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2022年12月 1日 (木)

老人の寝言:老人の妄想:身辺雑記:嗚呼、「鉄の記念日」・「鉄は国家なり」。;濡れ落ち葉 走る用無し 師走でも。20221201。

2022(皇紀2682年明治155年大正111年昭和97年平成34年令和4年)年12月1日(木)
昨日は曇り一時晴れ未明に小雨があった模様。ざっそう句;濡れ落ち葉 走る用無し 師走でも。木枯らし一号は吹いたのかとWEB情報を探しているが二年連続で吹かないかも知れないという予想もあった。暖かく過ごしやすいのは結構だ。この冬に寒波が来れば悲劇も同時に来るだろう。そんな時やけっぱち解散でもあったらどうなるか。この冬を乗り切れるのかはEU・NATO諸国も同様だ。幾つか用事が溜まったので、タウンウォッチング・散歩を兼ねて用事外出。ハガキ投函、コンビニプリント等は無事終わった。2部分のPDFが出来ており無駄なプリントをしてしまった。帰宅後日向ぼこ新聞。その後、YouTube等。さすがアメリカとYouTubeのビジネスモデルに感心するが、金は出さないと広告の早送りに時間を割いているのが馬鹿らしい。時は金なりだが、ついに12月・師走になった。ダイソーの運勢暦を見ると、今日の12月1日は鉄の記念日、映画の日である。映画作品に関しては余り関心は無いが、映画評論家の淀川長治の記事を書いた記憶がある。自分の人生全てを映画に注いだようで、凡人は真似が出来ない。

Iob_20221201_i_am_very_sorry_12
原ファイル名=「IOB_20221201_I AM VERY SORRY_12月の世界はQ.jpg」
IOB=IMAGES ON Beloved Ones

「読みかじりの記:食の自叙伝 映画評論家 淀川長治(1997年 文春文庫)(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2011/01/post-5e6b.html)。(2011年1月29日 (土))」で、「映画も漫然とみていては真の面白さは理解できないのかもしれない。食後のデザートの部でゲリー・クーパーについて語っている。「彼がパンを小さくちぎって食べるシーンがあってね。ああ、こうやってパンは食べるものなのかって勉強になったね。ナイフとフォークも上品に使ってました。上品でしたね。」ちなみに、自分はゲリー・クーパーの映画を見た記憶はない。メンコの写真絵で格好の良いカーボーイハットをかぶっていた俳優がゲリー・クーパーだったような記憶がある。当今、飯を食べるのに感謝をしなさいとか、押しつけがましい事がまかり通っている。ああ、今日も飯を食えたという生命の充足感が先ず必要なのではないか。」と書いた。

飯の食い方で記憶に残るのが、カナダの青年技術者と食事をしたときの記憶である。フルカスタムの集積回路を開発した企業の若い技術者であったが、開発完了の時満足できる物が出来て感謝している旨のTELEXを貰ってようやく開発成功の実感が得られた。

「スープ皿の底(改題):会社生活断面記:一緒に仕事をしたカナダの青年技術者の心意気を思う;ススキ呉れ 饅頭貰う 十三夜。171101。(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2017/11/post-fb1c.html)。(2017年11月 1日 (水))」で、「この仕事が、終わらぬうちに別の「途方もない製品」の開発命令が下された。その仕事で来社したのが、カナダの青年技術者であった。今でも、彼の名前を思い出せるが、WEB検索によると技術者として活躍しているようである。ここで述べた技術者本人と特定出来ないが。  思うに、会ったのは長くても数日だったが、長い開発期間を通して、FAXやTELEXの付き合いがあった。一緒に飯を食べた時の彼の仕草に何か信頼できる雰囲気を感じ、それが間違っていなかったと今でも思っている。」と書いた。

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老人の寝言:老人の妄想:身辺雑記:嗚呼、「鉄の記念日」・「鉄は国家なり」。20221201。

八幡製鉄、新日鉄等の日本有数の鉄鋼メーカーを思い出すと同時に日本の高度経済成長時代も思い出されてくる。WEB情報によると、「「鉄は国家なり」は19世紀にドイツを武力で統一したビスマルクの演説に由来するという。」との事だ。幼少時代は、モクモクと煙を上げている鉄工所の写真を見て、日本は加工貿易で食っているのを実感した。高度経済成長を支えた自動車やビルの基礎に鉄があった。当時は、その鉄鋼産業が斜陽化すると誰も予想できなかったろう。

WEB情報によると、「鉄の記念日(12月1日 記念日)(https://zatsuneta.com/archives/112014.html) | 今日は何の日 | 雑学ネタ帳;鉄の記念日(12月1日 記念日) 日本鉄鋼連盟が1958年(昭和33年)に制定。 1857年(安政4年)のこの日、現在の岩手県に位置する南部藩の藩士で鉱山学者の大島高任(おおしま たかとう、1826~1901年)が日本で初めて洋式高炉による製鉄に成功した。 大島は後の明治政府においても技術者として高く評価され、鉱業界の第一人者として活躍したことから「日本近代製鉄の父」と呼ばれている。 」との事だ。

日経クロステックは、「日本製鉄、トヨタ提訴の深層 素材特許の難しさが浮き彫りに。;url=https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/06170/。(2021.10.21)」というタイトルで、「日本製鉄が中国鉄鋼メーカーの宝山鋼鉄(以下、宝鋼)と共にトヨタ自動車(以下、トヨタ)を特許侵害で訴えた事件が、日本の産業界に大きな波紋を広げている。この事件は、特許侵害を訴えた日本製鉄とトヨタの置かれた経営状況の厳しさ、そして、素材特許の難しさを改めて浮き彫りにしている。
知財に厳しい日本製鉄; 日本製鉄が訴えたのは、無方向性電磁鋼板に関する特許侵害。提訴の詳細は以下の通りで、損害賠償請求額はそれぞれ約200億円。トヨタに対してはさらに、無方向性電磁鋼板を使用したモーターを搭載した電動車の製造・販売の禁止を求める仮処分を申し立てており、仮に認められればトヨタのハイブリッド車(HEV)などが製造・販売できなくなる可能性がある。」と報じた。

業界トップクラスの超優良企業が特許紛争に突入したというニュースは、製造業の厳しさを示したように感じた。特許取引は企業戦略ともからみ決着に相当な困難が予想される。
新日本製鉄は2019年に日本製鉄株式会社に商号変更した。日本製鉄もトヨタ自動車も日経連の会長を出している日本産業界のリーダー企業だろう。

鉄は国家なり、自動車は国家なり、半導体は国家なり云々と国家もその基盤に目移りしてきたようだ。もはや、日本の政治は産業を育てる意欲を失ってしまったのか。日本の大物政治家・高級官僚・上級国民と言っても、ちっぽけな利権に食い付く事程度しか出来なくなってしまったのか。嗚呼、「鉄の記念日」の記事等書いただけ損したような気分だ。

WEB情報によると、「アゾフスタリ製鉄所 - Wikipedia
アゾフスタリ製鉄所 ( ウクライナ語: Mеталургійний Kомбінат Азовсталь =アゾフスタリ・ 冶金 コンビナート )は、 ウクライナ で最大級の 製鉄 ・ 圧延 会社の1つで、同国東南部の マリウポリ にある。 ソビエト連邦 時代に建設された巨大施設で、 核攻撃 などを想定した地下6階の 要塞 が備えられている [4] 。 より古く近傍に位置する国内第2の イリイチ製鉄所 が少し内陸にあるのに対し、 カルミウス川 河口に位置し アゾフ海 に面する。 歴史 [ 編集] 20世紀 [ 編集]」との事だ。

ウ・ロ戦争で注目されたアゾフスタリ製鉄所も鉄が国家であった時代の遺産だったのか。

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項目 日積温 残日 通日 通積温 TA TX TN TD WX SN RN
DATA 384.3 32 333 384.3 16.0 21 10.6 10.4 8 1.6 0.5
時刻等℃ 12 24 21 14.55 mm
伊勢崎 2022年11月30日(1時間ごとの値) 1年の 91% 経過       AMEDASへのリンク  
ダブルカウントに注意(2022年1月2日ファイル作成);黄緑はそのデータ発生時刻(MATCH関数20220116)
熱中症反対!


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  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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