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2011年3月

2011年3月21日 (月)

かみつけ女流歌人 雅:「山峡の雪」

2011/3/21
環境雑録:大天災と食料の安全保障

昨日の月齢は満月であったが、夕方より雨となり満月は姿を現さなかった。自然が東北関東大震災に配慮してくれたかのようにも感じる。しかし、雨や雪に含まれる放射性物質の怖さこそ現実になりつつある。被災地で作られた農産物が今後どうなるのか憂える。既に、行政的にはコメの作付け調整に入っている。日本の水田は米の需要に対して余力がある。生産過剰は米価の下落を招く。そういう論理で現在も減反政策は続行している。これを生産調整という美名で隠す。東北地方の震災で米の作付けも不確定要因が加わった。それに加えて今年の夏が冷夏だった場合は、また悲惨な状況が発生する怖れもある。農業の個別所得補償政策はコメ以外を作らせようとするが、日本の水田はコメを作るために千年以上かけて作られてきた食料生産体系なのだ。食料安保の基本ではないか。一方、日本の食料の自給率はカロリーベースで40%程度と自国が独立して生きられる食料を確保していない。万一の時他国に頭を下げて物乞いをしなければならない。衣食住を独立してまかなえる事が政治の全てであり、それが国民が自尊心を保てる最低の保証なのである。東北地方の被災地域でのコメの作付けは可能なのか。コメの生産は山間地より平坦地が適す。地震、津波の被害地に重なるのだ。

本日は春分の日。待ちに待った春到来であるが、被災地の人々にとっては墓参りのゆとりもないであろう。しかし、どこにいても祖先に向き合う事は出来る。東北地方は大規模の飢饉に耐えてきた歴史を持つ。こういう難局の時こそ、祖先の微かな声に耳を傾けてみたい。その声が耳に届けば今日の難局を乗り越える勇気を与えてくれるのではないか。旅の思想家と呼ばれ、群馬に生まれた高山彦九郎はその飢饉の様子を記録に残している。改めて、人知を越えた天災を振り返った。
読みかじりの記:(高山)彦九郎 歌と生涯(8)(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2010/12/post-e6e2-2.html

昨日の天気

TAVE= 11.6
TMAX= 18
TMIN= 4.6
DIFF= 13.4
WMAX= 4
SUNS= 8
RAIN= 0.5

以下本題。

かみつけ女流歌人 雅:「山峡の雪」

歌題=「山峡の雪」:

■あのあたり 我が家在りにしを 渇水の ダム指に差し 媼面伏す 42 桜井 君代

旅の情景のひとこまか、渇水したダム底を指さす媼への共感は深い。

追記:今回の東北関東大震災で原発事故で生じた電力供給能力の不足を水力発電が補った。人間で言えば、引退した後期高齢者が火事場の馬鹿力を発揮するのに等しい。代替えエネルギーの確保は危機管理の面からも不可欠だ。ダム建設も住民や自然環境への影響は非常に大きい。しかし、核廃棄物という負の遺産を後世に残さず、自然の循環の中でエネルギーを生産できる。今回の東北関東大震災が日本のエネルギー政策の大転換になる事を願う。後期高齢者も社会のバックアップ要員として自信と誇りを持って生きよう。

2011年3月20日 (日)

かみつけ女流歌人 雅:野萱草咲く

2011/3/20
寒さは一転して昨日の気温は20℃近くまで上昇。今朝は、眼のかゆみとクシャミ、鼻詰まりと花粉症の症状が出た。

昨日の天気

TAVE= 10.1
TMAX= 19.2
TMIN= 2.4
DIFF= 16.8
WMAX= 4
SUNS= 9.9
RAIN= 0

屋外の仕事中、ゴミ山から雨蛙が跳びだしてきた。ゴミと同じような保護色をしている。何回かデジカメに納めようとするとゴミの中に隠れて見つからなくなったが、ようやく撮影できた。運良くデジカメを持っていて撮影できた貴重な一枚。
Frog_winter_s


身辺雑記:先の見えない曖昧な国日本

日本人の精神性として『「美しい国の私」(川端康成)と「あいまいな国の私」(大江健三郎)(2 人のノーベル文学者の受賞講演)の対比』がある。小さな国に身を小さくしているとついつい他人の事を気遣った行動を取ってしまう。生死を分ける危機や危険が迫った時もそのような行動を取ってしまうのはどうしてなのか。言葉で安心させる事が全てではないだろう。時には叫び、時には叱り、時には怒る事も必要だ。泣くことも必要だ。

東京電力の幹部の動きが良く見えないのでNETニュースを探していると以下の記事が眼に付いた:『「福島に希望はあるのか」との問いに、東京電力の小森明生常務は言葉を失った。小森常務は18日、原発事故後初めて東電幹部として福島県を訪問。「大変な心配と迷惑を掛けたことをおわびします」と謝罪。会見後、感情を抑えきれずに号泣した。(http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20110318-750149.html)』

この記事を読んで、東電幹部といえど本当は普通の人と変わらぬ人間であるように思われた。しかし、通常会社・役所等人間は冷静な時は、役職や組織の人間としてその思考や発言が理知や建前の側に傾いてしまう。「福島に希望はあるのか」という質問はまさにその金銭で片が付くような理知の質問ではなくもっと本源的な情意に関する質問であったのだろう。福島に深い愛着があってこその質問だろう。算盤をはじいても答えは出せない質問であったと思う。言葉を失ったとは理知から情意へと頭脳のスイッチを切り替える時間であったように見える。このスイッチを切り替えることにより判断力が曇った頭脳を涙が洗い流してくれたのであろう。そうして「福島に希望はあるのか」という質問の返事であった号涙は真珠の一滴のようにも思われた。強者の奢りから目が覚めた一瞬かもしれない。また、そうなって欲しい。あえて希望があるのかないのかが問題ではないだろう。ともかく共感をさそうきっかけにはなったろう。やはり、物事にあたるには共通した理解が不可欠だ。

かつて仕事で大クレームが生じて、顧客を訪問して激論を交わした事があった。最初は顧客とその責任配分や損害賠償等が目先にちらちらして、当面の問題を終息させる方向に議論がかみ合わなかった事がある。しかし、議論が感情的になり、言いたいことをお互いに言い放った後にそれでは物事が進まない事に気付いた。それからは、両者の協調はうまく進んだ。どうしても、自分が負えない大きな責任を伴う問題のときには、目先に心理的なバリアーが生じてしまい見るべき事が見えなくなってしまう。

昨日は、首相が大連立として野党自民党の総裁に、副総理兼震災復興担当相への就任を打診したと報じられた。このような提案は理知の領分であるかも知れないが、いかにも底の浅い思いつきのように見えてしまう。震災の二次的被害として原発事故が今後益々重大になる可能性は否定できなくなっている。この問題の解決は最も困難な課題であろう。それを副総理にやらせようとするならば自分は何をしようとするのか。

昨日は計画停電は見送られて、一息ついた人々が多かったと思う。しかし、予想が外れて限界値に近づけば停電させると条件付きの意思表明なのだから内心は安心できず、結局疑心暗鬼の状態から抜け出せなかったのが実状だろう。先日は計画停電に関する一面広告が掲載された。その最後の方に、電力消費と何ら関係の無い電車通勤客に関するお節介がましい一行があった。それを見て責任を通勤客へのなすりつけているようで、広告力という圧倒的な力でさすがだと感心した。通勤客は不平不満は言っても東京電力が悪いとまでは言っていないであろう。きっと文句が出ると思ったが、連絡先は一切記載されていなかった。東京電力のホームページで地方営業所の電話番号を調べたら地図は載っていたが、電話番号は載っていない。窓口は別のフリーダイアルになっていた。見ザル、言わザル、聞かザルの三ザルに徹しているように見えた。顧客、利用者の小さな声に耳を傾け、顧客の満足度を向上させるのがサービスの本質だろう。

ちなみに、東京ガスのホームページのお客様サービス窓口で前橋市を指定して検索したら店名と住所、電話番号、提供するサービスが表示された。このサービスの差にはびっくりした。ガスでも電力でも何かの問題や事故の場合、頼りになるのは最寄りの営業所ではなかろうか。

世界的な視野から日本の現実を見ると、情報開示だけでなく、日本人の曖昧性、何を考えているか分からない等においても世界から不信感を持って見られてしまう要素が多々あるようだ。

以下本題。

かみつけ女流歌人 雅:野萱草咲く

歌題=野萱草咲く:

■小用の 近かる母を 屈ませしは この辺りなり 野萱草咲く  84 深澤 みどり

盲目の母一人に育てられた娘との絆の全てをこの野萱草に託した亡き母への鎮魂の歌。
野萱草:のかんぞう

2011年3月19日 (土)

かみつけ女流歌人 雅:絆(きづな):歴史の転換:阪神淡路大震災を越えた東北関東大震災の死亡者数(改題):残照雑記:ノモンハン事件に従軍した父の戦友・新井正明氏の事等:110319。

歴史の転換:阪神淡路大震災を越えた東北関東大震災の死亡者数(改題):残照雑記:ノモンハン事件に従軍した父の戦友・新井正明氏の事等

追記(2018/01/19):記事整形、過去BLOG再読、印象・コメント等:埋もれていた記事のタイトルを内容に相応しく、検索にかかりやすくするため修正した。尚、再投稿もしておく。


2011/3/19
歴史の転換:阪神淡路大震災を越えた東北関東大震災の死亡者数

今朝6時のNHKニュースで東京電力は電力需要予測から本日の計画停電は見送られると報じた。名ばかりの計画停電に翻弄され、交通信号が停止した為に死亡事故が起こる等二次災害事故のような事故も多発している。現在行われている計画停電の妥当性を大至急検証して、安心安全な電力供給体制を早急に樹立して頂きたい。思うに「安心安全」という基本的な言葉が既に蒸発して消えてしまったかのような現実となっている。これでは企業も民間も毎日の仕事が成り立たない。本日は北関東自動車道の全線開通の日であるが式典は中止された。東北関東大震災が北関東自動車道全線開通にも影響した。

東北関東大地震が起きてから七日目の昨日、この大震災の死亡者数が、戦後の自然災害としては最大を記録した。また、東京電力福島原発の事故レベルが5に上昇し、日本の原発事故としては最悪の事態になった。まさに、日本の運命の転換点にさしかかっているように感じる。それを産経ニュースは以下のように伝えている。

産経ニュース(http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110318/dst11031818180074-n1.htm):「福島第1原発事故「レベル5」 米スリーマイル並み(2011.3.18 18:17 );
 経済産業省原子力安全・保安院は18日午後の会見で、日本大震災で被災した福島第1原子力発電所の連続事故について、国際原子力機関(IAEA)が決めた8段階の国際原子力事象評価尺度(INES)で「レベル5に相当する」との暫定評価を発表した。原子炉が炉心溶融を起こし周辺に放射性物質が放出された米スリーマイルアイランド原発事故(1979年)と同レベルとなる。」

産経ニュース(http//:sankei.jp.msn.com/affairs/news/110318/dst11031820220081-n1.htm2011.3.18 20:21 ):死者・行方不明者1万7227人 18日午後7時現在 警察庁;
「警察庁によると、18日午後7時現在、東北など12都道県警が検視などで確認した死者数は6911人に上り、平成7年の阪神淡路大震災の死者数(6434人)を超えた。」

地震と津波による死傷者は自然災害と見なすには躊躇しないだろう。一方、原発の危険度5という評価は地震と津波を前提条件とするが、自然災害とは異質なものと考えざるを得ない。原発の危険度5の状況で適切な対応が成功しないと更に事態は悪い方向に向かう。なんとか進行を阻止してもらいたい。

阪神淡路大震災にまつわる記憶として自分の父が被災地の戦友の安否を必死に確認したがった事があった。戦友とは新井正明氏(群馬県出身)。当時父は入院加療中で安心出来ぬ容態で家族が交代で付き添いをしていた。そんな時に阪神淡路大震災が起きた。それを聞いた父はしきりに関西在住の戦友新井正明氏の事を気遣った。新井正明氏と父はノモンハンで従軍した時の同期兵だった。終戦後は同期兵が戦友会を作り戦友の交流は50年以上にわたり、高齢になり活動が困難になって同期会は解散した。戦争の事を余り話さない父であったが、兵営を一歩外に出れば実弾が飛び交う戦場であった。いつ命を落とすか分からない恐怖の中の軍隊生活を送った。

戦争を振り返り、新井正明氏が住友生命の社長になってからも、あいつは本当に立派なやつだと口にしていた。新井正明氏が東大卒に対して父は小学校卒でしかないが、軍隊の同期兵と言うことで同じ付き合いが出来た事を喜び誇りにしていた。新井正明氏の年譜をみると昭和12年東京帝国大学(現東京大学)卒業、昭和12年住友本社入社、住友生命に配属、昭和13年召集、昭和14年ノモンハンでの戦傷により右脚を切断とあった。今調べてみて、新井正明氏が父より数年先輩であると分かり、改めて父の言葉を実感した。学歴や年齢にこだわらずつき合ってくれたのだ。母は何回か住友生命に電話をかけて安否を尋ねたが丁寧に断られたようだ。しかし、ノモンハンの同期兵のだれそれと言うと、その話が新井正明氏本人に伝わったらしく、無事である事と住所を教えてくれた。父はそれを聞いて安心し、その後しばらくして他界した。葬儀等が一段落してから母が新井正明氏にこちらの消息を伝えると丁寧な哀悼の手紙を頂いた。新井正明氏は90歳の長寿を全うされたが父のお礼を失念していた。改めて氏のご冥福をお祈りします。

WEBで新井正明氏の事を調べると従軍期間は一年以下。父も20歳前半の生死と寝食を共にした戦場体験とその後の同期としての付き合いを通して、新井正明氏の事を語ってくれたのだと思う。WEBで新井正明氏が陽明学者安岡正篤を師と仰いでその後の活動の基礎としている事はつい今知ったことである。そのきっかけがノモンハンでの右脚を切断した事であるらしい。ハンディを克服して会社のトップに上り詰めたが、会社運営でも見事な人事を行い、その引き際も潔く、松下政経塾理事長もつとめたようだ。陽明学とは今時流行っていないが、知行合一を説くらしい。日本が元気な頃、安岡正篤に師事した政財界の要人は多い。今、日本は東北関東大震災という国難に匹敵する災難のさなかにある。地震、津波、原発の放射能等それに直面している多くの人々がいる。まさに生命の危機と背中合わせの戦場と同じ状況のようでもある。誰もがそういう人々の安否や安心を気遣っている。生死と寝食を共にする事で強い絆が生まれ、生死の危機や喪失したかけがえのないものすべてを克服する事で新しい一歩を踏み出せるのではないか。東北関東大震災に際して改めて新井正明氏の事を思い出した。新井正明氏が今日の東北関東大震災を見たらどんな助言を頂けるのだろうか。

昨日の天気

TAVE= 4.9
TMAX= 11.6
TMIN= -1.3
DIFF= 12.9
WMAX= 5
SUNS= 11.2
RAIN= 0

以下本題。

かみつけ女流歌人 雅:絆(きづな)

歌題=絆(きづな):

■まどろみの なかの幼日 春の野を 探せよ探せ 母に逢ふため 6 阿部 貞子

介護や死別を通して、幼い時の母への思いは益々つのる。そんな気持を探せよ探せと率直に詠っている。

2011年3月18日 (金)

かみつけ女流歌人 雅:紀元杉

2010/3/18
寒い日が続いている。昨日は60Wのアンカを膝の上に乗せて座業。作業場の気温は6℃だった。夕方になり更に冷えそうなので仕事を切り上げた。

3/17の17時頃にJR、地下鉄に対して10%の節電指令が出された。その理由に、気温の低下で暖房等の電力使用が増大して、供給能力の上限に近づき予想の出来ない停電が発生するとおそれがある事を上げた。なぜ、JR、地下鉄なのか。気温の予想はある程度正確にできるのだから、そういう要素を入れて予想して実施するのが計画停電ではないのか。理解に苦しむ。

以下の記事を見ると電力消費量が危険レベルに迫ったのは分かるが、計画停電は建前では東京電力の責任で行っているのではないか。そこに政府が口を出したように見える。当然、首都の大規模停電が国家の危機として政府が計画停電を率先主導するのであれば理解できる。この国難にあって、責任のなすりつけをするような場合ではないであろう。

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以下「スポニチアネックス」WEBからの引用(http//:ww.sponichi.co.jp/society/news/2011/03/18/kiji/K20110318000447960.html):「首都圏に大規模停電危機…帰宅ラッシュまた大混乱
;海江田経産相は午後3時すぎに緊迫した表情で緊急会見。「本日夕方から夜にかけて電力需要が供給量を大幅に上回り(首都圏などで)予測不能な大規模停電が発生する恐れがある」と強い表現で警告し、各企業、各家庭に節電を呼びかけた。;これを受け国土交通省は鉄道会社に対し、緊急的に運行本数を削減するよう要請。JR東日本は午後5時以降、山手線、京浜東北・根岸線、埼京線、常磐線などで本数を減らして運行。東急、京急などの私鉄、地下鉄も2~3割、削減した。;東電の17日の供給力は最大3350万キロワットだったが、電力需要は午前9~10時に3330万キロワットを記録。最大供給力の一歩手前まで迫った。ただ節電の呼びかけに企業、個人が応じたため、大規模停電は寸前で回避された。」
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昨日は原発にヘリコプターから放水を行った。これを行うために、公務員の放射能被爆許容レベルの上方変更を決定した。放射線の危険性は東京電力と政府が率先して説明すべき事ではないだろうか。東京電力や政府が出す情報を裏読みしなければならない日本とはどういう国なのか。日本に外交使節を置いている西欧諸国が所員に日本や原発危険区域からの本国帰国や関西方面への待避をすすめているという報道を耳にすると日本が国際的に信用されていないのではないかとつらい思いがする。被災地の人々はこのような情報に接するどころではないだろうが、後から知って更に辛い思いがするのではないか。

昨夜は計画停電への予備が無く、暗闇の中ガスコンロでインスタントラーメンを作り一人だけの夕食。台所は真っ暗だが、外が明るい。月光が家の中にも入り、目が慣れるとなんとか物がみえてきた。こんな時だからと朝刊を持って外に出た。本文活字は無理だったが、見出しの一回り大きな活字は読めた。カラー写真の色も何とか識別できた。人類の祖先をだどると、小さなほ乳類で捕食されないように夜活動したらしいと何かの本で読んだ記憶ある。人間、日頃の便利さに自分の持っている能力に気付かないでいるのではないか。自分がサバイバルという点で尊敬するのはグアム島から生還した横井庄一さん。何十年かのジャングル生活でカレンダーが狂わなかっただけでも驚異だった。なにがなんでも生き残っていようという気持が大切だと思う。そのためには、自分の持っている能力に気付きそれを生かして行く事だ。

東北地方太平洋沖地震は本日で、発生以来7日目となった。通信や交通機能の回復等により、徐々に、その被害が明らかになりつつある。警察庁によると、17日午後10時現在、東北など12都道県警が検視などで確認した死者数は5692人に上った(産経ニュース:2011.3.17 23:22 )と報じられた。原発事故に目が奪われて、地震・津波の死者・被害者のニュースも相対的に少なくなっている。

今朝6時の屋外気温は-1.7℃で真冬並に寒い。AMEDASでは-0.7℃。

昨日の天気

TAVE= 1.9
TMAX= 6.7
TMIN= -1
DIFF= 7.7
WMAX= 10
SUNS= 9
RAIN= 0

以下本題。

かみつけ女流歌人 雅:紀元杉

歌題=紀元杉:

■酸性雨に 白く立ち枯れし 屋久杉を 遺産の森に 数多見掛くる 18 石原 信子

屋久杉が酸性雨で枯れているという意外な現実を歌として記録している。

2011年3月17日 (木)

環境雑録:原子力事故と現代文明の脆弱性

2011/3/17
3/19の北関東自動車道の全線開通が間近に迫ってきたが、それを祝す雰囲気は完全に消失している。食料も燃料も逼迫している。それに加えて、冬型の寒い天気となっている。AMEDAS今朝6時の気温は-0.8℃。自然の力の前に人間の非力さを感じる。膨大なエネルギーを使えば自然さえ征服できるという傲慢な考えがしみついてしまったのが現代文明の一面かもしれない。自然の摂理に従い、困難を乗り切るという方向に舵をきる必要がありそうだ。

昨日の天気

TAVE= 5.2
TMAX= 10.1
TMIN= 0.2
DIFF= 9.9
WMAX= 11
SUNS= 8.3
RAIN= 1

以下本題。

環境雑録:原子力事故と現代文明の脆弱性

東京電力福島原子力発電の事故は日増しに深刻さを増している。この悪夢の、前例は「東海村JCO臨界事故」(WIKIPEDIA:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E6%B5%B7%E6%9D%91JCO%E8%87%A8%E7%95%8C%E4%BA%8B%E6%95%85)でレビューできる。テレビで原子力工学の専門家が、事態の客観的な判断をするにもどのような核物質が放出されているかの情報開示が無いと、当局への情報開示を要請していた。危険だから待避せよという指示だけでは、待避に大きな負担を余儀なくされる市民は納得ができない。

核分裂反応/出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)(最終更新 2011年3月13日 (日) 09:23 )(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%B8%E5%88%86%E8%A3%82%E5%8F%8D%E5%BF%9C)』によると、核分裂反応 について、「中性子を吸収したウラン235が、クリプトン92とバリウム141に分裂した例。この分裂の際、平均2 - 3個の高速中性子が放出される。この中性子が別のウラン235に再び吸収され、新たな核分裂反応を引き起こすことを核分裂連鎖反応という。この連鎖反応をゆっくりと進行させ、持続的にエネルギーを取り出すことに成功したのが原子炉である。一方、この連鎖反応を高速で進行させ、膨大なエネルギーを一瞬のうちに取り出すのが原子爆弾である。」と説明している。

東京電力福島原子力発電所の原発も地震当時一部は整備で停止中だったが、その他は稼働していた。地震でその稼働は停止したが、核燃料は燃え続けるられる状態にあったであろう。ともかく、今回の原発事故で、事態は刻々と悪い方向へ向かっているが、必要十分な情報がその情報を握る情報源から出てこないことに大きな不満といらだちがある。我が家でも、息子が心配して、小窓まで閉めていた。放射能は群馬県でも検出され群馬県のホームページにその情報があった。当局のデータの開示でも「直ちに健康に影響を与えるレベルではないと考えられる」と目先の事にしか言及しない、いわば責任逃れのような対応に終始しているのが実状である。

ネット上には色々な情報があるが、知りたい情報になかなかたどり着けない。そんななか、「原子力資料情報室」のサイト(http://www.cnic.jp/)に、『放射能ミニ知識』という記事があった。また、「原子力資料情報室」を運営してきた高木仁三郎についても記事(http://cnic.jp/takagi/)がある。その中の「年譜 高木仁三郎が歩いた道」を見ると、群馬県が生んだ科学者、平和運動家で原子力問題に一生を捧げたようだ。高木仁三郎/出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E6%9C%A8%E4%BB%81%E4%B8%89%E9%83%8E)(最終更新 2011年3月2日 (水) 08:21 )』によると「高木 仁三郎(たかぎ じんざぶろう、1938年7月18日 - 2000年10月8日)は、日本の科学者であり、脱原子力運動の中心人物であった。」とある。

「友へ 高木仁三郎からの最後のメッセージ(http://cnic.jp/takagi/words/tomohe.html)」で、高木仁三郎は「残念ながら、原子力最後の日は見ることができず、私の方が先に逝かねばならなくなりましたが、せめて「プルトニウムの最後の日」くらいは、目にしたかったです。でもそれはもう時間の問題でしょう。すでにあらゆる事実が、私たちの主張が正しかったことを示しています。なお、楽観できないのは、この末期症状の中で、巨大な事故や不正が原子力の世界を襲う危険でしょう。JCO事故からロシア原潜事故までのこの1年間を考えるとき、原子力時代の末期症状による大事故の危険と結局は放射性廃棄物が垂れ流しになっていくのではないかということに対する危惧の念は、今、先に逝ってしまう人間の心を最も悩ますものです。」と述べている。

今日の福島原発事故がどのような経過をたどるか予断を許さないが、被害が最小になるように解決されるよう願うばかりである。高木仁三郎が最後のメッセージで訴えてから10年余後に今回の事故が発生してしまった。東北関東大震災からの復興にも電力や石油が不可欠である。原子力の危険を根本から断つには今日の文明自体の改質が迫られる。その原点になるのは、過去の歴史を学び、その教訓を生かし、一人一人が意識を変えて行く以外にないのだろう。

2011年3月16日 (水)

環境雑録:東京電力福島第一原子力発電所の事故

2011/3/16
環境雑録:東京電力福島第一原子力発電所の事故

大抵、大災害の時一国の代表が視察に向かう場所はその被害が甚大な所と考えるのが常識であろう。総理の3月12日のメッセージで「私は、本日、午前6時に自衛隊のヘリコプターで現地を視察いたしました。まず、福島の第一原子力発電所に出向き、その現場の関係者と実態をしっかりと話を聞くことができました。  加えて、仙台、石巻、そういった地域についても、ヘリコプターの中から現地を詳しく視察をいたしました。」(首相官邸ホームページ:菅総理の演説・記者会見等 )とある。首相は「福島の第一原子力発電所に出向」いたが、ようやくその意味が分かりかけてきた。未曾有の巨大地震の上に加えて、未曾有の原子力発電所事故の発生がすでに予見されていたのではないか。それならば、その時点でどんな対策が指示されたのかを知りたいところだ。広島・長崎の原子爆弾の被爆に日本人の原子力に対する意識の原点があるだろう。原子核反応の平和利用が原子力発電である。この二つのベクトルを合わせる事は難しい。しかし、それを実現できるのは日本のみだ。政府と東電が一体で危機対応にあたる「福島原子力発電所事故対策統合本部」が設置された。後手、後手の連続であるが、事故の拡大を水際ででも阻止してもらいたい。

放射能に関しては、その怖さは誰もが知っている。しかし、一般人には、見えない、知らないという点で大きな不安を誰もが抱えている。自由空間に放出された放射能は集めることも処分する事も困難になる。放射能を出さない他の物質に崩壊するまで長い期間待つ以外に処置のしようがない。東京電力福島原子力発電所の事故でたどりついたブログに「かまたみのる公式ブログ   八ヶ岳山麓日記」があった(ここにリンクさせていただく:http://kamata-minoru.cocolog-nifty.com/)。鎌田氏は、放射能汚染地帯の支援をされ、今回の原発事故について連続でブログを書かれている。日本の原発事故にかんしても是非頑張って頂きたい。

昨日の天気

TAVE= 8.7
TMAX= 12
TMIN= 4.7
DIFF= 7.3
WMAX= 5
SUNS= 0.1
RAIN= 0

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計画停電についてのメモ:
(1)デスクトップPCを使っていて、ちょっと離れていた間に計画停電に入り、パソコンがダウンしてしまった。スキャンディスク後なんとか立ち上がった。
(2)計画停電中に受話器を上げるとツーと音がして通話が出来る状態であった。実は光電話で確かめて見たかった。
(3)電気事業法(WIKIPEDIAにこの法律の背景等が書かれている。一般家庭等に電気を供給する事業(一般電気事業)は、その重要性に鑑み、今日でも地域独占に近い特権が与えられている。その特権の対価として重い電力供給義務が課せられていると思う。)今回、東京電力が利用者の利便を無視して、計画停電という美名の本に行った手前勝手計画停電を、電気事業法という観点から考察するのも、事業の公共性と言う点から重要であるだろう。東京電力が電気事業法の理念に基づき、火力、水力、原子力発電等その特徴に添って、電気供給義務を死守していれば、今日のような事態には陥らなかった筈であろう。今回の手前勝手計画停電が、原子力発電事故を隠蔽して、更に濡れ手に粟の既得権になってしまうと、計画停電という美名の本に、利用者の利便性は著しく阻害されてしまうと思われる。利用者にとっては、競争がないので電気料は言いなり、電気の供給も言いなりというチェックアンドバランスという機能が全く働かない、モンスターになってしまう。今日まで、東京電力と言えども、計画停電等という電気事業法を無視したような行動は一度もとってきていなかったと思う。もし、東京電力が計画停電を行うのであれば、それは利用者と供給者の完全な同意に基づかなければならないだろう。その同意形成を完全に無視した今回の東京電力の行為は電気事業法にも違反するのではなかろうか。電気事業法という法律の存在は知っていたが、その条文を読んだのは初めてのように思う。勉強のため重要な条文を抜き出してみたい。
(4)東京電力の原子力発電所の事故に関して、適時適正な情報が公開されていない事は計画停電に関しても全く同様な状況である。
(5)鎌田医師がブログで述べているように、原子力発電所の事故の処理を現場で必死に行っている担当者がいる。当然、放射線を被曝して発病さえ覚悟しているだろう。同様に、計画停電に対応して、自分の現場で必死に対策に振り回されている多数の担当者がいる。東京電力の経営層には、現場に出てこのような現場の姿を正視できる人材がいるのか。
(6)東京電力原発事故、計画停電等の報道で東北関東大震災の各地の被害報道のチャンネル幅が相対的に狭められているように感じる。

以下電気事業法の抜粋

 第一章 総則
(目的)
第一条  この法律は、電気事業の運営を適正かつ合理的ならしめることによつて、電気の使用者の利益を保護し、及び電気事業の健全な発達を図るとともに、電気工作物の工事、維持及び運用を規制することによつて、公共の安全を確保し、及び環境の保全を図ることを目的とする。
(この条文に照らして、一方的な手前勝手計画停電は許されるのだろうか。電気の使用者の利益はこの法律により保護されねばならないのではないか。)

第二章 電気事業
第一節 事業の許可等
(事業の許可)
第三条  電気事業(特定規模電気事業を除く。以下この節(第五条第七号及び第十七条第一項を除く。)において同じ。)を営もうとする者は、経済産業大臣の許可を受けなければならない。
2  前項の許可は、一般電気事業、卸電気事業及び特定電気事業の区分により行う。
(東京電力等の一般電気事業は許可の基準として公共の利益という重い制約を課せられている。手前勝手計画停電は事業者をより強くして、利用者をより弱くしてしまうおそれが大きいだろう。)

(許可の基準)
第五条  経済産業大臣は、第三条第一項の許可の申請が次の各号のいずれにも適合していると認めるときでなければ、同項の許可をしてはならない。
一  その電気事業の開始が一般の需要、一般電気事業の需要又は供給地点における需要に適合すること。
二  その電気事業を適確に遂行するに足りる経理的基礎及び技術的能力があること。
三  その電気事業の計画が確実であること。
四  一般電気事業又は特定電気事業にあつては、その事業の用に供する電気工作物の能力がその供給区域又は供給地点における電気の需要に応ずることができるものであること。
五  一般電気事業にあつては、その事業の開始によつてその供給区域の全部又は一部について一般電気事業の用に供する電気工作物が著しく過剰とならないこと。
六  特定電気事業でその供給地点が一般電気事業者の供給区域内にあるものにあつては、その事業の開始によつて当該一般電気事業者の供給区域内の電気の使用者の利益が阻害されるおそれがないこと。
七  前各号に掲げるもののほか、一般電気事業及び卸電気事業にあつては、その事業の開始が電気事業の総合的かつ合理的な発達その他の公共の利益の増進のため必要かつ適切であること、特定電気事業にあつては、その事業の開始が公共の利益に照らして適切であること

(事業の休止及び廃止並びに法人の解散)
第十四条  電気事業者は、電気事業の全部又は一部を休止し、又は廃止しようとするときは、経済産業大臣の許可を受けなければならない。 (計画停電は電気事業の一部の休止に該当するのか?)

 第二節 業務
 第一款 供給
(供給義務等)
第十八条  一般電気事業者は、正当な理由がなければ、その供給区域における一般の需要(事業開始地点における需要及び特定規模需要を除く。)に応ずる電気の供給を拒んではならない。
(一方的な計画停電は本条の規定に反するのではないか。原子力発電は、予めその放射能の危険性が明確であるので、その危険性を無視した原子力発電の建設や運用は正当な理由になり得ないであろう。)

(一般電気事業者の供給約款等)
第十九条  一般電気事業者は、一般の需要(特定規模需要を除く。)に応ずる電気の供給に係る料金その他の供給条件について、経済産業省令で定めるところにより、供給約款を定め、経済産業大臣の認可を受けなければならない。これを変更しようとするときも、同様とする。
2  経済産業大臣は、前項の認可の申請が次の各号のいずれにも適合していると認めるときは、同項の認可をしなければならない。
一  料金が能率的な経営の下における適正な原価に適正な利潤を加えたものであること。
二  料金が供給の種類により定率又は定額をもつて明確に定められていること。
三  一般電気事業者及び電気の使用者の責任に関する事項並びに電気計器その他の用品及び配線工事その他の工事に関する費用の負担の方法が適正かつ明確に定められていること。
四  特定の者に対して不当な差別的取扱いをするものでないこと。
(この条項「料金が能率的な経営の下における適正な原価に適正な利潤を加えたものであること。」により、一般電気事業者の能率的な経営の下における利潤が保証されるようだ。)

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2011年3月15日 (火)

雑草句録:かじかむ手

2011/3/15
身辺雑記:東北関東大震災雑感

計画停電に関して、東京電力は短時間の内に二転三転する記者発表で大きな混乱を招き、かつ世間の不信を買ったかのような動きを示した。しかし、それは福島第一原子力発電所の事故を隠す煙幕にはならなかった。むしろ、その事故を際だたせたのではなかったか。asahi.com(2011年3月14日15時34分)の「14日の東京株式市場で、大震災の影響で原子力発電所の事故対応に追われる東京電力の株価が前週末終値比500円安の1621円でストップ安となった。」という、株価の反応が東京電力の現状を余すことなく語っているようでもある。東京電力福島第一原子力発電所1号機から3号機まで、同じような冷却系の事故が生じている事は何か構造的な重大な欠陥があるように感じる。一方、本日は気象庁以外の防災機関が津波が発生しているという誤った情報を現場に流し、気象庁がその情報を否定するような発表をして、危機管理情報の共有化ができておらず、混乱を生じたという事件もあった。東北地方太平洋沖地震は色々な意味で多くの教訓を残してくれるだろうと思うが、その授業料は余りにも大きすぎる。

昨日の天気

TAVE= 11.7
TMAX= 18.1
TMIN= 3.7
DIFF= 14.4
WMAX= 3
SUNS= 5.3
RAIN= 0

以下本題。

雑草句録:かじかむ手

■退職のアイサツメールかじかむ手

一回だけの記念すべきメール。自宅で寒さにこらえて打った。

○このほどを花に礼いふ別れ哉     芭蕉

長期間滞留した門弟宅を去る時の一句。門弟にむかって礼を言うべきところを花にすりかえてしまったようだ。ここに記録と文芸の差がでているのであろう。芭蕉も門弟もとぼけ加減を楽しんでいるようだ。

■とぼけれど尚名残ある別れかな

追記1:計画停電は3/14の夕刻にあるグループで実施された。しかし、どういう条件で実施するのか明確に公告されていない。余りにもアバウトなのだ。従って、受電する利用者が計画を立てられない。一方、利用者は身を切って自己防衛、自前対策をしている。利用者にも膨大な損害が及ぶのである。計画停電を続行するのならば、東京電力は自社が現在供給している総電力をリアルタイムで公表し、それが停電限界の何%かも同時に公表すべきではないか。国民もそれなりに聡明だろう。信頼できるデータがリアルタイムに流されれば自然に自制が働くだろう。原発事故で供給能力が何%低下したのかもはっきりさせないで、その事故のつけを利用者に回すのも道義上も許されないだろう。当然、天災で東京電力が被った被害は誰でも理解できるが、納得できるデータに基づく何の説明もなく計画停電を唐突に強行するのは誰にも理解できないだろう。

追記2:退職挨拶メールを探したらまだ残っていた。何事も始まりと終わりがある。奇しくもこのメールの未曾有の難局とは、新潟県中越地震であった。東北関東大地震も一つの出来事の終わりであり、新しい復活の歴史の出発でもあると思う。東北地方は半導体関係の会社は少なかったと思うが、販売支援の仕事で数社訪問した記憶がある。昨日は、津波と大火で心配が大きかった被災地に勤務する甥が無事であると確認でき安心した。東北関東大地震も新しい歴史の一里塚になって欲しい。

「お世話になったみなさまへ

在職中は公私ともに大変お世話になりました。

未曾有の難局に直面しているなか、
この度、本日○月○日で○○を退職することになりました。
入社以来、成長産業である半導体事業、主に開発関係の
仕事に従事できたことはなによりの幸せであったと感謝しております。
30有余年にわたる仕事を落ち着いて振り返るいとまはありませんが、
先輩、上司、同僚に支えられて時には
新しいことにチャレンジし、時には失敗し、仕事の分野も
いくつか変わりましたが、その中で多くの方々と
一緒に仕事させていただくことができたのは私にとって
なによりの財産となりましたことに心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございます。
○○半導体もいろいろな危機を乗り越えてきた実績があります。
全員が一丸となって知恵を出し合い必死に頑張れば
この難局も解決できるものと確信しております。
早期の復活を念願してやみません。」

2011年3月14日 (月)

身辺雑記:東北地方太平洋沖地震から東北・関東超巨大地震へ

2011/3/14
本日から輪番(計画)停電が実施される。朝日、毎日のNETニュースでは「東日本大震災」という言葉が出現。「東北・関東超巨大地震」という呼び名も出てきた。超巨大地震地震とその余波を受けた原子力発電所の事故という重圧ものしかかっている。ガソリンもパンや牛乳等も店頭から姿を消したようだ。売り惜しみ、便乗値上げが被災地以外も直撃しそうな気配だ。耐えるしかない。

追記:朝の計画停電の対象地区になっていたので日が変わって、丑三つ時にブログをかいた。朝、いつもの通り電灯のSWを入れると点灯した。おかしいなと思いつつ、その電灯で新聞を読んだ。7時AM頃。上毛新聞のページをめくると東電の計画停電の全面広告が目に飛び込んできた。それに続いて、テレビが第一グループの計画停電の実施が見送られたと報じた。東電のホームページを開くと計画停電の告知がトップに出ていた。しかし、その内容はPDFで、自分のACROBAT READERのバージョンが6なのか、読めない。以上の経緯を見ると計画停電の実施がある程度、計画的に企画された事が窺える。しかし、計画停電は何の前触れもなく唐突に、準備のゆとりもなく実施されようとしていた。それが、一夜明けて撤回となると、その対応自体の信頼性がゆらいでしまう。東電のホームページには今朝の7時台では計画停電の中止は一切出ていない。ともかく、こういう非常事態には正確で信頼できる情報が絶対に必要である。電力各社は生活や事業のインフラを担う基幹産業であり、経費に利益を上乗せして決して赤字にならない経営が保証されていると学生時代に、送配電工学の授業で教えられた事が思い出される。それを言い直せば、電力各社は、身を切っても電力供給責任を果たさねばならないという事であろう。ところが、今回の対応はオオカミ少年になりかけてしまったようで、当局の腹のすわらない態度が透けてみえてしまったように感じる。一般市民も、正確で信頼できる情報を適時に知ることができれば正しい判断ができる筈だ。一般市民は報道を信じて、不便や危険を覚悟してまで実施当日の行動を計画した筈だ。原発の事故はいくら弁明してもその責任は当局にあるのである。それを自分の不利にならないような情報の二次的な操作で眩まそうとした低意はなかったか。疑問なのは、電力量という数値で電力の需要と供給能力は定量的に表せるのであるが、その数値が一切公表されていない事だ。この数値が公表されれば、小学生でも停電や節電の意義が判断できる事だ。思うに、計画停電の実施の予告無しの唐突な実施は、企業のエゴに基づき、二次災害を引き起こすことが明確になり、企業責任を果たせなくなると言う認識が明確になったからではないか。

昨日の天気

TAVE= 10.2
TMAX= 18.9
TMIN= 2.6
DIFF= 16.3
WMAX= 3
SUNS= 11.1
RAIN= 0

以下本題。

身辺雑記:東北地方太平洋沖地震から東北・関東超巨大地震へ

気象庁は東北地方太平洋沖地震の大きさ(マグニチュード)をM=8.8からM=9.0に上方修正した。これがどういう経緯で為されたか定かではない。ともかく、科学的データだけではなく、その被害の大きさも加味されたように感じた。本震は単発事象なのだからデータはただ1セットしかないだろう。そのデータの読み方や解釈を変えたのであろうと考えた。心理的・現象的には、地震による被害の部分は津波のによる被害の部分に覆われてしまいそうに感じる。WIKIPEDIAによるとマグニチュードの定義も色々ある。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』(最終更新 2011年3月13日 (日) 09:13 )の「マグニチュードの大小の目安」によると、M=9.0は 超巨大地震 に分類され、エネルギー換算で2 ×10↑18(10の18乗)J、TNT換算で4億8,000万tであり、その例をMw9.0: カムチャツカ地震 (1952年)、Mj9.0 (Mw8.9): 東北地方太平洋沖地震 (2011年)、Mw9.2: アラスカ地震(1964年)、Mw9.1~9.3: スマトラ島沖地震 (2004年) と示している。東電のホームページによると福島第一原子力発電所のH21年までの累計発電電力量は9,000億kWhであり、概算するとM=9.0のエネルギーはこの累計発電電力量と同じオーダーになった。TNT換算で4億8,000万tとこれも想像を絶するエネルギー量ではある。

昨日、我が家の墓石が地震で動いたとの連絡をもらった。この巨大なエネルギーの極一部が為した仕事だが、向きを直してくれた後だったので、その様子を見ることは出来なかったが、全部西方を向いていたとの事。西方浄土という意味で西を向いたのではという話も出るほどであった。

3/13には、宮城県は死者の数は1万人を上回るだろうと言う見通しを発表した。地震発生の翌日は1000名台の死亡者数が報道されていたが、何か楽観的な死者数に見えた。その一因に、詳しい情報の収集・分析が出来ていなかった事があるようだ。その点で、気になるのが防災無線システム等が十分に機能したのかという点。結局、携帯も有線電話もその電源は商用電源が頼りになっている。商用電源が使えなくなった時に使えるバックアップ電源が十分でないので、進歩したIT技術も十分使えなかったのではないか。そういう点から見ると電力はインフラのインフラという最も重要なインフラと考えられる。ともかく、住民の安否を把握し危機管理をすべき自治体と中央の連絡がとれなくなるような事態が起こった事は今後の危機管理体制で最初に解決すべき課題のように思われる。この未曾有の緊急事態の最初の1日、2日の間に情報のブラックアウトが生じた事で、初動体制の不備という大きな損失を招来したように思われる。

ともかく携帯・インターネット等IT技術が発達しているが、今回の巨大地震の場合安否情報を確認する事も思うように出来ない人々が多かったと思われる。また原子力発電所でも同じような例が同時に発生しているので、なにか技術の盲点があるように感じられる。携帯電話の場合、基地局が停電で機能しなくなったり、通信制限で機能が発揮できない場合がある。予備のバックアップ電源を使い切って基地局が機能できなくなったとき、その基地局がカバーする範囲内にある携帯電話を小さな無線中継局に切り替えて緊急通信を行う通信路として利用できないだろうか。これは究極的な無線分散システムで、通信システム自体のインテリジェント化に相当すると思うが現在の技術でも十分可能かもしれない。持っていても機能しない携帯電話が緊急通信に役立つならばとつい夢想をしてしまった。

2011年3月13日 (日)

環境雑録:巨大地震による原子力発電所の事故

2011/3/13

環境雑録:巨大地震による原子力発電所の事故

東北地方太平洋沖地震の翌朝、庭の石灯籠が倒れていると声がかかった。灯籠の各段は特に固定されておらず、単に積み上げたあっただけだが、今まで無事に立っていた。ところが、今回の地震では無惨にも、完全にバラバラになり、倒れていた。重心が高いところにあり、地震のゆれで足をすくわれたようだ。県内でも類似の被害はあったと思う。この巨大地震の全容が明らかになりつつあるにつけて、文明社会のもろさを痛感する。

特に原子力発電と巨大地震の関係が心配になった。3/12午前、首相は東京電力福島原子力発電所を視察した。その後になって、炉心の冷却水の水位が低下し、放射能を含んだ物質が排出される危険があるとして、福島第一原子力発電所周辺半径10Km以内の住民の避難命令が出された。更に、それに続いて爆発が起こり、建屋の外壁が飛散したのを受けて避難命令は半径20Km以内に拡大された。爆発の原因は発生した水素と空中の酸素が反応した事とされている。原子炉格納容器は破損していないと説明されているが、核分裂物質が検出されている事も発表している。現在、異例の海水注入と中性子を減速させて核反応の進行を抑えるホウ素を使用した対策が採られている。この対策がうまくゆく事を願うばかりだ。今回の福島第一原子力発電所の事故はJCOの臨界事故と同じレベルの4(最高レベルは7だったと思う)であると朝のNHKラジオニュースが伝えた。

JCOの臨界事故については、2010/8/24のブログに書いた。
http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2010/08/post-af04.html

振り返ってみると、この臨界事故では死者二名と数百名の被爆者を出している。放射能事故は直接眼に見えない上に、被爆すると長期間にわたり後遺症の心配が残る。今回の避難命令もJCOの臨界事故という悪夢のような前例が背景にあったのか。ともかく、原子炉を安全に保つ冷却装置は原子炉設計と運用の最も基本の部分だろう。JCOの臨界事故の後だったか、原子炉建設にはトラック数台分ほどの設計資料があるという話を聞いた事がある。デザインレビュー等でその資料を綿密に検討して来ているとは信じるが、どこかにその間隙をすりぬけた不適合があったのか。JCOの臨界事故の場合も操作マニュアルはあったが、現場はそのマニュアルに従っていなかったような不適合があったと記憶している。再発防止云々が問われると思うが、原爆の歌と同じように三度許すまじという覚悟で臨んでいただきたいという気持を誰でも持つであろう。特に原発を持つ自治体やその住民は今回の事態を深刻に受け取っていると思う。

Tourou_tentou

2011年3月12日 (土)

身辺雑記:東北地方太平洋沖巨大地震の脅威にふるえる

2011/3/12

身辺雑記:東北地方太平洋沖巨大地震の脅威にふるえる

午前中はのどかな晴天。篠刈りをして、昼食後は冊子の拾い読み。ついにうとうとしてしまったところにがたがたと大きな地震が来た。大正12年の関東大震災の時の祖母の話によると、庭の水たまりの水が跳ねたとその大きさを教えたくれた。今朝の新聞ではその地震の大きさM(マグニチュード)は7.9との事。今回の地震は最初暫定値としてM=7.9だったが、その後M=8.4と修正された。現在ではM=8.8と観測史上最大の大きさとなっている。インターネットの速報ではこのM値の異なる情報があり、気象庁が地震の大きさを定量的に評価する経過を示しているようだ。

室内にいたが、棚からビデオカセットが落下、台所のテーブルから薬缶が落下、それでもおさまりそうがないのでついに裸足で庭に飛び出した。その後、1時間以内に数回の余震があり、その余震の大きさにも脅威を感じて、玄関先まで出てしまった。この地震をどのように伝えたらよいのかとふと思った。自分の体験に結びつけると、昔のおんぼろバスが舗装をしていないデコボコ道を猛スピードで走っているときのような危険を感じる衝撃とでも言おうか。その後は、かみさんとテレビに釘付けになってしまった。やはり、こういう時は一人ではこころもとない。ラジオを付けっぱなしで寝た。朝6時の時点でNHKのニュースは死者行方不明者1000名以上と伝えた。今回の地震は大津波を伴い、その被害範囲も相当広いという特徴があるようで、阪神・淡路大震災との比較が必要と思い調べてみた。

以下、WIKIPEDIA(最終更新 2011年3月11日 (金) 07:27 )「阪神・淡路大震災」の記事の抜粋:
『発生日 1995年1月17日
発生時刻 5:46:52(JST)
震央  日本淡路島北部沖の明石海峡
北緯34度35.9分
東経135度2.1分
震源の深さ 16km
規模    M 7.3
被害
死傷者数 死者:6,434名
行方不明者:3名
負傷者:43,792名 』

この巨大地震の被害の全貌はまだ見えていない。残念だったのは、一国の総理が、この最大の国難に際して、TVに映ったのが地震発生から数時間経てからであった事。危機管理は初動の良さが後半の良さを決めるのではなかろうか。

地震予知については、2010/3/24の以下の記事に書いた。
http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2010/03/post-cbf0.html

地震大国である事は日本の宿命である。それならば百年ではなく千年の大計としてでも、その予知と予防に取り組むべきではないか。

我が家のアナログテレビでは『2009年7月から始まり、2010年7月5日から完全実施されている地上波アナログ放送レターボックス放送』の枠に地震関係のメッセージガ挿入されていた。

日本の地上デジタルテレビ放送(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)の項目で地デジの場合のテレビ情報の遅れが以下のように指摘されている:「緊急地震速報の遅れ
緊急地震速報の場合、アナログテレビ放送に比べて約2秒遅れることが明らかになっている。2008年6月14日に発生した岩手・宮城内陸地震でこの問題が明るみに出た。この遅延問題の解消を目指して総務省、放送局及び電機メーカーは圧縮を施さず速報を送信するように2008年9月から見直しを検討する。緊急地震速報はデータ量が少なく、映像や音声が乱れる悪影響はないと見込んでいる[19]。」

我が家のアナログテレビでは、東北地方で揺れてからしばらくしてゆれて、地震が波として伝わってくるのを実感した。

ところで、東京スカイツリーは一局集中のテレビ塔としてそのまぶしさを喧伝されているが、巨大地震の時、そのアンテナが倒壊等で機能しなかったらどうなる事か。

一本の巨大アンテナより百本の中小アンテナを選んだのが携帯通信である。いわば、分散化はコンピュータ、インターネット、携帯、クラウドコンピュータ等でそのコストと安定性(パフォーマンス)が優れると実証されてきて必然的に今後向かうべき技術的な方向ではないのか。東京スカイツリーは日本の敗戦の原因とも言われる大巨砲主義の産物のように見えてしまう。

今回の巨大地震では停電も各地に発生している。巨大地震の時、携帯も制限される。テレビ、ラジオは一瞬も停波させてはならない情報インフラであることを再度認識したい。

東京タワーのアナログテレビ用のアンテナが傾いた写真が今朝の上毛新聞に載っていた。東京スカイツリーには一抹の不安を覚える。

昨日の天気

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    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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