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2023年3月 4日 (土)

身辺雑記:老人の寝言:老人の妄想:群馬県の養蚕・製糸・織物業とその将来展望。;桑の木を 切って昔が 遠くなり。20230304。

2023(皇紀2683年明治156年大正112年昭和98年平成35年令和5年)年3月4日(土)
昨日は晴れであった。ざっそう句;桑の木を 切って昔が 遠くなり。昨年、大木になった桑の木を機械で切って貰った。アメリカシロヒトリという外来種の毛虫が葉を食べて、人家にも侵入してくるので嫌われ者の筆頭であった。雌株であったので、桑の実が生った。苗を植えた記憶は無いので、野鳥により運ばれた糞から育った株かも知れない。最近、絹遺産が話題になるが、養蚕の歴史はもう消滅してしまったようだ。桑の木も養蚕の思い出になるが、切ってしまってから勿体無いと複雑な心境だ。ユネスコの絹遺産は世間の注目を浴びているが、百姓が汗水流した養蚕の詳細を知る者はもうほとんどいないだろう。

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原ファイル名=「IOB_20230304-思い出の記_1 YEAR SINCE UKRAINE RUSSIA WAR BEGIN_卒業式_マスク.gif」
IOB=IMAGES ON Beloved Ones

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身辺雑記:老人の寝言:老人の妄想:群馬県の養蚕・製糸・織物業とその将来展望。20230304。

群馬県の養蚕・製糸・織物業は明治以来、日本の輸出産業のモデルになって来た。そもそも論だが、古くは日本は絹の輸入国であったが、種々の技術を蓄積・発展させ、総合産業の典型的モデルが出来上がった。家電事業もその流れの一つであった。

上毛新聞は、「サンデン(群馬・伊勢崎市)の歴史を後世に OBらでつくる法人が研究所を開設。;url=https://www.jomo-news.co.jp/articles/-/247854。(公開:2023/3/1 12:00)」というタイトルで、「自動車部品製造のサンデン(群馬県伊勢崎市)の歴史を後世に伝えようと、同社出身者らでつくる一般財団法人SMI(藤井暢純代表理事)が、同市寿町の旧サンデン歴史館に「サンデン経営研究所」を開設した。牛久保雅美元会長(88)が発案した研究所で、同社の資料を収集、公開する。今後は講演会なども開催予定で、地域に向けて情報を発信していく。 同社は1943年、三共電器として創立。73年に商標を「サンデン」に変更し、カーエアコン用コンプレッサーなどを核に世界展開するなどした。2021年に中国電機大手、ハイセンス(海信集団)グループの傘下に入った。」と報じた。

サンデンは、地域の優良企業であり、そこに先輩や同級生もおり、旧三洋電機と類似した事業で発展した歴史があり、身近さを感じていた。そこで、サンデンの歴史を知ろうと同社を飛び入り見学したことがあった。それをBLOG記事に書いた。

「ハトよ 鳴いておくれ:伊勢崎の工業をリードしてきたサンデンの発展史を見る。20140524。(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2014/05/post-dbb1.html)。(2014年5月24日 (土))」で、「ともかく、サンデンの場合、織物工業から、電子部品、電器機器という新しい製造業分野の開拓で大きく育ってきたわけだ。近くに住んでいていたが、一度もサンデンの構内に入った事もなかった。現役を引退して、たまたまサンデン本社のある通りを通り過ぎようとした時、そのチャンスが来た。~。富岡製糸場と絹産業遺産群がユネスコの世界遺産に登録されるのも、確実になりつつある。絹も自動車もカラーテレビも、日本を支えてきた世界的工業製品だったたが、これらの次に日本を支える産業が見えないのが残念だ。こんな立派な展示室があるのだから、是非公開して下さいとお願いしてしまった。灯台元暗しの好例だ。それにしても群馬県人はPRが下手だネ。」と書いた。

呼び名が「サンデン経営研究所」とはちょっと敷居が高く感じるが、一般人には「サンデン歴史資料館」のような親しみやすい館名で展示して貰えれば有り難い。青少年が見学して希望が持てるコンテンツの展示を特に期待したい。

下記の記事にサンデンの歴史を少し書いていた。
「ツルよ 飛んでおくれ(目に留まった風景):富士重工業伊勢崎工場の謎の煙突(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2012/10/post-fbe4.html)。(2012年10月 4日 (木))」で、「一方サンデンは、創業者牛久保海平の織物関係の起業から始まり、部品、自転車用発電ランプ、ショーケース、カーエアコン等に業績を伸ばし、現在に至っている。確か、著書に「海平なり (海穏やかなりと読むらしい)参考:http://motozaemon.blogzine.jp/chek1/cat2806473/」があり、読みかじった記憶がある。自分の周辺にもサンデン関係者は多数おり、有力企業として地域に貢献してきた。」と書いた。

「歴史の転換:地域の名門企業が中国企業の傘下に入る衝撃;霹靂に またかとぼやく ただの人。20210304。(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2021/03/20210304-8b67.html)。(2021年3月 4日 (木))」で、「起床が遅く、朝飯を食い、新聞を読むのが午前の日課になった。かみさんがいれてくれるコーヒーが美味い。上毛新聞に地域の名門企業のサンデンが、中国企業ハイセンスの傘下に入るというニュースが出た翌日に特集記事が出た。サンデン株はストップ安になったらしい。売り抜けて胸をなで下ろした投資家もいただろう。その筋のプロにはサンデンがどうなるかはある程度予想が付いていたのだろうと想像した。サンデンの概要は有価証券報告書から把握できるだろ。10年前と現在の経営状況を比較すると、経営幹部は創業者一族が姿を消し、大株主である金融機関派遣の役員が多くなっているようだ。以前は技術系社長もいたようだが、外資の傘下に入るという選択は、経営判断としては最後に近いだろう。シャープは外資に買収され経営再建を進めているが、経営者や従業員にとって厳しい現実が待っているのだろうと妄想されてくる。」と書いた。

丁度、2年前にサンデンが中国企業の傘下に入ると言う衝撃的ニュースに関する記事を書いていた。この記事は現在ランキング二位に入っている。現役時代、地域に住んでいる元サンデン社員に三洋はスターリングエンジンをやっているかと聞かれた事を思い出す。環境問題が注目されていた頃で将来売り出す商品の開発検討をする為だったと思うが、その頃は三洋もサンデンも元気であった。大学同窓生のK君、S先輩もサンデンで活躍したが、二人とも既に故人になっている。地域にはサンデンに入社して相当な地位に就いた人材が多い。自販機を製造していた三洋の吹き上げ工場も切り売りされてしまった。WEB情報によると、「M&Aとは. M&A(エムアンドエー)とは『Mergers(合併)and Acquisitions(買収)』の略です。 M&Aの意味は、企業の合併買収のことで、2つ以上の会社が一つになったり(合併)、ある会社が他の会社を買ったりすること(買収)です。」との事だ。

三洋の半導体部門はオンセミに買収され、三洋電機自体もパナソニックに吸収合併されてしまった。大変な時代になった物だ。そう言う企業の歴史も記録・保存・活用をしなければやがて消滅してしまうのだ。

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項目 日積温 残日 通日 通積温 TA TX TN TD WX SN RN
DATA 170.5 303 62 7944.7 7.1 13.5 1.3 12.2 4.7 10.9 0
時刻等℃ 16 6 10 90.83 mm
0 1年の 17% 経過       AMEDASへのリンク  
ダブルカウントに注意(2023年1月3日ファイル作成);黄緑はそのデータ発生時刻(MATCH関数20220116)
 


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  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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