダウンロード
原ファイル名=「IOB_2018_POSTER_第五回伊勢崎市選抜作家秀作展_senbatusakka2.pdf」
IOB=IMAGES ON Beloved Ones

このイベントホールで良く見るのが古書展である。芸術作品展ならもっと文化的ではないか。伊勢崎市では、今後文化会館に美術館を併設するようだが、ともかく伊勢崎市は自分勝手に芸術後進国と思い込んでいた。その先入観を打破してくれそうだ。

フラリと会場に入ると、係の人がパンフレットを渡してくれた。広い会場の壁面に作品が展示されていた。とりあえず、入り口から反時計回りに一周した。実は、伊勢崎市内には、芸術家等はそれほどいないと思っていたのだが、多数の市内在住芸術家がいたと知っただけでも収穫だった。

会場に入った時刻が遅かったので、見学者は数名のみ。そこで、アクリルとは何ですかと係の人に愚問を発した。実は市の職員で良くわからないが、水彩画のようですという説明であった。確かに、アクリルと言った方が水のような透明感を感じる。広辞苑によるとアクリル絵の具の説明もあった。絵の具のベースはアクリル樹脂のようだ。

入り口から真正面の奥に展示されている作品は、伊勢崎市が配布しているクリアフォルダに採用されている図柄で親しみがあった。だが、作品のジャンルが「工芸」と表示されておりチョット違和感があった。そこで、また係の人に聞くとご本人がいますからと、作者に声をかけてくれたので、ご本人から直接貴重な話が聞けた。

作者は、ポスターの最初に名前が出ている伊藤正義氏である。氏の作品は伊勢崎織物の図柄の作成を背景に生まれているようなのだ。一種の切り絵であるが、その絵を表現するのが筆では無く小刀なのだ。実は、同氏が伊勢崎明治館のイベントで切り絵の実演をしている姿を拝見した事があった。

銘仙の反物は幅が二尺・約60㎝との事だ。その織物の仕事も時代の流れで無くなり、展示されている作品のサイズは、明らかに反物の規格とは別で大きなサイズなのだ。かつての職人が、芸術家に大変身したのだ。話は伊藤氏の幼少時の奉公にも及んだ。聞きかじりであるが、職人の奉公の厳しさを知っていたので同氏の話も胸にスッと納まった。

雪隠大工(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2009/05/post-9eb3.html)。(2009年5月27日 (水))」(この記事へのリンク)

我が家の家を建てた大工の棟梁とどこか似た境遇を経て、現在に至っているようだ。小刀で切り出して作品に仕上げる仕事は、確かに工芸と表現する以外にないのかも知れない。展示会に出展する時、仕方なく題名を付けるが、題名で作品を見て貰いたくないというような話もされた。

展示が閉まる時刻が近づいてきた。係の人が、もう話が終わらないかとそぞろ歩きをしている。そこで最後の一問で、後継者の話を聞いた。小刀一本で作品を仕上げるには、身をすり減らすような根気・集中力だけでなく、表現のセンス、奉公や仕事で培ってきた苦労を乗り越える経験も不可欠だ。残念だが、現代の若者はそれに耐えられないだろうという話であった。

だが、職人の世界を知らずに毛嫌いしている若者もいるのかも知れない。どんな仕事も、親方や上司が親切丁寧に教えてくれる物では無い。親方、師匠、上司も弟子が乗り越えて行く目標に過ぎないのかも知れないのだ。

ついに定刻をオーバーしてしまい、お礼を言って会場を後にした。

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ハトよ 鳴いておくれ:老人の寝言:伊勢崎市街地空洞化の救世主は?(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2014/07/post-4161.html)。(2014年7月 2日 (水))」

老人の寝言:老人の妄想:身辺雑記:田舎老人徒然草:イベントとよりも日常生活が大切だ;伊勢崎市は綱紀も財政も緩んでしまったのか;ドドドドン 耳で楽しむ 花火かな。20190922。(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2019/09/20190922-9313.html)。(2019年9月22日 (日))」

追記(2019/09/26):2014年の七夕イベントに合わせて行われたいせさき明治館の刀刻実演のデジカメデータが見つかったのでここに追記する。使っていたデジカメは日立のHDC-30Xというショボイ物だが、記録を残すには役立った。

Iob_2019_toukoku_itou_masayosi_2014
原ファイル名=「IOB_2019_TOUKOKU_ITOU_MASAYOSI_刀刻伊藤正義実演20140720.jpg」
IOB=IMAGES ON Beloved Ones

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項目 日積温 残日 通日 通積温 TA TX TN TD WX SN RN 瞬低T 瞬高T 瞬風
DATA 552.8 99 266 108108.7 23.0 27.6 20.4 7.2 3 2.5 2 20.3 27.8 5.6(東南東)
時刻等℃   D m/s H mm 07:02 15:57 22:59
2019年09月23日 伊勢崎(イセサキ) 1年の 73% 経過       AMEDASへのリンク


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    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)