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2022年6月24日 (金)

老人の寝言:老人の妄想:身辺雑記:10年前のBLOG記事再読:日本の半導体産業はどうなるか;グルグルと 空回りする この世界。20220624。

2022(皇紀2682年明治155年大正111年昭和97年平成34年令和4年)年6月24日(金)
昨日の日照時間(H)、率(%)は「SN 0 0.00」となり、天気は曇り一時雨で夏日であった。ざっそう句;グルグルと 空回りする この世界。昨日は疲れ気味で宅内閑居してYouTube等。問い合わせの黒電話。昨日は沖縄慰霊の日であった。WEB情報によると、「先進七カ国(G7)サミットは二十六日からドイツ南部エルマウで、NATO会議は二十九日からスペインのマドリードで、開かれる。」、「会議は踊る,されど進まずとは、1814年9月に開かれたウィーン会議の様子を風刺した言葉フランス全権タレーランの言葉,またはメッテルニヒの秘書の言葉といわれる。 舞踏会や宴会が多いわりに,審議が紛糾難航する様子を皮肉ったもの。」との事だ。現代も国際会議は多すぎる位で、出席者はレジャー兼出張旅費稼ぎ程度の位置づけではないか。成果などどうでも良い。金が稼げて人気が上がれば大成功だ。馬鹿にされるのは納税者の国民だ。公費で遊び暮らしている連中はまさに害虫同然ではないか。古い資料を虫眼鏡で拡大して眺めたが眼が疲れただけ。作成資料を再読。

Iob_20220624_carpathian_mountains_u
原ファイル名=「IOB_20220624_Carpathian Mountains Ukraine.jpg」
IOB=IMAGES ON Beloved Ones

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老人の寝言:老人の妄想:身辺雑記:10年前のBLOG記事再読:日本の半導体産業はどうなるか

最近、半導体が逼迫して、自動車の生産が計画通りに進まないというようなニュースを良く耳にする。現役時代に半導体製品開発に従事して自動車用の製品も開発した。自動車用半導体で最も信頼性が要求されたのがエンジン制御や走る・止まるを制御する走行系に使われる部品であった。米国には、自動車メーカーBIG3が制定した自動車規格(QS9000)があり、それを目標に製品開発を行った。自動車以上の高信頼性を要求されたのが軍用MIL規格であった。民生半導体メーカーの主力製品は、当時の民生用品の主力分野のAV機器であった。当時は1機種で月産数万~数十万個の生産をしていたのを思い出す。

「技術 回顧と展望:赤紙をもらって量産ラインに直行した頃(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2012/06/24-b1a1.html)。(2012年6月24日 (日))」で、「技術屋としては、ラインストップに責任を感じる事例もあったが、俺は製造技術屋じゃないと思うこともあった。製造現場のルーチンワークは現場の技術者に任せるようになって、製造現場は遠くなっていった。」と書いた。

当時は、まだ計測器メーカーは高周波半導体を検査する測定器を開発していなかった。そこで、半導体の開発技術者が、半導体開発が終わってから、製造用のテスター開発を行っていた。測定器のプロではないので、色々な失敗もした。その典型例が、高周波減衰器の中に組み込んだリレーの故障であった。リレーの接点が不良になると減衰度が狂ってきて、歩留まりも低下してしまうトラブルが多発した。そんなとき、工場から呼び出されて現場で測定器を修理した。当時の製造部長はA氏であった。

「赤紙をもらって工場へ(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2009/05/post-45e6.html)。(2009年5月 7日 (木))」で、「あるときタケダ理研の人が来ているから専務室に来いと連絡があった。話が測定器のリレーに飛んだようだ。名刺を頂いてびっくりした。何とタケダ理研創業者の武田博士であった。名刺の肩書きの博士がまぶしかった。実は工場で使っているリレーが頻繁に故障して困っていますと話をした。テスターに使うリレーはあらかじめスクリーニングしていますという話をされた。スクリーニングを推奨されて認識を新たにした。その後は工場に信頼性の良いリレーを手配させて修理も工場に移管した。テスターメーカーの社長に直々に信頼性のイロハを教えられた貴重な体験であった。今にして思えば一個のICの測定に十数回のリレーの切り替えを行う。一日に数千個の測定をこなすとリレーはそう長い期間もなく数十万回か数百万回の断続を繰り返し寿命を迎えることになる。しかし、そういうゆとりもなく目先の仕事に追われていたのが現実であった。ともかく製品に関する揺りかごから墓場までの仕事に携われたのは技術者として幸運であったと思う。」と書いた。

当時の半導体部門の責任者は専務であった岩瀬新午博士であった。半導体ビジネスは業績変動が激しく、業績不振で降格されたこともあったが、当時は人員整理はなかったように思う。オリンピック周期説・オリンピックが来る四年ごとに半導体好景気が来るという説がまことしやかに囁かれていた。以来、日本の半導体は年毎に厳しい経営状況にさらされて弱体化してきたようだが復活は可能なのか。周辺を見れば半導体はあらゆる製品に使われ日用品化しているがそれだけコスト的には厳しいはずだ。西欧と日本の半導体産業のビジネスモデルは異なり、日本の半導体が生き延びるには専業化が不可欠のようだ。

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項目 日積温 残日 通日 通積温 TA TX TN TD WX SN RN
DATA 562.1 364 1 562.1 23.4 26.3 21.7 4.6 2.8 0 0.5
時刻等℃ 14 6 15 0.00 mm
伊勢崎 2022年6月23日(1時間ごとの値) 1年の 0% 経過       AMEDASへのリンク  
ダブルカウントに注意(2022年1月2日ファイル作成);黄緑はそのデータ発生時刻(MATCH関数20220116)
最低気温のD列検索ミスが最初から生じていた⇒C列検索に訂正。平均気温:6個のデータ欠落を補正。


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    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
  • 沼田 真(編): 07_雑草の科学(研成社1979)
    雑草を多面的に解説し防除の基礎も述べる

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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)