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2009年3月

2009年3月10日 (火)

アップルコンピューター

2009/3/10

アップルコンピューター

かって会社でアップルの一体型コンピュータを使っていた人がいた。NECのPC98が全盛の

頃であった。アップルファンにはやはり何かのこだわりがあるようであった。パソコンは道具

に過ぎないと思う人は安くてソフトが多い方を選択してきたのではないだろうか。そのPC98も

何時しか路線を変更してDOS/V陣営に合流してこれがデファクトスタンダードになった。自分

は今までほとんどアップルと無縁であった。かのアップルファンが使用していたのが1984年

に登場した初代の『Macintosh』かその後継機種であったようだ。CRTはモノクロであったが

デザインが格好良かった。macintoshとは日本では旭というリンゴの品種であるらしい。アッ

プルコンピューターのトレードマークが食べかけのリンゴの様で気になっていたがマックもリン

ゴと関係があったことになる。どういうわけか子供達は自分が買ったコンピュータにはマック

を選んだ。ともかくWINDOWSも使えるので結局好みの問題なのであろうか。

2009年3月 9日 (月)

子供に与えたおもちゃ

2009/3/9

子供に与えたおもちゃ

経済的に豊になりおもちゃも高度になった。おもちゃのメーカーは中小企業が中心であった

が、ヒット商品を掘り起こして大きな会社に成長した企業もある。子供に与えたおもちゃが子

供に与えた影響はどんなものかと今になって思う。リカちゃん人形はまだ棚に座っている。フ

ァミコンとレゴは箱に入れてしまってある。プラモデルのガンダムもどこかに残っている筈だ。

ゲーム用のコンピュータもゲームに特化しているが、キーボードとソフトがあればパソコンとし

ても使えたファミコン用のファミリーベーシックというものがあり、子供に与えたがほとんど関

心を示さなかった。その後、富士通のFM-TOWNSを購入した。親も子供もこれで少し遊んだ

がこれもお蔵入りしている。高額なおもちゃはどうしても大切に扱わせようとして注意を反ら

せてしまう。おもちゃは気兼ねなく使えて壊しても気にならない程度の物が最適な様だ。レゴ

は組み立てて創作することと壊したり作り直したりできて子供の欲求満たしやすかった様だ。

しかし、これも長続きしなかった。要するに子供の成長と興味の変化は早い。与えたおもちゃ

が成功か失敗かも気にする必要はないだろう。子供も成長するに従い自分のおもちゃを自

分で選ぶようになる。

2009年3月 8日 (日)

目覚まし時計の分解

2009/3/8

目覚まし時計の分解

蘭学事始めについては学校の教科書等で大抵学ぶ。漢方医学では人体の構造は正確に記

述されていなかった。蘭学医が死刑囚の腑分けをして西洋医学の精密さを実感しと事が解

体新書発刊の動機であったようだ。小学校の理科の実験で蛙の解剖があったように思う。と

もかく小学生頃になると何か動く物の中はどうなっているのかという疑問をもつ。その代表が

目覚まし時計であった。今日、時計はほとんど電子化しておりその機能と構造は理解しがた

くなっていると思う。昔の目覚まし時計はゼンマイと歯車の組み合わせであった。自分も親に

内緒で目覚まし時計を分解して遊んだことを思い出す。分解後組み立て直したのか、元通り

動いたのか定かでない。ともかく、当時の柱時計は振り子式で時々ゼンマイ巻が必要であ

り、子供がこの仕事をしていた。さすがに、毎日使う柱時計の方は手を着けることが出来な

かった。

2009年3月 7日 (土)

最初に読んだ科学の本

2009/3/7

最初に読んだ科学の本

科学に興味を覚えるには何らかの動機があるだろう。幼少時に最初に読んだ科学の本があ

ったように記憶している。おぼろげであるが磁石の事が書いてあったと思う。もうひとつ、それ

は今は亡きおばさんが買ってくれた本だったように覚えている。母はお前はよく「太陽は火で

できているんかい、月は水でできているんかい」と聞いたよと昔話をした。自分自身このよう

な質問をした事は覚えていないが母の話を介して思い出す。結局、母は自分の疑問には答

えてくれなかったのかもしれない。それだけに、おばさんが買ってくれた科学の本が印象に残

っているのかもしれない。人間、気が付かない些細なことが動機になっていることが多いので

はなかろうか。幼少時のまだ表現して伝えるのに十分な言葉を習得しない段階でも記憶に書

込を始める。しかし、それを確実に呼び出す手段がない。何か見えない、思い出せない経験

が次の記憶の核になる。そうすると、海面下の氷山のように親から見えない影響を受けてい

た部分は相当に大きいことになる。幼少時に発する疑問・質問にことごとく答えてしまっては

その後自ら試すという好奇心を失ってしまうのではないか。同時に適宜に学ぶ手がかりを与

えられれば自ら学ぶ態度を身につけるのではないか。

2009年3月 6日 (金)

トレンチャーの処分

2009/3/6

トレンチャーの処分

もう十数年以上動いていないトレンチャーが我が家の軒先に鎮座している。ごぼうを掘るた

めに数名が共同で買ったものである。買った当事者の過半は故人となっている。いずれ処分

をしなければ仕方がないと思いつつ時が過ぎた。ようやく最近関係者の全員から処分の了解

がとれた。ごぼうは作ったが真っ直ぐなのができなかった、作ったのを売った事があるといく

つか過去の話を聞いた。ともかくごぼうを本格的につくろうとしたが、自然にその活動は消え

ていたわけである。一時、鉄鉱石の買い付け価格が高騰したと報じられ、屑鉄屋が回収に回

ってきたが不景気で今はその声も聞かない。このトレンチャーもしばらく処分を免れそうだ。

2009年3月 5日 (木)

成長の限界

2009/3/5

成長の限界

ローマクラブが『成長の限界』(1972年)を出版した時、既に人口の増加や資源の枯渇や環

境の悪化が意識されて、その対策が模索された。しかし、当時は地球温暖化という問題は明

確には認識されていなかったと思われる。ともかく、自分が生きてきたのが『成長の限界』が

警告していた時代であった。入れ物が有限ならばそこに入る物も有限であることに疑問は無

い。生産量が増えれば、その累計数量から廃棄処分数量を差し引いた数量がどこかに残る

ことになる。従来通りの成長には限界があるのは最初から分かっていた事なのだろうか。と

もかく作って売るというビジネスモデルは明快で利益も高い。薄利多売のビジネスモデルもは

びこっている。自分で自動車を買いガソリン代を払うというコストを払って安い物を買いに行

く。これが出来なくなった時昔の小売店の存在をうらやましく思う時代も来る予感がしないでも

ない。成長が永久に続く事が不可能ならば価値観を成熟を目指す方向に切り替えたらどうだ

ろう。量から質への転換もこれに通じるだろう。そのキーワードは何か。成長の限界を裏から

見て「無限の成熟」か。

2009年3月 4日 (水)

Small is Beautiful

2009/3/4

Small is Beautiful

かってこの小さいことは良いことだという言葉がはやった。現在は合併云々等で大きいことが

良いという風潮に変わったかのようである。しかし、システムにはその機能にかなった最適な

サイズがあるようだ。人間も最初は1個の受精卵から出発して約60兆個?といわれる数で頭

打ちになる。受精卵1個の場合はその1個の生死がシステムの生死である。数十兆個のシス

テムにあっては数万や数十万個の死滅もそれとほぼ同数の誕生で補えばシステム自体は安

定的に機能する。インターネットも巨大コンピュータのリスクを回避して分散化を図ってシステ

ムの信頼性を確保する技術であった。頭が一つしか無い巨大な恐竜よりも八叉のおろちの

方が生き残る確率は高いということであろうか。胴体が一つで頭が複数では行動が統制でき

ず外敵のいる状態では生き残れない。尻尾に感じた変化が頭脳に届いた時には状況が変

わっているようでも同じである。電子機器には必ず動作エネルギーを供給する電源がある。

一つの大きな電源でまかなう場合とブロック毎に小さな電源を配置する場合がある。これも

分散化の原理の適用であろう。各所に電源を配するコストを払ってシステムの信頼性を買っ

ているのである。大きな発電機で発電してこれを使う所へ配るのが現在の電力システムであ

るが、電力を使うところで電気を作ってしまおうという発想がコ・ジェネシステムである。これな

らば大規模の停電の危険は低減する。ともかく一度システムが固まってしまうとそれを変更

するコストとリスクが増大する。問題点をずるずると引きずる。無条件で小さいことが良いの

ではなく、小さくても間に合えばそれで良いではないかというのが一つの選択なのかもしれな

い。かって、集積回路の仕事に従事していた頃も同じ様な話があった。要はある欠陥密度が

避けられない場合、集積回路の規模をどこまで大きくするのが最適化という問題である。小さ

く分割すれば、欠陥に当たらない確率が大きくなり歩留まりが向上するが取り扱いの手間が

増える。大きく分割すればその逆で、欠陥に当たる確率が高くなる。選択はトレードオフの

問題となる。Small is Beautiful とは無闇に馬鹿でかくなった物事に対する反発であったよう

だ。

2009年3月 3日 (火)

PHSの利用開始

2009/3/3

PHSの利用開始

NTTドコモのPHSサービスは1995年7月に開始され、2008年1月に終了したとのことである。

自分がPHSの契約をしたのが1998年5月だったようだ。出張等が多くなり出先からの連絡確

保が必要になったのが使用開始の理由であった。数年間使用してからケイタイに変更した。

PHSはケイタイよりやや不便だが料金が安いメリットがあった。音声の品質はPHSの方が良

かった。PHSには無線インターフォンの機能もあったが余り利用されなかった様だ。PHSの

電波はケイタイの電波より微弱であるので人体への影響も原理的に小さくなる。人体への影

響は長期間曝されないと発現しない。幼少時にケイタイを使い始めた者が数十年後に影響

が出るとなると悲惨な結果になるのではないかという危惧が皆無ではない。一方では小学生

にはケイタイは要らないという議論もあるが、便利なものにはその悪用も弊害も伴う。危険や

弊害があることを徹底的におしえることなく便利さのみを放任するのは何事も同じなのだろう

か。危険の可能性と利便性のトレードオフは常に文明社会の宿命かもかもしれない。ともか

く、極微量でも危険性のあるものに対してはそれなりの配慮が必要だと思われる。

2009年3月 1日 (日)

自然の恵み

2009/3/1

自然の恵み

終戦直後の食糧難の頃は自然のなかにある動植物を食料にした。一時的に縄文時代の採

取生活を取り入れたに過ぎないのかもしれない。春先になると、冬眠からさめたヒキガエル

が沼に産卵のため集まってくる。これを捕獲して皮をむいてから焼いてたべる。しかし、自分

は捕獲まで遊びでつきあったがその後の仕事はついにできなかった。田んぼに生えたセリを

とって食べた。秋に稲刈り後の田んぼでアカガエルを捕ることはやった覚えがある。イナゴも

捕って布袋に入れて佃煮のようにして食べた。大木を切って薪割りをすると鉄砲虫がいる。

蜂の巣には蜂の子がいる。これらは煎ってたべる。今日から見れば下手物食いの様だが、

これが常食では無いことは確かだ。臨時の自然の恵みというのが適当だろう。何が食べられ

るか食べてはいけないものは何か。こういう生存のための知恵が生活の中で伝承されてきた

から戦後の食糧難も切り抜けられたのであろう。

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嗚呼 伊勢崎 非情

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  • 橋本 英文: 刃物雑学事典 図解・刃物のすべて(1986年 株式会社 講談社 ブルーバックス B-659)
    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
  • 沼田 真(編): 07_雑草の科学(研成社1979)
    雑草を多面的に解説し防除の基礎も述べる

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    POST IT :ブログ画面への張り紙に使える。
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)