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2011年1月

2011年1月31日 (月)

雑草句録:安ド

2011/1/31
昨日の天気

TAVE= 0.7
TMAX= 4.2
TMIN= -2.4
DIFF= 6.6
WMAX= 5
SUNS= 4.8
RAIN= 0

以下本題。

雑草句録:安ド

■鼻水をたらして安ド立小便

野良仕事だ。仕方ない。

○蕎麦も見てけなりがらせよ野良の萩     芭蕉

Google検索:約 1,130 件。芭蕉句中、野良がでるのはこの一句のみか。辺鄙な野良の萩に語りかけている。蕎麦と萩の両方を見ているのは芭蕉本人か。人の目はどうしても白い蕎麦の方に向いてしまう。萩よ、もう少し自己主張しなよ。

■片眼だけあれば間に合う萩見る目

追記:萩は日本人の生活にとけ込んでいる花木と思うが、昨今はほとんど人気がないように思う。ともかく色鮮やか花が多くなりすぎた。カラーTV、印刷技術等がメディアとしての色彩を豊富にした。容赦なく人工の色彩が目に飛び込み、知らず知らずにその人工物の支配に屈してしまっているのが現代ではないか。我が家でも萩は風前の灯火に近い状況だ。年一回、盆棚に飾るために萩が残っている。放任すると樹高が伸びてしまうので切りつめれば良いようだ。ともかく、それとなく季節の変化を告げてくれる花でもある。日々老いてゆく中で、自分の目で実物を凝視するようにしたいと思っているが、そのゆとりさえないのが現代のようだ。

2011年1月30日 (日)

雑草句録:息

2011/1/30
連日の寒さと乾燥でインフルエンザも大流行しているようだ。図録インフルエンザによる死亡数の推移(http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/1955.html)によると、2009年の死亡者数は625人となっていた。鳥インフルエンザの方はニュース等で注目をあびているが、人間のインフルエンザの方は関心が低いようだ。インフルエンザの本格流行となると死亡者も相当増えるのではないか。

昨日の天気

TAVE= 0.7
TMAX= 5
TMIN= -3.8
DIFF= 8.8
WMAX= 6
SUNS= 8.6
RAIN= 0

以下本題。

雑草句録:息

■ボールペン息かけ書くや日記帳

○文ならぬいろはもかきて火中哉     芭蕉

Google検索:約 8,240 件。手習いのいろはと文、いろは=紅葉、かく=書くOR掻く。色々な掛詞を重複させて技巧的になっている句だという。それを助けるのが平仮名であろう。平仮名表示では曖昧さが拡大する。

■かけつづけばせうきにかけはちもかく

追記:やや値段は高いが低粘度油性ボールペンを使用開始して冬場のペン先の滑りにくさも余り感じなくなった。ボールペンの欠点として長期間使用しないとインクが硬化して使い物ならなくなる事がある。低粘度油性ボールペンならばこういう問題も無くなるか。

2011年1月29日 (土)

読みかじりの記:食の自叙伝 映画評論家 淀川長治(1997年 文春文庫)

2011/1/29
昨日の天気

TAVE= 1.6
TMAX= 5.7
TMIN= -1.5
DIFF= 7.2
WMAX= 8
SUNS= 9.2
RAIN= 0

以下本題。

読みかじりの記:食の自叙伝 映画評論家 淀川長治(1997年 文春文庫)

食という人生の最も基本的な営為を通して、図らずも登場人物の人生を描き出している本であると感じた。登場する他の人物についても人に歴史ありと食を通して人生が語られている。初出は1991~1993年とあり、それが文庫本になったようだ。

その最初に登場するのが映画評論家 淀川長治であった。昭和41年よりTVの「日曜洋画劇場」の解説者となり現在に至ると略歴にある。当時はまだ学生という身分であり、TVを夢中で見たという記憶はない。しかし、あの太い黒縁の眼鏡の風貌とさよならさよならという最後のせりふを懐かしく思い出す。きっとTVでは淀川長治の解説を聞いたことがあるのだろう。記憶のどこかに淀川長治という人がまだ生きているように感じる。「跡取りで淀川という家を継がんならん、これにも反発して、とうとう独身を続けたでしょう。酒が飲めないから、みなが2時間勉強するとこ僕は4時間。すべてそういう気持でやってきたからね。怠けるスキを持たなかった。」こういう話を聞くと人生の重さを背負って映画に全てをかけてきた意味が何となく理解できる。

「そんなわけで僕は映画の仕事をして、映画に浸って暮らしました。映画の中の食事、何かを食べる場面、数え切れないほど見てきたけれども、食べる、ということを映画で語ったのはチャップリンですね。食べるためには働かないかん、働かないで食べるのは罪悪。食べること、働くこと、人間勉強の教科書みたいに語ったな。」チャップリンの「黄金狂時代」の中でチャーりーが靴を食べる話の意味も本書の中で解説されている。

映画も漫然とみていては真の面白さは理解できないのかもしれない。食後のデザートの部でゲリー・クーパーについて語っている。「彼がパンを小さくちぎって食べるシーンがあってね。ああ、こうやってパンは食べるものなのかって勉強になったね。ナイフとフォークも上品に使ってました。上品でしたね。」ちなみに、自分はゲリー・クーパーの映画を見た記憶はない。メンコの写真絵で格好の良いカーボーイハットをかぶっていた俳優がゲリー・クーパーだったような記憶がある。当今、飯を食べるのに感謝をしなさいとか、押しつけがましい事がまかり通っている。ああ、今日も飯を食えたという生命の充足感が先ず必要なのではないか。

2011年1月28日 (金)

雑草句録:口の中

2011/1/28
昨日の天気

TAVE= 3.1
TMAX= 8.9
TMIN= -0.3
DIFF= 9.2
WMAX= 7
SUNS= 6.6
RAIN= 0

以下本題。

雑草句録:口の中

■口の中まめをまきたり子供無く

節分の豆まきの光景。豆まきという伝統行事も家庭では風前の灯火になりそうだ。ともかく形式的には豆をまいたが、その落ちる先は口の中。

○似合はしや豆の粉飯に桜狩り     芭蕉

Google検索:約 18,600 件。豆入りの芭蕉の句は少ないようだ。豆の粉飯とはきな粉をふりかけたご飯。質素な弁当だがそれが花見に似つかわしいと詠っている。豪華より質素を風流でカバーしたのか。

■明日の汁半値の付いた油揚げ

2011年1月27日 (木)

読みかじりの記:私のポーチュラカ 魅せられた十年(2004年 瀧島英策 著)。20110127。

2011/1/27
昨日の天気

TAVE= 3.3
TMAX= 8.8
TMIN= -1
DIFF= 9.8
WMAX= 5
SUNS= 7.2
RAIN= 0


以下本題。

読みかじりの記:私のポーチュラカ 魅せられた十年(2004年 瀧島英策 著)

偶然に手にした一冊であった。著者は農林省で、稲、麦、菜種の育種に従事後、農業指導の仕事もされたと経歴を語る。当然、これらは食料としての品種改良で、花より種子が目標だ。84歳の時に「食べられるという点でポーチュラカの虜になった」が、その延長でポーチュラカの品種改良に10年をかけ、94歳の時にこの本を出版した。

花の育種においても、食料品種の育種という経験と思いがあったのだろうと感じた。品種改良ということで当然遺伝学の基礎知識が必要だが、84~94歳にかけてこのような品種改良をして、今までにないポーチュラカの花を作り、その種子や苗を配布し、その系統を保存していると知ると大いに元気付けられる。

さらに、松葉ボタンとの交雑種作りに意欲を示されている。また、検査機関でポーチュラカの栄養素分析もされ、食材として非常に価値が高く、今後の普及が期待できる事も述べている。

我が家では、かみさんが庭の片隅でポーチュラカを育てている。この花の名前は何かと謎を掛けられる。下手に答えると後がこわいので憮然としている。自分は雑草に追われ、それならば食べてしまえと、畑のポーチュラカの原種と思われるすべりひゆを油炒めにして試食してみたのが昨年の事であった。一層のこと、雑草代わりにポーチュラカを畑に植えて、花と食材の両面で利用するのも面白そうだと思ったりした。

************************
追記(2023/08/04):タイトルの後に投稿期日を追加。ランキングに入ると記憶が蘇る。

2011年1月26日 (水)

雑草句録:ノッキング

2011/1/26
昨日の天気

TAVE= 3.6
TMAX= 8.6
TMIN= 0.3
DIFF= 8.3
WMAX= 7
SUNS= 9
RAIN= 0

以下本題。

雑草句録:ノッキング

■ノッキング車気になる冬の道

残業で交通量が少なくなる頃、車の不調が発生するとラッシュアワーと別な不安が横切る。

○徒歩ならば杖突坂を落馬かな     芭蕉

Google検索:約 124 件。徒歩ならば杖を必要とする程の急坂を、現代ならばタクシーに相当するのか、駄賃馬に乗った。しかし、落馬させられた。お金を奮発したのに踏んだり蹴ったりという体験だったようだ。その結末は?ともかくこの句が残った。この句に季語はあるのか。しかし、この句にはかなり大きな飛躍があるように感じる。芭蕉が落馬に至ったその状況をイメージで描いてみると、急阪なので、乗った芭蕉の姿勢にも問題がありそうだ。当然、馬子は乗馬する芭蕉に注意はしただろう。馬の首にへばりつくような姿勢なら重心が下がって安定すると思うが、反っくり返る姿勢になってしまったのか。それにしても、打ち所が良かったのか、笑い話で済んだようだ。

■タクシーに乗るは領収貰う時

追記:WEBで調べると、「前詞に「桑名より食はで来ぬれば」といふ日永の里より馬借りて杖突坂上るほど、荷鞍うち返りて馬より落ちぬとある。」という文脈とつながるようだ。「季語を入れそこなった雑(無季)の句として有名である。」とも。芭蕉50歳の時の作。句の方も一種の落馬の観があるが、季語という束縛を脱して、句作を楽しんだという印象も受ける。「荷鞍うち返りて」と落馬の原因らしき一節があるが、この荷鞍にまたがったのは芭蕉本人。どうも荷鞍もろとも落馬したような雰囲気だ。荷鞍が勝手にひっくり返る事は想像しがたい。芭蕉がそれにまたがっているのだから。そんな事を思うと、何か俳句のネタでも探して思索しているうちに、一瞬の意識の空白+αで身体のバランスを崩し、大慌てして鞍にしがみついたが時既に遅しというような情景を思い浮かべてしまう。

■芭蕉落馬して目覚める旅の夢

2011年1月25日 (火)

雑草句録:ムクドリ

2011/1/25
年賀状はそろそろ減らしてゆこうかと思っていた。断捨離だ。しかし、この年賀状も色々な縁の上に続けている。自分から切るまいとは思っている。今まで新年のあいさつで行き来した方には、年賀状で失礼させていただくことにした。付き合いもお互い身の丈にあったものが良い。人間の付き合いも激変はなじまないようだ。たまたま、朝刊を開くと年賀状のお年玉の抽選番号が載っていた。今日は郵便局へ行く用事もあったので、頂いた年賀状の番号を調べたら、切手が二枚当たっていた。番号を調べたのはもう何十年ぶりかもしれない。兎の切手をもらってきた。自分流とはあえて断捨離ではなく、ぐうたらな継拾接だ。何も見えないが、人間は藁一本でも誰かと、何かとつながっていると思えると心は安らぐのではないか。見方を変えれば、運良くもらった兎の切手もなにか拾い物のような気もするが。いつか役に立つ時があるだろう。局長は番号にスタンプを押してはがきを返してくれた。おまけにポケットティシュもくれた。局長が当選番号をプリントアウトした直後で、最初の引き替えであった。

昨日の天気

TAVE= 3.0
TMAX= 6.4
TMIN= -0.5
DIFF= 6.9
WMAX= 5
SUNS= 5.2
RAIN= 0

以下本題。

雑草句録:ムクドリ

■ムクドリの枯れ木に群れて日の出待つ

ムクドリは夕暮れ頃に良く群れている。日の出の頃も同様だった。多分集団防衛なのだろう。

○魚鳥の心は知らず年忘れ     芭蕉

Google検索:約 22,200 件。方丈記を念頭に作られた句だとの事。魚鳥の心はいざ知らずとも、気心が知れた仲間との忘年会は格別だという解釈がある。

■何万回食った記憶もただ一つ

2011年1月24日 (月)

雑草句録:医療費

2011/1/24
昨日の天気

TAVE= 4.1
TMAX= 8.4
TMIN= -2.1
DIFF= 10.5
WMAX= 5
SUNS= 7.8
RAIN= 0

以下本題。

雑草句録:医療費

■医療費の家庭確定申告楽じゃない

人生山あり谷あり。医療費も同じ。確定申告で医療費控除を受けようとしたがお手上げだった。

○病雁の夜寒に落ちて旅寝哉     芭蕉

Google検索:約 301 件。夜寒に落ちるのは病雁。その病雁に病んでいる自分を重ねる。落雁とは落ちるように急降下する雁。夜寒に落ちたから病み雁と決めつけた訳でもないだろう。旅の途上の病で気持が弱気になっているようにも感じられる。病、夜、寒、落と暗く惨めな言葉が並んでいる。でも、「旅寝哉」と切っているので、まだ自己を客観視しているゆとりも感じられる。現実の芭蕉と象徴的な旅人芭蕉を複眼的に読むと面白そうだ。それが秀句と呼ばれる所以であろうか。

■針薬独居の宿の持参品

追記:「確定申告」が「家庭申告」になっていた。何回かのコピペでここまで来ているのだが、原入力も「家庭申告」なので、入力ミスであった。どうでも良いことかも知れないが、仮名漢字変換以前のタイプミスではある。IMEは律儀にもそれらしい単語に変換してくれるので、ついつい見過ごしてしまう。新聞記事にも明かな変換ミスが見つかる事がある。ミスマッチなほどその発見の楽しみも大きいのだが。ところで、ひら仮名1文字で辞書登録している語が多いので、これは選択を誤るととんでもないことなる。しかし、その便利な魔力には勝てない。ちなみに、「あ」で自分が登録している「語」を調べてみたら70以上あった。組織名等は長いので、登録数も多い。長目の登録語には「アンチロック ブレーキ システム」というようなのがあった。こんな用語が出てくると現役時代の仕事を思い出す。登録辞書も整理したいところだが、実害が無いので、過去をそのまま引きずっている。他人がこのATOKを使ったら一度でパニックになるかもしれない。

2011年1月23日 (日)

雑草句録:エンスト

2011/1/23
昨日の天気

TAVE= 3.7
TMAX= 10.8
TMIN= -3.7
DIFF= 14.5
WMAX= 5
SUNS= 8.1
RAIN= 0

以下本題。

雑草句録:エンスト

■冬の夜にエンスト起こす交差点

この時は本当に心細い気持になった。残業で遅くなった帰宅時のアクシデント。

○冬籠りまた寄りそはんこの柱     芭蕉

芭蕉が旅から自分の庵に帰ってきた頃読んだ句らしい。旅は芭蕉のビジネス。そこには不安と緊張が常に伴う。厳しい冬を自庵の柱に寄りかかって、冬ごもりできるのは本当に極楽だという本音が聞こえてきそうな句である。柱に寄りそうというのは象徴的表現で、落ち着きを取り戻し安心して冬を越せるという意味だろう。

■椅子机首も残りし古巣かな

サラリーマンが単身赴任から帰って味わう極楽はこの程度か。

2011年1月22日 (土)

雑草句録:卒業後

2011/1/22
昨日の天気

TAVE= 2.6
TMAX= 7
TMIN= -1
DIFF= 8
WMAX= 6
SUNS= 9.2
RAIN= 0

以下本題。

雑草句録:卒業後

■歩きつつ娘と語る卒業後

そういえばそんな時もあった。

○顔に似ぬ発句も出でよ初桜     芭蕉

Google検索:約 991 件。色々な背景や解釈がありそうな句である。でも、句は句として決まっているのである。不定方程式のようで解は一つに定まらない。各キーワードが一つの変数である。自分が最高と思う解釈で満足すればそれで良いのではないか。

■顔を見りゃ頭と違うこの不思議

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  • 橋本 英文: 刃物雑学事典 図解・刃物のすべて(1986年 株式会社 講談社 ブルーバックス B-659)
    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
  • 沼田 真(編): 07_雑草の科学(研成社1979)
    雑草を多面的に解説し防除の基礎も述べる

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