222_ツルよ 飛んでおくれ

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2012年11月30日 (金)

ツルよ 飛んでおくれ(老人の寝言):前橋駅前の復活はどこまで進むか

2012年11月30日金曜日
昨日は晴れたり曇ったり。最低気温(℃) 0.5 03:55 。ざっそう句:初氷 張らぬ桶あり しずくして。朝起きると一面降霜。初氷が張った。ポトポトと水が垂れていた桶は結氷せず。水が液体から個体へ相変移して氷になるには結晶が成長する必要がある。ポトリと落ちた水が結晶化を攪乱しているので氷が張らない。わずかなエネルギーが物の姿を変える例を見たような感じだ。暖かくなってネギ苗灌水。サザンカ、ツワブキが咲いている。ツワブキは咲き終わる頃。

2012年11月29日の天気(AMEDAS)

TAVE= 8.0
TMAX= 15.8 最高気温(℃) 16.5 13:16 
TMIN= 0.7 最低気温(℃) 0.5 03:55 
DIFF= 15.1
WMAX= 3.3 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 7.2(北西) 14:46 
SUNS= 5.4
RAIN= 0

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ツルよ 飛んでおくれ(老人の寝言):前橋駅前の復活はどこまで進むか

先日、前橋駅に行ったついでに、開店(2012/11/15)直後のエキータでウィンドショッピングをした。駅前ビルからイトーヨーカドーが撤退後、早期の大型店の入居が期待されていたが、紆余曲折の末、食の駅が主店舗として入る事になった。駅前のにぎわいだけではなく、買い物難民という高齢化社会のひずみが現れて、成り行きが注目されていた。ビルは6階まであるが、まだ全階入居にはなっていなかった。一般の人が関係の深そうなのが、地下の食品、1Fの一般商品、2Fの食堂街であろう。地下の食品売場には、ショッピングカートを押している高齢者も見かけたので、買い物難民予防効果は出ているようだ。

前橋市も平成の大合併で周辺の町村を飲み込み恐竜化した。合併にどれほどのメリットがあるのかいまだよく分からない。統治の原則としては分割して支配せよという金言がある。細分化は情報とエネルギーを満遍なく流通させる手段でもある。そのような手段を取り払ったらシステムに不均衡が出てくるのは当然とも思える。イトーヨーカドーは会社組織としては大きいだろうが、前橋駅前には生息できなくなった恐竜に見える。利益が出なくなるとささっと撤退では地元も困るだろう。

「食の駅」を経営する「ファームドゥ株式会社 代表取締役 岩井雅之」の会社概要(http://www.farmdo.com/company.html):設 立 =1994年2月1日 。所在地(本部) =〒371-0855 群馬県前橋市問屋町1-1-1 NF2ビル3F 。資本金 =1億7090万円 (平成23年2月期決算) 。売上高 =74億2679万円/年(平成23年2月期決算) 。自己資本比率= 自己資本比率: 62.0% (平成23年2月期決算) 。従業員 =男162名/女415名/計577名(うち正社員 男50名/女16名) 。事業内容=『 農業資材専門店「農援’S」、農産物・特産加工品の直売所「食の駅」を経営。近年では、東京都内に小型農産物直売所「地産マルシェ」を拡大中。生産から販売まで農業をトータルでサポートする事業を展開し、農業経済の活性化と農業所得の増加に貢献しております。 』

「食の駅」の事業形態としては生産者と消費者を結ぶ中間流通部門を削減・合理化する食品販売業らしいが、小回りが効く体制ではあるようだ。恐竜にならないで長続きして欲しいというのが地元の期待ではないか。ただ、「食の駅」以外の役者も欲しい感じがする。開店したばかりのエキータが今後どのように変貌をとげるか注目に値するだろう。ところで、「エキータ」とはオヤジギャグ的な「駅北」のもじりなのか。
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2012年11月29日 (木)

ツルよ 飛んでおくれ(愛しきもの 生き物):粕川公園の親子三頭の白馬像

2012年11月29日木曜日
昨日は晴れ。最低気温(℃) -0.9 05:50 。ついに氷点下の寒さになった。夕方雲が厚くなり満月は見えなかった。ざっそう句:セシウムや 焼き芋出来ぬ 落ち葉焚き。朝方は宅内。その後、里芋が霜げないよう土かけをする。その上にメヒシバ、サツマの蔓等の干し草を敷いた。ネギ苗にカンレイシャトンネルをかける。ミカンを収穫。赤蕪、聖護院ダイコンを試し掘り。播種3回目の二年子ダイコンが発芽を開始。発芽まで2W弱で、やや期間が長いが生命力の強さを感じる。太いダイコン数本とハヤトウリを貰う。ダイコンは短冊に切って干した。

節電・省エネで、この冬の気温が気になる。気象庁発表の三ヶ月予報は下記引用の通りで、気温は平年並みより低くなりそうだ。

「関東甲信地方 3か月予報(http://www.jma.go.jp/jp/longfcst/103_10.html) (12月から2月までの天候見通し) 平成24年11月22日
気象庁地球環境・海洋部 発表:この期間の平均気温は、平年並または低い確率ともに40%です。
 12月 平年と同様に晴れの日が多いでしょう。気温は、平年並または低い確率ともに40%です。 1月 平年に比べ晴れの日が多いでしょう。気温は、平年並または低い確率ともに40%です。 2月 平年と同様に晴れの日が多いでしょう。」

2012年11月28日の天気(AMEDAS)

TAVE= 4.6
TMAX= 10 最高気温(℃) 10.5 14:02 
TMIN= -0.5 最低気温(℃) -0.9 05:50 
DIFF= 10.5
WMAX= 3.9 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 6.9(西北西) 01:10 
SUNS= 7.6
RAIN= 0

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ツルよ 飛んでおくれ(愛しきもの 生き物):粕川公園の親子三頭の白馬像

先日は、赤城山がよく見える天気で、展望台がある粕川公園の近くを走行中だったので寄ってみた。展望台に登っても周辺の樹木が障害となって赤城山はうまく見えなかった。公園を作ったときは植栽の樹木も背が低いので見晴らしが良かったのだろう。夕方だったので人影は少ない。外国人の家族らしい一団が過ぎ去った。どうも日本人は公園を見下して、金がかかり人だかりがする場所に向かいやすい。冬でも公園の空気を吸って心身を鍛えるのも大切ではないか。公園に注意を逸らす物が何もなければ、家族と交わす言葉も重みが増すだろう。当世日本は家族の絆を外国人に学ぶべきなのかもしれない。

現役時代、フィリピンの半導体工場から派遣され、設計技術の修得のため開発部門で研修をしていた青年がいた。彼は技術者なので、DOS/Vパソコンも自作出来た。CADを使うのでパソコンはお手の物。そんな雑談から話が家族の事になった。今後はどうするのかと聞くと、稼いだ金をためて弟を大学に出してやるんだと言った。フィリピンは家族を大切にする国だと聞いてはいたがその青年の言葉を聞いて本当にそう思った。日本でも戦前はそのような話を聞いた事がある。貧しくとも心の豊かさを失っていなかった。

展望台から見渡せる小さな広場に、親子三頭の白馬像が立っている。当地には、お馬の親子の絆の強さを教える実話がある。その実話を後生に伝えるために「お馬の親子」の碑が建てられている。その場所には上植木廃寺の基石も保存されている。あのお馬の親子の碑とこの公園の親子三頭の白馬像には何か関連があるのだろうか。母馬、父馬、子馬というお馬の家族が何か話し合っているように配置されている。親子三頭の白馬像が伝えようとしているメッセージはさまざまかもしれない。夕方の風景でデジタル画像は暗かったのでレタッチソフトで明るさを強調した。
Kasukawa_p_hakuba_3pix
kasukawa_p_hakuba_3pix.jpg(DSC=121121)

2012年11月28日 (水)

ツルよ 飛んでおくれ(老人の寝言):JA佐波伊勢崎支所再編でコンビニ誕生。20121128。

2012年11月28日水曜日
昨日は晴れ。最低気温(℃) 4.2 23:50 。ざっそう句:カラコロと 黄葉乱舞の 車風。用事外出。ついでに、書店と電気店。日本マイクロソフト株式会社が、新OS「Windows 8」を発売したのが2012年10月26日 だった。そのOSの値段も下がっている。パソコン、プリンター商戦はこれからのようだが、かつてのMSXと同じ方向に向かっているように感じた。母親と息子が電子ブックの展示品を見ていた。息子はすぐにコンテンツ収容カードを挿入する場所を見つけた。昔はファミコンのカセットが子供達の遊びのメディアでもあり、お互いに貸したり借りたりして遊んでいた。近い内に学校の教科書も電子ブック化されるだろう。後生畏るべしだ。最近の電子辞書もパソコン化して機能や性能が進歩している。実用十分で2万円台の物がある。電子辞書は電子ブックそのものなのだ。ところが、日本発の電子ブックが今ひとつ話題に欠ける。電子ブックに翻訳機能と辞書を連携させて1万円を実現すれば全世界にヒットするかもしれない。これなら布団の中で読める。日本の半導体復活にもつながるかも。

2012年11月27日の天気(AMEDAS)

TAVE= 8.3  
TMAX= 11.5 最高気温(℃) 12.0 00:08 
TMIN= 4.4 最低気温(℃) 4.2 23:50 
DIFF= 7.1  
WMAX= 7.3 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 14.8(北北西) 10:55 
SUNS= 9.1  
RAIN= 0  

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ツルよ 飛んでおくれ(老人の寝言):JA佐波伊勢崎支所再編でコンビニ誕生

JA佐波伊勢崎は隣の赤堀農協と合併。これは平成の大合併で旧赤堀町が伊勢崎市に合併するのと歩調を合わせるようなタイミングであった。合併の次に始まったのが支所再編。言葉の響きは良いがリストラという側面がある。4年ほど前支所再編の説明会が始まった。殖連支所がそのトップランナーだという事であった。築10年足らずの支所を出払って、別の支所を新築統合すると聞いてどんな算盤をはじいているのか心配になった。資産は売却するという説明であったが、売却の見込みが立っていたのか。

新支所は支店と呼ばれるようになった。農協本所を本店と呼ぶ事にしたので。言葉が変われば変わったような気分になる貧相な発想に見える。農協の支所は、単なる金融機関ではない。組合員は会議や講習等で使える施設を近くに欲しがっているのは今も昔も変わらない。農家なのだから普段着、長靴姿で出入りが出来る施設が理想なのだ。それが、より金融機関的に化粧直しされてしまった。支所が無くなると支障があると、おやじギャグではなく本当にそう思った組合員が多い筈だ。新支店が営業開始してから、旧支所跡にコンビニができるという話を聞いた。そうこうしている内に、まだ耐用年数が十分ある旧支店は取り壊されて更地になってしまった。そうして、そのコンビニが姿を現し、ほどなく開店日(11月30日との事)を迎える。

現在のコンビニの南側に旧支所があった。その前身は、コンビニの東側にあったと思う。旧旧支所もなにかと用事があって行った事がある。その時は、長靴でも気にならないような雰囲気であったが、旧支所の頃は少し身のふりをかまう気持ちもでるようになった。新支店になったら気分的にはもう銀行と同じだ。今時、農協が店にどんと尻をすえて商売できるのか。説明会では、心配事がいりいろ出た。歳をとってから支店にいけなくなっらどうするのか。以前と同じレベルのサービスをして欲しいという要求も出た。それがきっかけか、限定的だが金融宅配サービスを行うようになったらしい。組合員数の見込みはどうかという質問に、ある幹部は増加していると胸を張った。現実は正組合員は減少し、準組合員が増加しているのが実状らしい。最近の上毛新聞は、今年になって初めて準組合員が正組合員数を上回ったと報じていた。農業組合が金融事業に邁進し、本業の農業をおざなりにするのは衰退の現れとみる向きもある。

ともかく、新しくコンビニができた場所は、小中学校も近く、地域の中心地でもあり、今後も中心になれる場所だ。その土地は、農業人口が多い時代から、農家が慣れ親しんできた場所でもある。それを売り払って、想定外の所有者に渡ってしまえば、地域が崩壊する心配もあるのでは危惧したこともある。歴史的に見れば、旧支所は三軒家遺跡の直近である。もしかすると三軒家遺跡内に入ってしまう可能性もある。農協が農業の象徴として確保し続ける価値は十分以上にあるのではないか。農協保有土地だけは安直に売り払わずに末永く有効に使ってもらいたいものだ。
Ministop_3pix_s
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追記(2019/05/15):タイトルに投稿期日を追加し、フォントの色・サイズを変更。ランキング8位に入る。本日のランキング記事に以下のコメントを追加:「コメント:「ツルよ 飛んでおくれ(老人の寝言):JA佐波伊勢崎支所再編でコンビニ誕生」記事中のコンビニ(ミニストップ)は閉店してテナント募集中の看板が出て久しい。勿体ない。

2012年11月27日 (火)

ツルよ 飛んでおくれ(愛しき古里):ゆるキャラ(R)グランプリ2012 ぐんまちゃん3位入賞

2012年11月27日火曜日
昨日は曇り一時雨。最低気温(℃) 4.5 05:14 。寒い一日だった。ざっそう句:頬杖を ついて居眠る 秋思かな。宅内閑居。新聞集金員が来る。来月は年末なので少し早めに来ると話す。またネギ苗の話。最近我が家のネギ苗は元気がない。アドバイスどころではない。あそこの畑でネギ苗を作っているから見たらと話した。カンレイシャかネットでトンネルを張っていた。防寒対策が必要かもしれないがまだだ。

2012年11月26日の天気(AMEDAS)

TAVE= 7.8
TMAX= 11.9 最高気温(℃) 12.3 22:36 
TMIN= 4.8 最低気温(℃) 4.5 05:14 
DIFF= 7.1
WMAX= 6.1 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 10.1(北西) 23:56 
SUNS= 0.3
RAIN= 1

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ツルよ 飛んでおくれ(愛しき古里):ゆるキャラ(R)グランプリ2012 ぐんまちゃん3位入賞

以前、群馬県が知名度ランキングで最下位というニュースを聞いた。今回はそれに比べるとやや明るいニュースだ。ランキングは見方によれば画一評価の欠点をさらけ出す手法に過ぎない。「3位入賞」云々に浮かれていたら元の黙阿弥になりかねない。ぐんまちゃんの前にゆうまちゃんがいたような記憶があったので、WEB検索したら、群馬県のホームページがヒットした。

群馬県のホームページは、「ゆるキャラ(R)グランプリ2012 ぐんまちゃん3位入賞しました
http://www.pref.gunma.jp/01/b0110211.html。」というタイトルで、『「ゆるキャラグランプリ2012」は、日本全国や海外から合計865体が参加し、平成24年9月15日から約2か月にわたって開催されました。 平成24年11月25日(日)に埼玉県羽生市で開催された「ゆるキャラさみっとin羽生」において、最終結果の発表と表彰式が行われ、ぐんまちゃんは260,512票を獲得し第3位入賞となりました。』と報じた。

宣伝万能の時代になって、虚名を流してでも金になれば結構という事になるとどうしても世の中はそちらに流れて行きやすくなる。名を売ってから実を売るという作戦がしっかり立っていないのに名を売ることに汲々としているのは筋違いと言うことなのだろう。米国の大統領選挙は世界最大の宣伝戦だったようだ。巨額の金が宣伝費として消えたようだ。その点、ゆるキャラ程度ならユルせる範囲か。ともかく虚名に浮かれていてはやがて痛い目にあう。

「ゆるキャラ(ゆるキャラグランプリ )。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%86%E3%82%8B%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%A9#.E3.82.86.E3.82.8B.E3.82.AD.E3.83.A3.E3.83.A9.E3.82.B0.E3.83.A9.E3.83.B3.E3.83.97.E3.83.AA。(最終更新 2012年11月26日 (月) 06:03 )」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「ゆるキャラとは、「ゆるいマスコットキャラクター」[1]を略したもので、イベント、各種キャンペーン、地域おこし、名産品の紹介などのような地域全般の情報PR、企業・団体のコーポレートアイデンティティなどに使用するマスコットキャラクターのことである。そういったかわいらしいイラスト全般を指す場合もある。 狭義では、対象が国や地方公共団体、その他の公共機関等のマスコットキャラクターで着ぐるみ化されているものに限られるが(後述の「ゆるキャラ三か条」も参照)、広義では大企業のプロモーションキャラクター等も含まれる。」とある。

「ゆるキャラ」はギスギスした世相がつける仮面という側面もあるだろう。「ゆるキャラグランプリ 」自体、まだ三回目であり、主催者名称もころころ変わっている。主催者が「ゆるキャラ 」ブームに後乗りしているようでもあり、メール投票と言うことで不正もあったようだ。従って、「ゆるキャラグランプリ 」も過渡的な状態にあり、順位自体過渡的と見た方が無難かもしれない。「ゆるキャラグランプリ 」の順位を逆さ読みすると知名度の低い団体の悪あがき順位とも取れる。一方、過渡的だから面白いのかもしれない。こういうイベントがビジネスになると、得体の知れない様相が深まり、つまらなくなる可能性もある。『「ゆるキャラ」という言葉自体も扶桑社とみうらじゅんによって2004年11月26日に商標登録されている(第4821202号)』というのも意味深長だ。

一番堅実なのが、本当に実体がある実の部分を売り込む事ではないか。老舗の商法とも言えるだろう。群馬県は古墳時代から文化が栄えた。それを象徴するのが馬。馬は古代では最先端の乗り物であり、機動力でもあった。群馬県庁脇に巨大な馬の埴輪をかたどったオブジェがある。ところが、この馬が十分活用されていない。ぐんまちゃんもゆうまちゃんも、マスコットという位置づけだけではやがて、飽きられて、忘れられる時が来るだろう。マスコットとして人気が落ちない内に、本命の群馬を売り込まねばならないのではないか。群馬ちゃんの着ぐるみと馬の埴輪型オブジェのデジカメ画像を見ながら、そんな事を考えた。
Gunmacyan_3pix
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2012年11月25日 (日)

ツルよ 飛んでおくれ(愛しき古里):伊勢崎駅はどのように変わるか

2012年11月25日日曜日
昨日は曇り後晴れ。最低気温(℃) 5.6 23:47 。ざっそう句:赤城山 小菊と語る 大絵巻。宅内整理。地区文化祭の展示作品鑑賞。多士済々でレベルも高いのには感心する。生活の中で創作をすることは生活そのものを豊にしてくれると思う。風景を楽しみながら講演会会場に向かう。JA佐波伊勢崎殖連支所が取り壊されて、その跡にコンビニ(MINISTOP)が出店準備中。今月末開店とか。地域誌『伊勢崎市八寸地区の歴史』の刊行を記念して、殖蓮公民館にて「古代上野国と伊勢崎佐波地域の歴史」という題名で、群馬県教育委員会文化財保護課の飯塚聡氏の講演が行われ、それを聴講した。地域の歴史が、その地域の地形や風土と密接につながっている事と共に、改めて、自分たちが住んでいる地域の素晴らしさを教えてくれた。皮肉な事だが、その素晴らしさにどっぷり浸かっているとその素晴らしさがかすんでしまう。歴史も風景も新しい価値を発見する道具として使えるのではなかろうか。

2012年11月24日の天気(AMEDAS)

TAVE= 9.7
TMAX= 13.9 最高気温(℃) 14.1 13:34
TMIN= 5.8 最低気温(℃) 5.6 23:47
DIFF= 8.1
WMAX= 5.6 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 10.5(北北西) 15:46
SUNS= 6.4
RAIN= 0

Q
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ツルよ 飛んでおくれ(愛しき古里):伊勢崎駅はどのように変わるか

先日、伊勢崎駅へ出かけた。現在伊勢崎駅は新駅舎を建設中である。駅周辺の区画整理も進行中であり、駅前の建物はほとんど姿が消えていた。かつては通勤通学で駅までは自転車を使った。その間は、ずっと同じ駅前の自転車預かり店だったので、店員と顔見知りになった。数十年後に同じ店員と顔を合わせて懐かしい思いをした記憶もある。駅南口が再開発され、駅舎が整い、区画整理が終われば、新しい伊勢崎駅と新しい駅前が姿を現すだろう。

その時、駅までの交通手段となる自転車置き場がどうなるのか気になるところだ。現在は駅に近い所に駐車場があり、それより遠いところに無料駐輪場があり、それなりに合理的ではある。ところが、実際に駅を多用するのは学生が多いようだ。次が通勤サラリーマン、一般客の順ではないかと思う。駅周辺の駐車場設置可能スペースは固定だ。駐車と駐輪では利用者当たり数倍の面積効率差があるだろう。駐輪場を駅に近づけ、環境整備をすれば、駅利用者が増え、駅の利用効率も当然高まるのではないか。遠い駐車場から駅まで歩く通勤者等の車利用者にはメタボ対策になり、遠い分駐車料金も安くなる。駅に人が集まらなければ駅はさびれて行く。駅利用の学生、サラリーマン等は固定客だ。駅周辺が魅力に乏しいだけに固定客は大切ではないか。

先日、帰り際に、駐輪場中の自転車に「放置自転車」の疑惑があるのか札付き自転車が多数あった。駐輪場が無料だからマナーが悪いのか。老人にとって無料駐輪場は大変有り難い。ともかく、老人・子供・学生は交通弱者でもある。交通弱者を救うのが行政・公共機関の責務でもあろう。更に、伊勢崎は平坦部が多いので、自転車利用には適した地域だ。駅周辺を自転車都市という意気込みで環境整備すれば、環境の時代を先取りでき、全国にその知名度が上がるのではないか。

駅のプラットホームから同聚院の大カヤが見えたのでデジカメに収めた。現在は駅の工事中なので良くみえるのか。新駅舎が営業開始になった時は、視野が完全に遮られてしまうか心配だ。残念だが、伊勢崎の風景を見渡すには高い所に登る以外にない。伊勢崎駅のプラットホームも今なら見晴らしが良い。願わくば、駅舎に四方八方を見渡せる仕掛けを作ってもらいたい所だ。
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2012年11月23日 (金)

ツルよ 飛んでおくれ(愛しき古里):旧伊勢崎市内のため池で唯一未整備の鯉沼の将来

2012年11月23日金曜日
昨日は晴れ。最低気温(℃) 4.4 06:46 。小春日和。ざっそう句:霜枯れの 蔓を払って サツマ掘り。風のない好天気なので農作業。サツマ苗から育った二番蔓を植えたサツマイモを掘った。育ちの良い株には数個サツマができた。表皮の虫食い等による傷が多いのは一番蔓と同じ。脚立と高枝きりを使って柿取り。樹勢が強いレンギョウを縮伐。境界雑ボクの枝切り。柿の木の下にはえた雑木一本堀上げ。枝が車軸状に付いている。葉は丸みがある。鋸で枝と幹を切り、ツルハシで根を堀上げた。鋸の歯の感触から材は柔らかだった。調べたらどうもイイギリらしい。桐は材が柔らかで成長が早い。イイギリという名前も桐との連想で付けられたのかもしれない。鳥の糞で運ばれた種子が育ったようだ。すでに柿木の高さ程度に育ってしまった。雌雄異株で雌株に赤い実が付くようだ。落葉高木なので自然状態では成長が早いイイギリが勝つのではないか。以前田圃にいやらしい木が生えているから早く取った方が良いと忠告してくれた人が居た。その木が今回と同じ雑木。雑木と言って侮れない。

2012年11月22日の天気(AMEDAS)

TAVE= 8.9
TMAX= 15.3 最高気温(℃) 15.7 14:11
TMIN= 4.9 最低気温(℃) 4.4 06:46
DIFF= 10.4
WMAX= 2.5 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 4.5(東南東) 14:14
SUNS= 7.9
RAIN= 0

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ツルよ 飛んでおくれ(愛しき古里):旧伊勢崎市内のため池で唯一未整備の鯉沼の将来

ため池は、それがある地域の農業と深く関係している。佐波郡 殖連村郷土誌には、村内にある、赤沼、西沼、新沼(八幡沼とも)、鯉沼、権現沼、上谷沼、天王沼が記載されている。現在、埋め立てられずに残っているのは、新沼(八幡沼とも)、鯉沼、天王沼だけだと思う。

鯉沼については以下のように記されている。
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(上植木ニアリ今ヨリ二百九十二年前慶長十八年領主稲垣平右衛門開鑿。土居敷千四百八坪大井戸ノ湧水ヲ引溜ス。寛文五年此ノ溜井ノ鯉六百尾ヲ捕ヘ領主城ナル前橋城の濠内ニ放テリ。鯉沼ノ名是ヨリ起ル。)
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この鯉沼も土地改良事業が行われた時に、埋め立ての議論が起こったと聞いた記憶がある。「大井戸ノ湧水」池は、この土地改良の時埋め立てられてしまった。「大井戸ノ湧水」池は現在の男井戸川の源流であり、子供の頃は魚捕りで川を遡って、たどり着く終着点であった。水深は余り深くないので泳いだりもした。ただ、わき水のため水温は低かったという記憶がある。

鯉沼も子供の頃は水泳をしたり、水を切って養殖の鯉を捕獲した後は自由に魚捕りが出来たので雑魚を捕った記憶もある。水泳をしたり、沼底に棲息していたカラス貝を捕ったり、ヒシの実をとって食べたりした事もあった。昭和30年代頃までは、鯉沼は子供達の遊び場でもあった。また、沼の中程には弁天島が不完全ながら残っていた。それが長い間に浸食されて現在では跡形もなくなっている。最近、その鯉沼の改修が行われると言う話を聞いた。弁天島については、「沼の弁天島の役割は?
http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2008/11/post-0a74.html。(2008/11/13)」に書いた。波志江沼には立派な弁天島が作られた。何気なく見ている弁天島ではあるが、水の大切さを考えるとその意味が理解されてくるだろう。農林水産庁がため池百選という事業を始めたのもこれから将来にかけてため池には多面的な価値があるからだろう。というより、少子高齢化が進む中で、ため池を維持管理してきた関係者だけでは、最早ため池機能すら維持が難しくなっているという背景があるようだ。ため池に多様な価値を見いだすことにより、ため池の維持管理の層を厚くしてゆく事が地域の活性化にもつながる時代になってきたのだろう。鯉沼の弁天島復活も有意義ではなかろうか。思えば、鯉沼も歴史のある沼である。埋め立てられずに残ったのは何よりだが、その将来はどうなるのか気になるところだ。
Hashienuma_110303_and_koinuma_06041
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左:波志江沼の弁天島、右:鯉沼(水切り時:弁天島は見えない。シラサギが餌を探している。)

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追記1(2015/09/01):最近、国土地理院のホームページに空撮データがある事を知り、鯉沼周辺の写真をDLして、鯉沼周辺を編集加工して、終戦後と現在の様子を比較してみた。米軍が空撮した画像の明るさを下げると沼面の明るさに階調があり、弁天島の痕跡のように見えた。弁天島が波の浸食で水面下に隠れたが、当時はまだ水底の高低が残っていたと思われる。自分が幼少時、鯉沼で水泳をした時は、まだ水面近くに浅瀬があり、水面上に杭等が見えたような記憶がある。また、戦後は沼の南側の堰堤に樹木が多く生えていたのが分かる。2010年のデータでは、南岸の樹木は3本残っているのが分かる。西側の一本は大雪で倒れた。この三本は、現在進行中の護岸工事ですべて撤去されている。

Iob_koinumapastandnow

追記2(2015/09/04):「ハトよ 鳴いておくれ:この石造物は鯉沼の弁天島にあったのか?;グーグルが ユーチューブまで 追いかける。1509。(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2015/09/post-543b.html)。(2015年9月 4日 (金))」(この記事へのリンク

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2012年11月21日 (水)

ツルよ 飛んでおくれ(愛しき古里):伐採された八幡沼の松の古木

2012年11月21日水曜日
昨日は晴れ。昼までは暖かで着込んだ上着を脱いで仕事。午後は少し風が強くなった。最低気温(℃) 3.3 01:59 。最高気温(℃) 16.8 12:30 。ざっそう句:草むらに 卵のように カラタチの実。そろそろ今年の家庭菜園シーズンも終わりかと思ったが、まだ色々な仕事があった。通路の近くにニラを移植。畑の中程だと食卓にあがらない。ニラの後がまにポットのキャベツ苗を定植。シシトウ、ナスを収穫して片づける。灌水手抜きのため苗箱のネギ苗を移動。極小さな桔梗の種子を抽出。ごみや砂を完全分離出来ない。アマランサスの種子処理を思い出した。桔梗の種子は食用でないのでごみにこだわらないことにした。もらった種子はごみもなくきれいだったが。サトイモの葉が枯れた。サトイモは暖地の作物で霜が降ると枯れやすい。初霜は11/19らしい。当日の初霜推定時刻のAMEDASデータ:時刻、気温、降水量、風向、風速、日照時間=4、2.9、0、北北西、1.4、0。11/20=2時、気温3.5、風速1.9は11/19より条件が緩い。自働蒔きダイコンを収穫。いくら頑張っても手で抜けなかった。シャベルで堀上げ。過去最大級。周辺の除草をしたので無肥料でも大きく育ったようだ。

TAVE= 10.0
TMAX= 16.5 最高気温(℃) 16.8 12:30 
TMIN= 3.5 最低気温(℃) 3.3 01:59 
DIFF= 13
WMAX= 7.9 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 14.9(北) 14:59 
SUNS= 9.3
RAIN= 0

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ツルよ 飛んでおくれ(愛しき古里):伐採された八幡沼の松の古木

当地区の八幡沼の沼堤には、桜、松、櫟?の古木があった。桜、松は堤防の保護として意図的に植栽されたものと考えられる。植物の根張りで沼堤を強化する意図があったと推定される。古い地域誌によると、八幡沼は桜の名所という記述もあったと思う。ともかく、八幡沼とともに沼堤の古木は、地域住民の原風景として記憶の中に残っていたとおもう。自分も、機会があると、その風景を楽しんだ。我々戦後世代が幼少の頃は、沼面すれすれの松の木があり、そこから沼に飛び込む、肝試しのような遊びもあった。怖くて出来なかったが。その松の木もすでに相当前に伐採されたのだろう。

数年前、松枯れ病か、松が立ち枯れした例があった。その時は、枯れた松のみ伐採したのだと思う。ところが、ある日松の古木が全部伐採されているのに気付いた。現在、桜と櫟?は残されているのだが、松の古木を全て伐採した理由が分からない。それには、理由・背景があると思うが、農林水産庁が実施したため池百選の応募に関係して、その松の古木が織りなす風景も売り込んだので、一抹の寂しさがある。

真偽のほどは定かではないが、八幡沼の松は船津伝次平が赤城山の植林をしたときの苗の一部だという説にであった事がある。WEBで調べると、「赤城山に造林されたマツについて(中間報告)
http://www.jichiro.gr.jp/jichiken/report/rep_tokushima29/jichiken/3/3_2_07.htm)」という記事があった。船津伝次平が植えた松の樹種は黒松だったとの事。多分八幡沼の松も黒松だったと思う。船津伝次平が20代で名主になったころ、八幡沼開鑿指導者の川端宇兵衛は50代で、なんらかのつながりがあった可能性は否定できない。切り倒された松の樹齢はどのくらいだったのか。切られた松の幹の中央には空洞があったが、周辺部はしっかりしていた。総合的に見ると直ちに伐採すべきほど危険な状態ではなかったように感じるがどうだろうか。
以下は松の古木伐採前後の様子:
hachimannuma_matunokoboku_cut_ba_5pix.jpgをダウンロード

追記(関連記事):
「06B_川端宇兵衛 生誕200年記念講演(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/wp06b.html)」に関連年表( time-line_of_kawabata-uhei.pdfをダウンロード )。

「06B1_ため池百選候補になった八幡沼(伊勢崎市)(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/06b1_HACHIMAN_NUMA.html)」。

2012年11月15日 (木)

ツルよ 飛んでおくれ(愛しき古里):雄大な関東平野の奥にそびえる赤城山と榛名山をパノラマ写真で見る

2012年11月15日木曜日
昨日は晴れ。最低気温(℃) 6.8 06:54 。やや強い西風が吹いた。ざっそう句:秋の畑 密かに咲いた ホトケノザ。桔梗の花が終わり種子を採取。多年草らしいので茎を切り根は残す。新生姜を来年の種生姜用に地中に保存。温度、湿度、枯死凍死、腐敗との戦い。赤蕪区の草かき兼土寄せ。中国みやげの豆(ナタマメ?)数莢収穫して支柱を撤去。二年子ダイコン3回目播種。春の雑草ナズナ等がすでに育っている。

毎日新聞は、「衆院選:16日解散、首相表明…12月16日投票
http://mainichi.jp/select/news/20121115k0000m010021000c.html。(2012年11月14日 19時14分(最終更新 11月15日 01時05分)))」というタイトルで、「野田佳彦首相は14日の党首討論で、16日に衆院を解散すると表明した。自民党の安倍晋三総裁に対し、残る2日間で特例公債法案と衆院の「1票の格差」を是正する法案を成立させるよう要求。自民党側は討論後、協力を決めた。これを受け政府・民主党は次期衆院選を12月4日公示・16日投開票の日程で行うことを内定。」と報じた。

号外も出た程だが、この唐突で唖然とするニュースを聞いて、泥船寸前になった船の船長が乗組員を置き去りにして、老朽船に助けを求めるような談合構図を連想してしまった。ウソをついたとか、だましたとか名指しして非難しあう事を覚えるのが幼稚園か小学低学年の頃。そんな事が政界にまかり通っており、日本の政治のレベルは旧態依然なんだと変に納得。畑の隅の日溜まりに何かピンクの色が見えた。早くもホトケノザが咲いていた。

2012年11月14日の天気(AMEDAS)

TAVE= 11.2
TMAX= 16.1 最高気温(℃) 16.9 11:30
TMIN= 7.1 最低気温(℃) 6.8 06:54
DIFF= 9
WMAX= 6.3 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 13.8(西) 11:36
SUNS= 9.1
RAIN= 0

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ツルよ 飛んでおくれ(愛しき古里):雄大な関東平野の奥にそびえる赤城山と榛名山をパノラマ写真で見る

昨年の冬、国道50号線の南面で伊勢崎よりの農道を車で走行した。周囲は刈り取りが終わった田圃で、障害物がないので、遠方に赤城山と榛名山がきれいに見えた。風が強かったが、脇道に停車して、デジカメで360度の景色を撮影した。連続する10枚分のデジカメデータをパノラマ合成ソフトで合成してみた。輝度等はレタッチソフトで均一になるよう大雑把に加工した。輝度の均一性等未だ難があるが、パノラマらしい画像ができた。AMEDASデータで当日の撮影時刻頃の前橋の風速を調べてみたら5m/s(1H毎の平均)台であった。体感的にはもっと強風だったと思う。10分毎の瞬間最大風速は13.5m/s。気温は6.1℃であった。寒いので手短に撮影してすぐ車の中に入った。少しずつ角度を変えながら360度の景色をデジカメに収めたが、南は逆光になり、輝度は不均一だ。扱えるデータ量にソフト上の上限があり、リサイズ後に赤城と榛名を含む部分のみをパノラマ処理した。
Akagiharuna_panorama_111223
akagiharuna_panorama_111223.jpg

2012年11月 7日 (水)

ツルよ 飛んでおくれ(愛しき古里):チベットへ羽ばたいた国際人矢島保治郎生誕130年

2012年11月7日水曜日
昨日は断続的に小雨が降る寒い一日。最高気温(℃) 14.6 21:14 。ざっそう句:秋雨に 野暮用済んで 長電話。雨間に裏庭の整理。日陰でツツジが半枯れ。枯れ枝を切る。2012年米国大統領選挙の投票が始まった。大接戦が続いているようだ。この予想支持率に影響を与えているのが各種のメディアによる調査ではないか。接戦で選挙も盛り上がり経済も上向くなら結構だろう。アメリカは選挙で沸いているが、その行方を冷静に分析している所もあるだろう。アメリカ国民の本音も誰が経済を立て直してくれるかにあるようだ。BBCは下記のような専門家の予測を出していた。岡目八目というのは意外に当たる事もあるようだ。結果はもうすぐ出る。

BBCは、「US election: Predict the president。http://www.bbc.co.uk/news/world-us-canada-19794259。( 2 October 2012 Last updated at 15:39 GMT ))」というタイトルで、「Who will win the race to be president? In the presidential election each state is worth a number of votes, based on its population, and if the race is close it could come down to a single state. The winner is the candidate who secures 270 votes or more. The bar below shows the votes that are considered safe for each candidate and, in the middle, the battleground states that could be won by either side. Explore what might happen in the election and compare your prediction with those of the experts.  274 BARACK OBAMA :0 electoral votes needed for Democrat win ; 264 MITT ROMNEY:6 electoral votes needed for Republican win」と報じた。

2012年11月6日の天気(AMEDAS)

TAVE= 13.2
TMAX= 14.6 最高気温(℃) 14.6 21:14
TMIN= 11.7 最低気温(℃) 11.6 04:47
DIFF= 2.9
WMAX= 1.6 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 3.6(北西) 10:35
SUNS= 0
RAIN= 3

Q
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ツルよ 飛んでおくれ(愛しき古里):チベットへ羽ばたいた国際人矢島保治郎生誕130年

同郷の先覚者矢島 保治郎について、「東北の海よ:ダライ・ラマさんありがとう。http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2011/11/post-7853.html。(2011年11月 8日 (火))」という記事の中で少し記憶に残っていた事を書いた。

矢島 保治郎の生没年は、「1882年(明治15年)8月23日 - 1963年(昭和38年)2月13日)」なので、今年の8月23日が丁度生誕130年だった。今年の8月14日は楫取素彦の没後100年にあたり、色々な顕彰行事があった。それに対して、矢島保治郎生誕130年顕彰の動きはほとんどない。写真家 小松健一氏が、孤軍奮闘して矢島保治郎生誕130年記念イベントを実施中であり、そのホームページを拝見し、企画は順調に進んでいるようだった。また、今年は富岡製糸場操業開始以来140年の節目の年という事で、江戸末期から明治中期までが、激動の時代であると共に近代化が進んだ時代である事を改めて感じている。

Googleで「矢島保治郎」を検索すると、「『世界無銭旅行者 矢島保治郎』(浅田晃彦著、筑摩書房)」がヒットする。更に著者の「浅田晃彦」をWIKIPEDIAで調べる。「浅田晃彦。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%85%E7%94%B0%E6%99%83%E5%BD%A6。(最終更新 2009年4月18日 (土) 14:52 )」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「浅田 晃彦(あさだ てるひこ、1915年(大正4年)8月11日 - 1996年(平成8年)7月31日)は、日本の小説家、医学者。~経歴 [編集]:前橋中学校(現・群馬県立前橋高等学校)から慶應義塾大学医学部に進む」とある。

矢島保治郎と浅田晃彦の関係は定かでないが、両者は母校前橋中学校の同窓であり、丁度一世代ほどの年齢差がある。『世界無銭旅行者 矢島保治郎』1986年6月の出版。世界旅行記・探検記では、「何でも見てやろう 小田実 1961年」、「太平洋ひとりぼっち 堀江謙一 1962年」が話題になった。浅田晃彦に『世界無銭旅行者 矢島保治郎』を書かせた動機・背景を知りたくなった。

当地区では今から150年前の文久2年に八幡沼の開鑿が始まっている。その10年後が富岡製糸場操業開始。その10年後に矢島保治郎が生まれている。水利の改良等による農業が安定し、それが基盤になって養蚕業が栄え、地域の経済が豊になったことにより、矢島保治郎のような人物が生まれたのではないかと思っている。矢島保治郎は単に旅行者や探検家としてはとらえがたい人物のように感じる。今年初めて、矢島保治郎の墓に巡り会った。その場所は、何度も通っているのだがそれまで気付かなかった。その画像を携帯デジカメに収めた。墓の形が矢島保治郎らしくユニークである。
Yajima_yasujirou_haka_120328
yajima_yasujirou_haka_120328.jpg

2012年11月 3日 (土)

老人の寝言(ツルよ 飛んでおくれ):NHK県域放送完全移行にともなうトラブル

2012年11月3日土曜日
昨日は晴れ。最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 15.3(北) 14:15 。かなり強い風が吹いた。ざっそう句:花もなく 何で生きるか 秋の蝶。苗の越冬準備で、畑に植えたナツメ実生苗を堀上げ。場所が悪く邪魔になった。親株は縮伐したが、枯れずに残っている。午後用事外出。11月になってもまだモンシロチョウはちらほら飛んでいる。鳴く虫や蚊はめっきり減ってきた。

「モンシロチョウ。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%AD%E3%83%81%E3%83%A7%E3%82%A6。(最終更新 2012年10月19日 (金) 13:29 )」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「成虫は3月頃から10月頃まで長い期間にわたって見られ、年に4-5回ほど発生するが、発生する時期や回数は地域によって異なる。北海道の一部のように寒冷な地域では年に2回ほどしか発生しないが、温暖な地域では年に7回発生することもある。蛹で越冬する。 ふ化した時は自分の卵の殻を、脱皮した時はその皮を食べる。」とある。

2012年11月3日土曜日

TAVE= 12.3
TMAX= 16.4 最高気温(℃) 16.6 13:56 
TMIN= 9.3 最低気温(℃) 9.2 23:59 
DIFF= 7.1
WMAX= 8.3 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 15.3(北) 14:15 
SUNS= 10.1
RAIN= 0

Q
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老人の寝言(ツルよ 飛んでおくれ):NHK県域放送完全移行にともなうトラブル

10月/27日の朝、かみさんがNHK総合が写らないとクレーム。忙しいので、地デジチューナーとテレビの両方の電源コンセントを抜いてSWを入れ直せばと言って外出。帰宅時に聞いたら、その操作をしてから、リモコン操作を色々している間に写るようになったとの事。ともかく、一番見たい人が操作を覚えるのがベストだ。

2012年10月28日の上毛新聞社会欄は、群馬県からNHKに18000件の相談や問い合わせがあったと報じている。これを各世帯の代表とみれば、群馬県約80万世帯の2%にも相当して無視できる数字ではないだろう。放送チャンネルは、テレビラジオ、NHK,民放もあるので、NHKテレビが多少つまずいても問題なかろうという考えなら、それは国民の信頼を裏切るものではなかろうか。

NHK前橋支局のホームページには、NHK前橋からの重要なお知らせ(http://www.nhk.or.jp/maebashi/station_info/network/index.html)として、「NHK前橋では、今年4月から群馬の県域放送を開始しました。関東地方向け放送から県域向け放送に変更したことに伴い、どの地域の放送かを区別するための識別信号を10月27日(土)朝の放送開始から変更をいたします。 NHK総合が映らなくなる可能性がありますので、10月27日以降、下記の手順に従って、チャンネル設定を行ってください。 地震や気象災害、交通情報などについては、27日以降、当面、Eテレでも速報します。総合テレビが映らない場合には、Eテレをご覧下さい。」と報じている。

しかし、NHK前橋支局のホームページには、18000件の相談や問い合わせがあったという記事はみつからなかった。重要のお知らせに対してどのようなフォローをしたのか。ともかく、切迫感の不足とお殿様体質を痛感させた事態が起こったのは事実だ。その、そもそもの原因が、「関東地方向け放送から県域向け放送に変更した」事にあるのだが、群馬県には既に、県域テレビ放送局の群馬テレビがあるのである。WIKIPEDIAによれば、群馬テレビの主要株主は 群馬県 15.06%、群馬土地(株) 8.18%、前橋市 5.38%(2008年3月31日現在) とある。情報のチャンネル数は多い方が良いという一面はあろうが、NHKと言う半国営放送局が地方まで乗り込む必要はないのではないか。群馬県も前橋市も、他の群馬県地方自治体も、とかく、情報発信がうまくない。結局、その原因が中央銀座主義、中央の物マネに終わっているからではないか。群馬テレビからどんどん情報を発信したらもっと群馬が面白くなり、イメージも向上するのではないか。

追記:
WIKIPEDIA「NHK前橋放送局(http://ja.wikipedia.org/wiki/NHK%E5%89%8D%E6%A9%8B%E6%94%BE%E9%80%81%E5%B1%80#NHK.E7.BE.A4.E9.A6.AC.E7.9C.8C.E5.9F.9F.E6.94.BE.E9.80.81.E3.81.AE.E5.95.8F.E9.A1.8C.E7.82.B9)」に「3 NHK群馬県域放送の問題点」という記事がある。

産経ニュースは、「「NHK総合映らぬ」 問い合わせ3万件! 群馬
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/121029/ent12102912000009-n1.htm。(2012.10.29 11:58 )」というタイトルで、「NHKが群馬県の県域放送用に電波の識別信号を変更したところ、一部のテレビが映らなくなり、問い合わせが28日深夜までに約3万3千件寄せられたことが29日、分かった。 NHK広報部によると、群馬県では今年4月にNHK総合の県域放送を開始。今月27日に、どの地域の放送かを区別するための識別信号を変更した。多くのテレビでは自動的にチャンネル設定が変わり、従来通り1チャンネルでNHK総合が受信できるが、一部のテレビでは手動設定が必要となるという。」と報じた。

NHK前橋放送局のホームページ(http://www.nhk.or.jp/maebashi/)を本日覗いたが、トップページに「NHK前橋から重要なお知らせ(リンク)」があるが、その先に前記トラブルに関する事項は見あたらなかった。テレビが写らないのはお宅のテレビやNHKの知らせを知らない方がいけないというような態度に見える。約3万3千件の問い合わせ数は情報インフラを担う公共放送としては無視できる数字ではない。

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    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
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